バルト三国の旅4日目(9/19) その1

6時過ぎに起床し、旅行のメモを書いてから衣類の洗濯をしたのですが、洗っている時に指の皮がめくれてしまってめっちゃ痛い! 情けない思いをしながらシャワーを浴び、朝食を食べに出たときにはもう9時を回っていました。朝食会場は大混雑していてテラス席しか空いておらず、少々肌寒さを感じながら食事を取るはめに。


↑このホテルは朝食の選択肢が多くて良かったです。特に真ん中のお皿左上にあるニシンの酢漬けが脂も乗ってすごくおいしかったのですが、コーヒーには激しく合いませんでした・・・。

朝食を平らげて外に出ましたが、今日は本当に良い天気! 上着を持ってきた方が良かったかと最初少し後悔しましたが、じきに暖かくなってきました。


↑ブラックヘッドの会館。この時はリガ城修復の影響で臨時の大統領官邸となっていたため、中には入れませんでした。第二次大戦時に崩落してしまったものを、20年ほど前に再建したようです。


↑ブラックヘッドの会館と広場を挟んで向かいにある市庁舎。こちらも立派な建物です。


↑市庁舎の隣にあるこの建物は、リガ工科大学のようです。


↑ブラックヘッドの会館を別の角度から。


↑旧市街中心部にあった謎のキラキラしたオブジェ。風で金属片が揺れて光を反射していました。


↑その近くにあった日本食レストラン。「寿司と居酒屋」と書かれていました。


↑リガ大聖堂前広場。本当は大聖堂の中に入りたかったのですが、どうやら改修中のようで入ることができませんでした。



↑旧市街の北側に修復され残っている城壁。かつてはこのような城壁が旧市街をぐるっと取り囲んでいたようです。すぐ近くで小型の脚がないチェンバロのような楽器を弾いている人がいて、何だか風情がありました。


↑レンガとツタのコントラストが美しい火薬塔は、その名の通り外壁の厚さを生かして火薬の保管庫として使われていた塔です。現在は軍事博物館になっているようですが、ツアー客がたくさんいたので外観だけ見ることに。



↑かつてラトビア人の商人が住んでいたという「猫の家」。その名前の由来になった猫の像が左側の屋根の上にあります。


↑猫の家のすぐ近くにある大ギルド会館。現在はコンサートホールになっています。

すぐ近くの観光案内所で無料の地図をもらい、今度は聖ペテロ教会の塔に上ってみることに。塔の上は風が強かったですが、リガの街の構造がよくわかりました。


↑この塔はエレベーターがあるので、上るのはとても楽でした。途中教会内部を上から眺めることができます。


↑南側を眺めたところ。ダウガバ川を渡る鉄道の鉄橋が見えています。


↑西側には道路橋が見えます。その向こうにある三角形のような建物は、国立図書館のようです。


↑北西側の川向かいには、銀行などのモダンな建物が見えています。


↑北側は修復中で塔に覆いの掛けられた大聖堂の塔がよく見えます。


↑東側にはリガ中央駅がありました。駅前にはショッピングセンターがあるようです。


↑南東側は昨日バスを降りたときに見たかまぼこ状の中央市場の建物が続いています。




↑塔を降りて教会内部も見ていきます。レンガ造りでやや無骨な印象を受けました。

すぐ隣にある聖ヨハネ教会にも入ってみたかったのですが、開いていなかったのであきらめて中央市場の方に行ってみることにします。


↑中央市場までやってきました。トラムの線路沿いにも駐車している車がたくさんあります。




↑あのかまぼこ状の建物の内部はこのような市場になっています。建物ごとに魚や肉、野菜、パン、チーズなどさまざまな物が売られていました。サーモンやいくらはわかりやすいですが、それ以外にも見たことのない魚がたくさんあります。


↑そして建物の外でもこのように青空市場が開かれていて、多くの人で賑わっていました。こういう雰囲気大好きなので、見ているだけでテンションが上がりますね。バターもチーズのように量り売りで売られていて、しかも安いので買いたくなってしまいます。


↑市場のすぐ横をトラムがかすめていきます。

市場は楽しいのでずっと見ていたかったのですが、12時から大聖堂で行われるオルガンコンサートに間に合わなくなりそうだったので、そろそろ移動することに。



↑コンサート前で人が集まってきている大聖堂内部。オルガンも修復中なのか足場が組まれています。

オルガンコンサートは1曲目にいきなりJ.S.バッハの聖アンのフーガ(BWV552)のイントロが聞こえてきたので、すごくテンションがあがりました。30分ほどのコンサートなのに15分以上あるこの曲をチョイスするなんて思っていなかったので、うれしかったなあ。音響的に特筆すべきことはありませんでしたが、やはりこういう場所で聴くオルガンは最高です。





↑コンサート終了後、大聖堂内部を見て回りました。ステンドグラスが素敵。

せっかく大聖堂の中に入れたので回廊なんかも見ていきたかったのですが、そちらは入れないようでした。仕方ないので大聖堂を出て、街をぶらぶらしてみることに。


↑大聖堂広場前にあるこの建物は、どうやらラジオ局のようです。近くでは路上でチェロを弾いている人がいました。


↑聖母受難教会。結婚式をしていたようで、にぎやかな雰囲気でした。


↑レンガ造りの印象的な英国教会。こちらも残念ながら中には入れず。


↑英国教会の向かいにあった古い住宅。説明書きに1795と書いてあったので、おそらく200年以上前に建築されたものなのでしょう。


↑そのすぐ近くにあるデンマーク大使館。


↑白い塔が印象的なリガ城。本来は大統領官邸として使われているので、当然中には入れません。



↑カラフルな建物が印象的なCitadele銀行と、その横にある政府機関の入る高層ビル。



↑教会のような建物ですが、今はコンサートホールとして使われているようです。

街中をカメラ片手に歩いていると、急に知らないおじさんに大きな声で話しかけられてびっくり。たぶんお酒でべろべろだったんだと思いますが、そんなに人通りの多い道でもないので、ちょっとひやっとしました。本当はダウガバ川沿いを歩いてみたかったんですが、広い道路を渡れるところが全然なくて、あきらめているうちにリガ港までやってきました。


↑リガ港の近くには船溜まりがあり、多くの船が停泊していました。


↑リガ港からストックホルムまで1日2便あるようで、大きなフェリーが停泊していました。ここでトイレを借りられたので一安心。


↑晴れてきたのでもう1枚。

このあとも引き続き街中を散策しますが、それはまた次回。

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