2004年5月9日

    タヌキの里・信楽

    GW最終日の5/5は、武田ヒロトモ氏と一緒に信楽まで行ってきました。9:30大阪発の新快速に乗って草津で乗り換え、貴生川着が10:48。ここで信楽高原鐵道に乗り換えて、信楽に向かいます。信楽高原鐵道というと、どうしても13年前の正面衝突事故を思い出してしまいますが、車窓からの風景はとてものどかな感じでした。貴生川駅から次の紫香楽宮跡駅までは10kmほどあり、この区間は急勾配を上るために列車はゆっくりと走っていきます。そこから先は駅間も短く、あっというまに終点の信楽に到着しました。
    この日は駅前で陶器市が開催されており、駅前はかなり盛況でした。そして私が乗った10:50貴生川発の列車の乗客には信楽福袋をプレゼントということだったので何がもらえるのか期待していたのですが、意外と小さな紙袋だったのでちょっと拍子抜け。中身はまんじゅうと、陶器市の10%割引券でした。割引券はこのあと買い物をしたときに役に立ったので、良いプレゼントだったと思います。
    とりあえずお腹がすいていたので近くの店で丼物を食べ、そこから窯元散策路を歩き始めました。駅前の喧噪とはうってかわって観光客が誰もいなかったので静かだったのですが、逆にそれが良かったように思います。途中登り窯を見たり、谷寛窯
    に寄ったり、陶器神社まで山道を上ったりと、とにかく歩き回りました。それから駅前の陶器市に戻り、私は家で使う用の皿や茶碗を購入しました。茶碗は黒い色の結構渋いデザインのものですが、こういうのでご飯食べてみたいなあと思っていたので、思わず購入。
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    ↑「サビース品」のタヌキ

    それから再び列車で貴生川に戻り、今度は近江鉄道に乗って八日市へ。近江鉄道は西武グループなので、走っている列車は西武鉄道の車両です。最初なんか見覚えのある車両だなあと思ったら、そういうことだったんですね。車内のつり広告でも西武ライオンズのファンクラブの案内とかがあって、なんだか不思議な感じでした。貴生川から八日市まで、最初は民家の間をすり抜けるように走っていたのが、だんだん田んぼの真ん中を走っているような風景に変わっていきます。八日市で今度は八日市線に乗り換え、近江八幡へ。この路線は結構乗客も多く、9割以上の客が終点の近江八幡まで乗っていました。ここは途中の駅数も5駅と少なく、15分少々で到着。ここから再びJRに乗り換えて、大阪まで戻りました。