道東・道北の旅1日目(8/20)

今回の旅はいつもと違って午後出発だったので、午前中は普通に仕事して、午後帰宅してから最後の荷造りを済ませて家を出ました。最初はいつも通り朝一で出発するつもりだったのですが、そうするとどうしても旅程がうまく組めないのと、飛行機代が午後出発の方が安いというのもあってこうなりました。まあその分1泊増えたので、金額的には結局高くついていますけどね。ほんとは伊丹空港から出発したかったのですが、神戸空港発の方が安かったのと、出来たばかりの神戸空港に行ってみたかったこともあり、こちらを選択しました。

13:10頃に家を出てまずは阪急三宮へ行き、そこからポートライナーに乗り換えです。ポートライナーも乗るのはずいぶん久しぶりでしたが、神戸空港ができたおかげで本数が5分に1本とほぼ倍増しているのにはびっくりしました(そのうち神戸空港行きは半数)。途中単線だった区間も複線になってホームが増設されていたりして、変わったなぁと思っているうちに、新線区間に突入。ポートアイランド南駅あたりは、まだ更地が目立っていましたが、これからいろいろ出来ていくんでしょうね。そして神戸スカイブリッジを数分かけて渡り、終点の神戸空港駅に到着です。乗った車両は見慣れたポートライナーの車両でしたが、着いた駅が新しかったのでなんだか不思議な感覚でした。到着は14:30頃だったので、だいたい1時間ちょいでしょうか。関空に行くのに比べればはるかに近かったです。

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↑神戸空港駅から北側の様子。右側に見える橋が神戸スカイブリッジです。結構長い橋でした。

空港に着いてから、まずは手荷物を預けることにしました。今回利用したANAではスキップサービスというチケットレスサービスがあり、二次元バーコードをリーダにかざすだけでチェックインができるようになっています。ケータイならメールアドレス登録するだけで二次元バーコード付きのメールが送られるのですが、ウィルコムには対応していないので紙に印刷していくしかないのかなと思っていたところ、二次元バーコードの画像ファイルをW-ZERO3に保存し、画像ビューアで縦横2倍表示すれば通れるという記述をwebで見つけ、試してみることにしました。手荷物カウンターに行き、バーコードリーダにW-ZERO3の画面をかざすと、音が鳴って無事成功。念のため紙に印刷したものも持っていってはいたのですが、必要ありませんでした。

その手荷物ですが、これまで国内旅行にでかけるときはでかいボストンバッグに荷物を入れていたのですが、今回はキャリーバッグを持って行くことにしました。入れられる荷物の量はボストンバッグより減ってしまいますが、やはり平地を歩くのは楽ですね。途中砂利道を通ったり、荷物が重くなったりして帰ってくる頃には車輪の調子が悪くなってしまいましたが、これからはキャリーバッグにしようと思います。

さて、手荷物を預けて楽になったところでまだ搭乗まで時間があったので、展望デッキへ出てみることに。神戸空港はそれほど大きな空港ではないので、飛行機の数はまばらでしたが、ちょうど2機ほど離陸する時間だったので、写真を撮りまくりました。ここで初めて望遠レンズが役に立ちましたね(笑)。

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↑新千歳空港行きのJAL便。私が乗った便より機体が大きかったです。

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↑正面からもう1枚。

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↑今まさに離陸体勢に入っている仙台空港行きのANA便。これは35mm換算で450mmと最大限にズームして撮った写真です。以前使っていたLUMIX DMC-FZ20でも432mmまではズームできたので目新しさはありませんが、やはり解像度は高く感じますね。

20分ほど飛行機を眺め、再びターミナルへ戻ってくると15時を回ったところだったので、そろそろ搭乗手続きをすることにします。

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↑ターミナルビル2Fの様子。3Fまで吹き抜けになっているので開放感があります。

保安検査場も無事通過し、搭乗時間を待ちます。やがて搭乗が始まり、予約していた窓側の席に座りました。機体はエアバスA320で3+3列の座席配置でした。このタイプの機体はヨーロッパに旅行したとき乗り継ぎ便で良く乗った記憶があります。これぐらいの大きさの機体の方が、なんだか離陸時に軽やかに飛び立つ気がして、ジャンボジェットよりも安心できる気がするのはなぜでしょうね。

神戸空港15:45 – 新千歳空港17:40(全日空・ANA403)

定刻の15:45を少し過ぎて飛行機は無事に離陸。しばらく西を向いて飛んでいましたが、姫路のあたりから日本海側に抜け、一路北海道を目指します。ただ東北地方は天気が悪いようで、乱気流を注意するアナウンスが何度か流れました。

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↑機内から撮影。これはおそらく姫路港のあたりだと思います。

北海道が近づき機体は高度を下げていきましたが、あたりは真っ白な世界が広がっていて、天気悪いなーと思わずにはいられませんでした。雨こそ降っていませんでしたが、あたりはずいぶん曇っていました。やがて苫小牧の工場群が見えてきて、ほどなく到着です。新千歳空港到着は17:40の予定でしたが、結局着陸したのは17:15頃でした。は、早すぎる・・・。前回北海道に来たときは列車で3日かかったことを思うと、ほんとにあっという間に北海道に着いてしまい、しばらくはなんだか実感がわきませんでした。とりあえず手荷物受取所でキャリーバッグを受け取り、おみやげ物屋さんをぶらぶらして新千歳空港駅へ。今日は18きっぷを使わないので券売機で切符を買い、ホームに止まっていた快速エアポートに乗り込みます。これに乗れば札幌に直接行けますが、今日の宿は反対側の苫小牧なので、次の南千歳駅で乗り換えです。

南千歳駅で降りた瞬間、「寒っ」と思わずつぶやいてしまいました。私はTシャツ1枚だったのですが、あまりに寒いので荷物から長袖シャツを取り出して着ることに。でも周りにいた人は結構半袖の人が多かったので、みんななんで大丈夫なんだ-、と思ってしまいました。北海道の人は寒さに強いんだろうなぁ。

南千歳から苫小牧方面への電車は札幌方面に比べると極端に少なく、1時間に1本程度しかありません。飛行機が予想より早く着いたおかげで、逆に南千歳で1時間近く足止めを食うはめになってしまいました。ホームにいると寒いので、19:02の苫小牧行きが来るまでずっと待合室でぼーっとしていました。やがて電車が到着しましたが、帰宅ラッシュの時間帯なこともあって、結構乗客は多かったです。途中苫小牧までは4駅しかないのですが、この区間はあたりに何もないようで、外は街灯の光も見えないぐらい真っ暗でした。19:21に苫小牧に着いてから、駅前すぐにあるホテルにチェックインし、夕食を食べるため外出することに。

初めて来る苫小牧の街は、結構都会的で新しい建物が多いものの、歩いている人が少なくてなんだか寂しい印象を受けました。港町なので魚介類の方がおいしいのかもしれませんが、明日以降魚介類づくしになることが予想されたので、今日は全然違うものが食べたいと思い、恵比寿商店というお店でスープカレーを食べることに。辛さの加減がわからなかったので普通の辛さを注文したのですが、ちょっと物足りなかったかな?でもまあ、具だくさんでおいしく頂きました。ホテルでもらったガイドブックでこのお店を知ったのですが、ガイドブックを見ていると「そのクーポンでドリンクお付けできますよ」とのことだったので、食後にラッシーを頂きました。

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↑スープカレーとラッシー。とてもレトロな雰囲気のお店で、懐かしい電話や看板がいろいろ置いてありました。

さて、明日からいよいよ本格的に旅の始まりです。4時半起床なので早く寝ようと思ったのですが、寝付こうとした瞬間ケータイに謎の電話が!なんだかカラオケボックスからかけているようで、後ろから「♪ぽーにょぽーにょぽにょ」とか聞こえてきます(笑)。もしもし、と言っても応答はなく、番号登録もされていなかったので結局誰からの電話なのか、今もわからずじまいです…。

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