2005年5月27日

    戦後60年の節目に

    旧日本兵2人、ミンダナオ島で生存か 政府確認へ

    フィリピン南部のミンダナオ島で、旧日本軍の兵士と見られる2人が生存している可能性があることが26日、明らかになった。2人は80歳代と見られ、旧日本兵であることを示す所持品を持っているという。

    まだ未確認情報ですが、このニュースには驚きました。「恥ずかしながら生きて帰ってきました」のせりふで有名な横井庄一さんや小野田寛雄さんという前例はありますが、それにしたってもうかれこれ30年前の話ですし、まだ生存している人がいたというのがにわかには信じられません。それともこれは、戦後60年の節目に改めて過去の歴史を振り返ろうという意味でもあるのでしょうか。でももう80歳代ということですから、もし旧日本兵だと確認されて帰国しても、今の日本にショックを受けるだけのような気もします。かつて横井庄一さんも帰ってくるんじゃなかったと語ったと言いますし、今の日本がほんとに幸せな国なのか、考えさせられます。