バルト三国の旅5日目(9/20) その1

昨日と同じく6時過ぎに起床し、旅行のメモを書いてからシャワーを浴びて朝食会場へ。今日は屋内のテーブルで食べることができました。


↑昨日より量は控えめにしましたが、やはりニシンの酢漬けは外せません。

食べ終わるともう9時半になっていました。まずは昨日開いていなかった、ホテル近くの聖ヨハネ教会に向かいましたが、今日は日曜日なのでミサ中だったため、あとでまた来ることにします。
教会を後にするとビール瓶を持った地元のおじさんにいきなり「China?」と話しかけられたので「No.」と答えると、今度は「Thailand?」と聞かれました。なんでやねん!と思いながら「Japan.」と答えると、何やら大阪を知っている様子だったので「I came from Osaka.」と答えるとなぜか握手を求められました(笑)。とりあえず「Thank you!」と言って別れましたが、あの人はなんだったんだ・・・。

それから昨日回廊を見られなかった大聖堂に向かいましたが、今日は14時オープンのようだったので、こちらも後回し。聖ヤコブ教会もミサ中だったので、同じく後回しにします。


↑聖ヤコブ教会の塔。時計の上方に鐘がつるされていますが、何やらいわれがあるようです。

時間をつぶすため、昨日はツアー客が多くて断念した、火薬塔にあるラトビア軍事博物館へ。ここは入場無料ですが中は結構広く、さまざまな展示がありました。ラトビア含むバルト三国はロシアとドイツに翻弄された歴史があるため、市街戦に関する展示品は生々しく悲惨なものもありました。


↑博物館裏手にあったレストランの表に出ていたメニュー。操舵輪をモチーフにしているようですね。



↑なぜか日本の軍艦模型も展示されていました。長門と霧島、そして大和ですね。


↑帰り際にトイレを借りたときに貼られていた紙。ラトビア語で「水を使え」と書いてあって、レバーを押して水を流すように促しているのですが、そこにおそらく各国から来た旅行者がめいめいに自国語でレバーを押せと書いてあるのがとてもおもしろい。私もつい日本語で追記してしまいました(笑)。

博物館を出て、次は大聖堂の修道院跡にあるリガ航海史博物館へ。ここは写真撮影が別料金だったので撮れませんでしたが、ソ連時代の船の模型や、それよりもっと古い時代の日用品など、いろいろな展示がありました。ただ値段ほどの価値はなかったかな・・・。
それから市役所近くの民族衣装や工芸品のお店を見て回りましたが、結構良いお値段するのでさすがに手は出ませんでした。


↑市役所のすぐ近くにある、リガ工科大学のキャンパス。前にある像はソ連時代に建てられた、ライフル部隊の像だそうです。

旧市街の南東にはツェントルスというショッピングモールがあるので、そちらに行ってみることに。中にはRimiという少し大きめのスーパーがあったので、おみやげ用にチョコをたくさん買いました。あとビールとブラックバルザムというラトビアオリジナルの薬草酒を買ったらカバンが重い・・・。疲れたのでここからはトラムに乗ることにします。



↑5系統のトラムに乗りMīlgrāvis電停方面に乗車すると、途中は思ったより乗降がありましたが、終点近くでは私以外に誰も乗客がいなくなってしまいました。このあたりは工業地帯のようで、人もまばらです。


↑車内の様子。ここまで来るのに市中心部から30分はかかったような記憶があります。


↑Mīlgrāvis電停ではそれなりに乗ってくる人がいました。ループ線を一周して元来たルートを引き返します。

国立オペラ座電停で下車し、一旦ホテルに戻っておみやげを置いて再び出発。まずは昨日開いていなかった聖ヨハネ教会を見ていくことにします。


↑トラムではレトロな車両も走っていました。





↑聖ヨハネ教会の内部。天井の網目模様が独特ですね。



↑ステンドグラスも立派なものです。

お次は昨日オルガンコンサートで立ち寄った大聖堂へ。今日は中に入れるようになっていて、昨日見られなかった回廊も見られるとのことだったので、見ていくことにします。コンサートはないですが、今日もオルガンが鳴っていて良い雰囲気でした。





↑回廊と中庭。2枚目の写真は洗礼盤らしきものがあるので洗礼堂でしょうか。




↑回廊では、かつて大聖堂の塔で使用されていた時計盤と風見鶏が展示されていました。石板は詳細不明です。


↑中庭では、塔の時計で使用されていた鐘が展示されていました。かなりの大きさです。

回廊を見学後は大聖堂に戻り、しばらくオルガンを聴いていくことにします。
このあとは引き続き旧市街を散策し、夜はロシア料理をいただくのですが、それはまた次回。

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