記録型DVDの高速化

こちらに記事が出ていますが、International CESでDVD-Rの2層記録と、DVD-RAMの高速化について発表があったようです。DVD+Rではつい先日、2層記録対応ドライブが今春発売されるとの発表があったばかりなので、-Rでもできることをアピールするねらいがあったのでしょうか。特に既存のドライブでファームを変えただけで実現できているようなので、検証さえ終わればすぐにでも製品化できそうな感じです。ただまだフォーラムで規格が策定されていないようなので、出るとしても今年末~来年初めぐらいでしょうかねえ。
DVD-Rが2層化されることのメリットですが、やはり記録容量の増加でしょうか。使い出して思ったのですが、DVD-Rの4.7GBというのは意外と中途半端な容量です。今までCD-Rに保存していたようなものの保存には大きいですし、動画ファイルなんかをまとめて保存しようとすると、ちょっと少ないなあと感じてしまうのです。DVD-Rを使ったことのある人は同じように感じている人が多いのではないでしょうか。これが2層化することで8.5GB程度になるので、だいぶ使いやすくなるような気がします。ただどうしても書き込み速度は落ちてしまうでしょうから、それがネックでしょうか。ところで、2層記録する場合、層をまたぐようなファイルの書き込みはできるのでしょうかねえ。

あと、DVD-RAMの高速化もかなり注目です。DVD-RAMはまもなく5倍速化されますが、RAMは書き込みにベリファイが伴うので実質2.5倍速程度であり、4倍速対応ドライブがあるDVD+RW等に比べればやや見劣りするところがありました。それが、来年前半には一気に16倍速に対応するということで、4倍速でしばらく足踏みするとみられる+RW等に比べて、かなりのメリットがあるものと思われます。とりあえず私としては、RAMはしばらく今の2倍速ドライブで逃げて、今年は-Rの8倍速ドライブを購入しようかなあ。-Rは本格的に焼き始めると2倍速でも遅く感じますからねえ。そういや、RAMが16倍速になっても、カートリッジは残るのだろうか…。

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