さて、列車はついにオーストリアへと入りました。国境を超えるというのでちょっとものものしい雰囲気を期待していたのですが、国境がどこなのかわからないうちにいつのまにか通過してしまったので、なんだか拍子抜け。チェコが共産主義国だった頃はまた違ったのかもしれませんが…。というわけでオーストリアに入ったことに気づいたのは、 通過駅の駅標の形が?D(チェコ鉄道)のそれと変わっていたからです。
B?eclavを出て約10分でオーストリア側の国境の駅、Hohenauに到着。先にも書いたようにこの手前にも駅はいくつかあったのですが、無人駅っぽかったのでここが一応国境の駅と言うことになるのでしょう。私はてっきりこの駅に到着するまでに入国審査官が来るものだと思っていたのですが、結局来ませんでした。これじゃあもしこの駅で降りたら無許可入国になってしまうんじゃないかとちょっと思ったのですが、おそらく降りる乗客はちゃんとチェックしてるんでしょう。

↑Hohenauに停車していた列車。オーストリア国内路線の列車のようですが、ダブルデッカーでやたらかっこよかったです。
Hohenauを出てしばらくすると、ようやく入国審査官がやってきました。まず一緒にいたフランス人家族がパスポートを渡し(フランスのパスポートは青い色でした)、続いて私もパスポートを渡してスタンプを押してもらいました。この時私だけ「何日間滞在するのか」と聞かれたのでちょっとびっくり。チェコ入国の時はそんなこと聞かれなかったのになぁ。最初滞在日数を聞かれてるのか滞在目的を聞かれているのか、とっさに判断がつかず”How many?”と聞き返すと同じ言葉が返ってきたので、”Three days.”と答えました。まあわりと友好的な雰囲気だったのでほっと一息。これで終わりかと思ってパスポートをしまったのですが、すぐ後にまた別の入国審査官がやってきたので、え、まだあるの?と思ってしまいました。よく考えたらチェコ出国とオーストリア入国は別なわけで、まあ当然といえば当然です。ただ後から思い返すと、先にオーストリア入国のスタンプが押されていたので、順番が逆なような…。出国といっても税関検査みたいな事は特になく、スタンプだけ押して去っていきました。ちなみにチェコ入国の時は飛行機のイラストが描いてあったのですが、オーストリア入国のスタンプには汽車の絵が描かれていました。このあたり、なかなか細かいですね。

↑これはチェコ入国時のスタンプです。飛行機の絵なのがわかると思います。

↑そしてこれがオーストリア入国時のスタンプ。汽車の絵になっています。
しばらくすると列車は大きな橋を渡りました。一緒にいたフランス人家族が話していたのですが、どうやらこれがドナウ川のようです。そうか、これがあのドナウ川かーとちょっと感慨深かったです。ほどなく列車はWien Simmeringに到着。ここから終点までは目と鼻の先だったので、列車を降りる準備にかかりました。
そして定刻から約5分遅れの14:33、終点のWien Sudbahnhof(ウィーン南駅)に到着。フランス人家族に別れを告げて、列車を降りました。食堂車にも行ってみたかったなぁ、とちょっと名残惜しかったのですが仕方ありません。ここから今日泊まるホテルまでは路面電車一本で行けそうだったので、駅前の電停から乗ることにします。…とその前に切符を買わなければなりません。プラハでは案内所で買ったのですが、ここではどこで買えばいいのかわからずにちょっと悩んでしまいました。そして駅構内に並んでいる券売機を見て、そういえば券売機の使い方をネットで見たなぁと思い出し、意を決して券売機の前へ。まずは言語を英語に変えて、72時間券を選択。最後にお金を入れて、無事にゲットすることができました。ちなみに12ユーロ(約1800円)と、プラハに比べると割高です。後から思えば、ウィーンカード(16.90ユーロで72時間券+市内の観光施設などの割引が受けられる)を購入しておけば良かったのかもしれませんが、券売機では買えないみたいでしたし、どこで割引を受けられるのかわかってないと使うのが難しいらしいのであきらめました。

↑ウィーン南駅前の様子。いきなりドイツ語圏に入ったので、ちょっととまどいました。
そして駅前から18番の路面電車に乗ります。電停には何番の路面電車の到着まであと何分、という電光表示板があったので助かりました。しばらくして路面電車がやってきたので荷物とともに乗り込み、まずは切符に刻印。それから席に座りました。路面電車なので景色を楽しみながら行こうと思っていたのですが、発車後いきなり地下へもぐってしまいました。トンネルでも通るのかなあと思いきや、なんとそのまま地下駅に停車するではありませんか。それもここだけではなく、この先しばらくはこんな光景が続きました。路面電車と言えば地上を走るイメージしかなかっただけに、これはかなりの衝撃です。地下の電停なんて想像すらしなかった…。ちなみにウィーンではほかにも地下鉄なのに路面電車っぽい車両が走っていたりと、もうやりたい放題です(笑)。
そんな路面電車ですが、ここでもアクシデント発生!なんとまた車両のドアが故障してしまったのです。思わずプラハでの光景を思い出してしまいました。結局ここでも運行中止になることはなく、ドアが開かないようにしてから再び走り出しました。
やがて路面電車は地上に出て、ほどなくWien Westbahnhof(ウィーン西駅)に到着。この駅からは空港行きのバスが出ています。さらにここから2駅先が終点のBurggasse-Stadthalleで、私はここで下車しました。

↑私が乗ってきた18番の路面電車です。なかなか年季の入った車両でした。Burggasse-Stadthalleにて。
ここからホテルまでは歩いてすぐのようだったので、スーツケースをごろごろさせながら移動開始。ホテルの正確な位置はわからなかったのですが、すぐに見つけることができました。まずフロントに行くと、迎えてくれたホテルマンは東洋系の人だったのでなんだか意外でしたね。ただ日本語は話せないようだったので、日本人ではなさそうです。とりあえずチェックインを済ませ、いざ部屋へ。荷物をおいてほっと一息ついたのもつかの間、ここで早速の悲劇発生!トイレに入ろうと思ったのですが、なぜか電気が付かないのです。おかしいなと思って部屋中の電気をON/OFFしたのですが、付かないどころか、今まで付いていた部屋の電気まで消えてしまいました。これはなにかがおかしいと思い、すぐにフロントへ電話。こんな時英語力のなさを思い知らされるわけですが(苦笑)、とりあえずなんとか事情を説明すると、最初は日本の電化製品をつないでないか?と聞かれました。日本とオーストリアじゃ電圧が違うよ、と言われたのですが、それは当然承知していますし、まだ部屋に入ったばかりでもちろんなにも使ってませんから、使ってないと答えると、部屋に行くので待ってくれ、と言われました。しばらくするとさっきフロントにいたホテルマンがやってきて、なにやらケータイで話をしながら電気をON/OFFさせていきます。するとどうやら復旧したようで、再び電気が付きました。はぁ、これで一安心、と外出の準備を始めたのですが、部屋を出る間際にもう一度電気をON/OFFさせてみると、なんとまた電気が消えてしまいました。そういえばさっきのホテルマンが、また電気が消えるようなことがあったら部屋を変えるからフロントまで来てくれ、と言っていたなあと思い出し、意を決して荷物をすべてまとめて再びフロントへ。事情を説明すると約束通り別の部屋の鍵を渡してくれました。念のため追加料金はないか聞きましたが、笑って否定していたので、安心してその部屋へ。今度は電気が消えることもなく、しかもさっきの部屋よりもちょっと広くて、バスタブもあったのでラッキーでした。今から思うとさっきの部屋の電気はON/OFFすると消えていたので、漏電でもしていたのかもしれません。そもそもこのホテル自体が昨日まで泊まっていたプラハのホテルよりもグレードが落ちる感じだったので、仕方ありません。値段はむしろこっちのホテルの方が高かったんだけどなぁ。
今度こそ大丈夫、ということで外出しようと鍵を持ってフロントに行くと、運悪くフロントはちょうど到着したお客さんでごった返しています。仕方ないのでしばらくロビーにあるPCで時間をつぶすことにしました。ここのPCにはUnix系のOSが入っていて、ブラウザはMozillaでした。日本のサイトもちゃんと表示できましたが、フォントが若干怪しかったです。あと接続速度が遅いのか、やたら重かった…。
しばらくするとフロントも空いたようなので、鍵を渡すついでにおすすめのレストランを聞いてみました。最初はステーキ屋を勧められたのですが、ウィンナーシュニッツェルが食べたい、というと別の店を勧めてくれました。そしてこの日は日曜だったので、わざわざお店に電話して今日空いてるかどうか調べてくれることに。
ところで私がこのやりとりをしている間、私の横には20代前半とおぼしき東洋系の女性がいて、フロントが空くのを待っている様子。もともと私にはそんなつもりはなかったのですが、結果的にフロントで長話をするはめになってしまったせいか、その女性に「鍵をもらいたいのですが、まだ空きませんか?」とふいに話しかけられました。私がとっさに「すいません」と謝ると、「いやいや、あなたは悪くないですよ」との返事。そして「出身はどちらですか?」と聞かれたので私も相手の出身を聞くと、韓国とのこと。なので私は「私はプラハから列車で来たんですが、プラハには韓国人旅行者が多かったですよ」と言うと、その人も「私もプラハから列車で来たんですよ」と言うので、意外な偶然にちょっと驚きました。なんと日程も私と同じく、プラハとウィーンで3日ずつとのことで、なんだか妙なところで意気投合。ちなみに学生さんのようで、お父さんと旅行に来ていたみたいです。そうこうしているうちにフロントの人が戻ってきたので鍵を渡し、その女性にも別れを告げてホテルを出ました。
そしてホテルの外は見事な……大雨でした(泣)。さっきまで晴れてたのになんだよーと悲しくなりながら、とりあえず歩いてウィーン西駅まで行ってみることに。10分少々歩いてようやく着いた頃には、靴の中までびしょびしょになっていました。でもまあ、こんなことでくじけるわけにはいきません。とりあえず駅の中にあるコンビニっぽいお店に行き、ミネラルウォーターを買うことにしました。そろそろ日本から持ってきた水がなくなりかけていたからです。こっちは炭酸入りのミネラルウォーターが多いので、炭酸じゃないのを選ばなければ、と思いあれこれ悩んだ末に「MILD」と書いてあったものを選んだのですが、これが見事に炭酸入りでした(笑)。MILDっていうのは炭酸がマイルドってことなのかー、とやられた気分です。
雨とミネラルウォーターの一件でさらにテンションが下がりましたが、気を取り直して地下鉄に乗ることにします。プラハでは路面電車にばかり乗っていましたが、ウィーンでは路面電車の経路が複雑すぎてわからなかったこともあり、主に地下鉄をメインに使っていました。まずU3に乗り(Uなんとか、というのは地下鉄の路線名です)、StephansplatzでU1に乗り換えて、Pratersternで下車。ところでウィーンの地下鉄はドアが手動式です。といっても手でがらがら、と開けるわけではなく、北急ポールスターの貫通路のドアのような感じといえば、わかる人にはわかるでしょうか(笑)。ドアの取っ手を開けたい方向にがちゃっと倒すとドアが自動で開く、という感じです。最初はびっくりしましたが、慣れるとなんてことありませんでした。
Pratersternで下車したのは、プラーター公園に行きたかったからです。ここは映画「第三の男」で有名な大観覧車がある遊園地です。遊園地と言っても、日本のように入場料がいるわけではなく、中に入るだけならただでした。ただ料金が結構高かったのと、雨がひどかったこともあり、結局観覧車には乗りませんでした。まあ1897年建築という歴史ある観覧車を見られただけでも満足です(ただ建築当時のままの姿というわけではなく、一度建て直してはいるようですけども)。

↑プラーター公園の大観覧車。規模で言えば日本の、たとえば天保山の観覧車なんかのほうが大きいと思いますが、やはりこの観覧車には歴史を感じました。雨模様なのが悔やまれるところです。

↑別の角度から。ゴンドラが独特の形をしています。なんでも乗り降りの時には観覧車全体が一時停止するらしいです。
観覧車を見た後は近くを流れているドナウ川を見に行くことにしました。地下鉄1駅分ぐらいの距離を歩いていったのですが、思ったより距離があったのでちょっと後悔しました…。雨もひどかったですしねぇ。

↑ドナウ川近くの公園にぽつんと置かれていた屋外卓球台。なんでこんなところにこんなものが…。

↑美しく青き…と言いたいところですが、大雨のせいで濁流と化しているドナウ川です(苦笑)。川幅はかなり広くて、晴れてたらゆったりと水が流れていて綺麗なんだろうなぁ。
ここまできたらせっかくなので、ドナウ川を渡ってみることにしました。上の写真にも写っている橋には歩行者と自転車専用の道があるので、歩いて渡ることができるようになっています。途中川の真ん中あたりでも写真を撮ったのですが、悲しくなるぐらい濁流なので載せません(泣)。実はドナウ川の隣には新ドナウ川があり、橋はさらに先まで続いているのですが、ちょうどこのあたりにDonauinsel駅があるようなので、ここから戻ることにしました。駅は一体どこにあるんだろうと思って構内に入ると、なんと今まで歩いてきた橋の真ん中を地下鉄が通っているではありませんか。てっきり地下を走ってるものとばかり思っていたので、ちょっとびっくりしました。そして地下鉄に乗り、再びStephansplatzへ。このあたりはウィーン市街でも中心地にあたるようで、広い道路に人がたくさんいました。ここからちょっと歩いたところに、ホテルで紹介されたレストラン、Figlmuller(フィグルミュラー)があります。
Figlmullerはちょっとわかりにくいところにあるのですが、あたりを2往復ぐらいしてやっと発見。壁にワインの瓶がいっぱい並べてある、雰囲気のあるレストランです。若干Tシャツにジーンズの私には不釣り合いかなぁという気がしなくもありませんでしたが、意を決して中へ。最初ドイツ語のメニューを出されて四苦八苦していたら、英語のメニューいる?と聞かれたので、欲しいというと持ってきてくれました。ところがこれも実はドイツ語のメニューで、改めて同じ質問をされるはめに。これは軽い嫌がらせなのだろうか…とちょっと気に入らなかったのですが、とりあえずここの名物である特製ウィンナーシュニッツェルと、ハウスワイン(赤)を注文しました。噂には聞いていたのですが、とにかくこのウィンナーシュニッツェルがでかくてびっくりします。直径30cmはあろうかという大きさで、皿から所々はみ出しているほど。ただまあ、豚肉を叩いてのばしていることもあって厚みはあまりないので、なんとか完食することができました。これ自体に絶妙な味付けがされているので、ソースなんかをかけたりする必要はありません。
そして一緒に飲んだワインのまぁおいしかったこと!1/8と書いてあったのでたぶん90mlだと思うのですが、これで2.2ユーロ(約330円)とは思えないほどです。熟成味あふれた、という感じではなくて若々しい味だったのですが、とにかく嫌な雑味が一切なく、いくらでも飲めてしまいそうでした。なので思わず同じワインをもう1杯おかわりしてしまいましたよ。ただウィンナーシュニッツェル自体は11.9ユーロ(約1800円)と高めで、結局チップ込みで20ユーロ払ったのですが、ワインのことを考えると十分おつりが来るぐらいでした。
そんなほろ酔い気分で店を出たあとは、もうホテルに帰るだけです。再びU3→U6と乗り継いで自分の部屋へと戻りました。しかしここでさらにアクシデント発生!そろそろ寝ようと思い、何気なく部屋のクローゼットを開けると、なんとそこにはハンガーにかかった女物の服が大量にあるではありませんか。さらにその横にはご丁寧にスーツケースまで置いてある始末。おまけにおみやげものまで置いてあります。一瞬部屋を間違えたかと本気で悩みましたよ。でもどうみても私の部屋ですし、もしかして電気のトラブルの一件で部屋を交換してもらったとき、先客のいる部屋に案内されたのだろうか…とも思ったのですが、それだったらすぐ気づきそうなものです。とりあえずお酒が入っていて、この状況を英語でうまく説明する自信がなかったので、もう明日の朝フロントに言えばいいやと開き直り、就寝。今日は大変な一日だった…。
2006年10月11日 23:41
旅行 |
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日曜日は久しぶりに京都へ出かけました。目的は京都にある紅茶屋さんに行くためです。まずは銀閣寺近くにある「アッサム」に行くため、四条河原町からバスに乗ることに。事前にここから銀閣寺に行く市バスの系統を調べて行ったのですが、たまたまバス停に止まっていたバスは、どうみても系統が違うのに、行き先に銀閣寺とはっきり書かれています。「?」と思いながらも、行き先に書いてあるんだったら間違いないだろうと思い、乗車。あとで気づいたのですが、京都市内には京都市交通局のバスの他に、京都バスも走っているのですね。私は京都バスの方に乗ったので、系統が違ったようです。紛らわしいなぁ。大阪市内だったら、ほぼ間違いなく市バスしか走ってないので、京都もそうだと思いこんでいたのがいけなかったようです。
まあなにはともあれ、銀閣寺道バス停で下車。ここから「アッサム」に行く前に、まずはお昼ご飯にラーメンを食べることにしました。このバス停のすぐそばには京都ラーメンの老舗「ますたに」があるので、そこに行くことに。着いたのは14時前だったのですが、外まで人が並んでいました。15分ぐらい待ってやっと席に着き、ラーメンを注文。私は近所の「来来亭」のラーメンが好きでよく食べに行くのですが、その師匠にあたるお店なだけに、ラーメンの系統は似ていました。背脂を浮かせたスープに唐辛子、そして細麺。ただまあ、確かにおいしかったのですが、そんなに並んでまで食べる味かなぁというのが正直なところです。
おなかも一杯になったところで店を出て、せっかくなので銀閣寺を見学していくことにしました。ちょうど特別公開をやっていたようで、せっかくだし見ようかどうしようか悩んだのですが、拝観料の他に1000円もかかるようだったのでやめておきました。いくらなんでも高すぎやしないかなぁ。というわけで普通のコースで見て回ったのですが、とにかく苔の多いのが印象的でした。ここには昔遠足で来たような記憶があるのですが、全然記憶に残ってないなぁ…。

↑銀閣寺に生えている苔です。まあこれはいいのですが…

↑「ちょっと邪魔な苔」「とても邪魔な苔」ってなんやねんと思いました(笑)。横にいた人も、これは笑わそうとしてるんかな?と言ってましたし。まあ外来種ということなんでしょうね。

↑言わずとしれた銀閣。

↑哲学の道。ここは歩いていてほんとに落ち着きますね。
その後目的の「アッサム」に行ったのですが、なんと最近移転したとのことで、店はもぬけの殻。幸いそれほど遠くには移転していなかったので、とりあえず哲学の道を歩いて店の近くまでいきました。新しい店は哲学の道の南端近くから、ちょっと西に行ったところにあります。外観も内装もすごくモダンな感じで、とてもおしゃれなお店でした。壁面がガラス張りになっていて、庭の草花や竹林が風流な感じです。そして肝心の紅茶ですが、ここは紅茶をポットごと湯煎して抽出するという方法を採っているようです。実際ディンブラを飲みましたが、成分が非常によく抽出されていて、おいしかったです。ここの紅茶はかなりレベルが高いと感じました。あと「白河チーズケーキ」というものを食べたのですが、これが普通のチーズケーキとは一線を画すような味で、おいしかったです。シナモンの効いたチーズケーキなんて初めてでしたよ。ただちょっと値段の高いのだけがネックですね。紅茶とケーキで1300円したので、これがせめて1000円以下だったらなぁ。

↑「アッサム」のモダンな外観。
それから再びバスに乗り、今度は烏丸丸太町へ。さらにここから歩いて烏丸御池まで行き、近くの「せいほう」に入りました。ここは京都で紅茶を語る上でははずせないお店です。もう30年以上前から営業している老舗で、京都の学生にずっと愛されてきたお店のようですね。ただもうマスターも高齢になられていて、最近では常連さんを相手にこぢんまりと営業されているようです。このマスターがまた味のある方で、いろいろとお話させてもらいました。紅茶の味のことを言ってしまうと可もなく不可もなく、というところなのですが、そんなことはどうでもよくなってしまうほどここの空間にはひかれるものがあります。普段は奥様と一緒にカウンターに立たれているそうなのですが、あいにくこの日はマスター一人だけでした。おまけにそんなときに限ってお客さんが多かったらしく、てんてこ舞いだったそうです。そんな話を聞いている間にも常連さんらしい女子大生がやってきて楽しそうに会話しているのを見て、良い店だなぁと感じました。もういつ店閉めるかわからないみたいなことをおっしゃってたのですが、客の立場から見るとあんな店にはなくなってもらいたくない、とほんと思います。
2006年10月10日 22:17
食べ物・飲み物 |
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豊中でおいしいパン屋さんと言えばまず名前の挙がるのがここ、メルクではないでしょうか。私も小さい頃からここのパンを食べていますが、庶民的な感じのするバターフレークとは違って、フランスパンなどちょっと本格的なパンがメインのお店です。特にメルクトーストが人気で、あの外がぱりぱりっ、中がふわっという食感は他ではなかなかお目にかかれません。
そんなメルクのパンを、たまにお昼ご飯を食べに行く市役所近くのギオットーネ・SADAが使っているのですが、あんまりおいしいのでいつか同じパンを買いに行こうとずっと思っていました。で、昨日は早番で仕事が早く終わったので、メルクに行ってみることに。
実はメルクに一人で来るのは今回が初めてだったりします。昔母親に連れられて来たことは何度かありますが、思ってたより小さなお店だったのでちょっとびっくり。で、そのSADAで出されているパンというのがバタールです。バタールというのは「中間」「あいの子」という意味で、バゲットとパリジャンの中間、バゲットの量で パリジャンの太さであることを指しているのだとか。バゲットよりも太いので、中がふわっとしているのが特徴です。行ったのが17時頃だったのでまだパンがあるのか心配だったのですが、バタールはちゃんとありました。ちなみにメルクトーストは売り切れだったので、人気のほどがしのばれます。というわけで無事にバタールを1本ゲット。バゲットより短いとはいえバタールも40cmほどはあるので、リュックにはぎりぎりのサイズでした。
家に帰り、さっそく食べてみることにしました。ナイフを入れたときのさくさくっという感触がたまりません。軽く焼いてからバターを塗って食べると、もううまいのなんの。シンプルなパンをこれだけおいしく仕上げるというのはすごいなぁと思いますよ。これでも1本260円なので、それほど高いというわけではありません。ちなみにメルクはSADA以外にもあちこちのレストランにパンを出しているようです。
ここのパンを食べたことがないという方のために、メルクの情報を載せておきます。
住所:豊中市中桜塚5-16-3
営業時間:7:30~19:00
定休日:日曜日
2006年10月4日 23:22
食べ物・飲み物 |
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私は毎朝、目覚まし代わりにCDをかけています。ところが先日、いつものようにタイマーをセットしたはずなのに、なぜか翌朝になっても音が鳴らない事がありました。幸い、CDの他に普通の目覚まし時計もセットしていたので寝坊はせずに済んだのですが、おかしいなあと思ってあとでCDプレーヤーを調べてみると、どうやらCDを認識していない様子。仕方がないので一度中を開けてみると、どうもCD自体を回すモーターがうまく回っていないようです。手でCDを軽く回してやるとしばらくは機嫌良く動いていたので、これで大丈夫だろうと思って翌朝同じようにタイマーをセットしてみたのですが、やっぱり音は鳴りませんでした。うむむ、これは本格的に故障かなぁ、ということで急遽買い換えを検討するはめに。
ちなみに今まで使っていたのはDENONのDCD-735という定価39,800円の機種なのですが、もう9年ほど使っていますし、以前からCDとの相性が悪いとまれに音飛びしたりしていたので、修理に出すことは最初からあきらめていました。まだ外観は綺麗なのでもったいないのですけどねぇ。
で、買い替えるとしてもどの機種にするかで悩みました。私が今のステレオ装置一式をそろえたのは先ほども書いたように9年前なので、その当時からCDプレーヤーのラインナップは大きく変化しているからです。まずDENONはDCD-735から何度もモデルチェンジをして、現在はDCD-755AEという機種がほぼ同じ価格帯にあります。この機種は、以前ならワンランク上の6万円台のクラス以上でしか搭載されていなかったAL24 Processingを標準搭載しているということで、結構人気があるようです。ただ、私の個人的な考えとして、スピーカーやアンプはともかく、CDプレーヤーには価格差ほどの音質の差はないと思っているので、この際DENONにこだわるのはやめて他に安いものはないか探してみることにしました。それにDCD-755AEは色がシルバーとブラックしかないので、今現在ゴールドで統一されているうちのコンポの中に入れるとバランスが崩れてしまうのも嫌だったのです。
というわけでまず候補に挙がったのはマランツのCD5001。マランツのCDプレーヤーには昔から定評があるので、問題は少なそうです。ただどうもデザインが好きになれなくて、いまいち購入に踏み切れません。なのでその次に候補にあがったのがYAMAHAのCDX-496です。すでにメーカー在庫は完売しているのですが、店頭にはまだ残ってるんじゃないかと思い、今日電器屋を回ってみることにしました。
まずヨドバシに行ったのですが、特に安いものはなかったのでパス。次に行ったLABI1なんばにもめぼしいものはありませんでした。むしろ専門店に行った方がいいのかなあと思い直し、以前ステレオ装置一式を買ったときに回ったでんでんタウンのお店を数軒回ってみることにしました。するととある一軒でこのCDX-496の在庫があり、18,000円という値段が付いています。実はここにくる前にネットで在庫のあるお店を探していたのですが、そこでは送料込みで1万8千円台半ばぐらいだったので、送料いらない分こっちの方が安くて良いなぁと思ったのですが、とりあえず他の店を見てから決めようと思い、一旦店を後に。そして他の店に行ったのですが、その店ではこれの上位機種であるCDX-596が19,800円で出ていました。ここは多分ポイントが何%か付くので、うーん、どっちにしようか…。とちょっと悩みました。ただ上位機種との違いを実感できることはあんまりないんだろうなあと思い直し、結局さっきの店に戻ってCDX-496を購入することにしました。結局500円だけ負けてもらい、17,500円で購入。
家に帰ってからは、早速セッティングです。見た目ではとても1万円台のCDプレーヤーには見えません。他のコンポとの調和も取れている感じで、なかなか良さげな感じです。音に関しても特に遜色はありませんし、むしろローディングが若干早くなったような気もします。これで安心して目覚ましにCDをかけられそうです(笑)。
2006年10月1日 23:31
ハードウェア |
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Googleマップがいつの間にかバージョンアップしているようです。Googleマップは私がメインで使っているMapionと比べてかなり細かいところまで見られるのですが、いかんせん色分けがされておらず、建物名等が少なくて見づらいのが難点でした。それが今回ずいぶんと改善されたようで、かなり見やすくなったと感じました。Mapionにはバス路線やバス停が載っているという大きな利点があるのですが、それでもGoogleマップがこれだけ使いやすくなると、使う頻度が変わってきそうです。細かい部分を拡大して見たいときはGoogleマップで決まりでしょう。
2006年9月28日 23:50
web関連 |
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いよいよプラハとも今日でお別れです。ゆっくりと余韻に浸りたいところですが、次の目的地・ウィーン行きの列車が10:01発だったので、そういうわけにもいきません。ばたばたと荷造りをして朝食を済ませ、荷物を持ってフロントへ。ちょうどフロントには他のお客さんがいたので、空くのを待つ間ロビーにあるPCでネットにつないでみることにしました。試しに私のページを表示させてみようとしたのですが、キーボードのキー配置がちょっと特殊で、Yがあるはずの位置にZがあるではありませんか。これじゃapony.comのyが入力できないじゃないか!とちょっと困ってしまいました。多分入力する方法はあると思うのですがわからなかったので、googleで適当なページを開いて、そこからyの文字をコピーしてきてなんとか開くことができました。大して期待はしていなかったのですが、ちゃんと日本語で表示されたのでびっくり。ただ日本語の入力はさすがにできなかったので、見るだけにしました。
そうこうしているうちにフロントが空いたのでチェックアウトを済ませ、ホテルを出ました。そして路面電車に乗り、プラハ中央駅へ。ここにも改札がなく、ホームまでフリーパス状態でした。発車まではまだ時間があったので、ホームに止まっている列車の写真を撮ることにしました。

↑Beroun行きの普通列車(たぶん)。2階建てなのが印象的でした。あとプラットホームが低いのが目につきます。

↑ホームの様子。左に見えているのはBrno行きの快速列車です。こちらの列車は日本と違って客車が多く、電気機関車が牽引する姿をよく見かけました。

↑やはり駅標は撮っておかなければならないでしょう(笑)。ところでHlavní nádražíとは中央駅のことで、プラハだけでなくこの先停車したPardubiceやBrnoにもHlavní nádražíと付いていました。略してHL.N.と書くこともあるようです。

↑私が乗ったEC 75 ウィーン行きの列車案内板。ECとはEuroCity、いわゆる都市間特急のことです。下にALOIS NEGRELLIと書いてあるので最初何かと思ったのですが、これはEC 75の列車名のようです。ヨーロッパの特急にはだいたいこのように名前が付いているみたいですね。ちなみにALOIS NEGRELLIはオーストリア出身の技士で、スエズ運河を設計したことで有名なようです。

↑そのALOIS NEGRELLI号です。先頭に電気機関車があり、その後ろが6両編成になっていました。1等客車と食堂車が1両ずつ、2等客車が4両です。私は2等客車に乗りました。

↑2等客車のドア付近。ドアの右上にある「2」という数字が2等客車を、その下に赤字で書いてある「4」が何両目かを表しています。これを間違えると混乱するので気をつけないといけません。
写真を見てもわかるとおり、結構乗客は多かったです。日本人の姿もちらほらと目に付きました。写真も一通り撮ったので私も乗り込んだのですが、座席は3列×2を単位として個室になっていました。いわゆるコンパートメントってやつですね。こういうタイプの列車に乗るのは初めてだったので、ちょっとわくわくしました。2等客車でもなかなかのグレードだったので、あえて1等客車に乗る必要はないと思います。
最初コンパートメントには私一人だったのですが、しばらくすると外国人(まあプラハでは私も外国人なわけですが)の家族がやってきました。最初フランス語で話しかけられたのでちょっとびっくりしたのですが、なんでもボルドーから来たとのこと。ボルドーと言えばワイン好きの私からしたらあこがれの街ですから、私はいつかボルドーのシャトーに行ってみたいと思ってるんですよ、と言うと笑顔で応えてくれました。家族構成は夫婦と男の子2人(上の子が20代前半、下の子が10代前半ぐらい?)だったのですが、やっぱり向こうの子供は大人びて見えますね。私も年齢を聞かれたのですが、28だと答えると若く見えると言われました。日本人は若く見られるとよく言われますが、確かにそうみたいです。まあTシャツにジーンズという私の服装のせいもあるのかもしれません。
しばらくして列車はプラハを発車し、すぐに車内検札が来ました。車内では別にすることもないですし、こうやって乗り合わせたのも何かの縁だと思い、その家族といろんな話をすることに。ただ奥さんは英語があまりわからないらしく、時々上の子に通訳してもらっていました。私だって大した英語をしゃべれるわけではないのですが、それでもわからないということは、やっぱりフランスの上の世代の人はあまり英語が好きじゃないのかなぁ。そして、日本人で知っている人がいるかどうか聞いてみると、北野武の名前があがりました。北野武監督の名は世界的に知られているんだなぁと実感。あと日本のアニメを知ってるかと聞いてみたら、なんと友達がNARUTOファンだとのこと。まさかこんなところでNARUTOの名前を聞くとは思いませんでした。というわけであまり関係はないのですが、その友達にあげてねと言って、たまたま持っていたスニーカー文庫のしおりをあげました(笑)。
さて、その間にも列車はどんどん走っていきます。客車なのでもっとスピードが遅いのかと思っていたのですが、意外と飛ばすのでびっくりしました。コンスタントに100km/h近く出しているように感じました。

↑プラハを出てほぼ1時間、最初の停車駅であるPardubice HL.N.です。さらにここから約30分で次のČeská Třebováに着きました。
そういえばフランス人家族が持っていたので気づいたのですが、こういう特急列車には停車駅や乗り継ぎ列車が印刷された専用のパンフレットがあるようです。窓口で切符を買えばもらえるのでしょうが、私は日本で切符を買っていたのでもらえませんでした。するとそれに気づいた奥さんが、2枚あるからあげましょうと言って1枚渡してくださいました。私としては記念になるし、とてもありがたかったです。

↑これがそのパンフレットです。列車毎にこういうものが用意されているのは良いサービスだと思います。ちなみに乗り継ぎ列車のOsは普通列車、Rは快速列車、Spは準快速列車を表しています。

↑Brno HL.N.の様子。ここは大きな街のようで、見ての通りそこそこ乗り降りがありました。
そしていよいよ列車は国境の駅、Břeclavへ向かいます。

↑Břeclavの様子。街自体は小さい感じでしたが、ここで入国管理官が乗り込んでくるためか、10分ほど停車していました。
さて、いよいよ列車はチェコを抜けてオーストリアに入ります。というところで、続きはまた。
2006年9月25日 23:20
旅行 |
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今日はmixiの紅茶・お茶コミュのメンバーでお茶会に行ってきました。初対面の人ばかりでちょっと緊張したのですが、とにかく普段の生活ではお会いすることのないような人がたくさんいたので、いろいろとおもしろい話ができました。人付き合いはどちらかというと苦手な私ですが、たまにはこういうのも良いなぁ。
2006年9月23日 23:41
食べ物・飲み物 |
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今日は有休を取って6年ぶりに飛鳥へ行ってきました。最近高松塚古墳やキトラ古墳がずいぶんとマスコミをにぎわせていることもあって、久しぶりに行ってみたくなったのです。ちなみに前回行ったときの模様はこちらを見てください。今回はレンタサイクルを使ったので、快適に移動できました。ただ逆に自転車だと途中の景色がゆっくり見られないのは難点かもしれません。ちなみに今回はカメラを忘れたので、W-ZERO3で撮っています。ちょっと色合いが悪いのはご容赦を。
前回と同じく駅前で飛鳥王国パスポート(地図と施設割引券付きなのでおすすめです)を購入し、まず最初は高松塚古墳へ。今なにかと話題の高松塚古墳ですが、以前木が生えて森のようになっていた風景は一変し、なにやらでかい建物を建てている最中でした。たぶんこれからの作業に必要なものなのでしょうね。当然古墳には入れないので横の壁画館に入ったのですが、壁画の惨状が伝えられているだけに、レプリカを見てもちょっと複雑な心境になりました。
それから近くの文武天皇陵を見た後、南に少し行ったところにあるキトラ古墳へ。ここは前回徒歩では遠くて行けなかったので、一度行ってみたかったのです。

↑…だそうです(笑)。実際こう書いてないとなにかの工場のようにしか見えません。私も思わず見落としてしまうところでした。
キトラ古墳も中を見たりすることはできないので、表の説明書きだけ読んで再び高松塚古墳まで戻りました。ここでお昼を食べてから、中尾山古墳を見て石舞台古墳の方へ。途中亀石を見たりしながら向かったのですが、とにかく今の時期は村の至る所に咲いている彼岸花(曼珠沙華)が綺麗で、とても印象的でした。知らずに行っただけに、なんだか得した気分です。

↑彼岸花。昔は死人花や地獄花などと呼ばれて忌み嫌われていたこともあったそうですが、綺麗な花だと思います。毒があるのと、派手な赤色からそう思われていたのでしょうか。

↑こういう感じであちこちの田んぼのあぜ道に彼岸花が咲いていました。写真を撮っている人も多かったです。

↑言わずとしれた石舞台古墳。やはりこのスケールの大きさは、一見の価値があると思います。
その後飛鳥寺経由でこれまた前回行けなかった飛鳥資料館に行き。キトラ古墳の内部の写真を見たりして帰途につきました。やっぱり飛鳥はいいですねぇ。散策コースが完全に田んぼのあぜ道だったりするのどかさがすばらしいです。
2006年9月22日 23:44
旅行 |
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気を取り直し、再びホテルを出発です。まず路面電車に乗りプラハ本駅へ。ここからこの旅初めての地下鉄に乗ることにしました。
ちなみに地下鉄には改札がなく、普通に階段を下りるとそこがプラットホームになっているのでびっくりします。ただ改札の代わりとして階段の手前に機械が置いてあって、そこに切符を差し込むと時間が印字される仕組みになっていました(ちなみにバスや路面電車の場合は車内にこの機械があります)。私は3日間有効の切符を持っていたので、最初に空港からバスに乗った時に印字してからはまさにフリーパス状態だったのですが、私服検札員が抜き打ちで検札に来るらしいので、無賃乗車はやめたほうがいいと思います(笑)。まあ私は結局一度も検札されませんでしたが…。日本人の感覚からすると、こんなおおらかで良いのかなあと思ってしまうのですが、このおかげで路面電車に乗ってもわざわざ運転手のいる一番前の扉から降りる必要もなく、好きな扉から乗り降りできるのは良いと思いました。日本だとどうしても精算に手間取って発車が遅れたりしますからねぇ。
というわけで地下鉄C線に乗りました。やはり路面電車と比べて地下鉄は緊張します。思ったより車両は綺麗で、それほど暗い感じでもなかったのですが、やはり周りが暗いとスリにねらわれやすいんじゃないかと思うので、若干緊張しながらの乗車でした。まあ乗ったのは2駅だけなのですけどね。というわけで2駅先のI.P.Pavlova駅で下車。ここから数分歩いて、目指すはドヴォルザーク博物館です。

↑ドヴォルザーク博物館。こぢんまりした建物で、危うく見落とすところでした。
交響曲第9番『新世界より』で有名なドヴォルザークも、チェコを代表する作曲家の一人です。この博物館にはドヴォルザークゆかりの品々が展示されていたのですが、思ったより規模が小さくてちょっと拍子抜けしてしまいました。あと解説がチェコ語のみで、英語がほとんどなかったのもつらかった…。ですがまあ、楽譜とかはなかなか興味深かったです。ちなみにドヴォルザークはDvořákとつづるので、正しくはドヴォルジャーク(もしくはドヴォジャーク)のような発音になるようです(wikipediaの発音)。?がチェコ語独特の音で、巻き舌のルとジュを同時に発音するそうですが、ちゃんと発音するのはなかなか難しそうです。
博物館を出た後は、新市街を散策してヴルタヴァ川に出ました。

↑新市街にあるカレル大学のキャンパス(たぶん)。

↑賛否両論の現代建築「踊るビル」らしいです。確かに周りからはかなり浮いていました。

↑川沿いを散歩するのもなかなか気持ちよさそうです。
そして、Karlovo náměstí電停から路面電車に乗り、2つ先のAnděl電停へ。ここには大きなショッピングセンターがあり、旧市街から景色が一変します。ショッピングセンターは日本のダイヤモンドシティーとかとあんまり変わらない印象で、映画館やスーパー、本屋、マクドナルドなんかがありました。まず本屋に入って本をチェックしましたが、割と大きな本屋だったにもかかわらず、やはりここにもマンガはありませんでした(だからなにチェックしてるねん、俺)。
それからちょっと歩き疲れたので、たまたま見つけたネスカフェがやっているっぽいカフェに入ることにしたのですが、ここで第二の悲劇がっ!私はホットのカフェラテを一つ、と注文したはずなのに、なぜか値段が高いのです。税金のせいか、イートインだからかなあと思っていたら、店員がおもむろにカップを2つ、トレーに置くではありませんか。おいおいっ!私1つしか注文してないんですけどっ!?と内心思ったのですが、それをチェコ語で説明するすべをもたない私は、すごすごと引き下がらざるを得ませんでした。ちゅうか、一人で来てるのに普通2つ頼むかー?指一本立てて注文したはずだし、常識で考えたらわかるやろーと思ったのですが、まあ海外ではなにがあってもおかしくないですしねぇ。仕方なく、一人でカフェラテを2杯飲み干しました。ほかの人に見られるのが恥ずかしかった…(笑)。まあ2杯飲んでも300円ぐらいだったのでそれほど深刻な問題ではなかったのですけどね。
その後ショッピングセンターを出て、近くのもっと大きな本屋へ。ここにもマンガはありませんでしたが、日本語の漢字辞典を発見しました。私でも知らないような漢字もいっぱい載っている、ずいぶん本格的な辞典だったのでびっくりしました。カレル大学の日本語学科はレベルが高いという話を聞いていましたが、それもちょっとわかるような気がします。
そして帰りはAnděl駅から地下鉄B線に乗り、Můstek駅へ。ここから国立博物館までの間は大通り(Vaclavske náměstí)になっていて、たくさんの人でにぎわっていました。できれば国立博物館にも入りたかったのですが、もう時間が6時前だったので断念。

↑国立博物館前には大勢の観光客とおぼしき人がいました。

↑国立博物館から大通りを写した写真。
で、これからどうしようかと思ったのですが、前日歩きすぎたせいでしんどかったのと、もう大体行きたいところは行きつくしたと思ったので、少々早いですが晩ご飯を食べることにしました。店は昨日ホテルの人に聞いたU Flekůです。1499年創業のプラハでもっとも古いビアホールらしく、私が持って行ったガイドブックにも載っていたのでかなり有名なお店のようです。
入る前から何を注文しようかと悩んでいたのですが、席に着くやいなや、いきなり黒ビールを持ってこられたのでびっくり。どうやらこれがここのお店の名物らしいのですが、とにかくうまかった!そして今日は昨日の教訓を生かしてメインディッシュのみ注文。今回は豚肉のロースト(といっても煮たような感じでしたが)とknedlikyというジャガイモで出来たパンのようなもの、ザワークラウトがセットになったvepřoknedlozeloという、チェコではポピュラーらしいメインディッシュを注文しました。そうこうしているうちにアコーディオンを持ったおじさんがやってきて、演奏を開始。R.シュトラウスの曲なんかを演奏していたのですが、私の隣もたまたま日本人夫婦だったからか、いきなり「上を向いて歩こう」を演奏し始めたのにはびっくりしました。それだけ多くの観光客が来る店なのでしょうね。
そしてメインディッシュがやってきました。豚肉はやわらかくて非常においしかったです。knedlikyもどんな味かと思いましたが、ジャガイモなのにパンっぽい不思議な感触。これ自体に味がないので豚肉を食べながらちょっとずつ食べたのですが、結構これだけでおなか一杯になりました。
で、食べている途中でなにやら黄色いリキュールを勧められたので飲んだのですが、これはどうやらチェコ特産のリキュールBecherovka(ベヘロフカ)のようです。ここに来る前、たまたまおみやげに100mlの小瓶を買っていたのですが、家で飲んだら同じ味がしたので確かだと思います。ただこのベヘロフカがくせもので、どうやらU Flekůの中でこれはちょっと高いメニューらしく、勝手に持ってくるので嫌ならはっきり断ったほうがいいようです。私はこの薬っぽい味は嫌いではありませんが、さすがにこれを飲んだせいで2杯目のビールは断念しました。結局ビール1杯とメインディッシュ、ベヘロフカで355Kčと、明らかに昨日の店より高い感じでしたが、まあ観光客料金ということなのでしょうね。そしてさらにここで悲劇その3がっ!お勘定をしようと店員を呼び、所持金があまりなかったのでカード払いにしてもらったのですが、チップの払い方がよくわからず、最初はチップを合計した金額をレシートに記入したのですが、店員さんが違う違う、みたいに言うのでよくよく聞いてみると、チップは現金でね、ということでした。そして私は署名欄に金額を書いてしまっていたようで、あわててサインし直すはめに。まあそんなでポケットからチップを渡して店を後にしたのですが、あとでポケットを見るとさっきまであったはずの200Kč札がありません。おかしいおかしいと思ってカバンの中まであちこち探したのですが結局発見できませんでした。たぶんチップを渡そうとしたときに足もとに落としてしまったんだろうなあと思い店の前でどうしようかとうろうろしたのですが、酔っていることもあってまた店に戻る気にもなれず、結局あきらめることにしました。うぅ…チェコで200Kčといったら結構大金なのになぁ…くやしい~。さらにまずいことに、この200Kčを落としたせいで、私の所持金はわずか8Kč(約40円)になっていました。これじゃジュースも買えやしません。まあいざとなればクレジットカードでお金を引き出せばいいのですが、さすがに心細かったですね。
そんなテンションだだ下がりな気分で帰りの路面電車を待っていると、一台の車が私の前に止まりました。車には東洋系の若い男性が4人ほど乗っていたのですが、窓を開けて私になにやら話しかけてきます。ただどうやらそれが韓国語のようで、私にはさっぱりわからないのでI can’t speak Korean.と言うと、今度は英語でどこどこに行くにはどうしたらいいのか、と聞いてくるのです。そんなこと言われたって私も路面電車で行く行き方しか知りませんから、Sorry, I don’t know. I’m a stranger.と言うと、あきらめて立ち去って行きました。というか、私のこと韓国人だと思ったのでしょうかねぇ。確かに見た目で区別するのは難しいのかもしれませんが、服装とかでわかりそうなものなのになぁ。そうそう、韓国で「プラハの恋人」というドラマがヒットした影響なのか、プラハには韓国人旅行者が非常に多かったです。
そして路面電車でホテルに戻り、いよいよプラハも今日で最後かーとちょっと寂しい気分になりながら、床につきました。
2006年9月18日 23:42
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アップル、ゲームやギャップレス再生に対応した新iPod
アップル、5色アルミボディ/24時間駆動の新iPod nano
アップル、世界最小のプレーヤー「新iPod shuffle」
昨日のニュースになりますが、新しいiPodシリーズが発表されました。今回特に注目されているのはshuffleのようですね。リンク先の写真を見てもらえるとわかると思いますが、とにかく小さい!ほんとにおもちゃみたいです。これで1GBのメモリとバッテリーを積んでいると考えるとすごいなぁ。amazonでは早速予約が殺到しているようですが、残念ながら出荷開始は10月みたいですね。
個人的に気になるのはnanoでしょうか。nanoにフラッシュメモリを供給しているのはSamsungですが、新iPodを支えるフラッシュメモリの進化によると、
このようにSamsung Electronicsは、毎年NANDフラッシュメモリの容量を倍増させており、このことを同社半導体総括社長である黄昌圭(ファン・チャンギュ)氏の名前をとって、「ファンの法則」と呼んでいる。このファンの法則がキープできていることを、Appleの発表に先立つ11日(現地時間)、32Gbit NANDフラッシュの発表という形で明らかにしている。
と書いてあるとおり、Samsungはこれまでフラッシュメモリの容量を毎年倍増させてきています。これは18ヶ月で2倍というムーアの法則をしのぐ、猛烈なスピードです。このペースが変わらないとすると来年にはnanoでも16GBが実現できるわけで、そうなると私もnanoに乗り換えたくなります。実際このままだとHDD搭載のiPodは、ハイエンドユーザしか使わないようになってしまうのではないでしょうか。
ちょっと前までフラッシュメモリがHDDの容量を追い抜くなんてまだまだ無理だと思っていたのに、今や1.8インチHDDはその存在を脅かされているように思います。ましてや1インチ以下のHDDはもう特定用途以外では使われなくなってしまうような気がします。
2006年9月14日 23:47
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