モバイルCPU市場に動きが

Centrinoに対抗するモバイルCPU「Turion 64」

6日からアメリカのラスベガスで毎年恒例の、コンシューマエレクトロニクス分野における世界最大の展示会「2005 International CES」が開催中ですが、そこでAMDがIntelのCentrinoに対抗するCPUを発表したようです。今までCentrinoにはライバルがいない状況が続いていたので、競争が起こるという意味では歓迎すべきことだと思います。しかしCentrinoは低消費電力であるにもかかわらず性能が高く、非常に良くできたプロセッサであるため、ほんとに対抗馬になりうるのかな、というのがいささか気になるところです。実際記事でも触れられているようにTurion 64のTDPはCentrinoにくらべてやや高めのようで、ちょっと不利な感じはします。まあIntelはデスクトップPC用のCPUで今AMDに相当やられている感があるので、ここは負けるわけにはいかないでしょう。まあかくいうCentrinoも、TransmetaのCrusoe対抗として開発された経緯がありますし、登場直後も無線LANがらみでいろいろと失敗しているので、ずっと順調だったわけではないのですけどもね。
ちなみにもし私がノートPCを買うとすれば、やっぱりCentrinoを選ぶでしょうね。デスクトップと違ってやっぱり消費電力とかを考えるとIntelの方に分があると思います。とりあえずAMDがどこまでやってくれるのか、楽しみではあります。

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