2008年3月

    死亡フラグが立ちました

    だめだ、俺もう4月以降死亡確定かもしれない…。

    今日人事異動の内示があったのですが、私自身は動かなかったものの、一緒に電算業務の調整をやっていた先輩と、電算出身で頼りにしていた課長補佐がそろって異動するという、まさに寝耳に水な内示でした。一人ぐらい動くかもなぁという覚悟はあったのですが、まさか二人そろってとは思わなかった…。ということはつまり電算業務の調整はほぼ私一人にかかってくるわけで、今でもたいがい4月からの制度改正で大変な思いをしているというのに、これ以上どうしろというんだー。最初話を聞いたときもびっくりはしましたが、改めて一人になってみると、事の重大さを思い知らされます。

    あー、ほんまに落ち込むわぁ……。

    こんな時期に風邪とか致命的すぎる

    日曜ぐらいからのどの調子がおかしいなあと思っていたのですが、月曜日に職場に行ってからどんどん症状が悪化してきました。それでなくても忙しいのに、週明けで電話多いわ、なぜか休んでる人多いわで、もうてんやわんや。途中から電話でしゃべってて声が出なくなってきて、本気でやばかった…。

    おまけにこんな日だから早く帰ろうと思ってたものの、結局仕事終わったのが10時頃で、もうへろへろでした。帰宅後薬飲んで即寝たおかげで今日はまだましでしたが、きつかったなぁ。とりあえず風邪を早く完治しなければ。

    Vista SP1を入れてみました

    ずいぶん待たされた感のあるWindows VistaのService Pack 1(SP1)ですが、昨日ようやく一般公開されたので早速インストールしてみました。
    初日なので混み合ってるかなと思いましたが、ダウンロード自体は10分ちょいで終了。しかしその後のインストールが思いの外時間がかかり、結局合計1時間弱ほどでインストールは完了。SP1はセキュリティやパフォーマンスの向上がメインなので見た目は全然変わりませんが、インストール後は動作がやや軽快になったような気がします。ファイルコピーも以前に比べてだいぶましになりましたし、動画再生時に他の作業をしても、もたつくことが少なくなりました。一部のデバイスドライバとの干渉がアナウンスされてはいますが、問題ない方は是非SP1を導入することをおすすめします。

    そういえばVistaといえば、ディスプレイがワイド画面になったので、ガジェットを常に表示する設定に変えました。せっかくなのでなにか良いガジェットはないかと探していたときに見つけたのが、nDigiGadgetsです。これは赤色LEDのデジタル表示をモチーフにしたガジェットの詰め合わせで、わたしはその中からカレンダーや天気、リソースメータ-、テレビ番組表示機能なんかを使っていますが、なかなか便利で見た目も美しいので気に入っています。

    次はトートロジー病

    前回紹介したサイハテは相変わらず大好きなのですが、最近また気になる曲が出てきました。

    まずイントロがとても印象深いですし、歌詞の見せ方も凝っていて良い感じです。私こういう曲調好きなんですよねぇ。最近は一日2~3回は聴いていると思います。

    ほかに最近気になった曲とか。


    ↑これも曲調が好きです。’90年代のJ-POPぽい感じかな。


    ↑カノンの方は有名なので、あえてジーグをチョイスしてみます。ジーグはテンポが良くて好きなんですよね。


    ↑絵がかわいくてキュートです。歌は鼻声っぽい感じが逆に独特でおもしろいですね。


    ↑原曲は弱音Pですが、いろんな人がアレンジをしています。その中でもこのちえPのが一番好きですね。


    ↑サルサのリズムが楽しい曲です。絵もかわいいですね。

    いろいろ売ってきた

    2月末に液晶ディスプレイを買ったと書きましたが、先週土曜日に6年間の勤めを終えたナナオの21インチCRTディスプレイを売りに行ってきました。とはいってもなんせ36kgもある代物なので、手で運ぶというのは無理です。というわけでまずは近所のコーナンに行き、台車を購入。その台車にディスプレイを載せて車まで運び、梅田のソフマップまで持って行くことに。

    最初間違えてソフト買い取りコーナーの方に行ってしまい、ちょっと恥ずかしい思いをしました(苦笑)。そしてハード買い取りコーナーに入るなり、店員さんに「ナナオのブラウン管ですね」と声をかけられました。一応緩衝材を巻いていったのですが、やはりすぐにわかるもんなんですねぇ。とりあえずディスプレイを預け、査定が終わるまで店内をうろうろ。指定された30分後に戻ってみると、もう10分ほど待ってほしいと言われ、待っていると最初に声をかけてきた店員さんに呼ばれました。するとどうやらブラウン管の寿命を示す兆候が出ているようで、買い取り金額は0円になってしまうとのこと。えー、と思いましたが、まあ長いこと使ってましたし、これを持って帰ると捨てる時にリサイクル料がかかってしまうこともあり、0円で引き取ってもらうことにしました。愛着のあったディスプレイだったので少々寂しい別れになりましたが、仕方ありません。

    さて、ディスプレイの査定を待っている間に店内をうろうろしていたのですが、PDAのコーナーで初代W-ZERO3が結構良い値段で売られているのを発見しました。おぉ、これってもしかして高く買い取ってもらえるのかも…と思い、家に帰って買い取り金額を調べてみると、上限が5,600円とのこと。アドエスに乗り換えてから初代W-ZERO3はほこりをかぶっていたので、これだったら売ってしまうかーと思い、昨日日本橋まで売りに行ってきました。査定の結果、キズのために560円減額されましたが、5,040円とのこと。あとW-ZERO3の前に使っていたソニーのCLIE PEG-T650も一緒に売りに行ったのですが、こちらは3,000円で売れました。オークションだったらもう少し高値で売れたかもしれませんが、いろいろめんどくさいですからねぇ。どちらも買値は3万円台だったのですが、さんざん使って残存価値10%あればまあ悪くないと思います。

    なんとか生きてます

    ここ数日はいつもより日記書いてるので、暇なのかと思われるかもしれませんが、むしろその逆で、あまりの多忙さに目が回る毎日です。4月からの制度改正の対応でもうてんやわんやなので、家に帰るともうぐったり…。ただテンションだけは妙に高いので、つい勢いで書いてしまうという感じでしょうか。

    職場の机の上も書類で埋まりそうになってきているので、必死に処分してるのですが、それでも増える一方で全く収拾がつきません。ToDoリストも覚えていられる量をオーバーフローしているので、なにか重要なことを忘れてないか心配です。なんというか、ちゃんとできてて当たり前で、できてなければ一大事だし、できてても一部の人に文句言われるという仕事は、こういうときにつらいものがありますなぁ…。まあ最近は俺が動かなきゃどうにもならない、という使命感だけでやってる感じです。

    QMA5やり初め

    先週土曜日に初めてQMA5をプレイしてきました。いろいろと噂には聞いていましたが、まずキャラデザがかなり変わっているのにものすごく違和感を感じます。なんというか、よく動くようになった代わりに、絵がよりアニメチックになった感じでしょうか。

    システムの変更点としては、まず全国対戦時のジャンルと問題形式選択が、予選開始前にすべて決まるようになったことがあげられます。そのため、自分が苦手なジャンルが多いコースが選ばれてしまうと、その時点で死亡フラグが立ってしまうことに(汗)。また問題形式には新たにスロットというものが追加されています。これはスロットのように回転する文字が文字数分並んでいて、文字を順番に選んでいくことで答えを出す方式ですが、これはなかなかおもしろいと思いました。

    それから、QMA3でも上位階級に上がるには一定の組以上にいないといけないという条件がありましたが、QMA5でも昇級試験というものがあり、これをクリアしないといくら魔法石を集めても上位階級には上がれないようになっています。昇級試験は予選で1位になるとか、決勝に行くとか、いろいろバリエーションがあるようです。

    また、検定試験というものが新たに追加されました。これは自習モードみたいなものですが、あるジャンルに関する問題が25問出題され、点数に応じてランク付けされるという仕組みのようです。現在は4ジャンルしかありませんが、今後追加されるとのこと。

    というわけでプレイしてきたわけですが、久々に修練生10級に戻るとなんだかすがすがしいですねー。修練生の間は問題も簡単なものしかでませんし、形式も○×とか四択ばかりなので、なかなか他の人と差が付かず、初プレイは4位に終わりました。しかしその後は慣れてきたこともあって順調に推移し、途中3連続優勝したりして、久しぶりに優越感を感じました。なんせ今までドラゴン組で良いようにやられてましたからねぇ…。今作は優勝しただけでは上位組に上がらなくなったのですが、その代わり過去3戦の平均が4位以上で昇格するようになったので、6プレイしただけでガーゴイル組→ミノタウロス組→フェニックス組と上がってしまいました。しかしさすがにフェニックス組まで来てしまうと結構強者揃いで、なかなか大変です。これで間違ってドラゴン組まで行ってしまったら、また痛い目に遭うんだろうなぁ…。特に今作は昇級試験があるため、ドラゴン組で昇級条件を満たすのは大変かもしれません。まあまだ見習魔術士にすぎないので、先の話ではあるのですが。しかしまだ稼働開始から1ヶ月もたってないのに、もう大賢者になってる人とかいてびっくりですよ。どんだけやりこんでるんだ…。

    スタパ齋藤氏、BCLにはまる

    スタパ齋藤の「週刊スタパトロニクスMobile」
    ナゼか現在、短波放送受信にハマる俺

    まさかこんなところでBCLの記事を見かけるとは思ってもいなかったので、びっくりしました。BCL(Broadcasting Listener)とは要するにラジオ放送を聞く人のことですが、ただ近くの放送を聞くだけではなく、遠方(特に海外)の放送を聞いてレポートを送り、ベリカードという受信確認証をもらうというのが主な目的です。私自身も中学時代にBCLに興味を持った時期があって、ベリカードをもらったりまではしませんでしたが、世界の日本語放送を聞いたりして楽しんでいました。

    というわけで懐かしいなあと思いながら読んでいたのですが、この文中で出てくるソニーのICF-SW7600GRを実は私も持っています。最近は家にいるとパソコンを付けていることが多いため、ラジオはどうしても雑音が入ってしまうので全然聞かなくなってしまったのですが、これを読んでいると良いアンテナが欲しくなってしまいますねぇ。まあたぶんそんな時間は取れないので、思うだけなのですが…。

    でもほんと、BCLはおもしろいですよ。ここにも書いてありますが、興味を持った方はまずAM放送でロシアの声とか中国国際放送を聞いてみるのをおすすめします。

    ドイツ・バッハの旅4日目(7/22) その2

    土産物屋から大聖堂までは目と鼻の先でした。ヴェンツェル教会に行く前にもこの大聖堂の前を通っていったのですが、行きは道がわからなくてちょっと遠回りをしていたようです。大聖堂の周りには結構観光客とおぼしき人影が見えましたが、ほとんどが国内旅行のような雰囲気で、私のようなアジア人の姿は皆無でした。

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    ↑部分的に工事中だったのが残念でしたが、晴れてきたこともあって良い感じに撮れました。

    とりあえず入り口で4ユーロ支払って中へ入ります。現在の大聖堂は13世紀頃に建てられたもののようですが、大聖堂自体はそれ以前からあり、現在でも地下祭室部分は12世紀頃の面影をとどめているようです。歴史ある建物なので、外見もそうでしたが、内部もそれ以上に重厚な印象を受けました。ステンドグラスもきれいで、この大聖堂がいかに町の人に愛されてるかということが伝わってきます。

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    ↑ステンドグラスはとても精巧で美しかったです。

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    ↑観光客は結構たくさん来ていました。右側の部分が工事中だったのが悔やまれます。

    この大聖堂にもオルガンはありましたが、それほど大きなものではありませんでした。けれども他にいろいろと歴史のありそうな彫刻などを見られたので、楽しかったです。内部を見学した後は、回廊のようなところから何枚か写真を撮りました。

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    こうやってみるとやはりヨーロッパって石の文化なんだなぁと実感しました。この大聖堂はほんとに一見の価値があると思います。

    そんなこんなで1時間弱ほど大聖堂を見学したので、再び駅に戻ることにしました。少し時間があったので駅の本屋に入ったのですが、ここの本屋にもマンガが置いてありました。せっかくなのでなにか買っていこうと思い、ドイツ版アニメージュみたいな「Koneko」と「AnimaniA」という2冊の雑誌を購入。後で中を読んでみたのですが、日本とほとんど時間差なく最新のアニメやマンガが網羅されているのにはほんとにびっくりしました。あとアニメ、マンガ、コスプレの他にビジュアル系バンドの情報も一緒にされているのにも驚きました。ドイツのサブカル好きな人はこういうのひっくるめてクールだと感じているのでしょうね、なんだか不思議な感じがします。イラスト投稿コーナーも結構レベルが高くて、すごいなぁと思いました。
    あ、あと本屋ではベルリン動物園の人気者、Knut(クヌート)のカレンダーも買いました。Knutはほんまかわいいですねぇ…。

    本屋を出てからコインロッカーに預けていたスーツケースを取り出し、さてそろそろホームに向かおうかと思ったとき、ふと異変に気づきました。なにやらホームが人でごった返しているのです。混み合う時間帯なのかなあと思いながら駅の表示板を見ると、なんと前の列車に60分以上の遅れと表示されているではありませんか。この駅に止まるライプチヒ方面のICEはちょうど2時間ごとに来るのですが、私が乗ろうと思っていた15:07発の前のICEというと、13:07発のはずです。それが14:30になっても来ていないというのは、事故かなにかあったんじゃないかと不安がよぎりました。ホームのアナウンスもドイツ語だけなのでさっぱりわかりませんし、どうしたものかと考えた末に、とりあえず次に来たICEに乗れないかどうか、聞きに行くことに。駅の案内所も人でごった返していましたがとりあえず順番を待ち、この切符で次のICEに乗って良いかとたどたどしいドイツ語で聞くと、乗っても良いとのことでした。これで少し安心して列車の到着を待っていると、14:50頃にやってきました。結局予定より早く列車に乗ることができたので、結果として良かったのですが、さすがにあのときはどうなることかと思いましたよ。DBはヨーロッパでは正確な運行をしている方みたいですが、日本とはやはり違うんだなぁということを実感させられました。

    そして列車に乗り込むと、いきなり他の乗客に英語でなにやら尋ねられました。なんか「バーリン」がどうしたこうした、って言っているのですが、なんのことやらさっぱりわからず、それって何?って聞いたのですが、要領を得ません。しばらくしてあきらめたのか、他の乗客に質問して解決したみたいですが、それではじめて「ああ、そうか、バーリンってBerlinのことか!」と気づきました。Berlin=ベルリンと頭の中にインプットされている私には、英語風に発音されるとさっぱりわからないのでした。しかしあの人も周りに英語話せそうな人一杯いるのに、なんでわざわざ私に質問してきたんでしょうねぇ。日本にいるとよく道を聞かれる私ですが、海外でもその本領を発揮するとは夢も思いませんでしたよ(苦笑)。

    列車内は列車が遅れていることもあって当然乗客でごった返していたのですが、運良く空席があったので座ることができました。といっても目指すライプチヒまではたかだか30分少々なので、あっという間でした。結局15:30頃にライプチヒ到着。

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    ↑ライプチヒ駅もフランクフルト駅と同様に行き止まり式のホームを持つターミナル駅でした。

    ライプチヒ駅はとにかくでかい駅でした。そして最近改装されたらしく、近代的なショッピングセンターもあります。しかしここまでずっと比較的人の少ない街を観光してきただけに、ライプチヒの人の多さにはちょっと恐怖すら感じました。こういう都会も悪くはないですが、やっぱり田舎町の方が楽しいですねぇ。

    駅を出て、まずは例のごとく観光案内所へ行ってみたのですが、なんともう閉まっているではありませんか。ガイドブックには、日曜日の営業時間は16時までと書いてあったのに…。どうやら15時までが正解だったようで、買おうと思っていたLEIPZIG CARDという、市内交通が乗り放題で主要施設の入場料金も割引になるカードを買いそびれてしまいました。おまけに途中から雨は降り出すし、もうさんざんです。まあそれでも気を取り直して、まずはホテルへと向かうことにしました。

    ライプチヒは都会なだけあって中心部のホテルは宿泊料が高いので、仕方なく中心部から少し離れたところにあるホテルを予約していました。ライプチヒ駅前から7番のトラムに乗り、7つ先のSellerhausen電停で下車して、ホテルを目指します。ホテルはこの電停のすぐそばにあるということだったのですが、Sellerhausenはトラムの他にDBの駅もあるので、降りた場所と地図の位置関係がいまいちよくわからず、意外と難儀してしまいました。それでもなんとかホテルを発見し、中に入ろうとすると鍵がかかっているではありませんか。うーん、どうしたものかなあと思っているとインターホンを発見。ボタンを押してしばらく待っていると、扉が自動で開きました。目の前の階段を上がるとフロントがあり、そこでチェックインを済ませて部屋へ。部屋はツインベッドのある部屋でそこそこ広く、風呂場にはちゃんとバスタブもありました。その代わり冷蔵庫がなかったのはちょっとマイナスでしたね。まあ1泊41.16ユーロ(約6,600円)という値段を考えれば、十分すぎる部屋でしたけどね。

    ホテルに荷物を置き、再び外出…の前に、フロントでおすすめのお店を教えてもらうことに。おすすめのお店を紙に書いてくれたのは良かったのですが、できれば地図も添えて欲しかったなぁ…。でもあとでガイドブックを見たら、教えてもらったお店は有名店だったようで、ちゃんと載っていました。まあまだ晩ご飯には早いので、市内観光をすることに。8番のトラムに乗り、Neues Rathaus(新市庁舎)電停で下車します。

    新市庁舎はえらくモダンな建物で、特に見るべきものはありませんでした。その後J.S.バッハがカントル(音楽監督)をつとめていたトーマス教会に行こうと思ったのですが、どうやら道を間違えていたようで、えらく遠回りをしてしまいました。それでもトーマス教会はこのドイツ・バッハの旅で一番のハイライトだったので、たどり着いたときには感慨がありました。

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    ↑トーマス教会の西側から撮影したもの。ちょうど夕暮れ時だったので、西日が映えてきれいでした。

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    ↑上の写真を撮影した場所のすぐそばで、バッハの顔を模した像がひっそりとたたずんでいました。

    トーマス教会の南側には有名なバッハ像があるのですが、観光で来ている子供たちがバッハ像の前で遊んでいたので、写真を撮るどころではありませんでした。それでも何枚かは撮ったのですが、翌日に撮り直したものの方がきれいなので、次回載せることにします。

    この日は20時からトーマス教会で、Sirenian Singersというイギリスの合唱団のコンサートがあるということだったので、後で聴きに来ることにして、まずは少し早い晩ご飯を食べることにしました。まずはホテルの人に教えてもらった「Auerbachs Keller(アウアーバッハス・ケラー)」というお店に行ったのですが、残念ながら貸切営業ということで、入ることができませんでした。そこでパウラーナーというお店に行くことにしたのですが、こちらも改装のためか休業中…。仕方がないのでカフェ・バウムというお店に行くことにしました。ここもリストやワーグナーが常連だったという歴史あるカフェです。

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    ↑アウアーバッハス・ケラーのあるMadlerpassage(メードラーパッサージュ)というショッピングアーケードです。アーケードといっても石造りなので重厚感があります。

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    ↑アウアーバッハス・ケラーはこの階段を下りたところにあります。この店は1525年創業で、ゲーテのファウストにも登場することから、世界的に有名なようです。この像もファウストの一場面を模したものです。

    カフェ・バウムは店の外にテラス席があるので、そこで食事することにしました。ローストポークと黒ビールを注文したのですが、待っている間に雨と強風が襲ってきて、なかなか大変でした…。しばらくして料理がやってきましたが、ローストポークはなかなか美味でした。しかしこれとビール2杯で17.8ユーロ(約2,900円)というのは結構高かったですね。有名店だからかなぁ。

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    ↑なんかずいぶん変わった盛りつけ方ですよね。両側にあるクネーデル(マッシュポテト入りのパンのようなもの)の上にはなんだかさくさくとした食感の茶色い物体が乗っていたのですが、あれがなんだったのかいまだによくわかりません。奥にあるのは赤キャベツのザワークラウトですが、これもあったかくておいしかったです。

    19時過ぎに食べ終わったので、もう少しあたりを散策してから再びトーマス教会へ。Sirenian Singersの演奏を聴くのはもちろん初めてでしたが、知らない曲ばかりながら、コーラスの美しさにうっとりでした。うっとりしすぎて途中何度か意識が飛んでましたが…(汗)。どちらかというと古典的な合唱ではなく、前衛的な印象を持ちましたが、是非また聴いてみたいと思わせるものでした。

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    ↑やはりこういうところで歌うと音の響きも違うんでしょうねぇ。

    コンサートは1時間半ほどで終わり、帰りは8番のトラムで帰ろうとNeues Rathaus電停に向かったのですが、なんと8番の路線は20時で営業終了していました。もうさすがに外は真っ暗だったので、あんまりうろうろ歩きたくないなぁと思いながらも10分ほど歩き、Johannisplatz電停から7番のトラムに乗って、無事にホテルへ帰りました。翌日は一日ライプチヒ観光でしたが、それはまた次回。

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    ↑おまけ。ホテルに備え付けられていたドライヤーなのですが、ドライヤーのくせにALASKAってどんなネーミングやねん!しかしこちらは電圧が高いせいか、小型なのにずいぶんパワフルでした。

    日曜出勤っ!

    今日は本番環境でのテストのために、休日出勤でした。土曜出勤は幾度となくしていますが、日曜出勤は選挙を除けば初めてかもしれません。しかし前日は終電で帰宅していたので、朝起きるのはちょっとつらかった…。

    で、昨日ですが、高校の後輩の結婚パーティーがあったのです。私は出欠確認と案内サイト作成、当日の受付の担当だったのですが、こういうこと頼まれるのは初めてだったので、ちょっとどきどきしました。会場はムジカの奥のcafe’ tous le jourだったのですが、当日は少し早めに行って軽く打ち合わせ。しばらくして受付を開始したのですが、さすがに70人近くを30分でさばくのはなかなか大変でしたね…。名簿に名前載ってない方も何人かいたので、どうしようかと思いました。あと、受付をしていると、ムジカで紅茶を飲んだ帰りの職場の後輩にばったり会ったりして、びっくりしたりもしました。でもまあ、特に大きな問題もなくパーティーはつつがなく終了。今回は普通の二次会と違って幹事さんがいなくて、新郎新婦がずいぶん苦労していたみたいですが、個人的には幹事さんがきっちりスケジュール決めてやるより、歓談の時間を長く取ってまったりやるほうが良いなぁと思うので、なかなか楽しかったです。あとここでパーティーをやると、おみやげにムジカティーがもらえるのもポイント高いですね。