大聖堂を出て、何度となく電停を利用していながらまだ見ていなかった国立オペラ座を見に行きます。といっても中には入れないので、外から眺めることに。
そういえばトラムには乗りましたがまだトロリーバスには乗っていないことを思い出し、せっかく24時間有効の乗車券が使えるんだから、と乗ってみることにしました。トラムと比べてとても新しい車両だったので、乗り心地は快適そのもの。やはり普通のバスと違って、加速するときに電車のようなモーター音がするのがおもしろいですね。しかし系統を確かめて乗ったはずなのに、なぜか乗ったバスは思っていたのと逆方向に進み始め、一向に引き返す気配がなく、このままではダウガバ川を渡ってしまう!?と焦って次の停留所で下車。別のバスに乗り換えることも考えましたが、幸いそこまで遠くには行っていなかったので、歩いて新市街のほうに戻ることにします。
線路沿いに旧市街に戻ると、お昼にお酒を買ったRimiのあるショッピングモール・ツェントルスまで戻ってきました。今度は上の階に行き、本屋さんを冷やかしてみましたが、日本のマンガは残念ながら無く、ロシア語の本が意外と多いなあという印象です。電気屋も気になったのですが、店員さんが張り付いてきそうだったのでやめておきました。
疲れたので一旦ホテルに戻り、1時間ほど休憩してからご飯を食べに行くことに。今日は大学の頃第二外国語で履修していたロシア語を少しでも使ってみたいと思い、あらかじめチェックしていたロシア料理店に向かいます。中に入ると思ったよりも高級そうな雰囲気で、先客も他に一組しかおらずちょっと尻込みしましたが、意を決して席に着きます。
最初、ウハーと魚のパイをロシア語で必死に注文したのですが、店員さんの返答が理解できず、やむなく英語で教えてもらったところ、どうやら魚のパイはウハーにはじめから付いているとのこと。とてもスマートな店員さんで、たどたどしいロシア語でいきなりつまづいた私にも顔色一つ変えず対応してくれ、ほっとしました。
飲み終わると店員さんがウォッカをもう一杯サービスで飲ませてくれました。たどたどしくハラショーと返し、飲み終わるとご厚意でさらにもう一杯追加が! おいしかったですがさすがに酔いが回ってきました。
結構ウォッカを飲みましたが、そこまでふらふらというわけではなく、ホテルにもすんなりと帰り着きます。しかし夜中はさすがに二日酔いなのか、頭が痛かったです・・・。
明日はいよいよリガを発ち、バルト三国最後の国、リトアニアに向かうのですが、それはまた次回。
						
						
							2020年8月30日 17:47 
							
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						昨日と同じく6時過ぎに起床し、旅行のメモを書いてからシャワーを浴びて朝食会場へ。今日は屋内のテーブルで食べることができました。
食べ終わるともう9時半になっていました。まずは昨日開いていなかった、ホテル近くの聖ヨハネ教会に向かいましたが、今日は日曜日なのでミサ中だったため、あとでまた来ることにします。
それから昨日回廊を見られなかった大聖堂に向かいましたが、今日は14時オープンのようだったので、こちらも後回し。聖ヤコブ教会もミサ中だったので、同じく後回しにします。
時間をつぶすため、昨日はツアー客が多くて断念した、火薬塔にあるラトビア軍事博物館へ。ここは入場無料ですが中は結構広く、さまざまな展示がありました。ラトビア含むバルト三国はロシアとドイツに翻弄された歴史があるため、市街戦に関する展示品は生々しく悲惨なものもありました。
博物館を出て、次は大聖堂の修道院跡にあるリガ航海史博物館へ。ここは写真撮影が別料金だったので撮れませんでしたが、ソ連時代の船の模型や、それよりもっと古い時代の日用品など、いろいろな展示がありました。ただ値段ほどの価値はなかったかな・・・。
旧市街の南東にはツェントルスというショッピングモールがあるので、そちらに行ってみることに。中にはRimiという少し大きめのスーパーがあったので、おみやげ用にチョコをたくさん買いました。あとビールとブラックバルザムというラトビアオリジナルの薬草酒を買ったらカバンが重い・・・。疲れたのでここからはトラムに乗ることにします。
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国立オペラ座電停で下車し、一旦ホテルに戻っておみやげを置いて再び出発。まずは昨日開いていなかった聖ヨハネ教会を見ていくことにします。
お次は昨日オルガンコンサートで立ち寄った大聖堂へ。今日は中に入れるようになっていて、昨日見られなかった回廊も見られるとのことだったので、見ていくことにします。コンサートはないですが、今日もオルガンが鳴っていて良い雰囲気でした。
回廊を見学後は大聖堂に戻り、しばらくオルガンを聴いていくことにします。
						
						
							2020年8月25日 20:42 
							
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						リガ港を出て、すぐ近くのAusekļa iela電停へ。ここは一部の系統のトラムの終点で、日本では珍しいラケット型ループ線 を経由して折り返していくトラムをしばらく眺めていました。
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Ausekļa iela電停から少し東に行くと、ユーゲントシュティール建築という、100年ほど前に流行したアール・ヌーヴォー様式の建築物がたくさんあるエリアがあるので、そちらに向かってみることにします。
アルベルタ通りから南東の方に少し歩くと、やがて新市街のエリアに入ります。このあたりは観光客より地元の人が多い印象。
ロシア正教会では立像ではなくイコン(聖画)が使われているのですが、顔や手の部分以外はオクラードと呼ばれる金や銀でできた装飾で覆われているのが印象的で、カトリック系の教会とは全然雰囲気が違うなあと感じました。
救世主生誕大聖堂の横には、トラム・バス共通のe-タロンスというICカード乗車券の自動券売機がありました。1回券や回数券、指定時間内乗り放題のさまざまなタイプがあるのですが、そろそろトラムにも乗りたかったので24時間有効の乗車券を5ユーロで購入。ICカードとは言いつつ、見た目は名刺大の紙製のカードなので、これで本当に機械が反応するのかちょっと不安になります。ただ太陽に透かしてみると、ちゃんと内部にコイルとICチップが見えたのでたぶん大丈夫なのでしょう。
このあたりにはトラムの電停がないので、ブリーヴィーバス通りを南西に歩いて、旧市街へと戻ります。
昼食を終えてトラムに乗ろうと電停を探して北上したのですが、国立劇場電停まではちょっと距離がありました(本当は南にすぐの所に国立オペラ座電停があったようです)。ここから6系統のトラムを北向きに乗ったのですが、気付いたら先ほど写真を撮ったAusekļa iela電停のループ線を回っていました。進行方向を南向きに変えて先ほど乗車した国立劇場電停を通り過ぎ、次の国立オペラ座電停で下車。ここから歩いてラトビア国鉄のリガ中央駅に行ってみることにします。
最初リガ中央駅のターミナルビルかと思って入った建物は、Stockmannという百貨店でした。ついでなのでお酒売り場をのぞいてみたのですが、あまりおもしろいビールは置いていなかったので、外に出て地下道を通り、東側にある中央駅に向かいます。
モスクワ行きの列車に遭遇できたので満足して駅を後にします。駅前にはトラムの電停がなかったので、先ほど来た道を戻り、午前中も訪れた中央市場前の電停へ。土日はトラムの本数が少ないようで、たくさんの人が待っていました。ここから4系統のトラムに乗り、今度は川を渡って西側へと向かいます。川を渡ると景色がどんどん郊外のそれになっていきますが、終点まで乗っていると時間がかかるので、5系統との分岐点であるBaldones iela電停で降りて、折り返すことに。
ここから今度は7系統のトラムに乗り、そろそろ晩ご飯を食べに行くことにします。7系統はとにかく混んでいて、道中ずっと座れませんでした。9つ先のAtpūtas centrs “Lido”電停で下車。Atpūtas centrs(アトプータス ツェントルス)はレクリエーションセンターという意味で、”Lido”(リド)がお店の名前です。電停はリドの裏側に位置しているので、細い道を通り駐車場を突っ切らなければなりません。中に入ると、レストランに子ども向けの遊園地が併設された、大きな施設でした。場所柄か、家族連れが多いようです。
レストランとしては2階層に分かれているようで、上がレストラン、下がビアパブのようだったので、まずは上から行くことに。基本的にセルフサービスとなっているので、トレーを手にして好きな物を取っていきます。ビールも自分で注ぐようになっていて、なかなか楽しかったです。
食べ終わってからビアパブをのぞいてみたのですが、それほどビールの種類もないようだったので、もう一度上に戻り、デザートを食べることにします。
食べ終わるともうお腹がはちきれそうで、苦しい思いをしながら電停へ。もうあたりは真っ暗で、街灯も多くないので少々不安になりましたが、電停で待ってる人が思いの外多かったので、少しほっとしました。やってきたトラムに乗ると今度は無事に座れたので、のんびりと国立オペラ座電停を目指します。下車すると周りはカップルだらけでちょっとびっくりしましたが、早く帰りたかったので一直線にホテルに戻り、就寝。
明日も引き続きリガに滞在しますが、それはまた次回。
						
						
							2019年7月27日 19:27 
							
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						6時過ぎに起床し、旅行のメモを書いてから衣類の洗濯をしたのですが、洗っている時に指の皮がめくれてしまってめっちゃ痛い! 情けない思いをしながらシャワーを浴び、朝食を食べに出たときにはもう9時を回っていました。朝食会場は大混雑していてテラス席しか空いておらず、少々肌寒さを感じながら食事を取るはめに。
朝食を平らげて外に出ましたが、今日は本当に良い天気! 上着を持ってきた方が良かったかと最初少し後悔しましたが、じきに暖かくなってきました。
すぐ近くの観光案内所で無料の地図をもらい、今度は聖ペテロ教会の塔に上ってみることに。塔の上は風が強かったですが、リガの街の構造がよくわかりました。
すぐ隣にある聖ヨハネ教会にも入ってみたかったのですが、開いていなかったのであきらめて中央市場の方に行ってみることにします。
市場は楽しいのでずっと見ていたかったのですが、12時から大聖堂で行われるオルガンコンサートに間に合わなくなりそうだったので、そろそろ移動することに。
オルガンコンサートは1曲目にいきなりJ.S.バッハの聖アンのフーガ(BWV552)のイントロが聞こえてきたので、すごくテンションがあがりました。30分ほどのコンサートなのに15分以上あるこの曲をチョイスするなんて思っていなかったので、うれしかったなあ。音響的に特筆すべきことはありませんでしたが、やはりこういう場所で聴くオルガンは最高です。
せっかく大聖堂の中に入れたので回廊なんかも見ていきたかったのですが、そちらは入れないようでした。仕方ないので大聖堂を出て、街をぶらぶらしてみることに。
街中をカメラ片手に歩いていると、急に知らないおじさんに大きな声で話しかけられてびっくり。たぶんお酒でべろべろだったんだと思いますが、そんなに人通りの多い道でもないので、ちょっとひやっとしました。本当はダウガバ川沿いを歩いてみたかったんですが、広い道路を渡れるところが全然なくて、あきらめているうちにリガ港までやってきました。
このあとも引き続き街中を散策しますが、それはまた次回。
						
						
							2019年5月5日 21:42 
							
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						到着したリガ バスターミナルはたくさんのバスと乗客であふれており、旅客輸送の中心は車なんだなあと強く印象づけられました。
バスターミナルを出て北上すると、すぐに大きな幹線道路にぶつかります。ここは地下道を通っていくしか横切るすべがなさそうなので、重いスーツケースを持ち上げて地下道を進みます。地上に出てもこのあたりは石畳の道が多く、車輪が痛むのは嫌だなあと思いながらスーツケースを転がしていきました。幸いホテルはバスターミナルから500m弱ほどのところにあったため、難なく発見。早速チェックインを済ませて部屋に向かうと、昨日泊まったホテルの3倍近くはあろうかという部屋の広さにまずはびっくりしました。値段それほど変わらないのに、こんな部屋に一人で泊まってもいいのだろうか、と思ったり。
部屋が快適すぎるので1時間近く部屋でごろごろしながらネットしたりしていましたが、そろそろ19時前になっていたので、夕食を求めてホテルの外へ。路地を南に少し歩いたところにある聖ペテロ教会に行ってみましたが、もう時間も遅かったので外側だけ眺めることにします。
聖ペテロ教会のすぐ向かいにある、Domini Canesというレストランが今夜の第一候補だったのですが、やはり人気店のようで断られてしまいました。仕方ないので他のレストランを探して市内中心部へと向かいます。
大聖堂の少し北側に、候補に入れていたValteraというレストランがあったので行ってみると、テラス席なら空いているとのことだったのでここで夕食を取ることにします。この時、私の隣のテーブルですでに食事をしてらっしゃった女性がいたのですが、もしかして、と思い意を決して声をかけると、やはり作家の近藤史恵さんでした。元々twitterでフォローさせてもらっていたのですが、行きの飛行機がどうやら同じ便だったようでリプライをいただいており、リガにいらっしゃることは知っていたのですが、まさかピンポイントで同じレストランに居合わせるとはびっくり!
料理はとてもおいしかったのですが、外がどんどん寒くなってきて、トイレに行きたくて仕方なくなってきました。お店で借りるのもめんどくさいので、早々にお会計を済ませて帰ろうと思ったのですが、ウェイターの男の子は他のテーブルで必死にメニューの説明をしていて、なかなか回ってきてくれません。ようやく近くを通りかかったのでお会計を済ませてレストランを後に。32.9ユーロと、料理の質の割にはリーズナブルなレストランでなかなか良かったです。
何とかホテルに帰り着き、一息つくことができました。今日は移動だけでほぼ一日が終わってしまいましたが、もう寝ることにします。
明日はリガ市内を観光するのですが、それはまた次回。
						
						
							2018年8月5日 19:24 
							
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						6時の目覚ましで起きてから少し旅行記用のメモを書き、シャワーを浴びてカーテンを開けると雨の予報だったはずなのに外は晴れ間が見えていました。あわててロビーに下り、朝食を食べて出かけることにします。
しかし外に出たとたんに曇りだし、とうとう雨まで降ってきました。二日続けてほんとについてない・・・。今日は昼頃にタリンを出発しなければならないので、それまでの間観光したかったのですが、雨の中観光するのもつらいのでまずはお土産探しがてら新市街のショッピングセンターに行ってみることにします。昨日も通ったヴィル門から新市街に入ると、街並みが一変しました。
新市街にあるヴィル・ケスクスというショッピングモールに入り、食料品売り場を探して少しうろうろしましたが、どうやら地下にあるようです。ここではジャガイモが1kgで1ユーロしなかったり、バターも200gで2ユーロぐらいと、エストニアの物価の安さを実感しました。ほんとはビールが買いたかったのですが、なぜかお酒売り場には入れないようになっていたので、何も買わずに店の外へ。地下には他にもバスターミナルがあり、ここからいろんな所に行けるようです。
外に出ると雨はさらにひどくなってきました。仕方ないのでヴィル・ケスクスの南西にあるソラリスという別のショッピングモールへ。ここも地下に食料品売り場があったので、探していたエストニアのビールを手にレジへ向かいましたが、長蛇の列ができているのに開いているレジが一つだけなので、全然前に進みません。しばらくしてようやくもう一つレジが開いたので私の番が来たのですが、レジの人になにやら言われたのでよくよく聞いてみると、どうやら10時までアルコール類の販売ができないようです。そうか、それでヴィル・ケスクスでもお酒売り場に入れなかったのか!と納得し、10時まではあと10分弱だったのでレジにビールを置いておいてもらい、あとでもう一度来ることにしました。しかしそんなこと地球の歩き方には書いてなかったので気付かなかった・・・。
買い物している間に少しは雨ましになったかなーと淡い期待を抱きつつ外に出ましたが、雨はさらにひどくなっていました。道ばたが冠水するような有様で、下水機能が弱いのか雨が強すぎるのかどっちだろうと思いつつ旧市街に戻ることに。
相変わらず雨が止まないので、昨日表から見ただけだった海洋博物館へ。ふとっちょマルガレータ内部が展示室になっており、昔の船や漁具、大砲、軍艦の模型など海に関するさまざまなものが展示されていました。このふとっちょマルガレータ自体は監獄として使われていたこともあるようです。
そろそろ良い時間になってきたので、博物館すぐ近くのホテルに戻ってチェックアウト。バスターミナルを目指すため、近くのLinnahall電停に向かいます。初めて乗るトラムはいつも料金の払い方にとまどうのですが、今回は私の前に現金乗車する人がいたので助かりました。でも1.6ユーロちょうどを料金箱に入れているのに、枚数を聞かれたのはなぜ・・・?
無事に2系統のトラムに乗車。結構乗客は多かったのですが、途中さっき立ち寄ったヴィル・ケスクス前でたくさんの人が降りたので、やっと座ることができました。Bussijaam(バスターミナル)電停で下車すると、すぐ目の前にバスターミナルがありましたが、まだ少し時間があったので他のトラムの写真を撮っていくことにします。
バスターミナルは新しい割に中に入っているお店は少なくて、売店と花屋さんぐらいでした。売店はわかるけどなんで花屋さん・・・? もうそろそろお昼だったので、売店でサンドイッチを買って食べましたが、味はいまいちでした。こんなことならさっきショッピングセンターに行ったときに何か買っておけばよかったな。あとここから長旅になるので、Twixというチョコ菓子を買っておきました。
荷物をトランクルームに預けて車内へ。このバスは前方と後方で座席のグレードが分かれているのですが、私は後方のLux Express Loungeという高い方のグレードにしたので、2列シートというこれまで乗ったことがないゆったりした座席で、めちゃくちゃ快適でした。Wi-Fiも完備していますし、車内のセルフサービスの機械でコーヒーも飲み放題なので、ちょっとしたセレブ気分を味わえます。料金も4時間半ほどの旅程で40ユーロとそこまで高くないので、このバスで大阪から東京に行きたい・・・!と強く思いました(笑)。12:45にバスが発車し、しばらくは景色を見たり、スマホをWi-Fiにつないでネットを見たりして過ごします。
バスは途中パルヌという街を通過しましたが、ここは大きなリゾート地のようでした。ここからバルト海のリガ湾沿いに進んでいくのですが、思ったより海は見えなかったです。パルヌから数十キロ先にラトビアとの国境があるのですが、検問所のような建物は見えるものの、特に検問などはなくそのまま通過。
このあとホテルに向かい、少しリガの街を観光するのですが、それはまた次回。
						
						
							2018年5月26日 12:41 
							
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						旧市街を散策しつつ、今晩ご飯を食べるお店もチェックしていると、朝方にそばを通った聖ニコラス教会の近くまで来ました。
それからホテル近くのふとっちょマルガレータと呼ばれる砲塔跡へ。ここは現在海洋博物館として使われているため、中に入ることができます。
オジェウ事件 に関する記念碑があり、ちょうど9月半ばの訪問だったからか、花がたくさん供えられていました。
続いて朝はまだ開いていなかったのでスルーしていた聖オレフ教会へ。ここは併設の塔からの眺めがすばらしいようなので、まずはそちらに上ってみることにします。
塔からの眺めは素敵でたくさん写真を撮りましたが、風が強いのでずっといるのはちょっとつらかったです。塔を下り、今度は教会に入ってみます。
教会を出て、再びトームペアに上ってみることにします。この時間になると学校帰りの学生たちも多かったです。
トームキリクにも上ることができる塔があったのですが、さっき聖オレフ教会の塔に上ったところで足がつらかったので、やめておきました。
八端十字架 )をしているのですぐわかります。
それからトームペアの南東にあるネイツィトルンという塔へ。ここはカフェが併設されているのですが、どこまでがカフェでどこからが観光コースなのかがよくわからなくてちょっと迷ってしまいました。
ネイツィトルンを出て、改めて南にあるキーク・イン・デ・キョクに行こうとしたのですが、入口がどこかわからなくて少しさまよってしまいました。
結局入口は城壁の外側にありました。キーク・イン・デ・キョクとは「台所を覗け」という意味らしく、かつてはこの塔の上から家々の台所が覗けたらしいのですが、残念ながら私には見えませんでした。内部は防衛や軍事に関する博物館になっています。
慌ただしく展示を見て外に出ると、時刻は17時半になっていました。まだ晩ご飯には早い時間ですが、時差ぼけのなか塔に上ったりして少々疲れたので、そろそろレストランを探すことにします。
最初は聖ニコラス教会近くのRataskaevu 16というレストランに入ろうと思ったのですが、まだ早い時間にもかかわらず予約で一杯とのこと。仕方ないので第二候補として考えていた、観光案内所そばのPegasusというお店へ行くことにしましたが、まだ時間が早すぎてお客さんが誰もいないので、しばらく目の前の公園で時間をつぶし、別のお客さんが入っていくのを見届けてから入ることにしました。
案内してくれた女性の店員さんは、私の下手な英語にも嫌な顔一つせず愛想良くにこやかに応対してくれ、それだけで良いお店だなあと感じました。
ビールはともかく、付け合わせに出てきたパンにびっくりしました。ひまわりの種なんかがたくさん入っているライ麦パンで、持つと手が油でべとべとになる感じだったのですが、そこにバターを付けて食べるとめちゃくちゃうまい! バターにも岩塩と細ネギの小口切りのようなものがかかっていて、他では食べたことないものでした。
続いてsakuのスペシャルビールを頼もうとしたのですが、在庫がないとのことで、別の似たビールをおすすめしてもらいました。
夜8時近くになり、店内にはお客さんが増えてきました。もうほろ酔いだったのでそろそろお店を出ることにします。さすがに昨日のパブに比べたらお値段はしましたが、それでも31.5ユーロとなかなか良心的な値段でした。しかもレシートにはわざわざ”Thank you. Have a great night!”と書かれてあり、ほんとそのホスピタリティに感激することしきりです。といってももうあとはホテルに帰って寝るだけなのですが・・・。
ホテルの自室に帰り着いたときにはまだ21時頃でしたが、もう疲労困憊だったのでいそいそと寝る支度を始めました。
明日はタリンを出発してラトビアの首都リーガに向かうのですが、それはまた次回。
						
						
							2018年4月18日 21:52 
							
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						6時半に目覚ましをセットしていましたが、時差ボケであまり寝られなかったのでしばらくごろごろ過ごしてシャワーを浴び、8時半頃に朝食を取りに向かいます。しかし朝食会場には私以外誰もいなくて、ものすごく食べづらかったです。
朝食を終え、外に出たとたんに雨が降り出しました。俺持ってるな・・・(笑)。ホテルのすぐそばにある聖オレフ教会は10時オープンだったので後回しにして、まずは城や大聖堂のあるトームペアと呼ばれる丘に上ってみることに。
丘へと続く通路を上っていくと、まずはアレクサンドル・ネフスキー聖堂が見えてきます。ロシア正教会の聖堂なので、外観も独特です。中にも入ってみましたが、ロシア正教会は撮影禁止のところが多いようで、写真は撮れませんでした。リザ と呼ばれる金属製の覆いが施されたイコン(聖画像)や、また熱心な信者の方の姿が多かったのを覚えています。
丘を下りると右手に聖ニコラス教会が現れますが、ここは美術館のようになっているので見学はせず、近くの観光案内所で地図をもらいます。そこから北に向かうと、旧市街の中心地、ラエコヤ広場です。広場に面して旧市庁舎があり、内部を見学したかったのですが、なにやら美術展が開催されているらしく、入場料が14ユーロと高かったので悩んだのですが、入ってみることに。
美術展にはルーベンスの絵なんかもありましたが、結局建物内部はあまりじっくり見ることができず、ちょっと残念。ただ旧市庁舎のゲストブックが展示されていて、そこにガンジーやゴルバチョフといった著名人のサインがあったのが印象的でした。
旧市庁舎を出て、ラエコヤ広場を挟んで反対側にある市議会薬局(Raeapteek)へ。ここは営業中の薬局としてはヨーロッパで最も古いものの一つらしく、記録に残る限りでは少なくとも約600年の歴史があるようです。薬局の奥には展示室があるので、そちらをのぞいてみることにします。
薬局を出て、そのすぐ北側にある聖霊教会へ。ここは主に庶民が通った教会で、それほど大きくはなく派手さもありませんが、こちらも600年以上の歴史を十分感じさせる重厚さがありました。
それからすぐ近くのエストニア歴史博物館へも立ち寄りました。ここはかつて大ギルド会館として使われていた建物です。
博物館を出て、今度はお土産を買いに雑貨屋さんを数軒はしごします。北欧に似たセンスの良い雑貨がたくさん売られていましたが、その中からランチョンマットと鍋敷きを購入しました。
続いてタリン市博物館へ。こちらはソ連占領下の時代や、そこからの独立といった内容の展示が印象に残りました。特に1989年、バルト三国のおよそ200万人の人たちが手をつないで人間の鎖で結んだ「バルトの道」というデモ活動を記録したビデオの上映はとても興味深かったです。他にも地下に食器のコレクションなどがありました。
次に南側にあるドミニコ修道院に行ってみましたが、残念ながら中には入れませんでした。修道院を突っ切って東に行くことができないので、南に迂回してヘレマン塔から旧市街をぐるっと囲む城壁に上ってみることにします。
ここから東、ヴィル門の先には新市街が広がっており、旧市街の街並みとは全く違う近代的な建物が建ち並んでいました。そちらは眺めるだけにしてにぎやかなヴィル通りを反対の西に向かって歩いてみます。
ようやく日差しも出てきたので、このあと旧市街の見所を再度駆け足で巡っていくのですが、それはまた次回。
						
						
							2018年4月15日 13:30 
							
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						バルト三国というと、1991年のソ連崩壊を実際にニュースで見ていた世代にとってはなじみ深い名前ではないかと思います。実際にはエストニア、ラトビア、リトアニアの3つの国を指し、地図で言うとロシアの西側、フィンランドの南側のこのあたり になります。私自身が学生時代に第二外国語でロシア語を取っていたこと、2015年から三国すべての通貨がユーロに統一されたこと、それにヨーロッパの西側はかなりあちこち行ったので東側も開拓してみたいということから、今回はこのバルト三国に行ってみることにしました。
当然ながら日本からの直行便はないのでどこかで乗り継がないといけないのですが、いつも乗っているトルコ航空だとかなり遠回りになるので、今回は以前から一度乗ってみたかったフィンエアー(フィンランド航空)を選択。平面地図で見るとあまり実感はわきませんが、実は日本から最短距離で行けるヨーロッパの国がフィンランドで、行きのフライトは約10時間、帰りは約9時間半と短く、その先の国々に乗り継ぐにも距離的なロスが少ないので効率よく移動ができるのです。ただトルコ航空ほど就航都市や便数が多くないので、これまではなかなか使えずにいました。
関空10:45発と久々の朝出発便だったので、6時過ぎに起床し7時半頃に出発。朝から天気は悪かったのですが、幸い駅まで降られることはなかったので、もうこの先濡れる心配はありません。平日朝ラッシュの時間帯だったので、通勤客に飲まれながら大阪駅で関空快速に乗り換え、一路関西空港へ。夜出発の時は帰宅ラッシュで座れないといやなのでラピートを使うのですが、朝の下りは空いているまではいかないものの、環状線内で座ることができました。9:20頃に関空に到着し、まずはカウンターで荷物を預けます。そのまま保安検査場に進みましたが、夜と違って大行列ができていました。しかも平日朝という時間帯のせいか、周りは外国人ばかり。まあそれでも30分ほどで抜け、ラウンジでコーヒーを飲んで一服してから搭乗ゲートに向かいます。すでに搭乗が始まっていたので機内に入り出発を待ちますが、10分早発になったはずなのになんだかんだで遅れ、結局離陸したのは11時頃でした。
離陸を待つ間、機内でスマホを充電しようとすると、microUSBコネクタが曲がってしまっていて、スマホに刺さらないではありませんか! 少し焦って何とか刺そうとしますが全然ダメで、すっかり途方に暮れてしまいました。幸い離陸後に再び試したところ何とか刺すことは出来たのですが、接触が悪くて手で押さえていないと充電できず、出発早々トラブル発生でちょっとげんなり。まあ預けてあるスーツケースの中にはもう一本microUSBケーブルが入っているので大事には至りませんでしたが、こういうのは心臓に悪いですね。
飛行機はトルコ航空と違って中国からロシアに入り、ひたすらシベリア上空を西へと向かいます。機内食を食べて少し横になりましたが、目が覚めたのでパーソナルモニターで話題のマッドマックスを見ることに。ちょっと気持ち悪い場面が多くてうえぇってなりましたが、アクションはおもしろかったです。
長かったロシアを抜け、ようやくフィンランド領内へ。着陸したもののここも沖止めで、タラップを降りてバスへと向かいます。
ターミナルビルへ向かうバスを降りてすぐに入国審査場がありました。前に3人しか並んでいなかったのであっという間に私の番が来て、行き先と滞在日数を聞かれただけであっさり入国完了。スーツケースもバゲージクレームに向かうとすでにターンテーブル上を回っており、あわてて受け取りに向かいました。コンパクトな空港なせいか、思ったよりも早く空港を出ることができて一安心したところで、空港駅へと向かいます。
ここヘルシンキ・ヴァンター空港には長らく鉄道が通っておらず、中心部に出るにはバスかタクシーしか交通手段がなかったのですが、2ヶ月前の2015年7月に鉄道が開通し、電車一本でヘルシンキ中央駅に行くことができるようになりました。しかし私が行ったときはまだ空港駅が工事中で、直接ターミナルビルから歩いていくことができず、いったん鉄道駅行きの無料シャトルバスに乗ることに。乗車後数分で駅の入口に到着し、エスカレーターで地下に降りるのですが、これがまためちゃくちゃ深いところにホームがあるようで、大江戸線か!と言いたくなるほどひたすら地下に潜り、さらに地下道を延々と歩いた先にやっとホームがありました。
ホームには券売機もあったのですが、クレジットカードが使えないようだったので、列車に乗ってから買うことにします。乗務員から直接買わないといけないので、乗務員のいる車両に急いで向かい、乗車後無事に5ユーロの切符を購入。各駅停車しか走っていませんが乗客はそこそこ多く、途中駅でも結構乗ってくる人がいました。約30分でヘルシンキ中央駅に到着しましたが、ここはターミナル式の駅で駅舎自体も風情があります。
ここから今日の目的地、バルト三国最初の国エストニアの首都タリンへはフィンランド湾を渡るフェリーで向かう予定だったのですが、まだ出航まで時間があったのでのんびりヘルシンキ観光しながら向かうことに。駅を出て南に歩いていくとヘルシンキ中心部に出るのですが、首都でありながら比較的のんびりした空気が流れていて、楽しそうな街でした。ただ物価はかなり高いようです。
ほかにもテーブルウェアで有名なイッタラのお店もあったりしたのですが、どれも高級そうで入るのにちょっと勇気がいります。結局マリメッコでおみやげをいくつか買ったのですが、やはり結構なお値段だったので初めて免税書類を書いてもらうことに。日本人観光客も多いようで、接客は手慣れたものでした。
マリメッコを出てそろそろフェリーターミナルへと向かうことに。ヘルシンキは思ったよりもアップダウンがある街でしたが、10分ほど歩くと到着しました。
今回乗るフェリーの乗船券はあらかじめネットで予約していたのですが、乗船5日前になって乗る予定だった便が技術的理由でキャンセルになったと急にSMSがきて、うわ、これ別会社のフェリー予約し直さないと・・・とかなり焦りました。しかしその数十分後にまたSMSがきて、乗る予定の便は運行するから、さっきのメッセージは無視してくれとのこと。心配して損した!と思いましたが、運行してくれるに超したことはありません。
というわけで乗船開始時間になり、印刷しておいた乗船券とパスポートを見せて船内へ。荷棚にスーツケースを置いて施錠し、座席指定はないので手近な座席に座ります。出発予定の18時より5分ほど早く出航し、しばらくは小さい島々が点在する海域を通るのでゆっくりと航行していましたが、外海に出た瞬間にフルスピードになり、70km/h弱で疾走していきます。
相変わらず天気は良くないですが、少し晴れ間も見えてきました。船内も少し探索してみたかったので、二階席に上ってみることに。ここにも売店があり、目線が高い分遠くまでよく見えました。陸上と違い、海上での70km/hはかなりのスピード感で、海の上を飛んでいるような感覚があります。
そしてわずか1時間40分で対岸のタリンに到着。いよいよエストニアに上陸です。20時前でしたがまだかすかに明るく、フェリーターミナル前にはタクシーが何台も待機していましたが、私は歩いて中心部に向かうことに。前を歩いている人も中心部に向かっているようだったのでそれに着いていくと、10分少々で旧市街の入口に到着しました。このあたりは日が暮れると薄暗くて人通りもそれほど多くなく、寂れたところに北欧との差を感じました。
このあたり に着きます。
入口を入ってすぐのホテルを予約していたので、まずはチェックイン。2階の部屋でしたが中は迷路のようになっており、微妙なアップダウンがあるのでスーツケースを持って歩くのが少々きつかったです。狭い部屋でしたが冷蔵庫もドライヤーもあり、Wi-Fiも問題なく使えることを確認しました。もう外はすっかり暗くなっていましたが、夕食を食べに出ることにします。
今日は歩いて5分ほどのところにあるHell Hunt というパブに行くことに。最初システムがよくわからなかったのですが、飲み物はカウンターに取りにいき、食べ物はテーブルまで運んでくれるシステムのようです。ここはおそらく自家醸造のオリジナルビールがいくつかあるので、それをいただくことにします。
他にもラガービールがありましたが、今日はこれでやめておきます。カードでお会計を済ませましたが、これで19.6ユーロと非常にリーズナブルなお値段で、さすがバルト三国は物価が安い!と感じました。昼間通ってきたヘルシンキなんかは、駅ナカのホットドッグですら一個10ユーロ近くしていたことを思うと、えらい違いです。
パブを出てホテルに戻りますが、ここも夜は人通りが少なくてやや不安になります。ですが特に危険を感じるようなことはなかったので、治安は悪くなさそうです。朝起きてからそろそろ丸一日近く経とうとしていたので、さすがに眠さもピークになり、ホテルに戻ってからはすぐに就寝しました。
明日はタリン旧市街を散策するのですが、それはまた次回。
						
						
							2016年9月13日 00:45 
							
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						ブションを出てから地下鉄A線に乗り、リヨン・ペラーシュ駅へ。ここから1系統のトラムに乗り換え、Musée des Confluences電停で降りて新市街の南端を目指します。途中、大きなショッピングモール前を経由するせいか乗客はかなり多く、子どもをあやしていたお母さんが降り損ねてしまったのが気になりました。
このあたり です。右を流れるソーヌ川と左を流れるローヌ川が、この地点で合流しています。
さらに歩いて先ほどのショッピングモールまで戻ってきたので、ここから再び1系統のトラムに乗り、Guillotière電停へ。ここから地下鉄D線に乗り換えて隣のベルクール駅まで戻ります。
サン・テグジュペリの像を見ていると時間がやばくなってきたので、あわてて地下鉄A線に乗りホテルに戻ります。フロントで預けていたスーツケースを受けとり、お礼を言ってトロリーバス乗り場に向かうと、運良く2分ほどでバスがやってきました。Thiers – Lafayetteバス停で降りてリヨン・パールデュー駅前から発着する、空港行きローヌエクスプレスの乗り場を目指すのですが、思ったより距離があってちょっと焦りました。ローヌエクスプレスという名前ですが実際はトラムで、駅も線路も他のトラム路線と共用しています。とはいうものの、空港輸送なので運賃はやや高く、15ユーロちょいする切符を電停に設置された券売機で購入。しかしレシートは出てくるのですが切符が出てこないので、あれっと思い、トラムの女性運転士に聞いてみることに。しかし運転士はそんなことは知ったこっちゃないから係員に聞けと冷たい応対をされ、私も時間がやばかったので引き下がったのですが、らちがあきませんでした。幸い係員が見つかったので聞いてみると、このレシートみたいなもの自体が切符だとのこと。切符をこんなただのレシートみたいな形状にしないでくれよ・・・と一気に放心状態になりました。
どっと疲れたので座席に座って発車を待っていると、向かいの女性にフランス語で話しかけられます。しかし何を言ってるのかさっぱりわからなかったので、フランス語はわからないと英語で伝えると、係員になにやら尋ねていました。おそらくこのトラムが空港に行くのかどうか聞きたかったんでしょうね。
そしてローヌエクスプレス出発。トラムと路線を共用はしていますが、ローヌエクスプレスは快速運転をしているので、途中の電停は地下鉄A線の駅があるVaulx-en-Velin – La Soie電停と、3系統のトラムの終点Meyzieu Z.I.電停のみです。そしてその先は専用軌道となるため、100km/hほどのスピードで飛ばし、あっという間にリヨン・サンテグジュペリ駅に到着。リヨン・パールデュー駅からは30分ほどでした。
リヨン・サンテグジュペリ空港は駅を出てすぐ目の前にあるのですが、すでに飛行機の出発1時間15分前になっていたので、あわててターミナルビルの中へと向かいました。しかし中に入ってからも結構移動距離が長く、つい小走りになってしまいます。
チェックインはネットで済ませていたので、スーツケースを預けてセキュリティチェックへ。関空では引っかからないのになぜか海外では良く引っかかるのですが、ここでも何かが金属探知機に反応したらしく、靴を脱いで念入りに調べられました。しかしそれでも何かが反応するようで、いくらなんでも感度高すぎやしないですかね。結局体を触って調べられましたが、最後には良い旅をと見送ってくれたので、ほっとしました。
その先の出国検査場も長蛇の列で、これ搭乗間に合うかなあとやや不安になりながら順番を待ちます。ここは無料の無線LANが使えたので、暇つぶしにはもってこいでした。出国手続きを済ませ、搭乗ゲートに向かうと、ちょうど搭乗が始まったところのようで、すぐに機内へ。前方のビジネスクラスにはなぜか日本人学生らしき集団が乗っていて、お金持ちの子なのかなとちょっとした格差を感じながら、エコノミーの我が座席に向かいます。今回隣の男性が大柄ではみ出してくる上に、外を見ようと窓をのぞき込んでくるので、いささか邪魔でしたが短時間のフライトなので我慢することに。やや出発が遅れたようですが無事に離陸し、30分ほどして機内食が出されました。
約3時間のフライト予定だったのですが、着陸態勢に入ってからがやけに長く、結局15分ぐらい遅れてイスタンブールに到着。まあこの先の乗り継ぎ便までまだ時間があるので、急いでも仕方ありません。外は雨だったのでボーディングブリッジを使いたかったのですが、またしても沖止めだったのでタラップを降りてバスへ。しかし雨の上に強風でとにかく寒い!これは着陸も遅れるわけだわ・・・。
ターミナルビルに入り乗り継ぎ便の搭乗ゲートを調べましたが、まだ2時間半ほど先なせいか、確定していないようでした。仕方なくその辺のいすに座ってメモを書いたりして時間をつぶします。しばらくして搭乗ゲートが決まったようなので、そちらに向かうことに。途中自販機で前回の残りのトルコリラを使いペットボトルの水を購入。搭乗ゲートはすでに関西人で一杯で、もう帰国した気分になりました。話を聞いているとこの悪天候のせいか、トルコ国内のツアーもなかなか大変だったようです。その後ようやく搭乗開始し、ほどなくして離陸しました。
というわけでアルザス・リヨン旅行記はこれで終わりです。次回はバルト三国の旅編をお届けいたします。
						
						
							2016年9月8日 23:32 
							
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