2008年12月

    最近印象に残った曲たち

    最近あんまりここでVOCALOID曲の紹介日記を書いていませんが、決して飽きたわけではなく、よそで思う存分書いているので、ここでは控えめにしているだけです。とはいえ、年の瀬ぐらい私が最近良いと思った曲を紹介していきたいと思います。


    ↑まず最近衝撃を受けたのがこれ。もうギターがめちゃめちゃかっこいいっす!これが処女作とは・・・。2作目の「零と壱」も名作だと思います。


    ↑曲自体も名曲ですが、PVのクオリティもすばらしい!これは是非エコノミーじゃない時間帯に見てもらいたいです。


    ↑OSTER_projectの作品ですが、ちょっとちえPぽい雰囲気もある曲です。途中のコード進行にめろめろです。


    ↑そんなちえPの新作。曲はちえPらしい展開で良いですし、絵もめちゃめちゃかわいいです。


    ↑これはちょっと前の曲ですが、歌詞がちょっと変わっていてとても良い曲だと思います。表情が微妙に変わっていくのもいいなぁ。


    ↑ぴこぴこ音が心地良い曲です。一時停止しても絵が動く謎の技術に注目!


    ↑ぴこぴこつながりでもう一曲。こんなドット絵でもかわいいと思えてしまうのがすごい。


    ↑なんとかP(kiichi)の新作。後半の盛り上がりがもうすごいの一言です。今年はほんと、kiichiさんの曲にめろめろな一年だったなぁ。

    オールザッツ漫才2008一人実況

    さあ、今年もオールザッツ漫才が始まりました!というわけで一人まったりと実況していきたいと思います。

    まずオープニングが天津木村なのにはちょっとびっくり。あと千鳥とダイアンがめちゃめちゃおもしろくて笑い転げてしまいました。千鳥は最近露出少ない気がしますけど、やっぱりおもしろいっす。ダイアンもこういうネタやったらほんとツボなんだけどなぁ。

    電子工作リハビリ中

    最近電子工作からすっかり遠ざかっている私ですが、リハビリがてらマイコンを使ったもぐらたたきゲームみたいな物を作ってみることにしました。といってもいろいろ忘れていることが多くて、なかなか難儀しました。

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    ↑使用する部品はこんな感じ。私はもともとPICよりAVR派な人なので、ATmega164という、最近入手できるようになったAVRマイコンを使用します。あとは液晶表示器やらスイッチやらいろいろ。

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    ↑まずは部品を全部半田付けして実装してしまいます。今回基板が小さいので、部品配置には結構気を遣いました。

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    ↑基板裏はこんな感じ。半田付けも久しぶりなので腕が落ちてる気がする・・・。

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    ↑それからジュンフロン線を使って配線していきます。これが一番めんどくさい作業です。

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    ↑付け忘れた部品類も取り付けて、ひとまず完成。

    さて、ここからはマイコンのプログラミングをしていくわけですが・・・今回使うATmega164という石は初めて使うので、使い方をまず勉強しなければなりません。まあ基本は同じなのでそんなに難しくはないのですけどね。

    しかし以前液晶表示器を使ったときは8bit接続という方法で制御していたのですが、今回は4bit接続に変えたせいか、なかなかうまく動いてくれません。相当悩んだのですが、結局わかってみればなんてことないミスでした。こういうので時間取られるのはなかなかつらい・・・。

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    ↑というわけでテスト表示した状態がこちら。

    さて、あとはランダムにモグラを出現させるルーチンと、モグラの当たり判定をどういうふうにするかを考えなければ・・・。あと出来れば音も出したいので、それをどうするかですね。

    順当な結果でしょうね(M-1ネタばれ注意)

    直前の日記で全く何も予想していない直前予想を書いたM-1グランプリですが、結局NON STYLEが優勝でしたねー。「爆発があればおもしろいことになるかもしれません」と書きましたが、まさにこれが現実になったという気がします。

    例によって登場順に見ていくと、まずトップバッターのダイアンはネタは悪くなかったと思うのですが、やはりトップバッターということが不利に働いてしまった気がします。次の笑い飯も、あんまり良い登場順ではありませんでしたが、いつものパターンを逆手に取ったネタで、おもしろかったと思います。でも笑い飯が一番おもしろかったのは、4位敗退が決まった後の西田の一言「思てたんと違う~!」でした(笑)。そして次が個人的に注目のモンスターエンジン。ネタ的には好きなのですが、爆笑という感じではなかったからなぁ。優勝候補のナイツは、そつのないネタでおもしろく、貫禄を見せつけた気がします。U字工事は、北関東の隣県対決(?)なネタがおもしろかったです。特に茨城に嫁いだ妹はスパイとして送り込んだというくだりは爆笑でしたよ。ザ・パンチは良くも悪くも、いつも通りという感じでした。やっぱり4分あのネタだけで引っ張るてのはきついかもしれませんね。NON STYLEはほんとにテンポ良くて、会場の受けも良かったです。NON STYLEの漫才って、うまいけどちょっと鼻につくところがあって(とくに井上がイキリのくだりとか)、そこがいまいち好きになれなかったのですが、M-1のネタはそれを封印していたのが好印象でした。そしてキングコングですが、去年も書いたようにあれだけの売れっ子が必死にちゃんと漫才をやっているというのは好印象でした。ネットではちょっと叩かれすぎだと思うのですよね。ただネタ的には斬新さがなくて、ちょっと評価を落としてしまった気がします。そして敗者復活枠のオードリー、実は私は彼らの漫才は初めて見たのですが、ちぐはぐな感じがおもしろかったです。特に春日はネタが終わってからもずっとあのキャラで通しているのが良いですね。

    そして最終決戦に残ったのはナイツ、NON STYLE、オードリーでした。笑い飯はほんと、惜しかったなぁ。ナイツはSMAPネタで安定した笑いを取っていましたが、1本目のネタと比べて目新しさがなかったのがちょっと弱かったかなあ。NON STYLEもネタの傾向としては同じような感じでしたが、やっぱり勢いがありました。オードリーは出だしはおもしろかったのですが、ちょっと4分という時間をもてあまし気味で、中盤だれてしまったのが惜しかったなぁ。

    3組終わった時点でこれはNON STYLEで決まりだろうと思っていたのですが、思った通りになりましたね。しかし石田は泣くだろうとは思ってましたが、ほんとに号泣でしたね。まあそれだけストリート漫才からスタートして苦労してきたコンビでしょうし、いろいろ思うところがあったのでしょう。しかしすっかりトークできないキャラにさせられてたのがなんとも(笑)。でもルックスも良いですし、これで東京でもNON STYLEが売れ出すと良いですね。活躍に期待しています!

    M-1グランプリ2008直前予想

    そういえば今年はまだM-1に関する日記を書いてませんでしたね。今年はなんといってもモンスターエンジンが決勝に残ったというのが印象的です。去年のオールザッツでやっていた神様ネタはほんとに腹抱えて笑ったので、もしかしたらM-1も…という期待がかかります。もともと「にのうらご」というトリオでやっていた頃もおもしろかったのですが、コンビになってさらに磨きがかかった気がします。

    あと意外だったのが、NON STYLEってM-1決勝初進出だったんですね。もう何回か出てるもんだとばかり思っていました。それだけ安定した笑いを取れるコンビだと思っているので、爆発があればおもしろいことになるかもしれません。

    そして笑い飯ですが、ほんと大丈夫かなぁ・・・。去年も書きましたが、今年優勝しなきゃもう優勝できないような気がしますよ。好きなコンビなので、がんばって欲しいなぁ。

    あとはレッドカーペット組(?)としてナイツ、U字工事、ザ・パンチがどのあたりに来るのかが気になるところです。特にナイツとかいわゆる漫才のスタイルに慣れているでしょうし、良いところに来そうな気がします。

    それから敗者復活組がどこになるか、これも要注目です。去年はサンドイッチマンがかっさらっていきましたからねえ。ほんと、ジャルジャルが上がってきてくれないかなぁー。絶対おもしろいことになると思うんだけどな。

    伽奈泥庵のチャイ

    今日は土曜出勤の振休だったので、谷九からほど近いところにある「伽奈泥庵(カナディアン)」に行ってきました。
    この伽奈泥庵というお店、1966年にカナダ料理店として南森町にオープンした後、1980年に今の場所にアジアンカフェとして移ってきたようです。このお店の先代が山田泥庵という人で、あのカンテ・グランデの井上温オーナーと一緒に、当時はまだインド料理店以外ではお目にかかることのなかったチャイの入れ方をあれこれ研究していたのだとか。そしてカンテ・グランデでもチャイが定番メニューとなり、この伽奈泥庵でもチャイが定着していきます。
    その後どういう経緯があったかは定かではありませんが、山田泥庵氏は大正区にチャイ工房というお店を出し、ほどなくして亡くなってしまわれます。生前の泥庵氏にお会いしたことはありませんが、きっと変わった人だったんだろうなぁー。いや、もちろん良い意味で。

    大阪の老舗のチャイ屋さんというと、この伽奈泥庵とカンテ・グランデ、チャイ工房、そして最近惜しくも閉店していまった心斎橋のガネーシュといったところでしょうか。こういった店のおかげで大阪にチャイ文化が根付いていったのでしょうね。

    前置きが長くなりましたが、さっそく伽奈泥庵に入ってみましょう。

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    ↑店の外観。伽奈泥庵のある中央区中寺町という所は、その名の通りお寺がたくさん立ち並んでいるところです。

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    ↑この狭い階段を下りていったところにお店があります。

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    ↑店の扉。初めて来たら閉まってるようにしか見えないですw。これを開けるのはちょっと勇気がいるかも。

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    ↑店内の様子。とにかく雑多であやしい感じw。昔のカンテ・グランデもこんな感じだったんでしょうねぇ。

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    ↑ライブステージ。今日はライブがあるそうで、準備中でした。この伽奈泥庵は、ライブハウスとしてのほうがある意味有名かもしれません。

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    ↑地下ながら、窓からは光が差し込んでいます。

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    ↑バナナケーキとマサラチャイのセット。口を付けてからあわてて撮ったのでちょっと減ってますw。これで650円というのはなかなか良心的な値段です。

    お店に入ると、私の他にお客さんは誰もいませんでした。普通これだけのスペースに一人ぼっちだと落ち着かないものですが、ここは不思議と落ち着くんですよねぇ。ほんとに何時間でもいたくなる空間です。ケーキもチャイもおいしかったですし、もっと近いところにあったら通うのになぁ・・・。ちなみにここの営業時間は12:00-26:00だそうです。深夜までやってるチャイ屋だとは知らなかった!

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    ↑すぐそばの交差点。お寺とタワーマンションが共存する不思議な景観。

    お店を出てからちょっと足を伸ばして口縄坂の方に向かいます。大阪って平野だと思われがちですが、実は結構高低差があったりします。特になんばから上本町にかけては上り坂になっていて、上り切ったあたりが上町大地と呼ばれるところです。
    このあたりはGoogleマップで見ても、

    大きな地図で見る
    ほんとにお寺ばっかりで、ちょっと京都っぽい風情があります。ただラブホ街と隣り合わせなのがちょっと・・・(苦笑)。

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    ↑口縄坂は写真だけみると京都っぽい感じかもしれません。あんまり有名じゃありませんが、立派な観光名所だと思います。

    坂を下りると、日本橋の電気街はすぐそこです。というわけでちょっと買い物して帰りました(笑)。

    マピオンBBの地図が新しくなった

    そういえば先週からマピオンBBの地図が新しくなっていますね。以前と比べて色遣いが落ち着いた感じになり、縮尺1/1500で表示できる範囲も広くなって、とても使いやすくなっています。

    私は地図サイトが大好きなので、特に用事がなくてもなんとなく地図を眺めていたりするだけで楽しいのですよね。以前なら大まかなところはマピオンBBで見て、細かい道はGoogleマップを見るということが多かったのですが、これならマピオンBBだけで完結することが増えそうです。Googleマップはストリートビューとか使えて便利なのですが、街区ごとに色分けがされていないので、ちょっと見にくいのが難点です・・・。

    風邪はやってますね

    かくいう私も昨日からのどに違和感を感じていたのですが、今朝起きると明らかにのどが痛くて熱っぽかったので、あぁ、これは本格的に風邪だなぁと実感せざるを得ませんでした。とりあえず出勤したものの、ここで無理すると後々に影響が出そうだったので午後は休暇を取って帰宅。薬を飲んで寝たら夕食までぐっすりでした。ほんとにいくらでも寝られそう・・・。

    ゆっくり寝たおかげでだいぶ調子は良くなったような気がします。明日には元気になってると良いのですが。

    そういえば昨日はアドエスを水没させてしまって大変でした。直後は画面表示がぐちゃぐちゃになったり,スピーカーから異音がしたりしてやばかったのですが、帰宅後ドライヤーで必死に乾かしたところ、なんとか復旧。意外とアドエスって丈夫なんだなぁと感じた瞬間でした。

    道東・道北の旅2日目(8/21) その2

    新得駅では乗り換え時間が40分少々あったので、ちょっと駅の外に出てみることにします。とりあえず名物のそばを買おうと思い、駅近くにあるお店へ。

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    ↑新得駅の駅舎。ちょっとしゃれた造りになっています。ただ少し曇ってきたのが残念・・・。

    新得ではそばの他に共働学舎新得農場というところが有名なのですが、そこが作っているチーズがお店でも売られていたので、そばと一緒に買ってみることにしました。たださすがに生ものなのでおみやげには出来ず、その場で楽しむことに。

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    ↑共働学舎のフロマージュブラン。砂糖類は入っていないので全く甘くなかったですが、さっぱりしておいしかったです。

    新得10:48 – 帯広11:28(根室本線・快速狩勝帯広行き)
    ここからは根室本線に入ります。快速とはいえ列車は1両編成で、車内はだだ混みでした・・・。まあ帯広までは40分ほどの辛抱です。先の輪行組も荷物にずいぶん気を遣っていました。

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    ↑快速狩勝は結構新しい車両でした。でもせめて2両は欲しかった・・・。

    帯広では1時間少々時間があったので、名物の帯広豚丼を食べに行くことにしました。元祖帯広豚丼のお店として有名な「ぱんちょう」が駅のすぐそばにあるので、そこに行ってみることに。店内は平日の11時台というのに、すでにお客さんで一杯でしたが、すぐに席に案内されました。

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    ↑これが帯広豚丼です。炭火の香ばしさとタレが味の決め手でしょうね。とてもおいしかったです。

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    ↑お店を出るとすごい行列が出来ていました。人気店なんでしょうねー。早く行って良かった・・・。

    帯広12:37 – 釧路15:57(根室本線・普通釧路行き)
    さて、ここから3時間20分かけて一気に釧路まで向かいます。列車はまたもや1両編成でした。乗客はそれなりにいたのですが、途中の池田駅で結構人が降りたので、そこで席を移動してからは結構楽でした。この池田駅からは2年前までふるさと銀河線が北見駅まで走っていたのですが、残念ながら廃線になってしまいました。乗ってみたかったんだけどなぁ。

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    ↑池田駅の隣にある十弗(とおふつ)駅。弗が$に見えるということで、こんな看板がありました。

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    ↑行き違い待ちのため停車した尺別駅。このあたりは「~別」という駅名が多かったです。確かアイヌ語で「川」の意味だったと思います。

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    ↑同じく尺別駅にて。旅の風情たっぷりです。

    根室本線は単線なので、途中列車の行き違いが多かったです。駅間が長いので駅以外の信号所という所でも行き違いをするのですが、そのうちの一つ、東大楽毛(ひがしおたのしけ)信号所では列車停車後に上り普通列車がやってきて隣で停車し、さらにその横を下り特急が通過していくというすごい行き違いがありました。

    釧路16:00 – 市街角18:47(阿寒バス・羅臼行き)
    釧路駅からはバスに乗り換えなのですが、この乗り換えが3分しかなく、この旅最大の難所(?)でした。旅程を考える上でここが一番ネックだったのですが、まあなんとかなるだろうと思っていたらえらい大変な目に・・・。とりあえず駅を降りると同時にバスターミナルにダッシュ!しかしバスターミナルは乗り場がいっぱいあって、目的のバスは15番のりばからの発車だとわかってはいたものの、その15番乗り場が見あたりません。焦ってバス案内所に駆け込んで15番のりばがどこかと聞くと、一番線路寄りのところとのこと。しかしここですでに16時になってしまい、あわてて外に出ると、そこには発車しようと動き出した羅臼行きのバスの姿がっ!!あわてて必死に手を振ってバスを止め、なんとか乗り込むことができました。ふぅー、焦った焦った・・・。ほんと、ここの乗り換えはもうちょっと時間とか考えて欲しいなぁ。

    乗り込んだバスは普通の路線バスではなく、観光バスっぽいタイプでした。なんせここから羅臼まで約4時間の道のりですからねぇ。車内アナウンスでも、長時間の乗車中、ゆっくりおくつろぎくださいとか言っていたのがおもしろかったです。しかしちゃんと運賃箱と運賃表は装備されており、そこはちゃんと路線バスでした。

    バスは釧路市内のいくつかの停留所に止まった後、国道272号線(釧標国道)に入ります。ここからはもう、まさに北海道!という感じで、牧場もちらほらと見えてきました。信号も全然ない道なので、バスも飛ばす飛ばす。途中延々10kmほど一直線な道になっているところもあり、とても楽しいところでした。

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    ↑国道272号線の様子。直線とは言っても高低差はそれなりにありますが、こんなにまっすぐだと走っていて気持ちいいですね。

    バスは途中、中茶安別、共春、上春別と停車していき、18:10頃中標津バスターミナルに到着。ここで運転手交代のため、10分ほど停車します。ちょうど学校帰りの高校生がたくさん乗ってきて、車内が急ににぎやかになってきました。そしてバスは小雨のぱらつく中発車。ここから国道272号線をさらに北東に進み、標津町に入ります。私は標津バスターミナルの少し手前の市街角バス停の方が今日の宿に近かったので、ここで下車することにしました。運賃は3000円ちょうどだったので、千円札を3枚運賃箱にねじ込んできましたよ(笑)。なかなかこういう体験はできないでしょうねえ。釧路からここまで、100km少々の道のりはさすがに長かった・・・。

    本日の宿はバス停から歩いてすぐの「ホテル楠」です。もう食事の準備が出来ているとのことだったので、部屋に荷物を置いてすぐに食堂へ。このあたりは北海シマエビというエビが有名らしいのでそれを楽しみにしていたのですが、これが予想以上にうまかったです!見た目はそうでもないのですが、食べると味がとても濃厚で、他で食べたことのない味です。途中でおかみが殻をむいてくれましたが、殻ごとでも十分食べられます。あとたぶんタラだと思いますが、ルイベ(凍らせて刺身にしたもの)も頂きました。こういう食べ方は初めてでしたが、これもおいしかったなあ。ついでに日本酒「北の勝」も頂きましたが、これはまあ、ごく普通のお酒でした。根室の地酒みたいですね。

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    ↑これが晩ご飯です。やはり海の幸が多いですね。初めて食べるようなものも多かったです。おいしかったなぁ。

    というわけでごちそうを頂いた後は温泉へ。あんまり私の旅の中で温泉付きの宿に泊まるというシチュエーションはないのですが、やっぱり温泉は良いですねぇ~。外が涼しかったので、風呂上がりに窓を開けて涼んでいると、とても気持ちよかったです。これで一泊二食8800円てのは値打ちがありますね。

    しかし今日はここまで数百キロも移動してきたので、さすがに疲れました。というわけで9時半には就寝。おやすみなさい・・・。

    道東・道北の旅2日目(8/21) その1

    前夜の謎の電話のせいでなかなか寝付けなかったこともあり、眠い目をこすりながら4:30に起床。シャワーを浴びて6時前にチェックアウトし、苫小牧駅に向かいます。

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    ↑ホテルの窓からの景色。製紙工業の街・苫小牧、という感じが良く出ていると思います。

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    ↑苫小牧駅構内の案内板はなんだかレトロで懐かしいものでした。

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    ↑これから乗る室蘭本線の始発列車。2両編成です。

    苫小牧6:12 – 追分6:48(室蘭本線・普通岩見沢行き)
    まずは石勝線(せきしょうせん)との乗り換え駅である追分駅に向かいます。途中駅では輪行袋を持った大学生とおぼしき男女数人が乗り込んできました。道内ではこの先数カ所で同じような光景を見かけたので、結構ツーリングする人が多いのかもしれませんね。ただかさばる荷物に結構気を遣っていたので、ヨーロッパだったらもっと気軽に自転車を車内に持ち込めるのになぁ、と思いながら見ていました。

    追分7:08 – 夕張8:16(石勝線・普通夕張行き)
    ここで列車はついに1両編成になります。輪行組も同じ列車に乗ってきたので、目指す方向が同じなのでしょうね。行程的には新夕張で乗り換えて帯広方面に向かうことになるのですが、夕張まで行って折り返してきても結局乗る列車は同じだったので、終点まで乗ることにしました。夕張駅に近づくと団地やらスポーツ施設やらが見えてきて、町っぽい景色になってきます。

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    ↑追分駅での乗り換えで、ついに列車は1両に・・・。

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    ↑日本語では「追分」なのに、ローマ字では「CHITOSE」になっているのに注目!追分の部分だけシールで貼ったみたいですね。

    そして夕張駅に到着。1両の列車が止まる駅のすぐ横には高級そうなホテルマウントレースイがあり、なんだかとても違和感があります。車も結構走っているのですが、歩いてる人がほとんどいないのがちょっと寂しかったなぁ。夕張駅からの折り返し列車は8:30発だったので、15分ほど近くを散策してみることにしました。

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    ↑夕張駅に停車中の列車。こうしてみると田舎の駅っぽいのですが・・・。

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    ↑駅の横にはホテルマウントレースイがそびえ立っています。壁面には昔の映画の看板が飾られていました。

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    ↑駅の出口にはあの幸せの黄色いハンカチがかかっています。

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    ↑夕張駅の駅舎。小さいですがとても綺麗でした。

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    ↑別の角度から見ると普通の田舎駅にしか見えません。

    夕張8:30 – 新夕張8:52(石勝線・普通追分行き)
    ばたばたと写真を撮って、再び同じ列車で新夕張に戻ります。新夕張ではさっきの輪行組が列車を待っていました。たぶん私と同じ列車に乗るんだろうなぁと思いながら写真を撮りつつ列車の到着を待つことにします。

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    ↑新夕張駅にて。良い天気で気持ちよかったです。北海道の夏はさわやかで良いなぁ。

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    ↑新夕張駅はトンネルを出てすぐのところにあります。ホームがかなり長いですね。

    新夕張8:58 – 新得10:05(石勝線・特急スーパーとかち1号帯広行き)
    ここからはなんと特急に乗り換えなのです。この新夕張から新得の間は普通列車が1本も走っていないため、特例として18きっぷでも特急列車に乗ることができる区間になっています。自由席はそれなりに人がいましたが、なんとか席を確保することができました。

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    ↑スーパーとかち1号。新しい車両で乗り心地は最高でした。

    新夕張から新得までは90kmほどあるのですが、途中駅は2つしかありません。特急とはいえこの区間は各駅に停車するのですが、駅間がとにかく長いのであんまり各駅に止まっているという感覚はありませんね。1時間ほど快適な列車旅を楽しむことができました。

    そして列車はそばで有名な新得駅に到着です。ほんとは帯広まで乗って行きたいのですが、別料金になってしまうのでここで快速列車に乗り換えることにします。続きはまた次回!