カテゴリ: ハードウェア

    PC関連もろもろ新調

    メインマシンには以前から起動時にDetecting IDE drices…の表示が出たまま固まるという不具合があり、電源を入れ直せば直るものの、不便を強いられてきました。メーカーにも一度問い合わせをしたのですが、らちが開かず、いっそのことマザーボードを換えてしまおうかと思うようになってきました。そろそろCPUも新調しようと思っていたので、先にマザーボードだけ換えるのも悪くない選択でしたし、最近のマザーボードはFSB333が普通なので、もしかすると今使っているCPUもFSB266→333にオーバークロックできるかもしれないという淡い期待もありました。

    というわけでマザーボードを新調しようと思ったのですが、この不具合があったのでそろそろMSI以外のメーカーにしたいなあと思い、今回はGIGABYTEにしてみることにしました。思えば私が最初に自作したマシンにはGIGABYTEのGA586SGMというマザーボードを使ったのですが、これがSiSのチップセット搭載のじゃじゃ馬で、かなり苦労させられた覚えがあります。それ以来GIGABYTEからは遠ざかっていたのですが、最近の製品はかなり良さげなものが多いので、今回はGA-EP35-DS3というマザーボードをチョイス。1999年に買ったMSIのMS-6163以来ずっとMSIの製品を使い続けてきた私にとっては久々のMSI以外のメーカーだったのですが、それほど違和感を感じることはありませんでした。

    そしてマザーボードを換えるついでに、CPUのオーバークロックを見越してCPUファンとPCケースも換えてしまおうと思いたち、急遽候補を選定することに。まずCPUファンはPentium4の時に購入して愛用していたScytheの「刀」という製品の後継である「刀2」をチョイス。これは二千円台で買える製品の中では静かでよく冷えるのでおすすめです。

    それからファン以上に悩んだのがPCケースです。私は今までAOpenのHX08というフルタワーケースを9年間愛用していて、今度買い換えるときもフルタワーケースにしようとずっと思っていたのですが、最近フルタワーケースは廉価なものが少なくなり、選択肢がほとんどない状態になっています。それから黒いケースが増えているので、私のようにベゼルが白いドライブばかり搭載している人にはなかなか厳しい状況になりつつあります。そんななかで私が選んだのがCoolerMasterCenturion C5 Whiteという製品です。前面がメッシュで見た目的にどうかなあと結構悩んだのですが、実際使ってみるとそれほど違和感はありませんでした。またフロントに8cm、リアに12cmファンが標準搭載されており、クーリングに関しては文句ありません。ただ刀2を装着すると側面のパッシブダクトが干渉するので、ダクトは取り外さざるを得ませんでした。それでも風通しの悪かった以前のケースに比べると、CPU温度が20度ほど下がったので、効果はてきめんでした。

    というわけで心置きなくオーバークロックができる、ということで、まずはFSBを266→400にしてみて、400×7=2.8GHz駆動を目指してみたのですが、これはあえなく撃沈。結局333×7=2.33GHzが常用できる限界のようです。ちょっと寂しい気もしますが、まあこれでも25%ほどオーバークロックできているので、とりあえず次のCPUに換えるまでのつなぎには使えそうです。それ以上にCPU温度が下がったことの方が大きな収穫でした。

    さて、そういうわけでPCケースが余ってしまったのですよね…。ついでにいうとAthlon XP 1700+のマシン一式ももう使わないと思うので、誰か有効活用してくれる人に譲ろうかなあと考えているところです。

    腕時計に求める機能とは

    なにやら難しいタイトルですが、ようは新しい腕時計を買ったということが言いたいだけです(笑)。
    それだけではなんなので前置きを書いておこうと思いますが、これだけケータイが普及して腕時計代わりにケータイを見る人も増えている時代に、あえて腕時計に求めるものってなんだろうと思うわけです。人によってはそれは機械式のギミックだったり、ある種のステイタスだったり、あるいは標高や心拍数など、時計以外の機能だったりすると思います。では私にとってはどうかというと、やはり時計である以上、正確な時を刻むことが第一だろうと思うわけです。

    そういうわけで昔は時計になんて全くこだわりがなく、就職してからしばらくはアキバで1,500円ぐらいで買った時計をずっとしていた私ですが、5年前(2003/04/13の日記参照)にふとしたきっかけで電波時計を手にしてからは、これこそが腕時計に求められる本質的な機能じゃないかと思うようになりました。今まで家の時計が狂ったときはわざわざ117に電話していたのですが、それがこの時計に合わせるだけで良くなりましたし、とにかく安心感があります。

    しかしその時計も5年使っていると風防にキズが入ったりして見にくくなってきたのと、当時でかくてあきらめたソーラー充電池付きのモデルも小さくなってきていたので、買い換えを検討することに。どうせなら風防もキズの付きにくいサファイアガラスにしたかったですし、針のたくさん付いてるのがかっこいいなあと思いながら探していくうちに出会ったのが、同じカシオのOCEANUSというシリーズでした。中でも特にこの左側のモデルに一目惚れしてしまい、早速購入を検討することにしました。

    とにかくwebを駆け回り、上位モデルや下位モデル、他社のモデルもいろいろ比較しましたが、やはりこのモデルが良いだろうということで、これに決定。価格的には51,400円で横並びの中、ビックカメラのネットショップが16%還元で有力候補だったのですが、一応実店舗も見ておこうと梅田のヨドバシに行くと、ちょうどポイント+3%のセール中で、しかもいらない時計を3,000円で下取りしてくれるとのことだったので、あわてて家にいらない時計を取りに帰り、48,400円+13%ポイント還元でゲットできました。時計の場合はサイズ合わせの作業があるので、ネットで買うのはちょっとめんどくさいなあと思っていただけに、うまく買うことができて良かった。

    そんなわけで今週一週間これを付けて仕事してきたわけですが、大きさ的には前のものも大きかったので、それほど違和感はありません。またアナログ式でデジタル表示が一切ないため、慣れるまでは細かい時間がわかりにくいというデメリットはあります。しかしそれ以上に見ていて思わずにやにやしてしまう高級感がたまりません。仕事のストレスを発散すべくほぼ衝動買いしてしまいましたが、後悔はしていません(笑)。

    ようやく自作PCで地デジを見られる時代が

    Dpa、PC向け単体デジタルチューナ販売を可能にするガイドライン策定
    -自作PCでもデジタル放送の受信/録画が可能に

    昨日の記事ですが、地上デジタル放送(フルセグ)受信用チューナがようやく単体発売できるようになりそうです。すでにワンセグ専用のチューナは販売されていますが、ワンセグは本来移動体端末向けで画質が悪いため、フルセグが受信できなければ意味がありません。メーカPCではすでにフルセグを受信できるものもありますが、チューナの単体発売が可能になることは、自作PCユーザにとっては朗報でしょう。2011年が近づいているのにチューナの単体販売が未だに開始されないのはどういうことなのかと常々感じていたので、やっと出てきたかという思いです。

    とはいうものの、B-CASカードがどのように発行されるのかといった点がまだ不明ですし、コンテンツ保護機能が自作PCでどの程度求められるのかというところも気になります。とりあえずうちのディスプレイはHDCPには対応していますが、これだけで見られるようになるのかというところもまだよくわかりません。それから録画したファイルの扱いもどうなるんでしょうねぇ。まあともかく実際の製品がでてこないことにはわからないことが多いです。まあメーカPC向けにすでに製品を作っているところが多いので、製品自体はすぐ出てきそうな気がします。

    そういえばうちにはテレビが4台あるのですが、1台として地デジに対応してないのですよね…。このままだとチューナカードがうち初の地デジ対応になるかもしれません。

    いろいろ売ってきた

    2月末に液晶ディスプレイを買ったと書きましたが、先週土曜日に6年間の勤めを終えたナナオの21インチCRTディスプレイを売りに行ってきました。とはいってもなんせ36kgもある代物なので、手で運ぶというのは無理です。というわけでまずは近所のコーナンに行き、台車を購入。その台車にディスプレイを載せて車まで運び、梅田のソフマップまで持って行くことに。

    最初間違えてソフト買い取りコーナーの方に行ってしまい、ちょっと恥ずかしい思いをしました(苦笑)。そしてハード買い取りコーナーに入るなり、店員さんに「ナナオのブラウン管ですね」と声をかけられました。一応緩衝材を巻いていったのですが、やはりすぐにわかるもんなんですねぇ。とりあえずディスプレイを預け、査定が終わるまで店内をうろうろ。指定された30分後に戻ってみると、もう10分ほど待ってほしいと言われ、待っていると最初に声をかけてきた店員さんに呼ばれました。するとどうやらブラウン管の寿命を示す兆候が出ているようで、買い取り金額は0円になってしまうとのこと。えー、と思いましたが、まあ長いこと使ってましたし、これを持って帰ると捨てる時にリサイクル料がかかってしまうこともあり、0円で引き取ってもらうことにしました。愛着のあったディスプレイだったので少々寂しい別れになりましたが、仕方ありません。

    さて、ディスプレイの査定を待っている間に店内をうろうろしていたのですが、PDAのコーナーで初代W-ZERO3が結構良い値段で売られているのを発見しました。おぉ、これってもしかして高く買い取ってもらえるのかも…と思い、家に帰って買い取り金額を調べてみると、上限が5,600円とのこと。アドエスに乗り換えてから初代W-ZERO3はほこりをかぶっていたので、これだったら売ってしまうかーと思い、昨日日本橋まで売りに行ってきました。査定の結果、キズのために560円減額されましたが、5,040円とのこと。あとW-ZERO3の前に使っていたソニーのCLIE PEG-T650も一緒に売りに行ったのですが、こちらは3,000円で売れました。オークションだったらもう少し高値で売れたかもしれませんが、いろいろめんどくさいですからねぇ。どちらも買値は3万円台だったのですが、さんざん使って残存価値10%あればまあ悪くないと思います。

    スタパ齋藤氏、BCLにはまる

    スタパ齋藤の「週刊スタパトロニクスMobile」
    ナゼか現在、短波放送受信にハマる俺

    まさかこんなところでBCLの記事を見かけるとは思ってもいなかったので、びっくりしました。BCL(Broadcasting Listener)とは要するにラジオ放送を聞く人のことですが、ただ近くの放送を聞くだけではなく、遠方(特に海外)の放送を聞いてレポートを送り、ベリカードという受信確認証をもらうというのが主な目的です。私自身も中学時代にBCLに興味を持った時期があって、ベリカードをもらったりまではしませんでしたが、世界の日本語放送を聞いたりして楽しんでいました。

    というわけで懐かしいなあと思いながら読んでいたのですが、この文中で出てくるソニーのICF-SW7600GRを実は私も持っています。最近は家にいるとパソコンを付けていることが多いため、ラジオはどうしても雑音が入ってしまうので全然聞かなくなってしまったのですが、これを読んでいると良いアンテナが欲しくなってしまいますねぇ。まあたぶんそんな時間は取れないので、思うだけなのですが…。

    でもほんと、BCLはおもしろいですよ。ここにも書いてありますが、興味を持った方はまずAM放送でロシアの声とか中国国際放送を聞いてみるのをおすすめします。

    パソコンラックの組み替え

    液晶ディスプレイを注文したのは2/27の夜だったのですが、商品が届く前にスペースを確保しなければと思い、翌28日はCRTの撤去作業をしていました。

    私が使っているパソコンラックはサンワサプライSR-T21Mなのですが、これは21インチCRT対応でディスプレイを30度傾斜させて置くことができるという特徴がありました。ディスプレイは上から見下ろすような姿勢で見た方が目に優しいので、このラックは結構気に入っていたのですが、さすがに奥行きのない液晶ディスプレイを傾斜させて置くのは難しそうだったので、水平に戻すことに。とりあえずその前にCRTを撤去しないといけなかったので、手前の天板を外して36kgのCRTを取り出しました(重かった…)。ついでにラックの後ろに回り込んで掃除機をかけたり、天板を拭いたりしているとすっかりほこりだらけに。そして6年ものあいだCRTをおいていた天板は重みで反ってしまっていたので、取り外してからなんとか平らに戻し、今度は傾斜させずに固定させました。

    それからディスプレイの上の棚板を撤去。棚板の位置をずらすことも考えたのですが、そうすると液晶ディスプレイを90度回転させることができなくなってしまうので、外してしまいました。回転させるのは結構めんどくさいので、あんまりやらないとは思うのですが、なかなか魅力的な機能ではあると思います。とまあ前日の下準備のおかげで、ディスプレイ到着時には特に問題なく設置することができました。

    そういえばこれを書いていて思い出したのですが、このパソコンラックを買ったときも結構大変だったのです。確か9年ほど前に日本橋で買ったと思うのですが、当時は大学生だったので送料をけちって持ち帰ろうと、カート持参で買いに行きました。しかしラックは想像以上にでかくて重く、途中でくじけてしまいました(汗)。仕方がないので親にSOSを出し、車で迎えに来てもらうはめに…。今思うと21インチCRTが乗るようなラックが軽いわけがないのですが、当時は無謀だったんでしょうね。

    正直液晶ディスプレイをなめてたかもしれない

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    というわけで思い切って液晶ディスプレイを買ってしまいました。今まで使っていたナナオのT965という21インチCRTディスプレイにはとても愛着があったのですが、さすがに買って6年が経過しており、使用時間も12000時間を超えていたので、ときおり不具合っぽい症状がでるようになっていたのです。まあそれでもやはり買った当時11万しただけのことはあり、表示品質は悪くありませんでした。ただ今ならまだ中古PC屋に持って行っても値が付くだけの価値があるので、売れるうちに売ってしまった方が良いかなと思い始めていたのです。

    というわけで去年暮れ頃から買い換えるならどれにしようかと悩んでいたのですが、最初に考えていたのは三菱のRDT261やMDT242あたりです。買うならもちろん1920×1200の解像度に対応したものと決めていたのですが、最近5万円程度で売られている液晶ディスプレイは、液晶パネルがTN方式と言って、見る角度によって色合いがかなり変わってしまうものなのです。個人ユースでディスプレイなんて正面からしか見ないとは言っても、画面サイズが大きいと中央と周辺とで色合いが若干変わってしまうので、あんまり良いとはいえません。ということで高くてもVA方式かIPS方式のものにしようと思い、三菱の2製品を候補にしてみました。

    そして年が明けてからいろいろと情報を集めているうちに、NECの液晶ディスプレイは高いけども品質が良いという話を耳にして、そちらを検討してみることにしました。ラインナップとしては、 RDT261と同じ26インチIPSパネルを使ったMultiSync LCD2690WUXiと、24インチのLCD2490WUXiがあります。色表現などの点でLCD2690のほうが明らかに性能が高いのですが、値段も15万円コースとちょっと手が出そうにありません。そこで少し値段の手頃なLCD2490の方を買おうと思い、価格調査を開始。しかし隠れた人気商品のためか、一向に値段の下がる気配がありません。また後継機種が出るという情報も聞こえてこないので、もう買ってしまおうかと思い、酒の力を借りてえいやっと買ってしまいました(苦笑)。

    LCD2490を買った人はみんな口をそろえて「箱がでかい」とコメントしていたのですが、21インチCRTを買ったことがある身としては、そんなおおげさな、と思っていました。しかし…

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    横に置いたワインと比べてもらえるとわかると思いますが、ほんとにでかい!CRTが入っててもおかしくなさそうな大きさです。しかし中を開けると最初の写真の通りで、ごく普通の大きさです。そして肝心の画質ですが、とにかく美しいの一言に尽きます。とくに自分で撮った旅行写真を見たときに、あまりの美しさにびっくりしました(別におおげさではなく)。いやあ、液晶が進化してると言ってもやっぱCRTでしょーと思っていた身としては、これは衝撃的でした。また液晶の弱点である動画性能も、それほど気にはなりません。またこの液晶はMURACOMPといって、明るさのムラを均一にする機能があるのですが、これもなかなか優れた機能です。そしてなにより、スペースがずいぶんすっきりとしました。いやー、ほんと買ってよかった。

    さて、そしてナナオのディスプレイですが、とりあえず売りに行こうとは思っているのですが、もしこんなのでも欲しいっていう方がいましたら、1万円ほどでお譲りします。まあ上記の通り、多少ガタは来てるかもしれないのでそれでもよければですけどね。

    酔った勢いでぽちっと

    さっきワインを飲んで酔った勢いで、11.5万円の商品をぽちっとしてしまいました。後悔はしていない(ほんまか?)。まあ待っても値段あんまり下がりそうになかったので、ここいらで決断することにしました。詳細については商品が届いてからぼちぼちしようと思います。

    しかしカードで買ってしまったから、4月の引き落としが怖いなぁ…。

    次世代DVD規格争いもようやく収束か

    “東芝、HD DVD撤退で調整へ”報道を読み解く

    いやー、このニュースには本当にびっくりしましたよ。BD対HD DVDの争いは、去年までは割と拮抗していた印象があったのですが、今年に入ってワーナーがBlu-ray Discに一本化するという発表をしたあたりから、一気に決着が付きそうな雰囲気は漂っていました。そして昨日、ウォルマートも取り扱うHDフォーマットをBlu-rayに一本化するという発表をし、これでほぼ決まったかなと思っていた矢先の撤退報道だったので、まさに寝耳に水です。ただ、どう考えても現在の状況ではHD DVDの巻き返しは難しい情勢になっていたので、個人的には傷口を広げないためにも撤退の判断は賢明だったのではないかと思います。

    そもそも規格的に片面1層15GBのHD DVDより25GBのBlu-rayのほうが優れているのは明らかですし、HD DVDの利点だった、DVDの製造設備を流用できることによるコスト面での優位性も、Blu-rayが量産技術を確立するにつれて薄まってきていました。さらに対応ドライブの点でも、PS3をはじめ様々なドライブが登場しつつあるBlu-rayのほうが明らかに勢いがありましたしね。

    そういえば一時期Blu-rayとHD DVDで規格を統一するなんて話もありましたが、結局頓挫してしまいました。さらに両対応のドライブも出始めていたので、このままだとDVD-RとDVD+Rみたいなことになるのかと思っていましたが、どうやらその心配はなくなったようですね。この報道は正式発表ではないのでまだ覆る可能性はありますが、消費者としてはこれで規格が1つに絞られる方がありがたいです。とりあえずPC用のドライブとメディアの価格がもうちょっと下がってくれないかなぁ。

    キーボードの次はマウス

    昨年末にキーボードを新調したと書きましたが、そうすると今度はマウスも替えたくなってきました。マウスはちょうど4年前に買ったマイクロソフトのWireless Optical Mouseをずっと使っていたのですが、これは当時としては画期的な単3電池1本でも動くワイヤレスマウスということで、愛用していました。私がワイヤレスマウスに求めるものはやはり軽さです。単3電池2本のものはどうしても重くなってしまうので、操作しにくいのですよね。あとあんまりごてごてとボタンやらなんやらが付いているマウスはあんまり好きではありません。

    というわけで第一候補としては同じマイクロソフトのWireless Laser Mouse 5000かなあと思いながらまずはLABI1なんばで実機を触ってみることに。すると左右のクリックには問題ないものの、右側面のボタンがとにかく押しにくくて仕方ないのです。これはたぶん左ボタンに人差し指、ホイールに中指、右ボタンに薬指を置いて、小指がくる位置にボタンを配置しているからだと思うのですが、私のように人差し指で左ボタンもホイールも操作して、右ボタンは中指で操作する人にとっては、激しく押しにくいレイアウトなのです。というわけでちょっとがっかりしてしまい、次の候補としてLogicoolのマウスの購入を考えることにしました。

    Logicoolにした場合の選択肢としてはVX RevolutionMX620あたりになります。前者はノートPC用マウスということで小さめ、かつ単3電池1本で動くタイプ、後者は標準的な大きさで単3電池2本必要なタイプです。普通に考えたら前者になるのですが、実売価格がVX Revolutionのほうが2500円ぐらい高いのと、VX Revolutionはヒロトモ氏が購入しているので、やっぱりかぶるのは嫌だということで(笑)、MX620の方を購入することに。問題の重さですが、これは単4電池を単3電池サイズに変換するアダプタを使うことで解決しました。MX620本体の重さが109g、これに単3電池2本入れると157gになるのですが、単4電池を使えば138gと12%ほど軽くすることができます。ちなみに以前使っていたWireless Optical Mouseに単3電池1本だと115gだったので、ちょっと重くはなってしまいましたが、まあなんとか許容範囲といったところです。

    あとワイヤレスということでレシーバが必要なのですが、これもマイクロソフトのものと比べて劇的に小さくなりました。ちょうどBluetoothアダプタぐらいの大きさです。というか2.4GHz帯を使っているということなので、プロトコルは違ってもアダプタとしては同じようなものを使えるのかもしれません。それとスクロールホイールが非常に気持ちいいですね。フリースピンモードだとほんとに引っかかることなくさーっと回るので、スクロールが楽ちんです。ただネットでの書き込みを見るとゴムがすぐへたるということなので、これはちょっと心配なところです。

    とまあ使い勝手に関しては総じて良いものの、私にとって致命的な欠陥が一つあります。それは今までの感覚でマウスを左右に動かしてもマウスポインタが左右に動かず、左上から右下という感じに斜めに動いてしまうことです。これはたぶん光学センサの位置が端に寄っているからだと思うのですが、必ずといっていいほど斜めに動いてしまうので、結構ストレスを感じます。これは微調整とかできないものでしょうか…。まあ動かし方に慣れればいいだけの話なのでしょうが、慣れるまでは苦痛ですね。

    ちなみに単4電池を単3電池サイズに変換するアダプタですが、最初はシリコンハウス共立で買おうと思ったのですが正月休みだったので、たまたま開いていたマルツパーツ館でこれを購入しました。これが入手できなかったらMX620の購入はあきらめていたかもしれません。