2004年1月9日

    iPod mini VS Hi-MD

    AppleからiPodの新しいシリーズ、iPod miniが発表されたようですね(参考記事)。1インチHDD搭載で名刺サイズ、厚みも12.7mmとかなり小型で、なかなかよさげな感じです。ただ同時に既存のiPodも値下げされ、iPod miniに数千円上積みすればHDD容量が約4倍になるので、なかなかどっちが良いのか難しいところですね。サイズを取るか、曲数を取るかでしょう。

    そして、こうした動きに対抗して、SONYも新しいMDの規格を発表しています(参考記事)。MDで対抗するのがSONYらしいところですが、既存のMDメディアでも容量が約2倍、新メディアでは既存の約6倍の1GBを実現できるようですね。1GBあれば300曲ぐらいは入りそうですから、なかなかよさげな感じです。あとファイルシステムにFATを採用したというのもポイントですね。かつてはMDにデータを記録できるMD-DATAという専用規格があったのですが、特別なメディアが必要で、かつ速度的にも遅かったので全く普及しませんでした。ですが、今回は汎用メディアが使えるようですし、高密度化に伴って速度も向上しているでしょうから、なかなか注目できそうです。あとはメディアと対応機種の値段次第でしょうね。ただ、大容量HDDのオーディオプレーヤーに慣れている人だと、いちいち聴きたいディスクを選んで持って行くということに、煩わしさを感じるかもしれません。一度便利さを味わってしまうと、元には戻りたくないものですもんね…。

    で、私的にはどれが欲しいかといえば…うーん、実のところ今は通勤も自転車ですし、休憩時間もあんまり音楽を聴く余裕もないので、買っても宝の持ち腐れになる可能性が高いのですよね(汗)。1時間半の電車通学をしていた大学の頃なら、間違いなくiPodとか買ってたと思うのですが、MDすら全然使わなくなった現状では、決して安いものでもないですし、様子見の状態です。みなさんはどうですか?