2004年6月5日

    本物の水ようかんを求めて

    これを読んでるみなさんは水ようかんって好きですか?私はどちらかと言えば好きな方ですが、今までそんなに意識して食べたいと思ったことがありませんでした。ですがたまたま水ようかんの事を書いてあるコラムを読んでたら無性においしい水ようかんが食べたくなり、今日はそのコラムに載っていたお店まで行ってきました。八尾にある桃林堂というお店です。まず環状線で鶴橋まで行って近鉄大阪線に乗り換え、八尾駅で下車。そこからちょっと住宅街に入ったところにお店はありました。店の建物は250年前のものらしく、とても風情がありました。
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    ちょっとこの店構えなので入るのには多少気合い(?)がいりましたが、意を決して中へ。中もやや薄暗い感じで、雰囲気がありました。そして目当ての生水羊羹と感動のご対面!味は小豆と抹茶と桃の3種類あるのですが、私は小豆と抹茶を2個ずつ購入しました。1個250円となかなか良い値段なのですが、味には代えられません。ここまで来るのも大変ですしね。ちなみにこの生水羊羹は加熱処理をしていないのが最大の特徴なので、冷やしたまま持って帰らなければいけません。というわけで保冷剤を入れてもらい、なんとか2時間以内に帰宅して、すぐ冷蔵庫に入れました。そして夕食後に早速食べてみましたが…こ、これはうまいっ。口の中に入れた瞬間にぱっと崩れて、ほのかな甘みが口中に広がるのです。小豆は素材の味が良く出てますし、抹茶も加熱していないために色が鮮やかな緑色で、お茶の香りがちゃんとします。いやー、こんなおいしい水ようかんがあったんだなぁ。この夏は水ようかんを食べるのがもっと楽しみになりそうです。

    余談になりますが、よくお中元で送られる缶入りの水ようかんがありますが、あれと一緒に入っている缶入りのプリン、あれも実は結構好きだったりします。あの独特の味がなぜか忘れられません。