2008年7月15日

    山崎蒸溜所は良いなぁ

    土曜から日曜にかけて、ワンカップPコミュ関係のオフ会に参加するため、京都に行ってきました。一次会は山崎蒸溜所だったので、阪急大山崎駅から歩いて待ち合わせ場所のJR山崎駅へ。そこから歩いて10分ほどのところに山崎蒸溜所はありました。以前から一度来てみたいとずっと思っていたのですが、まさかこんな形で実現するとは…。

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    ↑山崎蒸溜所の建物。レンガ造りの建物が多かったです。

    建物に入った最初のところには、山崎蒸溜所の由来なんかが書かれていたのですが、その中でこの山崎の地を選んだのはサントリー創業者の鳥井信治郎だという書かれ方をしていたのには、あれっと思いました。というのは…

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    ↑これは3年前、ニッカの余市工場に行ったときに撮った写真なのですが、山崎の地を推薦したのは竹鶴政孝(ニッカ創業者・山崎蒸溜所初代工場長)だからです。もともと竹鶴は北海道に蒸溜所を造りたかったようですが、結局大阪近郊を希望する鳥井の意向で、ここ山崎が選ばれたという経緯がありました。それでも竹鶴が推薦したように、この山崎の地は水や気候には恵まれたところです。

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    ↑何台ものポットスチルが立ち並ぶ蒸溜室。なんかぱっと見では工場みたいですね。内部はとても暑く、アルコールの香りが立ちこめていました。

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    ↑今まさに蒸溜したての原酒が流れ出ているところ。まだ無色透明です。

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    ↑蒸溜所最古の1924年の原酒樽。これが市場に出回ることはないと思いますが、買うとしたら一体いくらになることやら…。

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    ↑見学が終わったらいよいよ試飲です。最初は水割りでしたが、2杯目はやはりストレートでいっとかないと、というわけで山崎12年です。ピート香は抑えめで、比較的万人受けするタイプだと感じました。白州12年も頂いたのですが、こちらは山崎とは対照的にピート香が結構強かったです。

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    ↑ウイスキー館に並ぶ原酒の数々。この光景は垂涎モノです。

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    ↑ここでは有料試飲が楽しめるので、みんなで試飲会(という名の宴会?)をしました。シェリー1989というシェリー樽で熟成した原酒がずいぶん好評で、普段ウイスキー飲まないという人も、おいしいと言っているのが印象的でしたね。実際度数は高いですがその分舌にかすかな甘みを感じ、後口に広がる香りがすばらしかったです。私も響というウイスキーの原酒になっている、同じくシェリー樽熟成のものを注文したのですが、これもなかなか良い味でした。しかしニューポット(蒸溜したての原酒)はほんとにあらあらしくて、みんなやられていました(笑)。

    というわけで、写真は9割方蒸溜所でしか撮ってないことに今気づきました…。以降は写真なしでいきます(汗)。

    山崎蒸溜所ですっかりできあがった一行は、JRに乗り京都へ。ここから合流する人との待ち合わせ時間まではまだ1時間ほどあったので、私はポルタにあるイノダコーヒへ。コーヒーはおいしかったですが、どうも後味にニューポットの香りが残る感じがします(笑)。
    結局酔いはあまり覚めないまま待ち合わせの時間になったので再び集まり、2次会(?)のお店へ。12人部屋に16人入ったのでかなりぎゅうぎゅうでしたが、逆にそれが濃い感じで良かったですね。途中酔った勢いでワンカップPコミュの管理人に一斉にメール送ってみたり(すいませんでした)、終始楽しい宴会でした。
    その後数人と別れてカラオケへ。私はこの時点で酔いが覚めてくると同時に疲れてきて、結構へろへろではあったのですが、何曲か歌わせてもらいました。ここのカラオケは逆に20人以上入れるような大部屋だったので、ずいぶんくつろげました。
    しかしKAOSSILATOR持って来ている人がいたり、出たばかりの新型Eee PC持ってきている人がいたりと、とにかくいろんな電子機器が出てくる出てくる。デジタル一眼もE-3やD300持ってきている人がいて、すごいなぁと驚くばかりでした。そんな中でα200+キットレンズ振り回すのはちょっと気恥ずかしかったかな。
    そんなで明け方5時にカラオケは終了。同じ方面に帰る人と一緒に地下鉄の始発に乗り、烏丸から阪急経由で帰ってきました。さすがに疲れましたが、充実したオフ会でした。山崎はまた是非行きたいなぁ。