2005年2月

    R-1ぐらんぷりっ

    今日はR-1ぐらんぷり準決勝大阪大会を見るために、なんばグランド花月までやってきました。実はNGK自体来るのはじめてだったりします。そしてこれからいよいよ始まるところです。南キャンの山里とか友近、ネゴシックスが出る予定なので、いまからとても楽しみだー。

    いよいよCellがベールを脱いだ

    後藤弘茂のWeekly海外ニュース~ISSCCで、ついにCellが登場

    米国で開催中のISSCCで、次世代PlayStationの心臓部であるCellプロセッサが、ついにそのベールを脱ぎました。一般紙では動作周波数が4GHz以上で、既存MPUの10倍の性能という点が強調されていますが、まあそのへんは話半分で聞いておくとしても、かなり特徴的なアーキテクチャを持っていることは事実のようです。特にCPUコアを9つ持っているというのには驚きました。このうち1つはPowerPCと命令セットが共通で、ほぼ同じ物と考えてよさそうです。残りの8つはストリーミング処理に向いたSIMD型の比較的小さなコアで、浮動小数点演算を高速にこなせるようです。動画のリアルタイム処理などではかなりの威力を発揮しそうですね。こういう処理に限って言えば10倍とまではいかないまでも、今までのプロセッサとは一線を画する速さを実現するのではないでしょうか。
    またバスも非常に高速で、メモリ帯域が25.6GB/sec、チップ間インターフェイスが76.8GB/secとなっています。現在のPC環境では、DDR2-533でデュアルにしたところで8.4GB/sec程度のメモリ帯域ですから、モジュールとチップ単体という違いもあり単純に比較はできませんが、メモリ帯域には相当余裕があると見ていいでしょう。
    そしてこれだけの機能を詰めて、90nmプロセスでダイサイズが221mm2と、すでに十分量産可能なサイズになっています。300mmウェハなら、歩留まりを無視すれば1枚あたり300個弱ぐらいは取れそうですから、現時点でも十分ペイしそうです。ただ最初この記事のウェハ写真を見たとき、どう見てもダイサイズがその2倍以上あるように見えて仕方ありませんでした。なんでかなあと思っていたら、どうやらこのウェハ上にはCellとともにテスト回路も載っているようなのです。Cell2個とそのテスト回路を含めて1つのコアに見えてしまっていたので、ダイサイズが大きく見えてしまっていたようです。それで気づいたのですがこのテスト回路、写真で見る限りCell2つごとに1つ付いているように見えるのですよね。Cellをテストするときに、デュアル構成でテストしたりしてるのでしょうか。だとしたらこの先の展開がちょっとおもしろくなってくるのですが。

    YASいNAS

    リンクス、1万円を切るファンレスNAS組み立てキット

    玄箱の登場以来注目を集めているNAS組み立てキットですが、品薄感はなくなったものの、その価格の高さが個人的にはネックになっていました。そんな中、1万円を切る製品が発売されることになったようです。この値段だったら私もちょっと考えてみようかなあと思えます。見た目もまあそれほど悪くはないようですし。ただしFAT32にしか対応していないようなので、4GBを超えるファイルが扱えないのはネックかもしれませんね。

    450g入り木箱を買ってみた

    昨日ムジカに寄って葉っぱを買ったと書きましたが、そのときに買ったのが木箱に入った450g入りのヌワラエリヤです。

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    写真の右側に写っているのがそうですが、横の226g入りの缶とくらべてちょうど2倍ぐらいの大きさなのがわかると思います。私はだいたい日に1回ぐらいしか紅茶を入れませんし、その日の気分で飲むお茶を変えたりしてるので、正直言って450gは多いかなあとも思ったのですが、一度はこの木箱を手に入れてみたかったのです。ちなみにお値段は2,415円です。100gあたり500円ちょいなので、アルミパケット入りのを買うのと大して値段は変わりません。ちなみにこれよりもっと大きい、2.26kg入りのものもあったのですが、さすがにそんなの買って飲みきれるわけがありません(笑)。
    家に帰ってからさっそく中を開けてみることにしました。中がどういう構造になっているのか、とても気になっていたのです。木箱のふたは2ヶ所ねじ止めされているので、まずこれを外します。それからふたを横にスライドさせると中身がでてきました。茶葉は表面をアルミコーティングされた直方体状の紙に包まれていて、特に密封はされていません。なので賞味期限もアルミパケットに比べると短めに設定されているようです。とりあえずこのままではいけないので別の密封容器に移したのですが、とにかく量が多かったので、容器を2つ使ってやっと全部入れることができました。んー、これだけ飲むにはたぶん1年近くかかるだろうな…。

    ちなみに紅茶の密封容器としておすすめなのは、無印良品のブリキ缶・筒型1です。以前はこれより大きなサイズもあって重宝していたのですが、なくなってしまったようです。またこのサイズのは以前よりちょっと安くなったのですが、嵌合がその分甘くなっているようでふたが閉めにくくなってしまいました。まあでもこの手の密閉容器では一番これが安くて使いやすいと思います。

    羽曳野のカン月は健在っ!

    1/25の日記で羽曳野のカン月はどうなってるんだろうと書きましたが、気になって仕方なかったので行ってみることにしました。まず梅田から最近お気に入り(?)の市バスに乗り、上本町六丁目へ。ここでバスを乗り継いであべの橋まで行きました。市バスは1回ならば乗り継いでも追加料金がかからないので、行き先によってはお得です。まあ大阪から天王寺なら環状線でも190円なので、普通はこっちを選ぶでしょうけどね。で、あべの橋から近鉄南大阪線に乗り、古市駅で下車。以前はここからバスに乗ったのですが、そんなに距離があるわけでもないので今回は歩いて行きました。15分ほど歩いてようやくカン月に到着。営業してるかどうかどきどきしながら店の入り口を見ると、メニューが出ていたのでほっとしました。

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    紅茶屋カン月 羽曳野店の外観

    店の中に入ると以前と同じ空間がそこにはありました。といってもここに来るのは2回目なのですけどね。こちらのカン月はちょっとしゃれたカフェのような雰囲気で、料理も結構凝っているようです。ケーキも専属のパティシエがいるようで、たくさんの種類があります。入り口を入るとすぐ目の前にケーキのショーケースがあるので、店売りもしているようです。とりあえず私はそのケーキと、ディンブラを注文しました。紅茶の方はやはりバイトの人が入れているせいか、北浜時代のカン月のレベルではないな、という感じがします。もちろんちゃんとコージーをかけたティーポットで出てきますし、ぬかりはないのですが、やはりどこか違う気がします。あとカン月と言えばミルクがおいしいと以前どこかで書きましたが、やはりここはミルクも別物で、市販の牛乳を軽く泡立てただけ、という感じがしました。でもそれはカン月に求めるレベルが高いからというだけで、そんじょそこらのお店には決して負けてはいないと思います。こんな店がうちの近くにもあったらいいのに…。

    1時間半ほどカン月で過ごし、それから店を出て今度は藤井寺駅を目指して歩きます。こっちはちょっと距離があり、20分少々歩いてようやく駅に到着。再びあべの橋まで乗りましたが、古市より藤井寺のほうが100円も運賃が安いことに後で気づいてびっくりしました。そんなに駅数は大きく変わらないのになぁ。
    そこからまたバスに揺られて今度はムジカに立ち寄りました。また紅茶を飲んで帰りがけに葉っぱを買って帰ろうと思い、茶葉販売所に行くと堀江さん(ムジカのマスター)の奥様が応対してくださいました。カン月の話をすると、私が好きだった先代のカン月のマスター・小川さんは、堀江さんの学生時代の先輩だったそうで、亡くなられたときにとてもショックを受けていたということです。友人だというのは知っていたのですが、そういう関係があったのですね。カン月によく行ってた頃はそんなこと全然知りませんでした。ほんとに今日はいろいろと考えさせられる一日だったなぁ。

    ホログラム記録がいよいよ現実のものに

    オプトウェア、ホログラムディスク「HVD」を2006年に立ち上げ

    次世代の記録方式とずっと言われていながら、なかなか実用化のめどがたたなかったホログラム記録ですが、ようやく動き出したようです。これが実用化すれば200GBの記録型メディアが誕生することになるようで、期待がもてそうです。ホログラムということで記録方式が今までと全く変わるため、普及にはいろいろと困難もあるでしょうが、民生向けには2008年頃に製品が登場する見込みだそうです。ただこの記録方式だとたぶん原理的にDVD-RAMのような読み書きできるメディアを開発するのがかなり難しいんじゃないかと思います。

    そういえばホログラムといえば去年のちょうど今頃にInfo-MICAが発表されて話題を呼んだことが記憶に新しいですね。こちらは平面的に記録する「薄膜ホログラム」を利用していて、今回のHVDは「体積ホログラム」を利用しているため、記憶容量を高くできるようです。ただ技術的にはこちらの方が難しいはずなので、先に登場するのはInfo-MICAのようなメディアかもしれませんね。

    うぅ、気持ち悪い…

    昨日は飲み会だったのですが、知らず知らずのうちに飲み過ぎてしまったようで、今朝起きた時にはものすごい二日酔い状態でした。なんとか職場にはたどり着いたもののとにかく気持ち悪くて仕事にならず、結局途中で帰ってきてしまいました…。うぅ、社会人として情けなさすぎ。お酒には飲んでも飲まれるな、という言葉がものすごく身にしみた一日でした。ほんと、こんなにひどい二日酔いは初めてです。まだ気分もあまりすぐれませんし、お酒はもうしばらく見たくない…。

    まるで雪国

    今日は寒かったー!朝起きてカーテンを開けると向かいの家の屋根に雪が積もっていたので、こりゃ寒いだろうなあと思いながら家を出たのですが、案の定寒かったです。今日は昼当番だったので12時過ぎても職場にいたのですが、外を見るとものすごい勢いで吹雪いていて、まるで雪国の景色を見ているようでした。それまで気温は4度ぐらいあったのですが、一気に-1度まで下がったようで、吹雪がやんでも日陰にはしばらく雪が残っていました。帰宅時も寒かったし、暖冬と言われながらもさすがに寒い一日だったなぁ。

    そういえば今日は防災訓練があり、私は本部で無線を受信する役目を任されていました。でも無線機の調子が良くなかったみたいで、あんまり交信できなかった…。アマチュア無線とはだいぶ勝手が違うものの、この調子で非常時大丈夫だろうか、と若干心配になりました(汗)。まあもう1台の方はちゃんと動いていたようですが。