あれからもう10年がたってしまったのですね。あの日のことが今でもまるで昨日のことのように思い出されます。大阪府内で一番被害が大きかった豊中に住んでいたとはいえ、神戸の惨状に比べればはるかにましだったわけですから、私に多くを語る資格はありません。ですがあの日の記憶は一生消えることはないでしょう。それだけ大きな衝撃だったのです。あの日の詳しい事は6年前の1月17日に書きましたが、あれから6年たった今でも地震に対する恐怖感は変わっていません。昨年末にはスマトラ島沖でも地震がありましたし、ほんとにどこで起こるかわかりませんよね。また気を引き締めなければ。
2005年1月17日 01:16
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青色LED訴訟、中村氏「高裁では100%私の負け」
私がずっと気にかけていた青色LED訴訟ですが、日亜化学工業側が中村修二氏に8億4391万円を支払うことで和解が成立しました。正直言って、あっけない幕切れだったなぁ、という感じです。去年2/3の日記でも書いたように一審で発明の対価が604億円と認定されながら、それが1/100になったわけですから、中村氏が怒るのももっともな話です。中村氏の発明がなければ、高輝度青色LEDの実用化はかなり遅れたでしょうし、日亜時代に中村氏はかなり冷遇されていたようですから、貢献度が5%なんてこともありえない話です。もっとも最近では404特許に抵触しない製造方法もいろいろと開発されているようですから、特許の優位性は以前より薄らいでいる気がします。なのでさすがに600億は無理だっただろうとは思うのですが、にしてもせめて50億ぐらいは取って欲しかったなあ。たとえ50億取ったとしても、あの人のことですからたぶん私腹を肥やすよりも研究に費やすでしょうしね。
でも最後に「訴訟が終わって研究に専念できるのはうれしい。誰もやっていない新しいことにチャレンジしたい」と言っているのはたぶん本音でしょうね。訴訟に時間を取られて研究に打ち込めないことはきっとストレスになっていたと思います。これでまたすごい発明をしてくれることを願うばかりです。今度はアメリカにいるからきっとこんなごたごたすることはないと思います。
2005年1月12日 23:18
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家電のニノミヤ、債権者が会社更生法申し立て
最初このニュースを見たとき、びっくりしたというより「ついにか…」という気分でした。日本橋にはちょくちょく足を運んでいますが、CMに力を入れているミドリ電化や、ナカヌキヤやガンダム専門店など多角化を進めている上新電機にくらべて、最近のニノミヤには明らかに活気がなかったので気になっていたのです。しかしどうもこの記事を見る限り、自主的に会社更生法の適用を申請したのではなく、大口債権者のモルガン信託銀行に見限られた、というのが実情のようです。さすが外資系の銀行だなあという感じですが、まだ一波乱ありそうな気がします。
ところでニノミヤがつぶれるというのには特別な感慨があります。というのは日本橋の大手家電量販店の中で、唯一電子パーツを扱っていたのがニノミヤだったからです。エレホビー店は私が初めて電子パーツの買い物をした、特別な思い入れのあるところなのです。当時小5だったので親に連れて行ってもらったことが、今でも思い出されます。最近はたまにしか行ってませんでしたが、共立やデジットにないものを置いていたりしたので、ほんとに重宝していました。あそこがなくなってしまう、というのは痛いなぁ。たぶん再建してもあのフロアは再開しないでしょうし…。
それにしても大阪発祥の家電量販店はことごとくピンチのようですね。先に述べたミドリ電化や上新電機はまだ大丈夫かなあと思うのですが、次にあぶないとすれば、カメラのナニワでしょうか。あそこは心斎橋が地盤とはいえ、結構苦しいのではないかという気がします。
2005年1月12日 00:12
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スマトラ沖地震の被害状況が徐々に明らかになりつつありますが、ほんとにひどいことになりましたね…。地震直後のニュースを見たとき、被害はこんなもんじゃないだろう、もっとひどい状況のはずだとは思っていたのですが、死者が10万人を超えるほどになるとは予想していませんでした。津波の情報が伝わらなかったことが最大の原因のようですが、とにかく心配です。
そしてその中でもなぜスリランカが気になっているかというと、それは紅茶のことがあるからです。茶園自体は標高のある程度高い所にあるので大丈夫だと思うのですが、港と倉庫がだいぶやられているようなので、スリランカからの紅茶の輸入はしばらくストップする可能性が高いです。ということは紅茶の値上がりは避けられそうにないということで、とても気がかりです。おそらく他国産の紅茶もつられて値上がりするのではないでしょうか。港と倉庫の修復も時間がかかるでしょうが、紅茶の物流に関わっていた人が犠牲になっている可能性も高いので、ほんとにどうなってしまうのか、心配でしょうがないです。
2004年12月31日 02:08
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ハウルの動く城に関して、昨日ちょっと書きそびれていたことがあったので追記。ソフィー役の倍賞千恵子さんは、さすがにおばあちゃんを演じてるときはすばらしかったのですが、やはり18歳のソフィーを演じてるときには少々無理があったように思えてなりません。ここは別の声優さんをあてたほうがよかったんじゃないかなぁ。あと原作を知らないとわかりにくいところが何カ所かあったのも事実です。でもそんなことより、マルクルがかわいくてかわいくてもう…(笑)。「わしはいもは嫌いじゃ」とかおじいさんみたいにしゃべってるところとか、めろめろになりそうです(おいおい)。実際に演じてるのは11歳の子だからなぁ、かわいくてあたりまえなのですけどもね。
2004年11月21日 23:14
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今日さっそく見に行ってきましたー。映画を初日に見るのは実はこれが初めてだったりします。今回上映館数が増えてることもあるせいか、思ってたよりは空いていました。あんまり感想言うとネタばれになってしまうので言いませんが、今までの宮崎アニメとはちょっと違う雰囲気だったように思います。でもそれは否定的な意味ではなく、こういうおもしろさもあるのか、という感じでした。どちらかというと恋愛というテーマに重きが置かれている感じでしょうか、90歳のおばあちゃんがどうやって、みたいに思うかもしれませんが、見たらわかります。あと一部で酷評されていたキムタクですが、映画を見る限りではよかったと思います。まあキャラ自体がキムタクっぽい感じではあるのですが…。まあとにかく、見る価値は十分あると思いますよ。
2004年11月20日 22:01
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そういえば日曜日は三谷幸喜原作・脚本の映画「笑の大学」を見てきました。いやー、おもしろかったなぁ。期待を裏切らない出来で、見に行ってよかったです。私は「ラヂオの時間」も好きなのですが、同じような密室が舞台で、特に笑の大学は、9割方が取調室で2人だけ、というような場面が続くにもかかわらず、そういうことが全く気にならないほどよくできています。検閲官役の役所広司の演技はすごいですし、喜劇作家役の稲垣吾郎も、それに引っ張られるような感じで演技しています。とにかくこの映画は劇場で見て、みんなと一緒に笑うのを是非おすすめします。
2004年11月16日 02:11
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大阪で勃発する「南北戦争」~ヤマダ出店で、日本橋電気街はどうなる
珍しく大阪の話題が取り上げられていたのでピックアップしておきましょう。なんでもなんばパークスの隣にヤマダ電機ができるらしく、それによる影響をいろんな観点から分析しています。ヤマダ電機としてもターミナルそばの大店舗は初めてらしく、かなり気合いが入っているようですね。キタにはあのヨドバシがありますし、ミナミもビックカメラがありますから、今後この三つどもえの争いになるのでしょうか。なんかこの中に在阪の会社が1つもないのがとても寂しい気がしますね…。ヨドバシはともかく、ヤマダやコジマといった、どちらかというと関東でも地方都市発祥の家電量販店が、大阪でしのぎを削るという図はなんとなくおもしろくない、といったら言い過ぎでしょうか。でもそんな気持ちです。
まあそれはともかく、ヤマダ電機ができたら今以上にでんでんタウンの客足が落ちるのは必至でしょうね。これはでんでんタウンに限ったことではなく、アキバでも似たようなもんです。アキバが電気街から趣味の街に変貌しているように、日本橋も最近店の顔ぶれがずいぶん変わったなあと感じます。もともと店の入れ替わりが激しい土地柄ではあるのですが、最近は電器屋の後に他業種がどんどん入るようになっている印象が強いです。まあ正直言ってそれがでんでんタウンの生き残る道だと思いますけどね。そもそも日本橋は古着や古書の街だったのが、戦後闇市を経て電気街へと変わっていったのですから、いまの電気街のままであり続けること自体が、おかしいのかもしれません。とにかく、これからも日本橋にはがんばってほしいものです。私もPCパーツや電子部品を買うときぐらいしか訪れなくなってしまいましたが、ずっと気にはかけています。
2004年11月8日 23:58
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日に日に状況が明らかになっていくにつれて、本当にひどい揺れだったんだなぁと改めて思います。地震直後はそれほど被害状況が報道されていなかったので、意外となんともなかったのかな、と思ってしまいましたが、やっぱりこういう大規模災害というのは、時間が経たないと全貌が見えてこないものなのですね。おそらく阪神・淡路の時も首都圏の人たちからみたらそういう風に見えていたのでしょう。私も人ごとではないなと考えさせられました。そして今回地震で被害に遭った地域には、この夏の旅行で通ったところも多いので、なおさら気がかりです。
2004年10月25日 22:57
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今週末には原田神社の秋祭り「獅子神事祭」もいよいよクライマックスのようです。といっても私は曽根の人間なので、昔からこの祭りには全くなじみがないのですが、曽根のあたりにものぼりや提灯が立っているところをみると、このあたりも氏子地区なのでしょうね。私はこの祭りが何百年も前からあるということを最近知ったぐらいですが(汗)。
そういえば曽根のあたりののぼりには「岡山氏子中」という文字が入っていますが、かつてはこのあたりのことを岡山と呼んでいたようですね。服部から曽根にかけては上り坂になっていますから、確かに山と言っても間違いではなさそうです。そして「岡町」の名は、岡山にある町というところから名付けられたのでしょう。最近昔の豊中がどんなところだったのかにちょっと興味があったりします。今度図書館で市史でも見てみようかな。
2004年10月5日 22:32
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