2004年の買い物展望
前回、2003年中に購入したものを振り返りましたが、今回は今年の買い物をいろいろと予想してみようと思います。
まずCPUですが、Intelは第2四半期にPrescott(90nm版Pentium4)を投入してきます。キャッシュが倍増し、クロックも上がるためかなり期待されています。その分、発熱もすごいようでいろいろと対策は必要かもしれません。対するAMDはややおとなしめで、Athlon64は3400+から、4000+となるにとどまるようです。ということで、おもしろいのはPrescottでしょうが、Athlon64も値段的には下がってくるでしょうから、どっちがいいでしょうねぇ。今度こそ久々のIntel Insideマシンにしようかなあ。
続いてマザーですが、今年後半にはいよいよPCI Express対応のチップセットが出てくるため、マザーの構成もがらっと変わることが予想されます。なので当然ビデオカードもAGPのものから買い換えなければならないでしょうね。最初はもしかするとAGPとPCI Express両対応のマザーが中心になるのかもしれませんが、そのあたりは実際の製品が出てみないとわかりません。PCIも普及には数年を要したことから考えると、PCI Expressも普及にはしばらくかかりそうです。
HDDは、いよいよシリアルATAに本格移行すると思います。特にNative Command Queuing対応のHDDが出てくれば高速化も期待されるので、いろいろと楽しみです。なので、今私のHDDはあんまり容量が足りてないですが、この新しいシリアルATAに対応したHDDが登場するまでは待とうと思っています。
ビデオカードは、0.11μmプロセスに移行した新しいチップがATiからもnVidiaからも出てくるようです。特にATiのRadeon9600/9800後継のチップが気になるところです。そういえば3DLabsのP10は一体どこにいってしまったんでしょうね…。
メモリは、DDR2への移行がそろそろ見えてくる頃だと思いますが、今年いっぱいはまだ、DDR400が主流でしょうね。
というわけで、今年後半~来年前半にかけて、おそらく私のPC構成は激変すると思われます。というか、新しいCPUを買おうとすると、マザーもHDDもビデオカードもメモリも、全部変えないといけない、という状況になっちゃうんですよね。ちょうどいろんな規格の過渡期が重なっているので仕方ないところですが、ほんとにわくわくします。2003年はあんまり変化のない年だったので、今年はいろいろと期待しています。