2009年4月

    AMDよ、私は帰ってきた!

    はじめに、この日記は相当マニアックなことを先にお断りしておきます。…ってまあいつものことですか、そうですか(笑)。

    IntelのCore 2 DuoをうちのPCに導入したのは、2006年11月のことでした。Core 2 Duoが登場したのが同年7月だったので、割とすぐ導入したことになりますね。登場前から気になっていたCPUでしたが、ほんとにクロック当たりの性能が高くて、買って良かったと思えたCPUでした。おまけにマザーを換えてからはFSBを266→400MHzにすることができたので、クロックも1.86→2.80GHzとなり、最新のCPUにもひけをとらないスピードを出せています。

    しかし導入から2年半が経ち、そろそろクアッドコアのCPUが欲しくなってきたのも事実です。ほんとは秋に登場予定のIntel Core i5(Lynnfield)を買おうと以前から思っていたのですが、思ったより安くならなさそうなのと、一番下のモデルがHyper Threadingに対応していないことがわかり、ちょっと失望してしまいました。そんなタイミングでちょっと前から気になっていたAMD Phenom II X4 940が新モデル発売に伴って値下げされたので、これは買うしかない!とほとんど勢いで購入。新モデルの955もSocket AM3対応で、DDR3メモリが使えるようになっているので速くなってはいるのですが、価格差が5000円以上ありますし、DDR2メモリを流用出来る方が安上がりだろうなと思い、あえてこちらにしました。

    マザーには安いながらも最新チップを載せていて評判の良い、FoxconnA7DA-Sを購入。ふぉっくす紺子で有名(?)なFoxconnですが、OEMが主力なので製品を見かけることは稀で、私も製品を使うのは初めてでした。最初組んだときはHDDからも、Vistaのインストールディスクからも起動しなくて焦ったのですが、USBでつないでるものを最小限にしたら無事に起動。その後もちょっと試行錯誤がありましたが、なんとかOSの再インストールはまぬがれました。

    そしてこのCPUは倍率が可変なので、オーバークロックが容易というのも大きな特徴です。定格は200×15=3GHzなのですが、コア電圧を0.1V上げて1.45Vにすると、3.6GHzが常用できるようになりました。この状態でもCool’n’Quietという機能のおかげで、負荷がかかっていない状態では自動的にクロックと電圧が下がるので、コア温度を下げることができます。一番気になっていたH.264エンコードは4コアになったことによる高速化は思ったほどではありませんでしたが、それでも30%ぐらいは速くなったので、まあ悪くはないです。もっとエンコードで並列化処理が効けば良いんでしょうけどねえ・・・。その代わり、エンコードしながらでも他の作業に支障が出なくなったのは利点かもしれません。

    というわけで、劇的に速くなったというほどではありませんが、並列処理時は確実に快適になった気がします。なにより、ネイティブクアッドコアCPUを使ってるんだ!というのだけでテンションが上がりますね(笑)。

    ジェットストリーム!

    仕事で使う文具は、会社支給のものではなく自分でお気に入りの物をそろえるという人も結構多いようですが、私もどちらかというとそういうタイプです。そういうわけで大阪市内の文具のディスカウントショップ(フクヤとかアンエイとか)は大好きで、ちょくちょく買いに行ってたりします。
    特にずっと愛用してるのが三菱鉛筆のジェットストリームというシリーズのボールペンです。ボールペンって普通のボールペンはインクがかすれたりしますし、ゲルインクのものは乾く前に触ってしまって悲惨なことになりがちなのですが、ジェットストリームはくっきりした線が書ける上に油性なのですぐ乾くという利点があり、とても売れているようです。私もジェットストリームのことは新聞記事で知ったのですが、一度使ってからというもの手放せなくなってしまいました。
    しかし最初の頃は1本150円の安っぽい普通のシリーズしかなく、長時間書いていると指が痛くなってくるのが難点でした。しかしちょっと前にSXN-1000という、グリップ部にゲル素材を採用し、ボディ部もヘアライン加工されたちょっと高級感のある商品が発売されたのを見て、1本1,000円とちょっと高かったですが、思わず購入してしまいました。これは予想通り長時間書いてても疲れにくくて愛用しているのですが、軸重心が先端部にあるので、芯を出したまま地面に落としてしまうと、高確率で芯がだめになってしまうというのだけが難点ですね・・・。
    また3色ボールペンと、2色ボールペン+シャープペンというのも登場したので、後者の方を普段シャツの胸ポケットに入れて常用しています。これは換芯の互換性がないのが難点ですが、何本も持ち歩かなくてもいいので重宝しています。そういえば最近0.5mm芯の製品も出てきたようなので、こちらも気になるな-。

    クレジットカードのweb明細書の不満

    最近よくクレジットカード会社から、紙の明細書からweb明細書に変えれば、ポイントももらえてエコロジーですよという宣伝がくるのですが、たかだか100ポイントもらうために切り替えなんてしたくないなといつも思ってしまいます。紙の明細書なら何年でも取っておけるのに、web明細書は過去半年分しか見られないって仕様的にちょっとどうかと思うんですよね。せめて過去5年分ぐらいは見られるようにしてくれないと、意味がないと思うのです。簡単に過去の明細書にアクセスできるからこそ、web化の意味があるんじゃないかなぁ。紙の明細書がなくなったらその分郵便料金が浮くんですし、過去のデータ保存するためのストレージ代ぐらいまかなえると思うのになー。

    ハモネプはつい見てしまうなー

    今日帰宅したらたまたまハモネプが放送されていたので、ついつい最後まで見てしまいました。
    THE 夜もヒッパレという番組に出ていたゴスペラーズからアカペラにはまったのですが、ハモネプも割と昔から見ていて、RAG FAIRのCD買ったりしていた頃もありました。アカペラはやはり海外のグループの方がすごいとは思いますが、日本のアカペラグループもいろんな個性があっておもしろいと思いますね。今回は優勝したBam B Crewは圧倒的でしたが、A-Zもメインボーカルの声がとても綺麗で、良かったです。μも元合唱部だけあって、コーラスがとても綺麗でした。
    私もアカペラにはあこがれるのですが、人のパートにつられまくる人なので、きっと無理だろうな…。

    試験疲れた・・・

    今日は全国的に情報処理技術者試験日和(?)ということで、私も情報セキュリティスペシャリストの試験を受けてきました。
    会場はまたまた寝屋川の摂南大だったので、前回と同じく阪急茨木市からのバスルートで現地入り。帰りは京阪寝屋川市駅まで歩きましたが、どちらも片道30分近くかかるので、歩き疲れました・・・。

    まあそんなことより肝心の試験ですが、去年まで情報セキュリティアドミニストレータと、テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)と分かれていたのが統合され、試験自体も今回から変更になるということで、いろいろと戸惑いもありましたね。まず午前試験がIとIIに分かれたのですが、余裕だと思っていた午前Iが案外難しくて難儀しました。多分高度区分共通の問題だからでしょうね。反面午前IIはずいぶん簡単に思えました。
    そして昼休みが終わって午後試験ですが、まず午後Iはこれまで90分で3問選択だったのが2問選択に変わったので、時間的にはずいぶん余裕がありました。ただ記述の分量はやはり増えてますね-。あと問題ごとの解答量に結構差があって、一問当たりの配点にずいぶん差が出るんじゃないかなあと思いました。
    午後IIはまあ今までと同じような感じでしたが、試験が統合された分、問1は技術寄り、問2は運用寄りな感じがしました。私は最初問2にしようと思ったのですが、案外記述が難しそうだったので途中から問1に変えました。これが吉と出るか凶と出るか・・・。

    受験者層も結構幅広い感じでしたね。男性が多いのはいつものことですが(汗)、年齢層もたぶん私と同年代が中心で、上の方も結構いらっしゃいました。初回ということで、合格率がどうなるかも気になるところですね。

    ついにこの時が来たか

    ルネサスとNECエレ統合、半導体世界3位

    ついにこの時が来たか・・・という感じがします。ルネサスはマイコン分野で日立のH8や三菱のM32を抱えているだけにシェアが高く、私が前の会社にいた頃は一番のライバルだと思ってました。いつかは飲み込まれるのではないか、ということも漠然と思っていたりもしたので、びっくりするというよりも、ついに来たかという感慨の方が大きいですね。ただ存続会社はNECエレの方になるのがなんだか不思議な感じです。
    でも半導体世界シェアがどんどん低下していく中、国内だけで争っていても仕方ないのも事実だと思いますし、少しでも世界シェアを取ってくれれば、と思わずにはいられません。

    PC関連の話題が少ないなー

    最近PC関連でわくわくするような話題が少なくて、なんだかつまらない感じがします。SSDは日進月歩で進化していてまだおもしろいのですが、CPUとかビデオカードは最近停滞気味な気がするんですよね…。AMDのPhenom IIはちょっと気にはなりましたが、クロック当たりの性能でIntelにかなり後れを取ってるような気がしますし、ビデオカードもGeForce 9600GT vs Radeon HD4850の頃のような熱さがどうも感じられません。

    個人的にCore i5と噂されるLynnfieldのCPUが出てきたら乗り換えようと思っているのですが、それも秋になりそうですし、しばらくはこんな状態が続くのかなぁ・・・。同じCPUを3年近くも使い続けるなんて初めての経験なので、さすがに飽きてきたなー。

    今年の夏はどこ行こう

    そろそろ今年も夏の旅行先を考える時期がやってきました。国内旅行だったらまだまだ余裕あるのですが、海外に行くとなるとそろそろ航空券を押さえておかないと、格安なものはすぐ売り切れてしまうのですよね。しかし一番行きたかったドイツには行ってしまったので、あんまりこれという決め手がない状態です。相変わらずアジアにはそれほど興味がわかないので、やっぱり行くとしたらヨーロッパになると思うのですが、イタリアでワイン飲み放題ツアーとか、フランス・ボルドーでワイン飲み放題ツアーとか…ってワインばっかりかい!スコットランドでモルト飲み放題ツアーも気になりますが、ほかに観光するとこなさそうだしなぁ。
    もしくは一昨年行ったドイツの、違う都市を回るというのも楽しそうです。北ドイツとかおもしろそうな気がするなぁ。あとは東欧のポーランドとかハンガリーとかもちょっと興味がわきますね。でもやっぱり今一番気になってるのはイタリアかなぁ。せっかくなのでモンテヴェルディの生誕地、クレモナとかに行ってみたいな。

    国内だったら、まだ行ってない長崎も含めて、九州にもう一度行きたいなあと思っています。長崎の路面電車に乗って、JR最西端の佐世保に行きたいなー。きっと九州行ったらまた焼酎三昧の旅になるんだろうなぁ。あと今でも鮮烈にうまさが印象に残っている久留米ラーメンがまた食べたい…。

    とまあ、旅行はこうやって計画してるときが一番楽しいとも言います(笑)。

    道東・道北の旅3日目(8/22) その2

    尾岱沼14:02 – 別海バスターミナル14:49(別海町地域生活バス・別海バスターミナル行き)
    ここからは地元の別海町が運行するバスに乗って,いったん別海町の中心部に向かいます。このあたりは公共交通機関がとにかく貧弱なので、ほんとに苦労しました。
    運転手は女性の方で、途中整理券の発行もなく、利用するのも地元の人ばかりといった感じでとてもアットホームな雰囲気でした。バスはまず海沿いを走り、本別海へ。ここから方角を西に変えて道道364号線を走るのですが、ここは途中5kmほど道がまっすぐな区間があって、走っててとても気持ちよかったです。ただ疲れていたので、途中でうとうと…。

    バスターミナルは売店があって休めるようになっていたので、しばし休憩。売店では牛乳ですっかり魅了された「べつかいの~屋さん」シリーズの商品が置いてあったので、コーヒー牛乳とヨーグルトを買ってみました。コーヒー牛乳も牛乳がおいしいからか今まで飲んだことないようなおいしさで、ヨーグルトもこれまたおいしかったです。

    このシリーズにすっかりはまってしまった私は、バスターミナルを出てすぐ近くにあるスーパーへ。ここでも飲むヨーグルトこめちち屋さんと言うのを買ってみました。飲むヨーグルトはその場で飲みましたが、こめちち屋さんは缶入りで日持ちしそうだったので、3本買ってお土産に持って帰ることに。『発芽玄米とにんじんをペースト状にし、オリゴ糖と良質な生乳をミックスした健康飲料です。』ということでどんな味だろうと思ったのですが、意外とおいしかったです。

    まだ乗り継ぎのバスまでは1時間ほどあったので、5分ほど歩いたところにある別海町郷土資料館へ。駆け足で見ただけでしたが、このあたりの開拓の様子がわかってなかなかおもしろかったです。20年前までは国鉄標津線がこのあたりを走っていたので、その当時の写真なんかが特に興味深かったなあ。

    別海16:19 – 厚床16:45(根室交通中標津線・厚床行き)
    別海からは、その国鉄標津線がバス転換された路線に乗ります。別海を出てすぐ雪印の工場の横を通り過ぎ、ここからひたすら国道243号線(パイロット国道)を南下。このあたりは国道の左右見渡す限り牧場で、まるで日本じゃないような雄大な景色が広がっていました。

    途中かつて奥行臼駅があったところは駅舎が保存されているようでした。時間があれば見たかったなぁ。そしてバスは根室本線(花咲線)の厚床駅前に到着。

    ↑厚床駅の駅舎はなかなかモダンな感じでした。ここから列車に乗っても根室に行けるのですが、今日は18きっぷを使っていなかったので、ここからもバスの旅が続きます。

    厚床17:00 – 北斗小学校前17:38(根室交通厚床線・有磯営業所行き)
    ここから方角を東に変えて、根室を目指します。バスは国道44号線をひたすら東進。このあたりも牧場が多かったです。途中春国岱(しゅんくにたい)という砂州の横を通りましたが、なんとなく野付半島と雰囲気が似てるなーと感じました。ちなみにこのときの運転手の方とは、このあと何度も顔を合わすことになります。

    やがて根室市街が近づくにつれ、風景がだんだんと街っぽくなってきました。根室は東の最果てというイメージと違って、どちらかというと神戸とかに雰囲気の似た港町でしたね。
    このまま根室駅前まで行っても良かったのですが、今晩泊まるホテルはその前のバス停の方が近かったので、そこで下車。そこでふと見上げると道路標識にロシア語が併記されていて、おおっと思いました。それだけ根室に来るロシア人が多いんでしょうねー。

    ↑上から順に「ノサップ岬」「根室駅」「インフォメーションセンター」と書いてあります(たぶん)。ロシア語はローマ字読みできるので、ロシア語を見つける度に読みあさっていました(笑)。

    とりあえずホテルにチェックインした後、再び外出することに。まず根室駅に向かい、ここからまたバスに乗ることにします。

    根室駅前ターミナル18:28 – 光洋中学校前18:37(根室交通市内線・公住入口行き)
    根室市内のバスはそこそこ本数も多く(といっても1時間間隔でしたが)、利用者もそこそこいました。もうこの時間になると日も落ちてきて暗くなってきましたが、まだ行きたい場所があったのでめげません!バスは途中営業所を経由したのですが、そこで運転手が交代し、乗り込んできたのがなんと先ほど根室まで来たときの運転手さんでした。なんとなく気まずい気分になりながら(笑)、バスを降りました。

    ここでバスを降りたのは、東根室駅に行きたかったからです。列車で来るともっと待たないといけなかったので、手っ取り早くバスで来ることにしました。

    ↑東根室駅へはちゃんと案内看板が出ていました。これでわかるとおり、東根室駅というのは日本最東端の駅なのです。ここまで来たら外すわけにはいかないスポットです。

    バス停から東根室駅は歩いて3分ぐらいでした。もうあたりは真っ暗でしたが、駅標なんかを撮影することにします。



    最後の写真は水銀灯のせいでずいぶん色合いが変になってしまいました…。東根室駅は片面1線の簡素な無人駅で、なんだか雰囲気がありましたねー。

    東根室18:51 – 根室18:54(根室本線・普通根室行き)
    列車はほどなく到着するはずだったのですが、なかなかやってきません。私の他にも1人列車を待っている方がいたのですが、「(列車)来ませんねー」なんて話をしながら待っていました。その方に「まりも」に乗ってきたかどうか聞かれたのですが、あとで調べたところ、札幌-釧路間を走る夜行特急「まりも」がこの夏で廃止になったようですね。知らなかった・・・。ただその方はここまで来るのに根室から歩いてきたそうで、がんばるなぁ・・・。他にも根室駅で東根室駅の入場券(硬券)を買えると教えてもらったので、あとで買うことにしました。しばらくして列車は無事到着。1両編成でしたが結構乗客は多かったですね。ほんとは列車に乗って日本最東端の駅に降り立ちたかったところですが、ダイヤの都合上仕方ありません・・・。根室までは一駅なので、あっという間でした。

    駅を降りてから、夕食を食べに行くことにします。ホテルを出るときにおすすめの店を聞いてきたので、そこに行くことに。途中でポスフール(イオングループのスーパー)に立ち寄り、お土産に根室産の缶詰をいくつか買いました。その後「我が家」という居酒屋へ。昨日も飲んだ北の勝をちびちびやりながら、サンマの刺身や焼きガキ、めふん(鮭の腎臓の塩辛)なんかを食べましたが、どれもうまかったなー。

    ↑サンマの刺身。左にある黒いのがめふんです。


    ↑カキは当たったことがあるので普段あまり食べないのですが、これは文句なしにうまかった!

    そんな感じでおいしいものをいろいろ食べて外へ出ると寒い!まだ8月というのにこの寒さはなんだ…と思いながら、10分ほど歩いて宿に戻りました。翌日はノサップ岬に行くため5時起きの予定だったので、早々に就寝…。

    メガネ好きにおすすめ

    …かどうかはわかりませんが、最近の日刊で気になった曲がこれです。

    作曲者のあつぞうくんは3月に突如現れて怒濤の勢いで曲を投稿している方のようですが、もともとプロの方のようなのでそのクオリティに納得です。
    ほかにも


    のあたりもとても良い曲です。ただ「さよなら、ロックスター」の最後で「さよなら、あつぞうくん」と出てくるのがすごく気になるところですね…。