長崎・佐賀旅行4日目(8/22) その1

目覚ましを6:15にセットしていたのですが、目が覚めたのはその直前の6:14でした。しかし今日も頭が痛くて、頭痛薬を飲んで二度寝。30分ほど横になり、シャワーを浴びて荷造りをすると8時になっていました。今日は諫早を発つ予定なのですが、列車の時刻をチェックすると8:20発があったので、あわててホテルをチェックアウトし、駅に向かいます。しかしこのときあわてていて、今日は長崎までしか行かないので18きっぷは使わず切符を買う予定だったのを忘れていて、思いっきり18きっぷで改札を通ってしまいました。あとになってこのことに気づいたのですが、たった450円の区間で18きっぷを1日分使ってしまってめっちゃ損したー!

諫早8:20 – 長崎9:06(長崎本線(長与経由)・普通長崎行き)
長崎へ向かう列車は2両編成のディーゼルカーでした。おととい諫早まで電車に乗ってきたので、ここで気動車とは少々意外でしたが、その理由はこの先で明らかになります。


↑青いディーゼルカーはなかなかかっこよかった。


↑諫早駅ともお別れです。

2両では少ないんじゃないかと思うほど車内は混み合っていたので、仕方なく立っていくことにします。長崎本線は喜々津駅で二手に分かれるのですが、私の乗った列車は長与経由で、こちらがどうも旧線らしく非電化でした。それでディーゼルカーなのかと納得しつつ外を見ると、ちょうど列車は大村湾沿いを走っており、天気も良かったので海がとても綺麗に見えました。その後海を離れ、しばらくすると長与駅に到着。そこそこ大きな駅でしたが、もうこのあたりは長崎市のベッドタウンに入るのですね。このあたりから山の上の方まで家が建っている景色が見えてきて、長崎らしいなーと思いながら眺めていました。結局乗客はほとんど降りず、みんな長崎まで乗って行くようでした。そして浦上駅を過ぎ、終点の長崎駅に到着。長崎駅は行き止まりの大きなターミナルでした。


↑ここが終着駅だと言うことを感じさせる行き止まり。


↑長崎駅には複合商業施設の駅ビルが併設されていてにぎやかでした。

そして長崎と言えば路面電車!というわけでまずは一日乗車券(500円)を買おうと思ったのですが、なかなか販売所が見つからずにうろうろ。結局駅を出てすぐのところにある観光案内所にあったので、購入してさっそく電停に向かい、路面電車に乗ることにします。



↑長崎駅前電停。一口に新型といってもいろんなタイプの路面電車が走っています。

まずは1系統・正覚寺下行きに乗車。しかし車内はぎゅうぎゅうになるほどの満員で、乗り降りにも一苦労するような有様でした。そして4停先の築町電停で下車。ここでは乗り継ぎのために降りる人も多く、車内は一気に乗客が入れ替わっていました。そして電停からすぐ近くにある長崎ワシントンホテルに行き、キャリーバッグだけ先に預かってもらい、再び築町電停に戻ります。実はまだ朝ご飯を食べていなかったので、このあとまずは朝ご飯を食べに行くことにしました。


↑1・4系統の終点、正覚寺下電停。すぐ脇を川が流れているのが印象的。


↑観光通り電停。このあたりが長崎中心部の繁華街です。

観光通り電停近くのドトールに入り、朝食がてら今後の計画を練ります。その結果、まずはグラバー園に向かうことにし、近くの西浜町電停から5系統に乗って終点の石橋電停へ。


↑石橋電停のあたりは普通の住宅街の雰囲気でした。たぶん後述するグラバースカイロードが昔はなかったからでしょう。

グラバー園へは石橋電停の一つ前の大浦天主堂下電停で降りる方がメジャーな行き方なのですが、今回はグラバースカイロード経由で行ってみることにします。グラバースカイロードとは斜行エレベーターと垂直エレベーターの組み合わせで、グラバー園の最上部にある第2ゲートに行くことができます。


↑グラバースカイロード入り口。普通の街中にあります。ここからまずは斜行エレベータで移動。斜行エレベータはつかしんのものに乗ったことはありますが、なかなか珍しい。


↑斜行エレベーターを降りると、すでにかなり上ってきているのがわかります。


↑その後垂直エレベーターを降りた先にいた猫。観光案内図の真下で休んでいました。


↑グラバースカイロードを上りきった地点から撮ったもの。ここまで来ると港がはっきりと見えます。

そして第2ゲートからグラバー園に入園。しかし第2ゲートから入園すると、あとは下るだけなので楽なのは楽なものの、園内の順路がいまいちよくわからないという難点が・・・。まずは第2ゲート入ってすぐの旧三菱第2ドックハウスへ。


↑シンプルながら趣のある館内の部屋。


↑ベランダからの眺めは最高でした。手前右側には鯉の泳ぐ池が見えています。



↑旧ウォーカー住宅。ちなみにこれらの住宅は最初からここにあったわけではなく、いろんなところから移築されています。



↑柱が非常に立派な旧オルト住宅。オルトは日本の緑茶を世界に輸出し巨額の利益を得ました。



↑旧グラバー住宅。他の建物もそうなんですが、洋風建築なのに屋根瓦が和風で、その折衷具合がおもしろい。

グラバー園でおもしろかったのは、園内に突然普通の民家の入り口があったことです。ここに住んでる人は毎日どんな風に生活しているんだろうとちょっと気になりました。あと園内には他にも西洋料理発祥の地の碑や、プッチーニ「蝶々夫人」の蝶々さん役でかつて世界的に有名だった三浦環の像があったりと、なかなかバリエーションに富んでいました。

そしてグラバー園の出口には長崎伝統芸能館があり、長崎くんちの傘鉾が展示されていました。

ちょうど椅子があったのでここで少し休憩し、出口にあったおみやげ物屋は何も買わずに外へ。外に出ても沿道はみやげ物屋だらけで、ビードロを吹いて客寄せをしたりしていました。私はそれには目もくれず、まっすぐに大浦天主堂へと向かいます。


大浦天主堂は拝観料が300円いるのですが、内部が撮影禁止なので、外観しか写真に収められませんでした。内部もそれほど見られる場所は多くありません。

そしてさらにみやげ物屋の並ぶ沿道を下へと降りていきます。やはり長崎という土地柄か、カステラを売る店がかなり多い印象。坂を下りきったところには、長崎チャンポンで有名な四海樓がありました。


↑その四海樓のすぐ近くにあるボウリング発祥の地の碑。長崎発祥の物はなかなか多そうです。

このあとはお昼を食べて路面電車を満喫するのですが、それはまた次回。

長崎・佐賀旅行3日目(8/21) その2

島原駅前13:30 – 島鉄雲仙営業所14:19(島鉄バス・青雲荘行き)
島原駅前からバスに乗り、ここから雲仙温泉をめざします。島原駅の駅舎がバスの待合所も兼ねていて、そこではバスを待つ人が何人かいたのですが、雲仙行きのバスに乗ったのは私ともう一人だけ。思ったより少ないなあと思っていたら、島鉄バスターミナルと島原港フェリーターミナルでそれなりに乗客が乗ってきました。
フェリーターミナルを出ると、バスは島原半島の内陸部に向けて走り出します。ほどなくして水が全然無い川に立派な橋がかかっている場所があり、これがあの雲仙普賢岳の火砕流が流れたという水無川か・・・と複雑な気持ちで眺めていました。流域は逆ハの字状の構造物が多数作られており、これはおそらく被害軽減のためなのでしょう。
そしてバスは徐々に山道に入っていき、疲れてうとうとしている私を容赦なく横Gが襲います。それとともにどんどん霧が濃くなっていき、真っ白な世界を走っているような感覚。やがてバスは温泉街に入っていき、私は島鉄雲仙営業所で下車します。するとあたりは数十メートル先も見えないほどの濃霧で、もう笑うしかありませんでした。

雲仙といえば普賢岳の噴火のイメージしかなかったのですが、ここはかつて明治から昭和初期にかけて多数の外国人が訪れた、有名な避暑地でした。そのため当時はハイカラな洋館風の建物やゴルフ場があり、下界から隔絶された別世界だったようですね。そもそもかつては「温泉」と書いて「うんぜん」と読んでおり、まさに雲仙は温泉の代名詞のようなものでした。

バスを降り、まずはバス停前にある島鉄雲仙営業所で地図でももらおうかと思ったのですが、あまり種類がなく有料だったので、近くの観光案内所を教えてもらいそちらに行ってみることに。300mほど先にある雲仙お山の情報館というところで同じ地図を無料で入手し、近くの雲仙地獄へ行くことにします。


↑雲仙地獄。地獄とはお湯が沸き出しているところの事なのですが、濃霧と相まってまさに地獄へと誘われそうな雰囲気でした。地面は温泉の成分で真っ白です。


↑写真ではわかりにくいですが、石に囲まれたところでぼこぼことお湯がわき出ています。地獄には至る所にパイプが張り巡らされており、各ホテルや入浴施設へとつながっていました。


↑あたりには硫化水素のにおいが立ちこめています。そして50m先も見えないほどの濃霧。

雲仙地獄を見たあとは、雲仙スパハウスへ。諫早で購入した島原半島遊湯券は、島原鉄道と島鉄バス乗り放題に加えて温泉施設の入浴券が付いていたので、ここで温泉に入ることにします。中は結構広くて露天風呂もあり、お湯もさっき地獄で見てきたとおり成分が濃そうな感じで、すっかりお肌つるつるに。


↑雲仙スパハウス。ビードロ美術館が併設されています。


↑スパハウスの裏手にある旧八万地獄(月面地獄)。かつてはここも地熱活動が盛んなところでしたが、現在はほぼ収まっており、徐々に草木も生えだしています。


↑国道57号線まで戻ってきました。道路の向こうには清七地獄があるのですが全く見えません。


↑雀地獄。その名の通りお湯がぴちぴちとかわいい音を立てて噴出していました。

そろそろバスの時間が気になってきたので、バス停前のみやげ物屋で時間をつぶすことにします。


↑みやげ物屋で飲んだ温泉(うんぜん)レモネード。ラベルに描かれているのは雲仙にかつて数ヶ月滞在したことのあるノーベル文学賞作家、パール・バックです。

島鉄雲仙営業所17:09 – 釜ノ鼻18:07(島鉄バス・諫早駅前行き)
再びバスに乗り、30分ほど西に向かって山道を下りると小浜温泉に到着。このあたりは温泉街として結構にぎわってる感じで、また時間があればここにも来たいなーと思いました。バスはそのまま海岸沿いに北上し、愛野駅あたりで島鉄とぶつかります。このままバスに乗って諫早まで戻っても良かったのですが、少し晴れ間も見えてきていたのでまた島鉄に乗りたい!と思い、釜ノ鼻というところでバスを降りて列車を待つことにしました。




↑釜ノ鼻駅の様子。案内図を見ると諫早湾からそれほど離れていないことがわかります。


↑ほどなくして列車がやってきました。これに乗って諫早に戻ります。

釜ノ鼻18:11 – 諫早18:29(島原鉄道・普通諫早行き)
やってきた列車は結構座席が埋まっていたので、運転席横に陣取って写真を撮ることにします。薄日ではありましたが、行きの豪雨に比べればはるかに穏やかな天気でした。




↑途中駅の様子。旅情を感じますねー。


↑諫早駅に帰還。朝は雨だったので再度同じ角度で撮影。


↑諫早駅前。西友があったりファストフード屋があったりと、そこそこ賑やかです。

西友で飲み物を買ってホテルに戻り、まずは洗濯を済ませてから夕食を食べに外へ。ホテルのフロントで教えてもらったお店に行ったのですが、お客さんが少なくて少々心配になります。突き出しに煮卵が出てきたりなかなかユニークなお店でしたが、味は悪くありませんでした。まずは雲仙ソーセージと地魚のフライを頂き、続いて刺身を注文。


↑ヒラス(ヒラマサ)の刺身と諫早の地酒・杵の川。これはうまいっ!

魚と地酒を堪能し、ホテルに戻って就寝。明日はいよいよ長崎市内へと向かいますが、それはまた次回。

長崎・佐賀旅行3日目(8/21) その1

6時頃に目が覚めたものの、弱設定にしたはずのエアコンが効き過ぎて少し頭痛気味・・・。薬を飲んでもう少し横になり、もぞもぞと起きだして外を見ると、まだ雨は降っていません。しかしシャワーを浴びて再び外を見ると、すっかり土砂降りではありませんか!天気予報を付けると長崎県北部に大雨洪水警報が発令中だそうで、雷鳴も時折聞こえてきます。こんな大雨では外に出られず部屋でぼーっとしていたのですが、しばらくすると少し雨が小降りになってきたので、そのすきに外出。しかし駅前のマクドで朝マックをもぐもぐしているとまた雨がひどくなってきて、自動ドアから結構離れたところに座っているにも関わらず雨が降り込んできて大変でした。さすがにこのまま予定通り旅行を続けるべきかちょっと悩んだのですが、とりあえずしばらくは列車に乗るわけだしまずは行ってみるか、というわけで土砂降りの中を諫早駅へ。マクドから道路1本渡るだけなので数十メートルしか距離はないのですが、それでもびしゃびしゃになりました。

諫早8:38 – 島原外港9:53(島原鉄道・普通島原外港行き)
ここからは島原鉄道で島原に向かいます。土砂降りの中でしたが、結構列車を待つ人は多かったです。


↑車両は1両の気動車でした。この写真ではわかりにくいですがすごい雨降ってます。

車内に入るとすでに座席は埋まっていて、仕方なく運転席横に立っていくことに。乗客多いんだなーと思っていたら、次の本諫早駅で乗客の半数以上が降りていったのでちょっとびっくりしました。あとで調べてみると本諫早の方が市の中心部という感じで、諫早-本諫早間のみの区間便も多数設定されており、利用客も多いみたいですね。座席も空いたので座ろうかとも思ったのですが、1時間ちょっとだしまあいいやと思い、そのまま立っていくことにします。しかし雨がひどすぎて窓から外の景色はあんまり綺麗に見えません。しばらくすると左手に有明海が見えてきましたが、灰色でどんよりとしています。

島原半島は中央に雲仙岳があり、島原鉄道は海岸沿いを時計回りにぐるっと半周して島原へと通じています。途中、多比良町駅でそこそこ乗降があったのですが、ここは対岸の熊本県長洲町に向かうフェリー乗り場があったり、サッカーで有名な国見高校の最寄り駅でもあるようですね。そして列車は島原駅に到着。島原市の玄関口だけあって、大きな駅でした。ここでほとんどの乗客は降りていきますが、私は終点の島原外港まで乗り通します。


↑島原外港駅に停車中の列車。幸い雨は小降りになってきました。


↑島原鉄道はこの先、加津佐駅まで35.3kmの路線がありましたが、3年前に廃止されてしまいました。しかしここから見る限りまだ線路は残っているようです。


↑おそらく路線一部廃止後に作られたと思われる真新しい駅標。もともと当初の計画では車両基地のある隣の南島原駅以南が廃止対象でしたが、ここ島原外港駅には大牟田方面に向かうフェリーターミナルがあるため、存続することになりました。


↑車両前部。「おどみゃ島鉄」と書いてあり、島原の子守歌がモチーフのイラストが描かれています。

ほんとは路線一部廃止前に来たかったところですが、やむを得ません。雨は降っていますが、折り返し列車の発車時間もまだまだ先のようだったので、とりあえず近くのフェリーターミナルに向かいます。


↑島原港フェリーターミナル。ここを発着するバスも多いようです。

フェリーターミナルまでは歩いて数分の距離だったのですが、なんだか雨がひどくなってきたので、あわてて建物内に逃げ込みます。ここからは熊本方面のフェリーと、大牟田方面の高速船が利用でき、特に後者はバスと西鉄を乗り継ぐことで博多方面への最短アクセスになっているようです。確かに地図で見ても陸路を使うと大きく迂回ルートになってしまいますからね。しかし悪天候のせいか時間帯のせいか、人影はまばらでした。

しばらくして雨も再び小降りになってきたので、フェリーターミナルを後にして白土湖(しらちこ)方面に歩いていくことにします。途中でしいたけ屋が目に入ったのでふらっと入ってみましたが、どうやらこのあたりはしいたけも有名なようなので、干ししいたけを1袋購入。白土湖まではもっとかかるかと思ったのですが、意外と早く到着しました。


↑白土湖には噴水や遊歩道が整備されていて風情がありました。向こうに雲仙の山々が見えています。


↑白土湖のすぐそばにある島原カトリック教会。ここはキリシタン弾圧で殉教した人たちのための記念聖堂だそうです。

教会のすぐ近くには山崎本店酒造場があったのですが、残念ながら今日は営業していないようでした。ここからは島原市中心部に向かって歩いていきますが、途中たまたま目に入った墓地で、墓に彫られた名前が金色なことに気づきました。これは島原だけでなく九州の他の地域でもそうだったので、九州の風習みたいなものなのでしょうね。すごく派手に見えるので最初びっくりしました。

そして商店街のアーケードが見えてきたので、アーケードに沿って北上。途中閉館してしまった映画館やレトロな食堂があり、とても昭和な感じでおもしろかったです。そしてその先にある鯉の泳ぐまちへ。


↑ほんとに用水路で普通に鯉が泳いでいます。それも大量に。


↑鯉の泳ぐまち沿いにある湧水庭 四明荘。その名の通り、庭内ではこんこんと水が湧き出していました。



↑四明荘の縁側からは、池を泳ぐ鯉が間近に見られます。



↑とても風情のあり、いつまでもたたずんでいたい気分にさせられます。ここはもともと医師が建てた私邸でしたが、現在は市が買い取って管理しており、最近一般公開を始めたそうです。

このあたりはとにかく湧き水が豊富で、島原はほんとに水に恵まれた街なんだなぁと感じました。そして再び北上し、速魚川という茶房で島原名物のかんざらしをいただきます。


↑これがかんざらし。白玉団子のシロップ漬けですね。べっこう飴を思わせるとてもシンプルな味でおいしかったです。

この先の予定もあったので、あまり長居はせずに外へ。すぐ近くにある酒蔵を見に行きましたが、こちらも今日はお休みでした。


↑宮崎酒店。現在は酒造はしておらず普通の酒屋になっています。

そしていよいよ島原のシンボル、島原城方面へ。


↑島原城の堀はハスの葉で埋め尽くされており、圧巻でした。


↑堀の周りをぐるっと回り、急坂を上ってやっとたどり着いた天守閣。内部は資料館になっています。


↑天守閣最上階の展望所からの景色。これは東側を写した写真で、遠くに有明海が見えています。

天守閣を降り、すぐ近くの観光復興記念館へ。島原と言えば20年前に起きた雲仙普賢岳の火砕流で大きな被害が出たことが思い起こされますが、ここでは当時の映像が上映されていたので少し見ていくことにしました。

城山から下り、今度は西側にある武家屋敷跡へ。このあたりは綺麗に区画整理されており、当時の城下町の様子がうかがえます。武家屋敷跡では復元公開されている屋敷が数か所あったので、見ていくことに。


↑武家屋敷跡の街並み。道の中央を流れる用水路は、生活用水として重要な役割を果たしていました。

そろそろ良い時間になってきたので、島原駅の方へと戻ります。


↑島原駅の駅舎。島原城を彷彿とさせます。

ここからは島鉄ではなく、バスに乗って雲仙温泉へと向かうのですが、それはまた次回。

けいおん!の舞台、豊郷小学校旧校舎群に行ってきました

アニメ版のけいおん!で私立桜が丘女子高等学校として登場する建物が滋賀県豊郷町の豊郷小学校旧校舎群をモデルにしているというのは以前から知っていたのですが、やっと現地に行くことができたので写真を載せてみようと思います。豊郷小学校といえば、だいぶ前に存続か解体かで町が揺れたという事件を思い出すのですが、今やけいおん!効果で訪れる人も多いようですね。


↑校舎の全容。1937年に建てられた当時はさぞ美しく見えたことでしょう。


↑廊下の様子。ドアの所に引いてある半円の黄線はアニメそのままです。


↑階段の手すりについているウサギとカメのモニュメント。これも印象的ですね。


↑いよいよ音楽室のある3階へ。


↑レコーディング中だそうです(笑)。


↑そして軽音部部室へ。ほんとにアニメそのままで感動・・・!


↑入り口側。実際にはこの部屋は会議室になっていました。



↑お茶会の様子も有志によって再現されています。


↑外の様子がよく見えます。


↑実際にはすぐ隣にある音楽室。ここもアニメで出てきてましたね。


↑こちら側の窓からは、現在の豊郷小学校の校舎が見えます。


↑在りし日の姿が再現された一般教室。



↑階段は外の光がよく射して、本当に美しい。



↑講堂。ここはアニメでは新歓ライブをしたところですね。実際には2階席もある豪華な造りでした。


↑校舎を別角度から。音楽室だけが3階になっているのは、音が出るので他の一般教室の邪魔にならないためだそうです。




↑おまけ。町内には至る所にこのようなキャラクターを模した交通安全パネルがあります。

実際に行ってみて、けいおん!はともかく、純粋に建造物として見ていて楽しかったです。ほんと取り壊されなくて良かったと心から思います。

長崎・佐賀旅行2日目(8/20) その2

姪浜11:48 – 西唐津12:56(筑肥線・普通西唐津行き)
ここから先はJR筑肥線に入ります。さっき乗ったのは地下鉄の車両だったのでどんな車両が来るかと思ったのですが、カラーリングこそ派手とはいえ、6両編成の103系でした。JR九州でも103系ってまだ走ってるんだなーと思いながら、人の少ないシートに腰掛けました。姪浜を出て一瞬山の中に入っていきますが、すぐに市街地に戻ってきます。九大学研都市駅あたりは南草津駅のような、郊外に移転した大学キャンパス最寄り駅独特の雰囲気がありました。そして糸島市中心部の筑前前原から先は単線になり、徐々に郊外の風景に。このあたりは玄界灘の海岸線沿いを走っていて、時々見える砂浜がとても綺麗でした。そして唐津駅で乗客がどっと降りていき、終点・西唐津駅で降りる人はわずかでした。この頃から雨がひどくなってきていたので、西唐津駅では写真だけ撮ってすぐに唐津駅にとんぼ返りします。


↑西唐津駅の駅標。なかなか年季が入っています。

西唐津13:06 – 唐津13:09(筑肥線・普通福岡空港行き)
唐津駅に戻る頃には、幸い雨も小降りになっていました。そろそろお腹が空いてきたので、駅から10分ほど歩いたところにあるお寿司屋さんでお昼ご飯を食べること。その後、まだ時間があったので近くを散策してみました。


↑せっかくなので上にぎりを注文。特に穴子が1匹まるごとでおいしかったです。


↑唐津市役所前の堀。風情があって良いですねぇ。

唐津といえば唐津焼が有名なので、途中商店街の焼き物屋さんを冷やかしたりしたのですが、旅行開始早々に割れ物を買ってしまうと扱いに困りそうだったのでやめておきました。その後駅近くの物産展示販売所をのぞいてから、駅に戻ります。

唐津14:26 – 伊万里15:17(筑肥線・普通伊万里行き)
ここから先はいよいよ1両の気動車になってしまいます。それほど多くない乗客を乗せて、列車は動き出しました。途中までずっと佐賀方面に向かう唐津線と併走しているのですが、唐津線にある本牟田部駅はこちら側にはなかったりと、全く同一というわけではないようです。そしてこのあたりで唐津線と分かれ、山あいへと入っていきます。そして市街地に出たと思うともう終点の伊万里駅はすぐそこでした。伊万里駅には乗りつぶしのためだけに来たようなものなので、来たのと同じ列車で引き返します。


↑唐津駅で撮った伊万里行きの列車。この黄色い気動車に乗るのも久しぶりです。



↑伊万里駅の駅標とホームの様子。1面1線の小さな駅でした。

伊万里15:22 – 唐津16:10(筑肥線・普通唐津行き)
帰りはどのみち同じ路線だし、と油断していたのでほとんど寝ていた記憶しかありません。唐津に戻り、伊万里に向かう途中で唐津名物に松露饅頭というものがあるという情報を入手していたので、さっきも寄った物産展示販売所で購入して、あわてて駅まで戻ってきました。

唐津16:24 – 久保田17:20(唐津線・普通佐賀行き)
今日一体何度目なんだという唐津駅を出発し、今度は唐津線で佐賀方面へ。こちらは2両編成の気動車でしたが、キハ125+キハ47という新旧入り交じった編成で、こんなのもありなのかとびっくり。私はと言えばキハ47側のボックスシートに座り、のんびりと景色を眺めで過ごします。途中、中多久駅がシャカタクっぽい名前だなあとあほな事を考えていましたが、多久市ってこのあたりにあるんですね。そして小城駅で学生がどっと乗ってきて、車内が急ににぎやかになります。小城といえばブラックモンブランで有名な竹下製菓のある街ですが、今回初めて小城を「おぎ」と読むことを知りました。列車は佐賀行きですが、私は乗り換えのため次の久保田駅で下車。


↑普通佐賀行き。後ろの車両がキハ47系でした。


↑久保田駅の駅標。久保田町は佐賀市と合併したので、佐賀郡久保田町から佐賀市久保田町になり、市の部分にシールが貼られていました。


↑久保田駅にて。先に来たのが唐津線折り返しの多久行きだったので、間違えて乗りそうになる人が何人かいました。


↑そしてやってきた長崎行き。真っ黒な車体がかっこいい。

久保田17:32 – 諫早19:38(長崎本線・普通長崎行き)
長崎行きは2両の電車でしたが、こちらも学生がたくさん乗車していて混雑がすごく、これ2両じゃ少ないだろーと思いながら乗車しました。しかし2駅先の肥前山口駅で大半が下車したので、ここで座ることができました。その先の肥前鹿島駅も割と大きな駅で、この先はずっと有明海の海岸沿いに走っていくのですが、単線なのにばんばん特急が行き交っているせいで、とにかく行き違い・通過待ちが多い!15分停車して上下線の特急を待ち合わせたりするので、時間がかかってしょうがなかったです。そしてようやく諫早駅を目前にした東諫早駅でも6分停車し、もう一駅がんばってくれよ!と思わずにはいられませんでした。結局特急なら約1時間の距離を2時間かけて、ようやく諫早駅に到着。もうあたりはすっかり暗くなっていました。

諫早駅前は結構人も多く、思っていたよりにぎやかな感じ。今夜はこの街に泊まるので、まずはホテルへと向かいます。5分少々歩いてホテルにチェックインし、さっそく晩ご飯を食べるため外へ。今夜はあらかじめ調べておいた近くの中華料理屋でチャンポンを頂くことにします。


↑李花というお店で食べた特製生麺チャンポン(650円)。う、うまい・・・!

初めて本場で食べた長崎チャンポンは、何が違うのかわかりませんがとにかくうまかったです。スープも薄めに見えてすごくコクがあり、海鮮のうまみも良く出ていました。そして特製生麺というだけあって、麺ももちもち。とにかく全体的においしくて、地元の家族連れの客が多いのもうなずける感じです。チャンポンを堪能し、帰りにコンビニに寄ってホテルへと戻ります。

明日は島原半島へと向かいますが、それはまた次回。

長崎・佐賀旅行2日目(8/20) その1

エンジンの振動と、初めての船旅の興奮で夜はあまり寝られず、あきらめて6時に起床。甲板に出てみると、曇ってはいるものの雨は降っていませんでした。


↑甲板に出たところ。朝早い上に肌寒いので外には誰もいません。


↑フェリー後部。ケータイのGPSによると、ちょうど八幡浜付近を通過したあたりのようです。


↑たぶんエンジンと救助用のボート。エンジンの振動がお腹に響きます。

そろそろ大浴場がオープンする時間だったので、脱衣場に移動。朝風呂は人気なようで、もうすでに人で一杯でした。窓から外は曇っててあんまり見えませんでしたが、ゆっくりと湯船に浸かってくつろぎます。これも高速バスでは味わえないぜいたくですね。さっぱりした気分で大浴場を出て食堂の方に行ってみたのですが、朝食バイキングは結構列が出来ていて、あんまり食べる時間が取れそうになかったので断念。その代わり売店でコーヒーを買って、のんびり海を見ながら飲むことにしました。


↑展望ストリートのソファに座って、海をぼんやり眺めつつコーヒー。


↑徐々に島影が近づいてきます。そろそろ到着の時間。


↑はるか彼方に同じ名門大洋フェリーの船が見えました。先に大阪を出た1便かな。

そろそろ到着時間が近づいていたので、ベッドを片付けて荷物をコインロッカーから取り出し、下船に備えます。荷物をまとめて甲板に出ると、ちょうど着岸して下船の準備中のようでした。


↑新門司港に到着。空港でよく見る可動式のボーディングブリッジが船に向かって伸びてきていました。

ボーディングブリッジがつながり、ようやく下船が始まります。結構乗客が多いのでもうすでに下船待ちの行列が出来ていたのですが、やっと人がはけてきたので船を下り、いよいよ九州上陸です!しかしここからは連絡バスに乗らないといけないので、ゆっくり写真を撮る暇もなく、港に待機している連絡バスに乗車。車ごとフェリーに乗る人が多いかと思っていたのですが、結構バスを利用する人も多いようでした。

新門司港は門司駅から山を挟んで反対側にあるので、バスは途中山道のようなところを走ります。そして約20分で門司駅に到着。バスはこのあと小倉駅まで行くのですが、私はここで下車することにしました。ちなみに連絡バスなので料金は無料です。それでいてフェリーの運賃はインターネット予約割引後で6,200円だったので、ほんとに安いと思います。

門司9:00 – 門司港9:08(鹿児島本線・普通門司港行き)
門司駅に到着し、まず駅の売店でパンとコーヒーを買い、青春18きっぷの1日目に日付印を押してもらって駅構内へ。いよいよ列車旅のスタートです。


↑在来線で来ると、この門司駅が九州の玄関口になります。昔列車で来たときのことを思い出しました。


↑なつかしい国鉄時代の車両がやってきました。

まずは門司から2駅先の終点、門司港駅へ。特に用事はないのですが、せっかくなので終点まで行ってみたかったのです。乗客はほとんどおらず、あっという間に門司港駅に到着。門司港駅は噂には聞いていたのですが、とてもレトロな駅舎でした。折り返しの列車までの間、駅の周りを歩いてみることにします。


↑駅標もレトロな感じです。


↑車止標識がでかい!


↑ホームもレトロな感じで、旅行に出るぞという気分にさせてくれます。


↑JR九州の813系電車。行き先表示がでかいなぁ。あとJR九州はこのように原色を使った目立つ車両が多いです。


↑旅立ちの鐘。その奥に0哩(マイル)標があり、ここが九州の鉄道の起点となっていることがわかります。


↑駅の外から駅舎を眺めたところ。とてもレトロな建物です。

写真にも写っていますが、関門よさこい大会というのが開催されるらしく、駅には色とりどりの衣装を身につけた人たちがたくさんいました。しかしここであんまりゆっくりしている時間はないので、駅の周りをぐるっと一回りして再びホームに戻ります。


↑これから乗る快速荒尾行き。JR九州にしては比較的カラーリングがおとなしい車両です。

門司港9:26 – 博多10:47(鹿児島本線・快速荒尾行き)
始発駅なので、席は選び放題。クロスシートの窓際に座り、まずは博多まで約1時間半の列車旅です。しかし発車して数分後、青春18きっぷが見あたらないことに気づき、ちょっとしたパニックに!うわ、これはもしかして門司港駅で落としたのかと青くなりました。あわてて列車を降りようかとも思ったのですが、周りをよく探してみると、座席と窓のすき間に落ちていました・・・。あーびっくりした!ほんと列車旅開始早々に心臓が止まるかと思いました。
出発地の門司を過ぎ、小倉ではたくさんの乗客が乗ってきます。快速の割に停車駅が多く、途中で特急に抜かれたりもするので速いという感覚は乏しいのですが、クロスシートなので乗り心地は上々。しかししばらく乗っていると真横にでかいハエがやってきたので、こっちに飛んでこないよう必死に息を殺していました。まあ幸い降りるまでじっとしていてくれたので、よかったですけどね。列車は3分ほど遅れて博多に到着。

博多10:58 – 姪浜11:17(福岡市地下鉄空港線・普通姪浜行き)
博多では地下鉄に乗り換えて10:54発の西唐津行きに乗る予定だったのですが、博多到着が遅れたので間に合いませんでした。仕方がないので次の姪浜行きに乗車しましたが、ここは福岡市地下鉄になるので青春18きっぷが使えず、別料金となります。車両は至って普通の地下鉄車両で、なんだか急に都会に放り込まれた気分になりました。この地下鉄は福岡空港が始発なのでスーツケースを持った人もたくさん乗っていましたが、天神駅でかなりの人が降りていきます。そして福岡の地下鉄は駅ごとにアイコンというか、独自のマークがあるのが興味深かったです。

約20分で終点の姪浜(めいのはま)に到着し、後続の列車を待つことに。そして時刻表を見てふと気づいたのですが、今日は土曜休日ダイヤなので唐津方面行きの電車は10:54発ではなく、10:50発でした。結局どちらにしても間に合わなかったのか・・・。とりあえず次の電車がくるまで30分ほどあるので、駅の周囲を少し歩き、ロッテリアで少し時間をつぶすことにします。


↑姪浜駅の駅標。ここから先はJR筑肥線です。

ここから先、いよいよ佐賀県に入り、今日中に長崎県を目指すのですが、それはまた次回。

長崎・佐賀旅行1日目(8/19)

いつも夏の旅行は早朝にスタートするのが常だったのですが、今回は初めての船旅ということで、金曜の仕事終了後に即帰宅し、前日までにまとめた荷物の最終確認をして、18時過ぎには家を飛び出しました。行きの電車は当然ながら帰宅ラッシュで、そんな中旅立つのはなんだか妙な気分です。

梅田で御堂筋線に乗り換え、大国町で四つ橋線に乗り換えます。しかし運悪く次にやってきたのは北加賀屋行き。終点の住之江公園まであと1駅がんばれよ!とかあほなことを考えながら、北加賀屋で降りて次の電車を待ちます。そして住之江公園でニュートラムに乗り換え、フェリーターミナル駅で下車。出港まではあと30分弱しかないので、早々に乗船手続きを済ませて船に向かいます。



↑これから乗り込む「フェリーきょうと2」号。で、でかい・・・!

ちょうど船につながっている階段を上っている時に出港15分前のアナウンスがありました。船に入り、まずは自分のベッドへと向かいます。今回私が予約したのは特別2等洋室Aというグレードなのですが、まあ平たく言うとカプセルホテルのような感じです。


↑ベッドの様子。上段でも階段があるので楽々アクセスできます。ちなみに左に置いてあるキャリーバッグに、9日間分の荷物が全て詰まっています。

ここはドアを入って一番奥のベッドだったのですが、左側が壁で他の人が前の通路を通らないので、ほぼ個室に近い感じで快適でした。ただ荷物を置くところがないので、必要なものだけ取りだして、あとはコインロッカーに入れておくことにします。

そうこうしているうちに出港時間の19:50になり、船が動き出したようです。甲板に出ると、バックでゆっくりと港を離れていくところでした。南港内港はあんまり広くないので、よくこんな狭いところを通れるなあと思いながら、船員さんが無線で通信しながら作業している様子を眺めます。


↑出港時の様子。ゆっくりと港を離れていきます。

30分ほど甲板から外を眺め続け、そろそろお腹が空いてきたのでレストランに行ってみることに。食堂みたいに好きな料理を取って最後に精算するという形式で、刺身もおいしそうだったのですがちょっと割高だったので、悩んだ末に焼きカレーをチョイス。600円にしてはちょっと量が少なかったですが、割とおいしかったです。


↑ほんとは電子レンジで温めたかったのですが、故障していました・・・。

食べ終わって外に出ると、さっきよりかなりスピードアップしていて、風が肌寒く感じるぐらいでした。しかしそろそろ明石海峡大橋にさしかかるところだったので、しばらく待機。


↑遠くに明石海峡大橋のアーチが見えてきました。


↑近づくとその大きさに圧倒されます。

海上はとにかく真っ暗で、しかも風がきついので写真を撮るのはなかなか大変でした。そしてついに橋をくぐる瞬間、橋の上を眺めると走っている車が見えてちょっと感動!


↑橋をくぐった直後の様子。ライトアップされていて綺麗でした。

橋を過ぎてもしばらく景色を眺めていたのですが、陸から離れたせいかかなり暗くなってきて、しかも寒いのでもう早めに寝ることにしました。楽な格好に着替えて布団に入ったのですが、船自体の揺れは全くと言って良いほど感じないものの、エンジンの揺れは結構感じるので、少し寝付くまでには時間がかかりました。とは言うものの、夜行バスに比べれば快適この上ない環境です。コンセントもあるのでケータイも充電できますしね。ベッドではケータイの電波が入らないので、22時頃に就寝・・・。

明日はいよいよ九州に上陸しますが、それはまた次回。

フランス・ワインの旅8日目(9/29)

いよいよフランス滞在も今日が最終日です。6時半頃起床しシャワーを浴びたのですが、浴室から出るとドライヤーが見あたりません。これまで滞在したヨーロッパのホテルでドライヤーがないなんて経験はしたことがなかったので、まさかないとは夢にも思っておらず焦りました。とりあえず髪を拭いて服を着てフロントに借りに行ったのですが、なんとフロントにもドライヤーはないとのこと。前日の対応といいこの件といい、ほんとにこのホテルは最悪でしたね・・・。とりあえず髪は自然乾燥するに任せ、その間に荷造りをすることに。

8時過ぎに外出し、駅まで向かう途中にあるカフェに入ってクロワッサンとカフェラッテを注文します。ここのクロワッサンは冷たいまま出てきたので、ちょっとがっかり。食べ終わってからパリ・リヨン駅に向かい、まずはこのあと乗る予定の空港行きのシャトルバスのバス停の位置をチェックします。しかし少し迷って見つけたバス停にはバスの発車時刻が書いておらず、ちょっと不安になります。


↑パリ・リヨン駅の駅舎。たくさんの人が行き交っていました。


↑駅構内の様子。この黄色い機械に切符を通して自分で刻印を入れないといけません。

そのあと昨日と同じ24系統のバスに乗って中心部に出ようと思ったのですが、比較的近い所を走っている63系統のバスが先に来たので、そちらに乗ることに。このバスはセーヌ川沿いよりすこし内側の道を走るので、景色が変わっておもしろかったです。しばらくバスに揺られ、サン・シュルピス教会でバスを降りて、少し中を見ていくことに。ここはダ・ヴィンチ・コードの舞台となったことで有名のようですが、私は読んだことがないのでよくわからなかったのが残念です。


↑サン・シュルピス教会の外観。工事中だったのが悔やまれます。


↑内部の様子。ここはそこまで観光名所という感じでもないので、人影はまばらでした。


↑オルガンは大変立派なものでした。これは音を聴いてみたかったな。


↑翼廊から側廊を見たところ。かなり規模の大きな教会でした。

それから、北にすぐのところにある、サン・ジェルマン・デ・プレ教会へ。ちょうど入り口前には地元の子供達が集まっていたので、なにか礼拝でもあったのかもしれません。


↑教会内部は照明がついていて、独特の雰囲気でした。


↑ここのオルガンも立派だなあ・・・。


↑入り口の様子。ステンドグラスも少なく、意外と質素な教会でした。

時間があんまりないので慌ただしく写真だけ撮り、今度はセーヌ川の中州、シテ島に向かいます。


↑シテ島に向かう途中にあったスーパー。右端にアーティチョークが積み上げられてるあたり、日本とは違うなあと感じます。

少し歩いてシテ島に到着。まずはサント・シャペルに行こうと思ったのですが、ここは入場料がいるらしく入場待ちの行列が出来ていて、時間がもったいないのであきらめることに。その代わりに、シテ島の反対側にあるノートルダム大聖堂に行くことにしました。


↑シテ島の風景。この奥にサント・シャペルがあります。


↑セーヌ川沿いにはブキニストが使う緑色の箱がずらっと並んでいました。


↑サン・ミッシェル橋。左奥にノートルダム大聖堂が見えています。


↑そしてノートルダム大聖堂。広場は観光客でいっぱいでした。


↑大聖堂内部。さすがに荘厳な雰囲気です。


↑オルガンも聴いてみたかったなあ。


↑側廊にはステンドグラスや彫刻が並んでいます。


↑豪華絢爛なバラ窓のステンドグラス。素敵だ・・・。


↑横から見たところ。

ほんとはもっとゆっくりしたかったのですが、帰りの時間がそろそろあぶなかったので、ここも慌ただしく後にします。最寄りのバス停も幸いすぐ見つかり、ほどなくやってきた24系統のバスに乗り、パリ・リヨン駅経由でホテルに帰還。それからあわてて荷造りをし、ホテルをチェックアウトして空港行きのシャトルバス乗り場に向かいます。しかし運悪くバスは目の前で出て行ってしまいました。仕方がないので次のバスが来るまでここで待つことに。ここのバス乗り場には時刻表がないので、一体次のバスがいつ来るのか、さっぱりわかりません。なので同じくバスを待っている女性に、もう何分ぐらいここで待っているかを聞かれたりしました。15分待ってこなかったのでたぶん次のバスは30分後だろうと思い、次は多分11:30頃だと思いますよ、と返事。

そしてそろそろバスが来るかな・・・と思った矢先、バス停のある側道の入り口でなにやら事故があったらしく、パトカーがやってきて側道の入り口を封鎖し始めます。あれ、これはバス来たらどうなるんだろうと思っていたら直後にバスがやってきて、あろうことかバス停で待っている私たちを置き去りにして行ってしまうではありませんか!!もしかしてこの先の道路で停車して乗せてくれるのかな、という淡い期待もあったのですが、止まる気配もなくバスはあっさりと行ってしまいました。バス停には荷物の積み降ろし係の男性がいたのですが、彼に聞いてもわからないとのこと。先ほどの女性も詰め寄っていましたが、全くらちがあきません。ただでさえ1本バスを逃しているのにこれはまずい・・・!と思い始めたのですが、かといってRERと呼ばれる高速郊外鉄道で行こうとすると途中で1度乗り換えねばならず、急いでいるのにうまくたどり着ける自信がありません。そうこうしているうちに、同じくバスを待っていた別の男性はどこかにいってしまい、いよいよ途方に暮れそうになりました。そこでふと、この係員と言い合っていた女性も空港に行くんなら、同じタクシーで割り勘で行けないだろうかと思いつき、ダメ元でつたない英語で提案してみると、彼女にとっても渡りに船だったようで、あと何分か待ってバスが来なければそうしましょう、ということになりました。

結局バスはやって来ず、私は彼女と共にタクシー乗り場に移動。タクシー乗り場の案内係の男性が荷物をトランクに積んでくれたのですが、どうやら私は中国人と思われたようで、中国語で話しかけられました。以前もこんなことあったなあと思いながら、反応に困りつつ日本人ですと説明。とにかく女性の荷物がすごい量で、トランクもパンパンでした。そしてタクシーに乗り込み、シャルル・ド・ゴール空港へと出発!

車内では彼女と少し話をしたのですが、どうやらパリ在住の方のようで、これから海外に行くそうです。荷物が多かったので留学か何かかもしれません。先ほどのバスが行ってしまった件を信じられない、と私が言うと、その女性も”shame”だと言っていたので、よっぽど腹に据えかねていたんでしょうね。他に私が昨日までボーヌにいたことなどを話したりしていました。タクシーの運転手は結構なおじいちゃんだったのですが、高速道路をとにかく飛ばす飛ばす!そして約30分後の12:15頃、無事に空港に到着しました。運賃+荷物代で42ユーロだったので21ユーロずつ割り勘し、タクシーを降ります。シャトルバスでも16.5ユーロかかるところだったので、それほどかからずに済んだのはありがたかったです。それに日本人だけだとぼったくられる危険もあったので、同乗してくれる現地の人がいて本当に助かりました。そして女性とがっちり握手を交わして”Bon voyage!”と声をかけ、私もターミナルへと向かいます。

到着したのが2Dターミナルというところだったのですが、私が目指す2Eターミナルへは歩くと少し距離がありました。12:50までにチェックインを済ませないといけなかったので、まずはセルフチェックイン機でチェックインを済ませますが、関空のようにチェックイン済みならビジネスクラスのカウンターで荷物をすぐ預けたりといったことはできず、チェックインを待つ長い列に並びます。途中で成田行きの乗客を優先して手続きしていたので、どうやら成田行きの方が先に出発するようでしたが、関空に行く乗客は回りにいなさそうだったので、ちょっと不安になります。結局12:50ぎりぎりに荷物を預け、出国手続き、手荷物検査を済ませて搭乗口へ。

搭乗口近くにはLaduréeの支店があったので寄っていくことに。割れたマカロンの事を思い出し、ここにあるのわかってれば最初からここで買ったのに・・・と思いながらチョコを買うことにします。店員の東洋人ぽい女性に簡単なフランス語でこれをくださいと言い、お金を渡したのはいいのですが、肝心のチョコを受け取り忘れてしまい、その店員さんに日本語で呼び止められてしまいました。おおぅ、日本人だったのね・・・よけいに恥ずかしい(笑)。


↑シャルル・ド・ゴール空港2Eターミナル。なんだか近未来的な作りです。搭乗口はこの一番奥でした。

搭乗口にはすでに行列ができていました。しかしここまで来てしまえばそんなに急いでも仕方がないので、自販機のエスプレッソを飲んで一息つきます。それから列に並びましたが、並んだ瞬間に回りの乗客から関西の雰囲気が!やぱり新婚旅行で来る人が多いのか、カップルが多い印象でした。そして無事に飛行機に搭乗し、自分の席に座って離陸を待ちます。定刻の13:50頃に飛行機が動き出し、無事に離陸。まずはアペリティフにシャンパンをもらい、その後しばらくして1回目の機内食が出てきました。


↑1回目の機内食。今回も選択の余地無く和食になりました。の割にはマカロニとかありましたが。水のペットボトルの手前にある容器が何かと思ったのですが、トマトベースのスパイシーな冷製スープでおいしかった。

いつもは帰りの飛行機で大体気分悪くなって調子を崩すのですが、今回は大丈夫そうでした。隣の人がずっと寝ていたのでトイレに立つこともできず。ひたすら寝たりゲームしたりしていました。もう9月も下旬なのでさすがに高緯度地方でも日が落ち、あっという間に夜になってしまいました。そして着陸の1時間ほど前に2回目の機内食が配られます。


↑2回目の機内食。量も控えめでちょうど良かったです。左上のフルーツコンポートが、ネクターを濃くしたような感じでとてもおいしかった。

そしていよいよ飛行機は着陸態勢に。しかし滑走路が見えてくると同時に機体にたたき付けるすごい雨粒が!こんな大雨の中着陸するのは初めての経験だったので、ちょっとどきどきしましたが、無事に関西空港に到着。なかなか出てこない荷物にやきもきしましたが、なんとか空港の外に出ると、涼しくはなっているものの湿気の多さに大阪に帰ってきたことを実感しました。そして梅田でこれまた前回と同じようにラーメンを食べて自宅最寄り駅へ。まだ外はすごい雨で、仕方がないのでスーツケースにビニールをかけて家に帰ることにします。

というわけでフランス・ワインの旅はこれにて終了です。ボルドー・ブルゴーニュというフランスワインの二大産地をこの目で見て回ることが出来たのは、本当に貴重な経験となりました。残念ながらパリは駆け足での観光になってしまったので、今度行く機会があればもう少しゆっくりと見てみたいものです。

フランス・ワインの旅7日目(9/28) その2

マドレーヌ教会を出て一旦コンコルド広場に戻り、ここからあの有名なシャンゼリゼ大通りに入ります。


↑シャンゼリゼ大通り。マロニエの並木が綺麗です。はるか向こうに凱旋門がちらっと見えています。


↑歩道はこんな感じ。車の通行量は多いですが、歩道を散歩するのは楽しかったです。

シャンゼリゼ大通りは思ったよりも長くて、コンコルド広場から凱旋門まで歩くと大体2kmほどあります。最初はただ広い道路の両端に並木道の歩道が続いているだけなのですが、途中から有名ブランドショップが増え始め、だんだんと賑やかに。途中何回か信号で道を横切りながら写真を撮り、少しずつ凱旋門に近づいていきます。


↑やっと凱旋門の手前まできました。結構大きいなぁ・・・。そして上にのぼっている人が多い!

凱旋門のところはロータリーになっていて車の通行量が多いので、歩行者は地下道を通っていくようになっていました。地上に上がるとちょうど凱旋門の真下で、観光客もいっぱいです。上にあがるのはお金も時間もかかりそうだったのでやめておきましたが、天気が良ければ上からの眺めは最高だと思います。


↑凱旋門のまわりはロータリーになっていて、車の通行量がとても多かったです。これは今まで歩いてきたシャンゼリゼ大通り方面。


↑現地に行って初めて知ったのですが、凱旋門はこんな風に四本足(?)になっていて、いろんな方向から見ても門の形に見えるようになっています。

その後凱旋門を離れ、シャンゼリゼ大通りから見て左方向にあるクレベール通りへ。通りに入ると観光客が激減し、地元の人とおぼしき人が時々歩いているだけなのにびっくりしました。まあお店の数もまばらだったので、ある意味当然かもしれません。この通りを1km少々直進すると、シャイヨー宮が見えてきます。


↑シャイヨー宮にはいろいろな博物館が集まっています。


↑同じくシャイヨー宮近くにあるシネアクアの入り口。水族館と映画館が複合した施設のようです。


↑シャイヨー宮の北西側からぐるっと回り込んで南東側へ。ここはパリ万博の際に作られたモニュメントだそうです。


↑そして同じ位置で振り返ると、そこにはエッフェル塔が!

ここからイエナ橋を渡り、エッフェル塔の真下に向かいます。エッフェル塔は思ったより渋い色合いで、なかなかかっこよかったです。しかし橋のあたりからエッフェル塔のフィギュアを売る黒人がやたら多くて、ちょっと閉口しました。途中で警察でも来たのか、集団で猛ダッシュして逃げていくのが見えて、やっぱりぼったくり価格で売ってるのかなと思ったり。


↑エッフェル塔の真下も観光客でいっぱいでした。足の部分を斜めに上っていくエレベーターはなかなか楽しそうでした。

そしてここで南米系とおぼしき家族連れに写真を頼まれたので撮ってあげることに。写真を頼んでくる人は怪しい人じゃないと思っているので、私もカメラを渡して一枚撮ってもらいました。エッフェル塔も天気が良ければ上りたかったのですが、時間もあんまりなかったので、下から眺めるだけにします。


↑真下から見上げたエッフェル塔。この鉄骨の幾何学構造がたまらんですね・・・。

エッフェル塔の真下を通り抜け、その先のシャン・ド・マルス公園へ。ここも散歩をするには最高の雰囲気でした。


↑シャン・ド・マルス公園から見たエッフェル塔。これがベストショットかな・・・天気さえ良ければなぁ。


↑シャン・ド・マルス公園の突き当たりにあるエコール・ミリテール(旧陸軍士官学校)。

ここから左に曲がり、ナポレオンの墓があることで有名なアンヴァリッドへ向かいます。するとその途中でLenôtreというマカロンのおいしそうなお店があったので、おみやげに買っていくことにしました。



↑アンヴァリッドを正面から見たところと、振り返って門を見たところ。門には警備員が立っていて、なかなかものものしい雰囲気です。


↑そしてたくさんの大砲が敷地の外に向かって並べられているのも印象的でした。

結局時間が遅かったのでアンヴァリッドも入らず、そのまま北に歩いて行きます。セーヌ川を渡り、ようやく出発地点であるコンコルド広場まで戻ってきました。


↑交通量の多いコンコルド広場。


↑ゆったりと流れるセーヌ川。左側にエッフェル塔が見えています。

せっかくここまで戻ってきたので、来る途中で行列が出来ていたマドレーヌ教会近くのLaduréeに寄っていきます。店内で少し並び、適当にマカロンを6つほど選んで買ったのですが、普通に紙袋に入れられてしまったので、これはお土産にするには無理があるな、と思い後で自分で食べる事にしました。

帰りはマドレーヌ教会そばのバス停からバスに乗ろうと思ったのですが、目的のバス停がなかなか見つかりません。バス停を探している途中でたまたまフォションのお店を発見し、ちょっと入ってみることに。しかし店内は中国人と日本人ばかりで、どうにも居づらくて何も買わずに外に出ました。そしてバス停を無事発見し、ほどなくやってきた24系統のバスに乗ります。そろそろ帰宅ラッシュの時間で車が多く、所々渋滞していたのですが、24系統のバスは比較的空いている道を走っていくので、それほどひどく時間がかかるというほどではありませんでした。そしてパリ・リヨン駅でバスを降り、一旦ホテルに戻ることに。

部屋で荷物を降ろし、フロントでおすすめレストランを聞いてみたのですが、そんなものはないとつれない返事。じゃあレストランのあるエリアはどの辺ですかと聞いても、ちっとも要領を得ないので、あきらめて手持ちのガイドブックに載っている近くの店に行ってみることに。お店の前に出ているメニューを見るとやや高めの値段設定だったので、ちょっと悩んで近くの他の店も探してみたのですが、あんまりこれといった店もなかったので、まあ最終日ぐらい少しぜいたくしてもいいかと思い直し、最初のお店”La Gazzetta“に入ることにします。中は少しこじゃれた感じの店構えで、少し緊張しましたが、表のメニューに書いてあった5皿39ユーロのコースと、コート・ド・プロヴァンスのマスカローネという赤ワインをグラスで注文しました。


↑サバの燻製焼き、キクイモとレモンのコンフィ添え。サバとレモン風味の甘いソースが意外と合っていました。


↑カキとトマトのエクラゼ、ズッキーニ添え。エクラゼとはつぶした、というような意味のようです。さっぱりした味でした。


↑干し草で調理され、ローストされたニンジン、セモリナミルクとクレソン添え。とでも言うんでしょうか。最初肉料理かと思って食べたら思いっきりニンジンだったのでびっくりしました。


↑サルト産牝鹿のステーキ、西洋ゴボウとエストラゴン、ピーマンとシナモン添え。これが今日のメインディッシュです。少し固かったですが、さすがのお味でした。このとき頼んだハウスワインもたぶんメルロー主体だと思うのですが、悪くなかったです。


↑西洋スモモのスープとミニミルクアイス。そして良く煮たリンゴをチョコレートに載せ、カタバミを添えたもの。アイスクリームがソースと相まって美味でした。

最後にカフェ・ノワゼットを頼み、店を後に。この旅で初めての、洗練されたフランス料理を食べた気がしますが、確かにどれもおいしくて満足でした。全部で50.4ユーロ(約5,800円)ほどしましたが、料理の質を考えれば悪くなかったです。

店を出て一旦途中まで帰ったのですが、メニューの写真を取り忘れていたことに気づき、あわてて店まで戻ります。もう時刻は21時を回っていて、あたりも薄暗くてそんなに治安が良いわけでもなさそうだったので、さっさと帰ることに。ホテルのフロントで無線LANのパスワードを聞き、部屋で少しネットにつないでから就寝。夜中まで周囲が騒がしいのが少し気になりました。

翌日はいよいよフランス滞在最終日ですが、それはまた次回。

フランス・ワインの旅7日目(9/28) その1

夜中に目が覚めたので、風邪薬を飲んで再び就寝。なんとか効いてきたようで、まだ喉は痛いものの7時頃に起床してシャワーを浴びます。その後ロビーに行き、アドエスで無線LANに接続して帰りの飛行機のチェックインを済ませました。


↑前日買っておいた、朝ご飯のサンドイッチ。もうパンからして日本のものとは違います。残りは昼ご飯にすることに。

一旦部屋に戻り、身支度を済ませて9時頃に外出。今日は11時にボーヌを出発する予定だったので、最後に街を見納めてくることにします。


↑ボーヌ滞在中に宿泊していたホテル セントラル。ボーヌはホテルが少ないので、あまり選択肢はありません。


↑前日訪れたオテル・デュー。やっと晴れ間も見えてきました。


↑オテル・デューの前にあるみやげ物屋。富士フイルムの看板はこんなところにもあるんだなぁ。

その後前日も行ったスーパーに立ち寄り、おみやげ用のマスタードを購入。それから観光案内所に行き、ブルゴーニュのぶどう畑の地図(有料)を入手しました。ついでにここにはエスプレッソの自動販売機があったので、休憩していくことにします。ここは0.4ユーロと、駅の自販機よりも安かったです。

そろそろ出発の時間が近づいてきたので、ホテルに戻り荷物をまとめてチェックアウト。ワインやらマスタードやらを買ったせいで、スーツケースが重くて石畳の道を歩くのが大変でしたが、なんとか駅に向かいます。駅には20分ほど前に着いたので、しばらくは写真を撮って時間をつぶすことに。


↑ボーヌ駅。私と同じように列車を待つ人が結構いました。


↑通過していった貨物列車。よく見ると貨物車には「DB」の文字が。ということはこれはドイツから来たのかな。


↑逆方向に向かうTER。ローヌ・アルプの文字が入っているので、リヨン方面に向かう列車でしょうか。


↑これから乗る11:05発のディジョン行きTERがやってきました。電気機関車がすごく無骨なデザイン。

よく考えると、一昨日自転車と一緒に乗り込んだTERもこれと同じ列車でした。帰りはパリに直行するTGVがちょうど良い時間になかったので、一旦ディジョンまで行って、そこで乗り換えることになります。車内は空いていたので、適当な座席を見つけて座りましたが、スーツケースが重くて荷物棚に上げるのが一苦労でした。



↑TERの車内。一昨日乗った車両よりは古そうな感じでした。

途中コート・ドールのぶどう畑は一面霧に覆われていて、全然視界がききません。こういう気候がワインの味に影響を与えているんだろうなあとか思いながら外を眺めていました。ディジョン駅手前には予定より10分ほど早く到着したのですが、信号待ちのせいかしばらく待たされ、結局予定より5分ほど早くディジョンに到着。一昨日と同じ列車のはずなのに、なぜか到着ホームは一昨日と違うところでした。ここで11:52発のTGVに乗り換えのため、ホームを移動します。



↑駅標と列車案内板。電気機関車にもペイントされているのが斬新だなぁ。

しばらくしてTGVが到着。私以外にも結構ここから乗る人がいました。車内に入り、まずは自分の席を探したのですが、私が座るはずの席にはすでに見知らぬ誰かが座っています。まあ以前にもこんなことがあったので、またか・・・と思いながら、切符を見せて席を空けてもらいました。パリまでは2時間弱の列車旅ですが、途中パソコンやケータイの音を切らずに使ってる人が何人かいて、なかなかにぎやかでした。Windowsのおなじみの警告音が聞こえてきたときには思わず苦笑。車内では備忘録代わりのノートを書いたりうとうとしたりしているうちに、パリの街並みが見えてきました。そして13:30頃、パリ・リヨン駅の旧コンコース側に到着。

パリ・リヨン駅の正面出口を出て、とりあえず今夜泊まるホテルを目指します。駅前は立体構造になっているので、地図がわかりにくくて仕方なかったのですが、まず階段を下り、ここかなと思う通りを歩いて行きます。道はすぐにわかったのですが、ホテルまでは5分少々とちょっと離れているようです。ホテルも名前が大きく出ていないのであやうく通り過ぎてしまうところでした。

ホテルに入り、まずはチェックインしようと思ったのですが、手続きしてからなぜか10分ほど待たされました。フロントの人同士がずっと何やら話していたのですが、その後呼ばれ、どうやら部屋にトイレがあると書いてあるけど、実際にはトイレは共用だということのようでした。それで少しまけてくれるのならともかく、何もなかったのは納得がいきませんが、とりあえず前払いの宿泊費65ユーロをカードで払い、2Fの部屋へ。エレベータもないし、部屋に冷蔵庫もないし、ちょっと設備には不満が残るホテルでした。

結局うだうだしているうちに14:30を回ってしまいましたが、これからパリ市内を観光してくることにします。しかし部屋を出てフロントに向かうと誰もいなかったので、仕方なく鍵を持ったまま外出することに。まずはパリ・リヨン駅に戻り、駅の中にある観光案内所で無料の地図をもらいました。あとバスの路線図も欲しかったのですが、ここにはないと言われたので、地下鉄のリヨン駅に降り、市内交通の案内所でもらうことにします。ついでに券売機で市内交通の1回券を2枚買い、再び地上へ。ここから24系統のバスに乗って市内中心部を目指すつもりだったのですが、バス停に着くとちょうど前のバスが出たところだったので、しばらく次のバスを待ちます。この24系統のバスはセーヌ川沿いを走るので、車窓からの景色を眺めるだけでも観光気分を味わえる路線です。

やってきたバスに乗り、しばらくはガイドブック片手に観光気分を味わいながら西に進んでいきます。セーヌ川沿いにはブキニストと呼ばれる古本を売る露天商がずらりと並んでいてとても印象的。しばらくするとノートルダム大聖堂やルーブル美術館が見えてきて、テンションも上がります。そしてコンコルド広場でバスを降り、まずはマドレーヌ教会に行ってみることに。すると途中の道沿いに、店内に行列のできているマカロン屋さんがあり、思わず足を止めてしまいました。帰国してから知りましたが、ここは日本にも支店のあるLadurée(ラデュレ)だったようです。とりあえず今は何も買わずに店を後にし、マドレーヌ教会に入ることに。


↑マドレーヌ教会の外観。なんとなくギリシャの神殿っぽい?



↑入って正面と、祭壇近くの様子。完成したのが19世紀なので古さはありませんが重厚なイメージです。


↑オルガンの装飾も立派なものでした。

マドレーヌ教会を出た後はシャンゼリゼ大通りから凱旋門、エッフェル塔とパリの観光スポットを巡りますが、それはまた次回。