カテゴリ: 旅行

    福知山線旧線ハイキング

    先週日曜はあいにくの曇り空でしたが、JR福知山線の廃線跡をたどるハイキングに行ってきました。

    かつてJR福知山線は宝塚駅を出たあと、武庫川に沿って線路が造られていたのですが、複線電化に伴いトンネルによる直線ルートに切り替えられ、この区間は廃線となったのです。今ではごく普通のハイキングコースとなっていて、私が行った日もたくさんの人とすれ違いました。

    ここが廃線になったのは1986年のことなのでもう20年以上も前になるのですが、今でも枕木やトンネル、鉄橋がそのまま残っているので、とても風情があります。鉄道に興味ない人でも、武庫川沿いの景色がきれいなので、楽しめるのではないでしょうか。ちょうど今の季節は紅葉が見頃です。

    20081117_01.JPG
    ↑生瀬駅を降りてすぐ近くに残っているレンガ造りの橋脚。歴史を感じさせます。

    20081117_02.JPG
    ↑国道176号線沿いに残っている廃線跡は、もう自然に還りそうな雰囲気です。枕木がなければ廃線跡とは気づかないかも。

    20081117_03.JPG
    ↑中国道をくぐったあたりからは、廃線跡がハイキングコースぽくなっていて、すれ違う人が増えてきました。

    20081117_04.JPG
    ↑このあたりから廃線跡は武庫川に沿って続いています。こういう立地なので、同じ経路での複線化が難しかったようです。

    20081117_05.JPG
    ↑速度制限標識がそのまま残されています。この区間はカーブが多いので、スピードが出せなかったことも廃線になった一因でしょう。でも残っていれば嵯峨野トロッコ列車に負けない車窓景色を楽しめる観光路線になっていたかもしれませんね。

    20081117_06.JPG
    ↑枕木は至る所に残されていました。ただトンネル内の方が保存状態が良く、野ざらしになっているところは少しずつ朽ちていっているようです。

    20081117_07.JPG
    ↑トンネルは当然ながら照明もなにもない真っ暗闇なので、懐中電灯は必須です。でもこんな体験はなかなかできないのでおもしろかったなあ。

    20081117_08.JPG
    ↑トンネルを抜けると、武庫川を渡る鉄橋が姿を現します。ここも見所の一つです。

    20081117_09.JPG
    ↑鉄橋の中央部分は枕木しかないので、隙間から川が見えて結構恐いです。人が歩く部分は左側にあります。

    20081117_10.JPG
    ↑ちょうど紅葉が始まる頃だったので、きれいなもみじを見られました。真っ赤なもみじも良いですが、こうやって緑から赤に変わる途中の色合いが個人的には好きです。

    20081117_11.JPG
    ↑落葉したイロハモミジを拾ってみました。きれいな形をしています。

    20081117_12.JPG
    ↑日本の秋、って感じの風景ですねぇ~。

    というわけで廃線跡はあんまり今まで歩いたことのなかった私ですが、なかなか楽しかったです。他のところも行ってみたいなあ。

    ちょいと東京へ行ってきます

    この週末はちょいと東京に行ってきます。今桃山台から夜行バスに乗ったところです。夜行バスには何度も乗っていますが、行きに乗るのは実は初めてなのですよね。いつも帰りに利用してばかりだったので・・・。

    東京に行くのは4年ぶりですが、きっといろいろ変わってるんだろうなぁ。

    道東・道北の旅1日目(8/20)

    今回の旅はいつもと違って午後出発だったので、午前中は普通に仕事して、午後帰宅してから最後の荷造りを済ませて家を出ました。最初はいつも通り朝一で出発するつもりだったのですが、そうするとどうしても旅程がうまく組めないのと、飛行機代が午後出発の方が安いというのもあってこうなりました。まあその分1泊増えたので、金額的には結局高くついていますけどね。ほんとは伊丹空港から出発したかったのですが、神戸空港発の方が安かったのと、出来たばかりの神戸空港に行ってみたかったこともあり、こちらを選択しました。

    13:10頃に家を出てまずは阪急三宮へ行き、そこからポートライナーに乗り換えです。ポートライナーも乗るのはずいぶん久しぶりでしたが、神戸空港ができたおかげで本数が5分に1本とほぼ倍増しているのにはびっくりしました(そのうち神戸空港行きは半数)。途中単線だった区間も複線になってホームが増設されていたりして、変わったなぁと思っているうちに、新線区間に突入。ポートアイランド南駅あたりは、まだ更地が目立っていましたが、これからいろいろ出来ていくんでしょうね。そして神戸スカイブリッジを数分かけて渡り、終点の神戸空港駅に到着です。乗った車両は見慣れたポートライナーの車両でしたが、着いた駅が新しかったのでなんだか不思議な感覚でした。到着は14:30頃だったので、だいたい1時間ちょいでしょうか。関空に行くのに比べればはるかに近かったです。

    20080820_01.JPG
    ↑神戸空港駅から北側の様子。右側に見える橋が神戸スカイブリッジです。結構長い橋でした。

    空港に着いてから、まずは手荷物を預けることにしました。今回利用したANAではスキップサービスというチケットレスサービスがあり、二次元バーコードをリーダにかざすだけでチェックインができるようになっています。ケータイならメールアドレス登録するだけで二次元バーコード付きのメールが送られるのですが、ウィルコムには対応していないので紙に印刷していくしかないのかなと思っていたところ、二次元バーコードの画像ファイルをW-ZERO3に保存し、画像ビューアで縦横2倍表示すれば通れるという記述をwebで見つけ、試してみることにしました。手荷物カウンターに行き、バーコードリーダにW-ZERO3の画面をかざすと、音が鳴って無事成功。念のため紙に印刷したものも持っていってはいたのですが、必要ありませんでした。

    その手荷物ですが、これまで国内旅行にでかけるときはでかいボストンバッグに荷物を入れていたのですが、今回はキャリーバッグを持って行くことにしました。入れられる荷物の量はボストンバッグより減ってしまいますが、やはり平地を歩くのは楽ですね。途中砂利道を通ったり、荷物が重くなったりして帰ってくる頃には車輪の調子が悪くなってしまいましたが、これからはキャリーバッグにしようと思います。

    さて、手荷物を預けて楽になったところでまだ搭乗まで時間があったので、展望デッキへ出てみることに。神戸空港はそれほど大きな空港ではないので、飛行機の数はまばらでしたが、ちょうど2機ほど離陸する時間だったので、写真を撮りまくりました。ここで初めて望遠レンズが役に立ちましたね(笑)。

    20080820_02.JPG
    ↑新千歳空港行きのJAL便。私が乗った便より機体が大きかったです。

    20080820_03.JPG
    ↑正面からもう1枚。

    20080820_04.JPG
    ↑今まさに離陸体勢に入っている仙台空港行きのANA便。これは35mm換算で450mmと最大限にズームして撮った写真です。以前使っていたLUMIX DMC-FZ20でも432mmまではズームできたので目新しさはありませんが、やはり解像度は高く感じますね。

    20分ほど飛行機を眺め、再びターミナルへ戻ってくると15時を回ったところだったので、そろそろ搭乗手続きをすることにします。

    20080820_05.JPG
    ↑ターミナルビル2Fの様子。3Fまで吹き抜けになっているので開放感があります。

    保安検査場も無事通過し、搭乗時間を待ちます。やがて搭乗が始まり、予約していた窓側の席に座りました。機体はエアバスA320で3+3列の座席配置でした。このタイプの機体はヨーロッパに旅行したとき乗り継ぎ便で良く乗った記憶があります。これぐらいの大きさの機体の方が、なんだか離陸時に軽やかに飛び立つ気がして、ジャンボジェットよりも安心できる気がするのはなぜでしょうね。

    神戸空港15:45 – 新千歳空港17:40(全日空・ANA403)

    定刻の15:45を少し過ぎて飛行機は無事に離陸。しばらく西を向いて飛んでいましたが、姫路のあたりから日本海側に抜け、一路北海道を目指します。ただ東北地方は天気が悪いようで、乱気流を注意するアナウンスが何度か流れました。

    20080820_06.JPG
    ↑機内から撮影。これはおそらく姫路港のあたりだと思います。

    北海道が近づき機体は高度を下げていきましたが、あたりは真っ白な世界が広がっていて、天気悪いなーと思わずにはいられませんでした。雨こそ降っていませんでしたが、あたりはずいぶん曇っていました。やがて苫小牧の工場群が見えてきて、ほどなく到着です。新千歳空港到着は17:40の予定でしたが、結局着陸したのは17:15頃でした。は、早すぎる・・・。前回北海道に来たときは列車で3日かかったことを思うと、ほんとにあっという間に北海道に着いてしまい、しばらくはなんだか実感がわきませんでした。とりあえず手荷物受取所でキャリーバッグを受け取り、おみやげ物屋さんをぶらぶらして新千歳空港駅へ。今日は18きっぷを使わないので券売機で切符を買い、ホームに止まっていた快速エアポートに乗り込みます。これに乗れば札幌に直接行けますが、今日の宿は反対側の苫小牧なので、次の南千歳駅で乗り換えです。

    南千歳駅で降りた瞬間、「寒っ」と思わずつぶやいてしまいました。私はTシャツ1枚だったのですが、あまりに寒いので荷物から長袖シャツを取り出して着ることに。でも周りにいた人は結構半袖の人が多かったので、みんななんで大丈夫なんだ-、と思ってしまいました。北海道の人は寒さに強いんだろうなぁ。

    南千歳から苫小牧方面への電車は札幌方面に比べると極端に少なく、1時間に1本程度しかありません。飛行機が予想より早く着いたおかげで、逆に南千歳で1時間近く足止めを食うはめになってしまいました。ホームにいると寒いので、19:02の苫小牧行きが来るまでずっと待合室でぼーっとしていました。やがて電車が到着しましたが、帰宅ラッシュの時間帯なこともあって、結構乗客は多かったです。途中苫小牧までは4駅しかないのですが、この区間はあたりに何もないようで、外は街灯の光も見えないぐらい真っ暗でした。19:21に苫小牧に着いてから、駅前すぐにあるホテルにチェックインし、夕食を食べるため外出することに。

    初めて来る苫小牧の街は、結構都会的で新しい建物が多いものの、歩いている人が少なくてなんだか寂しい印象を受けました。港町なので魚介類の方がおいしいのかもしれませんが、明日以降魚介類づくしになることが予想されたので、今日は全然違うものが食べたいと思い、恵比寿商店というお店でスープカレーを食べることに。辛さの加減がわからなかったので普通の辛さを注文したのですが、ちょっと物足りなかったかな?でもまあ、具だくさんでおいしく頂きました。ホテルでもらったガイドブックでこのお店を知ったのですが、ガイドブックを見ていると「そのクーポンでドリンクお付けできますよ」とのことだったので、食後にラッシーを頂きました。

    20080820_07.JPG
    ↑スープカレーとラッシー。とてもレトロな雰囲気のお店で、懐かしい電話や看板がいろいろ置いてありました。

    さて、明日からいよいよ本格的に旅の始まりです。4時半起床なので早く寝ようと思ったのですが、寝付こうとした瞬間ケータイに謎の電話が!なんだかカラオケボックスからかけているようで、後ろから「♪ぽーにょぽーにょぽにょ」とか聞こえてきます(笑)。もしもし、と言っても応答はなく、番号登録もされていなかったので結局誰からの電話なのか、今もわからずじまいです…。

    こっからが遠いんだ

    さっき無事に関空に着きました。一週間ぶりの大阪は意外と涼しかったです。雨のせいか湿気はすごいですけども・・・。

    さて、関空到着と言うことで、こっからが遠いんですよねぇ。関空快速で帰るのですが、大阪まで1時間以上かかるからなぁ。帰宅するのは9時前頃かな。

    帰りたくないよー

    080827-112835.jpg

    今日は朝から日本最北の地、宗谷岬に行ってきました。寒かった・・・。その後いったん駅前に戻り、今度はノシャップ岬へ。ここではこの旅初のウニ丼!これで1500円というのは安かったなぁー。うまさも絶品でしたよ。

    さて、楽しかった北海道旅行ですが、いよいよ北海道ともお別れです。これから稚内空港に行って帰りの飛行機に乗らなければなりません。あー、明日からまた仕事だぁー。

    増毛

    080825-175646.jpg

    2日ぶりの更新ですが、ちゃんと生きてますよー。いやあ、知床はウィルコムが圏外なので、日記が書けなかったのです。

    知床観光は予定を変更して早めに切り上げ、網走に直行して博物館網走監獄を見てきました。なかなか重みのある展示でしたねぇ。

    そして今日はその網走を素通りして、留萌線に乗り増毛(ましけ)まで行ってきました。最初乗ろうとしていた列車だと旭川着が20時を過ぎてしまうのですが、その一本前だと12時着という難しいダイヤなので、ほんとに直前まで悩みましたよ。増毛には国稀(くにまれ)という地酒の蔵元があるので見学したのですが、試飲で10種類ぐらい飲ませてもらったので、昼間っからへろへろに・・・。その後留萌まで行き、増毛駅の入場券をゲット。髪に御利益あるかな?(笑)。それから黄金岬という夕日の名所の近くで写真を撮って、今日の宿がある旭川まで戻ってきました。

    そして晩ごはんはもちろん(?)旭川ラーメンです。今日は味特という店で醤油ラーメンを食べましたが、濃い醤油味でなかなかおいしかったなあ。明日は山頭火の本店に行ってみようかと思っています。

    花咲ガニ最高!

    今日は早朝からバスに乗り、日本最東端の納沙布岬へ。時間が早かったので人影もまばらで、ゆっくり観光できました。幸い陽も出ていたので、写真もうまく撮れてるといいなあ。

    それからいったん根室に戻り、今度は花咲港へ。花咲港と言えばなんと言っても花咲ガニですよ。一匹買ってその場で食べましたが、うまいっ!花咲ガニは全身トゲトゲなので指を切ったりもしましたが、そんなことはお構いなくむしゃむしゃ食べました(笑)。

    さて、これからは根室を離れて釧路に戻り、そこから今日の宿がある知床斜里に向かいます。

    日本最東端の駅

    今日は朝から観光船に乗ってトドワラを見に行き、その後バスを乗り継いで根室までやってきました。途中ずっとウィルコムが圏外で、バス待つ間の暇つぶしに困った・・・。海鳥の写真撮りまくったり、地元メーカーの牛乳飲んだりして暇つぶししていました。

    根室到着後は再びバスに乗り、日本最東端の駅、東根室駅へ。駅には同好の士がいて、根室駅で東根室駅の入場券(硬券)が買えることを教えてもらったので、さっそくゲット!

    そして今は居酒屋で酔いつぶれてます(おい)。めふん。という鮭の内蔵の塩辛や、サンマの刺身、焼きガキを食べて幸せです。でも外出たら帰り道寒いんだろうなぁ。なんか昨夜は稚内の最低気温、1.5度だったらしいです。標津はそこまで下がってはないでしょうけど、寒くて目が覚めましたもん。大阪もここ数日は涼しいのかなぁ?

    シマエビうまいなー

    釧路から3時間ほどバスに揺られ、標津町までやってきました。バスはほんとに動き出してるところを手を振って止め、間一髪間に合いました。あぶなかった・・・。そしてバスの運賃に3000円なんて初めて払ったよ!

    そして宿ではこの地方名産のシマエビをいただきました。見た目は普通の小振りなエビですが、とても濃厚な味わいでおいしかったなあ。明日もお昼に食べようと思っています。

    ちなみに今回の旅の隠れた目的として、オホーツクに消ゆ、の舞台をたどってみようというのがあります。なので明日は野付の港からトドワラを見に行くぜー!

    帯広豚丼

    080821-115316.jpg

    帯広につきましたー。さすがに帯広は都会ですねぇ。乗り換えまで1時間ほどあったので、帯広名物という豚丼を食べました。なんか帯広駅降りた瞬間から肉の焼けるにおいがしていたので、あちこちに店があるようですね。炭火焼きなので香ばしくて、タレも絶妙な味加減でうまかった!私はすぐに席に案内されたのですが、店を出たらすごい行列ができていて、人気ぶりにびっくりです。

    このあとは釧路まで行き、そこからはバスに乗ります。乗り換え3分しかないけど大丈夫かなぁ・・・。