道東へ
おはようございます。4時半起きで眠い・・・。今日はこれから釧路経由で標津まで向かいます。そのためには苫小牧6:12発の列車に乗らないと間に合わないのです。
昨夜は何食べようか迷ったのですが、結局明日以降魚介づくしだろうということで、スープカレーを食べました。おいしかったですが、ちょっと辛さが足りなかったかな。もっと辛くしとけば良かった。
おはようございます。4時半起きで眠い・・・。今日はこれから釧路経由で標津まで向かいます。そのためには苫小牧6:12発の列車に乗らないと間に合わないのです。
昨夜は何食べようか迷ったのですが、結局明日以降魚介づくしだろうということで、スープカレーを食べました。おいしかったですが、ちょっと辛さが足りなかったかな。もっと辛くしとけば良かった。
北海道に着きました~。外にでて最初の感想は、とにかく肌寒いっ。暑がりの私にはうれしい気候ですが、こんなに変わるものなのかー。
しかし前回3日がかりで上陸したことを思うと、飛行機はほんとにあっという間でした。ただ
到着予定時間よりも20分ほど早く着いたおかげで、次の列車までかなり時間が・・・。今は19:02発の苫小牧行きを、南千歳駅で待っています。
無事に神戸空港に着きました。三宮から乗ったポートライナーは、昔からなじみの車両だったのですが、以前単線だった市民病院前駅あたりが複線になってホームが増設されていたりして、なんだか不思議な感じです。
そして神戸空港は小さいですがまだぴかぴかで、快適ですねー。さっきまで展望デッキにいたのですが、早くも写真撮りまくってしまいました・・・。初めて望遠レンズが役に立ったよ!
そういえば今回乗るANAではSKIPサービスという2次元バーコードを使ったチケットレスサービスの対象だったのですが、対応ケータイは持ってないですし、紙に印刷するのもめんどくさいので、無理矢理二次元バーコードをアドエスの画像ビューアで二倍に拡大し、リーダにかざすと、無事に通過できました。うまいことできてるなあ。
さて、もう少ししたら搭乗開始かな。
では今から一週間ほど北海道旅行に行ってきます!
今日は神戸空港15:45発の飛行機で新千歳空港に行き、苫小牧で宿泊予定です。天気悪いのは今日だけみたいなので、ちょっと安心。
しかし北海道は駅前のホテルでもウィルコムのサービスエリア外だったりするようなので、GoogleMapに頼れないのはちょっと心細いなあ。
また旅先からは随時更新する予定なので、よろしくお願いします。
バッハの旅もいよいよ最終日です。今日はベルリンまで行き、そこから飛行機に乗るので観光している時間はありません。ライプチヒ中央駅7:58発のICEに乗るため、6時前に起きてあわただしく朝食を済ませ、フロントへ。しかし!フロントにホテルの人がいません!うわ、これはやばい…と思いながらしばらく待っていると、ようやくホテルの人がやってきました。なんとかチェックアウトを済ませ、スーツケースをがらがら言わせながら電停へダッシュ!!なんとかトラムに間に合い、ライプチヒ中央駅には7:45頃到着しました。
すぐにホームに入り、目的の列車は見つけたのですが、指定席のある車両がなかなか見つかりません。日本なら何号車と言われればだいたい車両の場所の見当が付くのですが、切符には21号車としか書いておらず、といって21両編成というわけでもないので、悩みながらずいぶん歩いた末に、ようやく先頭に目指す21号車を発見。おそらくここまで300mぐらい歩いてきたんじゃないでしょうか。
目的の車両に乗り込むと座席を探したのですが、私の席にはすでに若い女性が座っていました。一瞬あれっと思いましたが、こういうことはよくあるらしいので、ここは私の席だと思いますが?と伝えると、席をあけてくれました。席に着くとすぐに列車は発車したのですが、ライプチヒ中央駅は行き止まり式の駅なので、当然列車はバックで発車します。途中で方向転換するかと思ったのですが、結局そのままベルリンまで行ってしまったので、途中座席が逆向きでちょっと気持ち悪かった…。
ちょうど1時間後の8:58にベルリン中央駅着。地下ホームに到着し、ここからはバスに乗り換えてベルリン・テーゲル空港を目指します。空港に向かうTXLというバスの乗り場の場所がよくわからなかったのですが、地下ホームから地上に出ると、バス停は目の前にありました。なんだか拍子抜けしながらバスの到着を待ちます。しかしもう東西ドイツ統一後20年近く経ちますが、まだベルリンはあちこちで工事をしているような状況でした。ベルリン中央駅自体も2006年にできたばかりで、空港も2011年に新空港に統合されるようです。
テーゲル空港に向かうTXLというバスは10分に1本走っているのですが、乗客は満員だったので立って乗るはめに。乗客の中には日本人とおぼしき人もいました。重い荷物を持ちながら20分ほどバスに揺られ、ようやくベルリン・テーゲル空港に到着。
テーゲル空港では早速チェックインしようと思ったのですが、チェックイン開始まではまだかなり時間があるようでした。とりあえず適当に時間をつぶし、エールフランスのチェックイン機でチケットを印刷して(私が乗るKLMオランダ航空とエールフランスは提携しているので、こういうことが可能なのです)、荷物を預けます。ここから飛行機の搭乗開始までもかなりの時間があったので、こんなことならちょっとベルリン観光でもしてくるんだった…と後悔しました。まあ考えてみればベルリン-オランダ間はEU圏内のフライトなので、そんなに搭乗手続きに時間がかからないのですよね。とにかく出発予定の12:15まで、本を読んだり実家に今から帰ると電話を入れたりして過ごしました。今から帰るといっても、時差の関係で家に帰り着くのは翌日昼前なのですけどね…。
↑これから乗る予定のKLMオランダ航空のKL1824便。
搭乗すると、私の座席は最後列の右窓際でした。これは落ち着けるな…と思ったのですが、たまたま隣に乗り合わせたお兄さんがやたら陽気に話しかけてくる人で、こっちは言葉全然わからないのですが、おかまいなしにしゃべってきます。1時間半ほどのフライトなのですが、その間にもワインをぐびぐびやっていて、正直困ってしまいましたよ。悪気はなさそうだったので、なおさらです。とりあえず機内食に出てきたサンドイッチを食べ、ジュースを飲んでいるうちにアムステルダム・スキポール空港に到着。
ここから乗り継ぎの飛行機までは2時間弱ほどあったので、余ったお金でおみやげを買うことにします。せっかくオランダまできたので、ゴディバのチョコ詰め合わせを買うことにしました。まあ値段と質を考えると、日本で買うのとあんまり変わらないような気はしましたが…。
そして乗り継ぎのゲートに行くと、そこはプチ日本と化していました。まあこれは前回もそうでしたけどね…。そして15:25、私の乗ったKL867便は関空へ向けて飛び立ちました。
座席は窓際だったのですが、なぜか私の隣二人は黒人の男性でした。日本観光かなぁ、にしてはなんか雰囲気が違うよなあと思っていたのですが、あとで関空に着くと乗り換えゲートに向かっていたので、どうやら彼らは関空経由でヌーメア(ニューカレドニア)に向かう人たちだったようです。関空がそんなハブ空港として使われていることにちょっとびっくりしました。
離陸して2時間ほどたち、最初の機内食が出てきました。栗ごはんも魚の照り焼きもぱさぱさで悲しかったですが、寿司はやっぱり懐かしく感じましたねぇ。
↑これがその機内食。パンはあつあつでおいしいのに、ご飯がいけてない…。
帰りのフライトは夜をまたぐので途中真っ暗になるかなと期待していたのですが、緯度の高いロシア上空を飛ぶせいで、結局夕日は見たものの真っ暗になることはありませんでした。
↑機内から夕暮れの空を撮影。空の色のコントラストがなんともいえません。
↑はるか下に見えるまだらな模様は一体なんなんでしょうねぇ。
しかしこのあたりでトラブル発生!もともと体調あんまり良くはなかったのですが、なんだか頭が痛くなってきたのです。薬を飲もうにもスーツケースの中ですし、どうしようもありません。薬は手荷物に移しておかないとだめだな…と言う教訓は得ましたが、とにかく今のこの状況は変わりません。少しでも眠ってちょっとでも楽になれば、と思ったのですが、全然良くならないまま2回目の機内食の時間を迎えました。
もちろんこんな状況なので全部食べられるはずもなく、少し残してしまったのですが、隣の人が余ったのをくれるそぶりを見せたので、気持ちはありがたかったのですが、丁重にお断りしました。結局体調は悪化する一方で、関空に着く直前にちょっと戻してしまいました。関空に着いてもしばらく動けず、みんなが降りてから席を立ちました。
荷物を受け取ってからはトイレに駆け込み、ちょっと汚してしまった服を着替え、薬を飲みました。もうげっそりです…。税関検査のブースはもうがらがらになっていて、私は男性職員の方に当たったのですが、前回と同じように世間話をしながら検査を受けて、空港を出ました。
そして空港を出たとたんに全身を襲う湿気…!あぁ、大阪に帰ってきたんだなぁと実感した瞬間でした。前回は帰りに南海の急行に乗ったのですが、今回は乗り換えるのがしんどかったのでJRの関空快速に乗りました。途中ずっとうつらうつらしながら大阪駅に着き、阪急に乗り換えて自宅に着く頃には、さすがに薬も効いてきたのか、楽になってきました。といっても時差の関係でふらふらなのでばたんきゅーでしたけどね…。
というわけで1年以上かけてお送りしてきたドイツ・バッハの旅ですが、これにて完結です。そして今週水曜日からは北海道へ旅行に行ってきます。なんとか今年の旅行前には間に合った…(汗)。ご愛読くださった皆様、ありがとうございました!
13時になったので、ケーテン城の中に入ることにします。受付には初老の男性が座っていたので、入場料がいくらかと聞くと、”Drei Euro.”とのこと。しかし私は一瞬混乱してしまい、2ユーロを出したところ、再度”Drei!”と言われてしまいました。そうか、Dreiは3だった…と思い出し、あわてて5ユーロ札を出しておつりをもらったのですが、あれは恥ずかしかったなぁ。もともと旅行前にドイツ語を勉強していたときも、たまにTweiとDreiがごっちゃになることがあったので心配していたのですが、その心配が現実のものとなってしまいました。
気を取り直して内部を見学することにします。まず女性の係員(というより警備員みたいな感じ)に案内されて螺旋階段を上り、鏡の間へ。ここはバッハがケーテン候の前で御前演奏をした場所として有名です。見学者は私の他に一人だけだったので、係員はその人にドイツ語で説明していましたが、私はドイツ語がわからないのでおいてけぼり…。でもここにはほんとにバッハがいたような気がして、雰囲気だけでも十分楽しめました。
↑これが鏡の間です。今でも定期的にコンサートが行われているようで、ピアノやベンチが置かれていました。
↑上の写真の反対側から撮影。細長い構造だということがよくわかると思います。鏡の間というだけあって、壁面には鏡が貼られているのがわかるでしょうか。
↑中央にはバッハの胸像が置かれていました。シャンデリアも年季の入ったすばらしいものです。
鏡の間を見学した後、下の階に案内されると、そこにはさまざまな資料が展示されていました。まず入るときにスリッパのようなものが置いてあったのですが、どう考えてもサイズがでかいのです。これはどう使うんだろうといぶかしがっていると、どうも靴を履いたままスリッパを履く様子。うーむ、こんなスリッパ見たことないぞ…と思いながら、スリッパを履きましたが、もこもこして歩きにくいっす(笑)。
展示物もなかなかおもしろくて、楽譜の複製や、クラヴィコード、チェンバロ、オルガンなどが並べられていました。ちょっとだけ音を出してみたりもしましたが、クラヴィコードとか良い音しますねぇ。
↑展示されていた楽譜。これは平均律クラヴィーア曲集第1巻・第3番のプレリュードです。
↑これはクラヴィコードです。非常に繊細な音がでるので、大人数のコンサートには向きませんが、私は大好きです。
その後係員に頼み込んでもう一度鏡の間を見せてもらうことに。やっぱり一人で鏡の間にたたずんでいると、時間が経つのを忘れそうになります。できることならコンサートも聴いてみたかったなぁ。その後受付のある1階に降りると、そこにも展示物がいろいろ置いてありました。そろそろ帰りの電車の時間が近づいて来たので足早に見学していきます。1階には他にも宮廷礼拝堂があったのですが、ここでも小規模なコンサートが行われているような雰囲気でした。
↑宮廷礼拝堂は鏡の間に比べれば新しい印象を受けました。最近改装されたのかもしれませんね。
↑2階部分にはオルガンが置かれていました。礼拝用のごく小さいもののようです。
最後に受付の男性にお礼を言い、ケーテン城を後にしました。外に出るとさっきまであんなに天気良かったはずなのに、ぱらぱらと雨が降り出しているではありませんか。あわてて駅まで急ぐことにしました。
さて、ここからはハレ(Halle)の街へと向かいます。切符を持っていなかったので、駅の券売機で購入後ホームへ。ほどなく到着したRBに乗り込み、30分弱で目指すハレに到着しました。
↑ケーテン駅を猛スピードで通過していく、新車を乗せた貨物列車。日本でも鉄道輸送が見直されているようですが、まだこういう光景はあまり見ない気がします。
ハレは「メサイア」で有名なヘンデルの生まれた街として有名で、当時国際的に名をはせていたヘンデルに、バッハが会いに来ようとしたこともあったようです。結局二人の対面は実現しなかったようですが、バッハの長男ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハがこの街でオルガニストとして活躍していたため、「ハレのバッハ」と呼ばれるなど、バッハともつながりの深い街といえます。
この街の情報もほとんどなかったので、とりあえず印刷してきた地図を頼りに街の中心部まで歩いて行こうかと思ったのですが、駅前に出ると路面電車の電停があり、どうやら市内まで出られそうだったので、これに乗って行くことにしました。しかし案内がわかりにくくてずいぶん難儀したなぁ…。それでもなんとか目的のMarktplatz電停に到着。ここはケーテンと違ってずいぶん人が多くて、活気がありました。
到着後まずは観光案内所に入り、地図をもらってからすぐそばのマルクト教会へ。入って写真を撮っているとすぐにオルガンの演奏が始まったので、とりあえず手近な席に座って演奏を聴くことにしました。曲のチョイスのせいか音響効果のせいかはわかりませんが、今回の旅で一番気に入ったオルガンがここでした。とにかく心にしみてくるような感じがして、全く身動きがとれません。結局演奏が終わるまで30分ほど聴き入ってしまいました。後から調べるとここのオルガンはバッハも演奏したことがあるようで、そりゃあすばらしいわけだと納得しました。
↑マルクト教会の外観。2本の尖塔が印象的です。
↑教会前の噴水ですが、なぜかモチーフが中国風で、なんでだろう…と首をかしげてしまいました。
↑そしてこれがマルクト教会のオルガン。はしごを立てかけてあるのがちょっと無粋ですが(苦笑)、すばらしい音でした。
↑祭壇も立派なものでしたが、ここには正面にステンドグラスはありませんでした。上に見えるオルガンは、合唱の伴奏用でしょうか。
↑別の角度からもう一枚。ここのオルガンは改装されたようで、教会内にはそのときの様子が展示がされていました。
↑最初の写真のちょうど裏手からマルクト教会を写したもの。天気が悪かったのが悔しいなぁ。風も強くて、歩くのが大変でした。
マルクト教会でオルガンを堪能した後は。ヘンデルの家へ行くことにします。ここは入場料は無料ですが、寄付歓迎というスタイルだったので、まずはそのまま中に入ることにしました。内部はヘンデルの生い立ちに沿って展示物が並んでいて、英語の解説も付いていたので、なんとか理解することができました。ヴァージナルやチェンバロの展示も多くて、なかなか興味深かったです。ちなみにここでは日本人とおぼしき女性二人組と遭遇したのですが、旅先で日本語使うのはあんまり好きではないので、とりあえず知らないふりをして見学を続けました。最後に寄付を入れて、ヘンデルの家を後にします。
その後モーリッツブルク城美術館や大聖堂に行ってみたのですが、もう時間も遅かったせいか閉まっていたので、外から見るだけにしました。
↑ここはNeue Residenz(新宮殿)だそうです。由来とかはさっぱりわからなかったのですが、歴史はありそうな建物でした。
めぼしいところはほぼ見て回ったので、再びMarktplatzへ。そろそろ帰るか…と思ったのですが、たまたま大きな本屋が目に入ったので、中に入ってみることにしました。ここもご多分に漏れずマンガの品揃えが結構あったのですが、そこではなんと「怪盗セイント・テール」が売られているではありませんか!これは買っておかなければ…と思い(おい)、6巻を購入。ほんとは1巻が欲しかったのですが、あいにく売り切れていたのですよね。5ユーロ(約850円)と日本の2倍ぐらいの値段でしたが、翻訳の手間と需要を考えると、これぐらいの値段になってしまうのでしょうね。
↑Marktplatzに建つヘンデル像。この街の観光名所の一つです。
↑同じくMarktplatzに建つ時計塔、かな。Marktplatzはとにかく広くて、開放感がありました。
時刻も18時半になろうとしていたので、帰りは歩いて駅まで戻ることにします。予想外の出費で、財布の中はかなりピンチになっていたので、途中で発見した銀行でお金をおろそうと思ったのですが、そこでは専用のカードがないと中に入ることすらできないようだったので断念。駅に戻り、切符を買おうとすると、ライプチヒまでは近距離なのでクレジットカードが使えないではありませんか。仕方なく駅構内をうろうろするとGeldautomatというATMを発見したので、クレジットカードでお金を出すことにしました。ほんとは10ユーロもあれば十分だったのですが、最低20ユーロからだったので、仕方なく20ユーロを出しました。まあ結果的にはこの20ユーロにはほとんど手を付けなくて済んだのですが、手持ちが少ないと心細いですからねぇ。
切符はAltenburgに行こうとしたときの教訓があったので、無事にMDVの切符を買う画面に入って、ライプチヒを含む110番区間の切符を買うことができました。ほんと慣れないとややこしいなぁ…。そしてS-bahnに乗り込み、30分少々でライプチヒ中央駅に到着。さすがにS-Bahnは各駅停車なので、行きに比べれば時間がかかりました。
ライプチヒに戻ってきたので、とりあえず晩ご飯を食べることにします。しかし目当ての店に行ってみると閉まっているではありませんか。仕方がないので、テューリンガー・ホーフという創業1415年でルターも足を運んだと言われているお店に行くことにしました。ここではソーセージの食べ納めをしようと思い、この旅で何度も食べたソーセージを注文。あとビールも2種類楽しみました。味的にはそれほど特筆すべき事はありませんでしたが、これで食べ納めかと思うとせつなかったですねぇ。値段は11.9ユーロ(約2,000円)とやや高めでした。
↑テューリンガー・ホーフのソーセージ。マッシュポテト以外の付け合わせが独特でした。
店を出るともう21時を回っていたので、まっすぐホテルに帰ります。明日はいよいよ日本へ帰国する日です。帰りたくない気持ちと帰ってゆっくり休みたい気持ちが混じり合って、複雑でした。続きは次の最終回で!
朝6時頃起床し、カーテンを開けると微妙な空模様でした。少々雲行きを心配しながらシャワーを浴び、着替えてから朝食をとりに食堂へ。食べ終わってからフロントのPCで明日乗る帰りの飛行機のインターネットチェックインを済ませました。これをしておくとチェックインの長い列に並ばなくて済むので、ほんとに楽なのですよねぇ。
8時過ぎにホテルを出て、トラムに乗ってライプチヒ中央駅へ。今日はここからICに乗ってケーテン(Kothen)という街に向かいます。切符はあらかじめ日本で買っておいたので、あとは乗るだけです。発車までしばらく時間があったので、他の車両を撮影することにしました。
↑ダブルデッカーはRE(快速列車)やS-Bahnでも結構使われていました。たぶん日本と比べて車高や車体長が長いので、実用的なのでしょうね。
↑これはBordBistroと呼ばれるビュッフェです。日本と違ってまだまだこういう設備は健在のようですね。ただ値段はやはり高めなので、私は利用しませんでしたが…。
座席指定はできなかったのですが、車内はがらがらだったので特に問題ありませんでした。そして8:40に発車した列車は、9:26にケーテン着。あっというまの列車旅でした。
↑車窓からの景色は、まさに辺り一面畑でした。日本だと北海道でも行かないと見られないような光景です。
ケーテンはバッハがライプチヒに赴く前、1717年から23年まで宮廷楽長をしていた街で、この時代にはあの有名な「ブランデンブルク協奏曲」「無伴奏チェロ組曲」などが作曲されています。そういう意味でバッハ好きとしては絶対に外せない街なわけですが、観光地としてはあまり有名ではないので、静かなところでした。
↑ケーテン駅の駅舎。それほど規模は大きくありません。
ケーテン駅もやはり街の中心部から離れているので、500mほど歩くことになります。数日前に訪れたアルンシュタットと同様、この街も「地球の歩き方」には載っていなかったので、印刷してきたMap24の地図だけが頼りです。途中の分かれ道がちょっとややこしかったですが、そこさえ過ぎればあとは簡単でした。
↑街のメインストリートであるSchalaunische Str.に入ると、向こうに聖ヤーコプ教会が見えてきます。
↑そしてこれが街の中心部Marktplatzにそびえる聖ヤーコプ教会。一部改修中だったのが残念です。
中心部に着いたので、まずは観光案内所に行き、パンフレットをゲット。それによるとバッハが仕事をしていたケーテン城の見学は13時からとのことなので、まだだいぶ時間があります。それまではあたりを散策することにしました。
↑やはりこの街にもバッハ像がありました。なぜかKothenではなくCothenと綴られていたのですが、どうしてなんでしょうね。
↑別の角度からもう一枚。
↑そして背後から。向こうに聖ヤーコプ教会の塔が見えています。この像自体は中心部からちょっと離れたところにありました。
街を散策していると途中でトイレに行きたくなったのですが、ここの公衆トイレは無人で、入るのに50セント硬貨が必要でした。しかしあいにく50セント硬貨は持ち合わせがなくて入れません…。こういうとき海外ではほんとに困りますね。とりあえずは我慢することに。
ケーテンではケーテン城見学の他に、11:30から聖ヤーコプ教会でオルガンコンサートがあるとのことだったので、それも楽しみにしていました。11時を回ったので教会に入り、写真を撮ったりして演奏開始を待っていたのですが、なかなかコンサートが始まりません。しばらくして係の人がなにかをしゃべりだし、それにあわせて他のお客さんが帰りだしたので、何かと思ったらどうやらコンサートは中止の様子。理由はさっぱりわからなかったのですが、せっかくオルガンが聴けると思っていたのでほんとに残念でした。
↑聖ヤーコプ教会のオルガン。演奏聴いてみたかったのになぁ…。
↑ステンドグラスは質素でしたが、外光の入り方が綺麗でした。
コンサートが中止になってやることがなくなってしまったので、仕方なく早めのお昼ご飯を食べることにしました。教会の目の前にカフェのようなお店があったので、そこに入ることに。とりあえずショーケースに入っている、チーズとマヨネーズのかかったカツの乗った食パンを頼んだのですが、なにやら若い女性の店員さんが言っています。しかし何を言っているのかさっぱりわからなかったので、英語で言ってくれ~と言うと、なにやら困った顔をして、年上の店員さんと相談しています。それでよくよく聞いてみると、trinkenとかなんとか言っているので、どうやらなにを飲むのか聞いている様子。それで”Eine Tasse Kaffee, bitte!”というと、ちゃんと通じたようで一安心です。ドイツでも若い人は英語話せると思っていたのですが、意外とそうでもないんだなあと実感した出来事でした。もちろんカップ一杯のコーヒーを受け取ったあとは、笑顔で”Danke shoen.”と言っておきました。ちなみにこのセットで4.2ユーロ(約700円)でした。まあコーヒーが結構量多かったので、値段相応でしょうかね。
席に着くと、なにやら隣のおじいさんがこちらを見ているので、ドイツ語でこの街は綺麗ですね、とか私バッハが好きなんですよとか、ちょっとしゃべったりしてみました。それから懸案(?)のトイレを借りようと思ったのですが、なにやら鍵がかかっている様子。どうしようと思っていたら、そのおじいさんが店員さんに鍵を借りて入るんだと教えてくれました。いやー、親切な人に出会えてほんとに助かりました。
店を出たあとは、この街にある他の教会を見て回りながらケーテン城に向かいました。
↑これは聖マリエン教会です。とても質素な建物でした。
↑ケーテン城の入り口。
↑そしてこれがケーテン城です。お城と言う言葉で連想する建物とはちょっと違うかもしれませんね。貴族の住居といった方が近いです。
↑上の写真の左側。こちらの方がなんだか新しく見えます。
↑石造りの重厚な塔。
↑これは建物の外壁に埋め込まれていたバッハのレリーフです。このレリーフ、バッハ関連の本の表紙にも使われていて、割と有名みたいです。
↑無造作に貼られていたコンサートのポスターなのですが、バイオリン:樫本大進の文字を見つけて、思わずびっくりして写真を撮ってしまいました。まさかこんなところで日本人演奏家の名前を見るとは。
↑ケーテン城はお堀に囲まれた構造になっています。このあたりはさすがにお城ですね。
↑お堀を悠々と泳ぐ鴨。ほんとにのんびりした空気が流れていました。
↑ケーテン城の見学ができる13時まで、ここでのんびり過ごしていました。休憩するにはもってこいの場所ですね。日なたが暑いのだけが難点でしたが…。
さて、このあとはいよいよケーテン城内部見学です。また次回!
いろいろあった山口旅行ですが、今帰りの夜行バスに乗りました。今回は梅田まで行かずに千里ニュータウンバス停(桃山台駅前)で降りてみることにします。そこから阪急バスで帰った方が早そうなので。
しかしライブも楽しかったなぁ。お客さん10人ちょいのアットホームな感じが良かった。いろいろとお話もできたし、大満足です。また山口には遊びに来たいなぁ。
あ、ちなみに明日は振替休暇です、さすがに・・・。
↑秋芳洞の入り口をくぐるととたんに体感気温が下がり、あたりには霧が立ち込めていました。
↑洞内の様子。人は多かったですが、暗くて神秘的な感じでした。
↑洞内の様子その2。時折天井から水滴が落ちてくるのでびっくりします。
↑これは百枚皿と呼ばれる場所です。千枚田みたいな感じですねぇ。
↑秋吉台のカルスト地形。教科書で見た通りの光景で、なかなか感動しました。でも思ってたより緑が多いんだなぁという印象です。もっと荒涼とした光景を想像していたので…。
↑散策路沿いにはユリが咲いていました。(ユリで合ってますよね…?花の名前にはほんとに疎いので)
↑これは山口市内にあるサビエル記念聖堂です。山口の人はここで結婚式をあげるのが夢だとか聞きましたが、どうなんでしょうね。
↑でも実際に中に入ってみると、それも納得です。ヨーロッパの教会のような石造りの重厚さはありませんが、ステンドグラスを通して入るさまざまな色の光が不思議な空間を作り出していました。
↑ここからはおまけです。自転車又はオートバイでおなじみの…みたいなニュアンスに読めて、ちょっとおもしろい。
↑肝心の名前なのに、なぜ誰も気づかなかったのか…。