マドリガーレ集第3巻

今日は吹田に寄ったついで(?)に梅田にも行ったのですが、タワレコに入ると前回来たときには見つからなかった、モンテヴェルディのマドリガーレ集第3巻(NAXOSで今月発売予定でした)があったので、即座に購入しました。しかし今月の新譜なのに面出ししてないとはどういうことですかタワレコさん。そんなにモンテヴェルディはマイナーですかっ(泣)。まあマドリガーレ聞く人は少ないだろうなあとは思うので仕方ないのですが、危うく売ってることに気づかないところでしたよ。まあでも買えたので帰宅後早速聴きましたが、やっぱり良いですねー。このシリーズの第1巻を買ったときの衝撃は2002/12/02の日記でも触れていますが、いまでも第1巻は愛聴盤となっています。とにかく空間にハーモニーが溶けていく感じがすばらしいのですよね。メロディとかは割とワンパターンなところもあるのですが(特に終止の仕方はほぼ共通)、それでも思わず自分もハモりたくなってしまう魅力にあふれています。この第3巻もその辺は踏襲されていて、非常に心地良いです。
ちなみにマドリガーレというのは、ルネサンス期のイタリアで流行した世俗的な多声歌曲のことです。まあアカペラの一種ですね。アカペラと言えばグレゴリオ聖歌などの宗教的なものの方が多いのですが、このマドリガーレは世俗的な愛なんかを歌ったものが多く、曲調もさまざまです。個人的な意見ですが、マドリガーレってソロで歌うのとは違って誰か一人が突出して目立っちゃうと興ざめなのですよね。よくそういう歌い方する人いますけど、やっぱり平等にハーモニーを奏でないとマドリガーレじゃない、と思います。あー、一度で良いから私もマドリガーレ歌ってみたいなあ。

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