べにふうき
週明けから月末ぐらいまで仕事が超多忙になりそうなので、土曜出勤の振休を先日の水曜日に取ることにしました。まず誕生月で30%OFFのハガキが届いていた、西本町のPiccoへ。ここはイタリアのワインや食材の輸入商社であるモンテ物産の直営店なのですが、平日しか営業していないので、こんなときにしか行けないのです。この店はエスプレッソマシン用のエスプレッソポッド(あらかじめ1杯分ずつセットされたコーヒー)を探していたときに見つけたお店なのですが、ワインもなかなかおもしろい品揃えです。3,000円以上買うとスプマンテをプレゼントと書いてあったので、ワインとオリーブオイルを購入したのですが、もらったスプマンテも1,000円ぐらいしそうなフルボトルだったので、なかなか太っ腹だなぁと改めて感じました。
その後いつものようにムジカでお茶をすることにしたのですが、久しぶりに大分の杵築紅茶が再入荷していたので、そのなかから「べにふうき」を注文することに。杵築紅茶がメニューに登場するようになってもう数年経ちますが、最初は国産の紅茶なんて、と思い頼んだことがありませんでした。それが2年ほど前にたまたま飲んでみたら、これがえらいおいしくて、認識を改めさせられた記憶があります。今回頂いたお茶も、口に含んだ瞬間は淡いウヴァのような味なのですが、後味が煎茶を飲んでいるようなさっぱりとした心地よい渋みに変わるのがなんともいえません。自宅用にも買って帰りたかったのですが、杵築紅茶は売ってないのですよねぇ、残念。
そういえばべにふうきは、緑茶にすると花粉症に効くと言われて、ちょっとしたブームになっているようですね。でも個人的にはそんなブームに流されることなく、あくまで紅茶として楽しみたいと思ってしまいます。
最近平日にムジカに行くときは、奥の席に陣取って、マスターのスクラップブックを見るのが楽しみになっています。ほんとに雑多な記事が集められているのですが、かなり昔の貴重な資料なんかもあって、見ていて飽きません。今回も気づいたら店に2時間以上居座っていました。こういうゆったりとした時間の使い方は、ほんとに贅沢だなぁと感じます。