2006年2月16日

    千とせの肉吸

    昨日は土曜出勤の振替で休みだったので、なんばに行ってきました。いろいろ目的はあったのですが、一番の目的は成人の日に食べ損ねた千とせの肉吸を食べること。今回はちゃんと店も開いていたので早速中に入り、「肉吸小玉(肉吸+小ご飯+生卵)」を注文しました。なんでもこれが一番定番なのだそうですが、私が見た限りでは「肉うどん小玉」と頼んでる人も多かったです。で、そのお味ですが、これがもううまいのなんの。想像していた通りの味とはいえ、とにかくだしが秀逸。薄過ぎず濃い過ぎず、絶妙のバランスでした。そしてこれがまた卵かけご飯と良く合うのです。ちなみに肉吸と肉うどんは同じ値段なので、肉吸のほうが割高だなあと思っていましたが、とにかくその肉の量の多さで納得しました。ちなみに肉吸は+50円で豆腐入りにもできるそうで、これを食べている人もいました。いやー、あれはほんと、また食べたくなる味ですわ。

    外郎売りの科白

    私の母親はその昔、「今村加津子」という名前で関西のラジオ局を中心にタレント活動をしていました。当時は早朝から仕事に出かけることが多かったのですが、いつも出勤前に発声練習をしていたことが印象に残っています。その中でも必ずそらんじていたのが「外郎売りの科白(ういろううりのせりふ)」です。そして私もしょっちゅうそれを聞いていたせいか、門前の小僧習わぬ経を読む、というやつでほとんど覚えてしまいました。それ以来私も、たくさんの人の前で話す時にはいつもこれをそらんじています。

    外郎売りの科白

    これ、一通り読むと5分はかかるので、かなり効果はあると思います。ただwebでこの原文を探してて思ったのは、読み方がみんなばらばらなんだなあと言うことです。前述のリンク先はまだ私的に近いと思ったものですが、それでも「この薬をかように一粒(ひとつぶ)」を私は(いちりゅう)と読みますし、他にも細かな違いはあります。ですがまあ、発声練習をすることが目的なので、読み方の違いは大した問題ではないのかもしれません。

    そして、先日の研修発表会の時もこれを久しぶりにそらんじてみたのですが、あまりに久しぶりすぎて途中が全然思い出せませんでした。あれはちょっとショックだったなぁ。まあ何度か繰り返すうちに思い出してはきたのですが、やっぱり定期的にやらないとだめだな…。