2005年1月29日

    情けない…

    今日は大阪市内にある渡船の写真を撮りに行く予定でした。バッテリーも充電したし、準備はばっちりのはず。…が写真を撮ろうとすると、メモリーカードがありません、という表示がっ。そうです、前に撮った写真をパソコンに取り込んだ時に、カードリーダーに差したままだったのです。うわー、一生の不覚だーっとそのときは落ち込みましたよ(笑)。まあでも仕方ないので、この目にしっかりと焼き付けるべく予定通り行動することにしました。

    まず大阪駅前から鶴町四丁目行きのバスに乗り、終点へ。バスはなにわ筋を南下し、難波をすぎたところで右折して大正通に入ります。ここから大正通をずっと南下し、約45分で鶴町四丁目に到着。なぜかわかりませんが、この鶴町というところに一度来てみたかったのです。鶴町は大正時代にできた埋め立て地で、団地がたくさんあるところですが、特にそれ以外なにがあるというわけでもありません。でも昔市電が走っていたということだけはなぜか知っていて、ちょっと気になっていたのです。
    バスを降りてから、近くにある千歳渡船場に向かいました。この真上には千歳橋という大きな橋がかかっているのですが、大正区の他の橋と同様、ここも真下を大型船が通れるように非常に高いところにあります。なので徒歩で渡ろうとするととても大変なので、橋ができた後も渡船が残されているようです。ちなみに帰りに実際に渡ってみましたが、息が切れました(笑)。眺めは非常に良かったのですけどね。
    さて、ここの渡船は20分に1本で、しばらく時間があったので座って待っていると、だんだん自転車に乗った人が集まってきました。私以外の人はほとんど自転車で乗船していました。ここは川幅が割とあるので、2分ほどかかって向こう岸へ到着。

    ここからはちょっと歩いたところに「甚兵衛渡船場」があるので、今度はそちらへ。ここは川幅が狭くて、向こう岸が目の前でした。渡船も昼間は15分に1本と多く、朝ラッシュ時は決まった時刻がなく、頻繁に運行しているようです。向こう岸まではほんとに数十秒で、楽しむ余裕とかはほとんどありませんでした。向こう岸でしばらく時間をつぶし、次の便で戻ってきたのですが、今度はとにかく乗客が多くて、船はぎゅうぎゅう詰め状態。こんなに人の多い渡船は初めてでびっくりしました。みんな自転車に乗ってるのでなおさらでしょうね。定員46人のところを35人ぐらい乗っていました。まあ大正区側は大きなマンションがいっぱい建ち並んでいる地区なので、人がたくさん住んでいるからでしょうね。

    渡船を下りるとそろそろ3時だったので、大正区にある有名なお店「チャイ工房」に行きました。ここは有名な店らしいですが、私は今まで知りませんでした…。やはりチャイが人気みたいですが、ほかにも中国茶が充実していました。私はチャイとクリームチーズの入ったチャパティを食べましたが、なかなかおいしかったです。チャイは結構甘めな感じでしたが、ちょっと量は少ない気がするなぁ。店は古い民家を改装していて、なんか和風のようなアジアンのようなインド風のような、不思議な空間です。落ち着けるのは確かですね。

    店を出てからはさっき書いたように千歳橋をえっちらおっちら上って、向こう岸でまた降りたのですが、ここまでで15分ぐらいかかったので、これは20分待っても渡船を使った方が良いだろうなぁと実感。そしてまたバスに乗って大阪駅前まで戻りました。