2004年1月10日

    記録型DVDの高速化

    こちらに記事が出ていますが、International CESでDVD-Rの2層記録と、DVD-RAMの高速化について発表があったようです。DVD+Rではつい先日、2層記録対応ドライブが今春発売されるとの発表があったばかりなので、-Rでもできることをアピールするねらいがあったのでしょうか。特に既存のドライブでファームを変えただけで実現できているようなので、検証さえ終わればすぐにでも製品化できそうな感じです。ただまだフォーラムで規格が策定されていないようなので、出るとしても今年末~来年初めぐらいでしょうかねえ。
    DVD-Rが2層化されることのメリットですが、やはり記録容量の増加でしょうか。使い出して思ったのですが、DVD-Rの4.7GBというのは意外と中途半端な容量です。今までCD-Rに保存していたようなものの保存には大きいですし、動画ファイルなんかをまとめて保存しようとすると、ちょっと少ないなあと感じてしまうのです。DVD-Rを使ったことのある人は同じように感じている人が多いのではないでしょうか。これが2層化することで8.5GB程度になるので、だいぶ使いやすくなるような気がします。ただどうしても書き込み速度は落ちてしまうでしょうから、それがネックでしょうか。ところで、2層記録する場合、層をまたぐようなファイルの書き込みはできるのでしょうかねえ。

    あと、DVD-RAMの高速化もかなり注目です。DVD-RAMはまもなく5倍速化されますが、RAMは書き込みにベリファイが伴うので実質2.5倍速程度であり、4倍速対応ドライブがあるDVD+RW等に比べればやや見劣りするところがありました。それが、来年前半には一気に16倍速に対応するということで、4倍速でしばらく足踏みするとみられる+RW等に比べて、かなりのメリットがあるものと思われます。とりあえず私としては、RAMはしばらく今の2倍速ドライブで逃げて、今年は-Rの8倍速ドライブを購入しようかなあ。-Rは本格的に焼き始めると2倍速でも遅く感じますからねえ。そういや、RAMが16倍速になっても、カートリッジは残るのだろうか…。

    The days of wine and roses

    昨年末にいっぱいワインを買ったので、気づいたら最近ワインばかり飲んでいます。三が日にはあの有名なシャトー・マルゴーのセカンドワインである、パヴィヨン・ルージュを開栓。暮れに3,980円で売られているのを見て、衝動買いしてしまったのです。前から一度飲みたいなあと思っていたのですが、セカンドといえども5,000円ぐらいしていたのでちょっと手が出ませんでした。3,980円でも安くはないですが、これぐらいならなんとか出せる範囲です。で、味の方ですが、2001年物という若いワインながら、樽香がかなりきいていて、ある種の重みを感じさせるものでした。高級ワインの片鱗を見たような気がします。
    そして今日はチリワインを開けました。チリワインは1,000円以下のリーズナブルな物が多いですが、今回買ったのはコノスル ヴィジョン カベルネ・ソーヴィニオンという1,580円で買ったワインです。私はチリワインが好きで良く飲むのですが、さすがにこれぐらいのクラスのものになると樽熟成をしているためか、チリワインの特徴である濃厚な果実味に加えて熟成感が出てきて、かなりおいしいです。このワインもそんな感じで、これはすごいな…と思いました。やっぱりチリワインはおいしいよなぁー。あと同じコノスル ビジョンのメルローも買ってあるので、ぶどう品種の違いでどう変わるのか、試してみようと思います。

    とまあ、基本的に赤ワインばかり飲んでいる私ですが、白も飲まないことはありません。でも白ワインは甘口の方がどちらかというと好きですね。特にソーテルヌに代表される貴腐ワインが好みです。で、12月にソーテルヌの近く、ルーピアック産の1995年物のワインが1,680円で売られていたので、これも衝動買いしてしまいました。味はソーテルヌの貴腐ワインよりはさっぱりしていて、あまり濃厚な甘さという感じではないのですが、逆に適度な酸味もあって飲みやすい感じです。しかし9年近く経ってもこの味わいってのがすごいなあ…(あんまり古いワインは飲んだことがないのです)。これはおいしかったのでもう1本買っておきました。あとドイツ産のアイスワインも買ってあるので、これも栓を開けるのがたのしみです。