2007年7月

    Advanced/W-ZERO3[es]購入!

    各方面からのブーイングが予想されますが(苦笑)、先日Advanced/W-ZERO3[es]を購入しました。実はドイツ帰りに梅田のヨドバシに寄ったのですが、品切れで次回入荷も未定とのこと。その後自宅に戻りウィルコムストアを見ると、7/28以降出荷・定額プラン特価で34,800円と出ていました。ヨドバシでは39,800円となっていたので、こっちのほうが安いのかなあと思い、注文することにしました。しかし後で聞いた話によると、ヨドバシには結局27日に入荷していて、価格も同じ34,800円で買えたようです。うーん、それならポイントがつくヨドバシにしとくんだった…。まあロゴ入りのぞき見防止液晶保護シートが付いてきたりしたので、これであきらめることにします。でもこの保護シート、のぞき見防止の代償であんまり画面がきれいに見えないのですよねぇ…。OverLay Brilliantでもまた買うかな。

    さて、まだ使い始めて2日ですが、前回と同じように気づいたことを箇条書きで書いておこうと思います。


    • 初代W-ZERO3から比べるとなんといっても小さい!軽い!これは感動もの。
    • 電話していても違和感がほとんどない。周りの視線も痛くない(笑)。
    • やはり片手でもメールが打てるというのは便利。
    • Operaの起動が格段に速くなっている。約半分ぐらい?
    • サイズは小さくなったがキーボードは打ちやすい。ただ最上段だけは若干打ちにくいか。
    • Xcrawlの使い勝手は正直言って微妙。今後に期待。
    • 無線LANがキーボードのショートカットでON/OFFできるようになったのは進歩だ。
    • ただ欲を言えばキーボードを出さない状態でON/OFFできるようにしてほしかったところ。
    • W-ZERO3メールの使い勝手はなかなか良好。Pocket Outlookよりはるかにまし。
    • ワイド画面は思ったよりも便利。
    • スタイラスがないのと字が小さいのとでタップはしにくい。まあ小型化したのでしょうがないか。

    まあこんなところでしょうかね。でも初代に比べたら不満点なんてほとんどありません。非常に使いやすくなったと思いますね。

    中学時代の恩師に再会

    そういえば参院選の開票事務に行ったときのこと、会場に着いて待機しているときに後ろに座っていた男の人に見覚えがあったので声をかけてみたところ、やはり中学時代の恩師でした。といっても私のクラスの担任ではなくて体育の先生だったのですが、当時かなり怖いと評判だったのですごく印象に残っています。二年の時他校に移られたのですが、そういえば移った先の中学って矢井田瞳さんの母校だよなぁと思って聞いてみると、彼女は当時先生が顧問をしていたバレーボール部にいたそうで、かなりうまかったそうです。なんだか不思議な接点ですねぇ。そんな先生も今は教育委員会に異動されたそうで、開票事務もそのために来ていたようです。いやはや、こんなところで再会するとは思ってもみませんでした。

    暑かったー

    参院選の開票事務がやっと終わって帰ってきました。体育館は冷房とかないので暑かったー。選挙区と比例区があるのでいつもより時間がかかったみたいですね。明日も仕事なので今日はもう寝ることにします…。

    無事帰ってまいりました

    大阪暑っ!というのが帰ってきた最初の感想です(笑)。ドイツも日なたは暑かったですが、湿気があんまりないですからねえ。体にまとわりつくような湿気を感じて、こっちに帰ってきたことを実感しました。

    それはともかく、まあ今回もいろんなことがありました。買ったばかりのカメラを雨の中落として傷物にしたり、買ったばかりのワインをわずか1分後に道ですっころんで割ってしまったり、列車が2時間も遅れたり…。ドイツ語も英語も怪しいもんでしたが、まあなるべくドイツ語でしゃべるというのが今回の目標だったので、片言でなんとかやりとりしてきました。それにしてもドイツは親切な人が多くて助かったなぁ。あれはやはり国民性なのでしょうね。

    まずは今回回った都市を図にしてみました。
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    写真などはまた追々…。

    いざドイツへ!

    それでは今日からドイツ旅行に行ってきます!なにか忘れ物をしていないか、それが心配ではあるのですが、まあないものは向こうでもたぶん買えますしね。それでは出発~。

    プラハ・ウィーン旅行7日目(8/23)

    初めての海外旅行もいよいよ今日で終わりです。11時発の飛行機に乗らなければならなかったので、今日はもう観光をしている時間はありません。ウィーン西駅を8時に出るバスに乗らなければならなかったので、今日はいつもより早めに朝食を取ることにしました。ずっとパンとヨーグルトしかないと思っていたホテルの朝食なのですが、実は別の場所にハムやスクランブルエッグがあるということに、最終日になって気づきました。うぅ、もっと早く気づいていれば…。そして最終日ぐらい紅茶を飲もうと思い、ティーバッグではありますが紅茶を飲みました。コーヒーもおいしかったですが、紅茶も久しぶりでおいしかったなぁ。

    そして荷物をまとめてホテルをチェックアウトし、歩いてウィーン西駅へ。バスはここが始発なので、もうすでに止まっていました。スーツケースを預けて車内に乗り込み、運転手に運賃の6ユーロを渡して席に着きます。途中ウィーンの景色に別れを告げながら、バスは最初ウィーンに降り立った場所でもあるウィーン南駅を経由し、空港へ。約35分で空港に到着し、まずはチェックインするために長蛇の列へと並びます。1時間ぐらいでチェックインは終わり、しばらく時間があったのでおみやげ物を買ったり、飛行機を見たりして時間をつぶしていました。旅行する前は免税品買ったら帰りに空港の税関で手続きしなきゃと思っていたのですが、結局高いものは何も買わなかったのでお世話になることはありませんでした。

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    ↑オーストリア航空の機体。当然ここが本拠地なので、あちこちで見かけました。

    その後セキュリティチェックを受けたのですが、前回の教訓があったので貴重品入れをあらかじめ外しておいたため、無事に通過することができました。そしていよいよ搭乗です。まずはウィーンからフランクフルト空港に向かうのですが、ちょうど私の後ろの座席に座ったのが関西人グループだったようで、もうすでに機内では関西弁が飛び交っていました。うぅ、もうちょっと海外気分に浸らせてほしかった…。

    フランクフルト空港には約1時間で到着。行きと違って帰りは乗り継ぎの時間がそれほどなかったので、あまり寄り道はできませんでした。一応家には今から帰ると電話を入れたのですが、今から帰ると言ったって時差を考えると家に着くのは翌々日の朝なので、ずいぶん気の早い帰るコールです(笑)。

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    ↑帰りも飛行機からターミナルへはバス移動だったので、その車内から撮った一枚。フランクフルト空港は初めての私でも割とわかりやすくて、良い空港だと思いました。

    そうこうしてるうちに良い時間になってきたので搭乗ゲートに向かうと、そこは日本人でごった返していました。この空間だけ日本のような気がして、なんだか不思議な気分です。ですがいつまでたっても搭乗開始しないのでおかしいなあと思っていると、機内整備に時間がかかっているとのこと。早く来すぎてちょっと損しちゃったかなあと思いつつ、搭乗開始を待つことにしました。結局30分ほど遅れてテイクオフ。

    帰りは残念ながら真ん中の通路側の席だったので景色は見られませんでした。トイレにすぐ立てるのは良いですが、やはり落ち着きませんねぇ。ここからまた12時間もかかるのかと思うと気が重くなりましたが、仕方ありません。そして16時頃にようやく機内食が出てきました。帰りぐらいはせっかくだしドイツビールを飲もうかなと思い、ドイツビールも注文。でもやっぱり飛行機でお酒飲むとすごく回りますね。水分を取らないとエコノミー症候群になるので、水はなるべく取るようにして過ごしていました。

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    ↑帰りに食べた機内食とドイツビール。味はまあ可もなく不可もなくといったところでしたが、お寿司を食べるのはかなり久しぶりな気がしました。

    そういえば帰りの機中ではお手洗いの水が出なくなるトラブルがあったようで、食事の時にもらうおしぼりが置いてありました。飲料水も出なかったので代わりにコップに入れたミネラルウォーターが置いてあったりして、さすがに対応が迅速だなぁと感心しましたね。

    機中では本を読んだり音楽を聴いたりする合間に寝たりしていると、いつの間にか日本が間近になっていました。離陸時の遅れはどうやら途中で取り戻したようで、関空着はほぼ定刻通りとのこと。着陸はやはり手に汗握りましたが、無事に降り立つことができました。到着後はまず入国審査を受け、次に荷物を受け取って税関へ向かいます。私は特に関税がかかるものを持っていなかったので、そのまま進みました。いかめしい検査を予想していたのですが、係官は若い女性で、世間話をしながら中を見ていくという感じだったのでなんだか拍子抜けしました。ただ何気ない感じでもチェックはきちんとしてるんでしょうねぇ。そういえば6泊8日の旅行帰りだというと、それにしては荷物が少ないですねと言われました。まあ国内を旅慣れているので、荷物を少なくすることを心がけているからかもしれません。これよりでかいスーツケースを一人で持って回るのは大変ですしね…。

    そんなで税関を何事もなく通過し、関西空港駅へ。帰りはどうやって帰ろうかと考えた末、南海のラピートで帰ろうと思ったのですが、横に止まっていた空港急行もがらがらだったので、結局そっちに乗って帰ることにしました。時差の関係で感覚的には深夜2時頃なのですが、日本はまだ朝9時頃だったので、とにかく太陽がまぶしくて仕方ありませんでした。新今宮でJRに乗り継ぎ、大阪で阪急に乗り継いで11時前にようやく帰宅。とにかく眠くて仕方なかったので、そのまま布団へ直行しました…。

    というわけでプラハ・ウィーン旅行記もこれにて終了です。みなさんの応援のおかげでなんとか書き上げることができました。1年近くかかってしまいましたが…。さて、書き上げたのはいいですが、今週木曜日からはドイツに行ってきます。こちらもまた良ければ旅行記におつきあいくださいませ。

    プラハ・ウィーン旅行6日目(8/22) その2

    ザッハトルテに舌鼓を打った後、まずはアウグスティナー教会へ。ここはマリア・テレジアや皇帝フランツ・ヨーゼフの結婚式が行われたことで有名だそうです。

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    ↑特に白い壁面の美しさが印象的でした。あと天井が高いので開放感があります。

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    ↑上の写真の位置から振り返って撮った一枚。上方にオルガンが写っています。できれば音も聴いてみたかったなぁ。

    それから近くのペーター教会へ。ここでは運良くオルガンの演奏を聴くことができました。やっぱりパイプオルガンの音色は良いですよねぇ。

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    ↑ペーター教会の内部。アウグスティナー教会とは対照的に、非常に装飾の多い祭壇でした。作られた年代が違うのかもしれませんね。

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    ↑そしてこの上部にあるのがオルガンです。オルガンの音色が天から降ってくるようで、心地よかったです。

    そしていよいよウィーンのシンボル、シュテファン寺院へと向かいます。ここには日本語のオーディオガイドがあるので、解説を聞きながら内部を回ることができました。しかし解説が意外と長く、飛ばすのももったいないので全部聞いていると1時間以上かかりました。個人的にはもうちょっと短くても良いかなぁ。

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    ↑シュテファン寺院の内部。広さといい天井の高さといい、とにかくスケールがでかい。こういう空間も日本にはまずないものですね。

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    ↑シュテファン寺院のオルガンです。これもかなり大規模なものですね。ただ普段は別の小さなオルガンを使っているようで、このオルガンが使われることはあまりないようです。一度で良いからこのオルガンの音色を聴いてみたいなぁ。

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    ↑別の位置からもう一枚。天井の高さがよくわかると思います。

    シュテファン寺院では展示室や地下のカタコンベも見ることができます。また塔に上ることもできるのですが、外の天気が良くなさそうだったのと、時間があまりなかったこともあって上りませんでした。塔からの眺めもきっと良いんでしょうねえ。

    シュテファン寺院を出た後は地下鉄に乗り、路面電車博物館に行くことにしました。がしかし!路面電車博物館は金・土・日曜日しか開館していませんでした…。ちゃんと調べとくんだったと来てから後悔。仕方ないのでヴェルヴェデーレ宮殿に向かうことにしました。

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    ↑路面電車を待つおじいさん。路面電車博物館近くのErdbergstrase電停にて。

    ヴェルヴェデーレ宮殿は日本食研のKO宮殿工場のモデルにもなったそうですが、建物自体はともかく、周りの雰囲気は全然違います。ただここで急に雨が降ってきてしまったので、きれいな写真が撮れなかったことが心残りです。内部は美術館になっているようですが、結局中には入りませんでした。

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    ↑ヴェルヴェデーレ宮殿と庭園。ここでもやはり花の美しさが印象的でした。

    雨がひどくなってきたので、これからどこに行こうかといろいろ考えた末、中央墓地に行くことにしました。ここには有名な音楽家たちの墓があり、訪れる観光客も多いようです。私が持って行ったガイドブックの地図には、ご丁寧に墓の位置まで書かれていたので、すぐに見つけることができました。墓の写真を撮るなんて趣味悪いかなあと思ったりもしたのですが、結構ほかの観光客も写真撮っていたので、気にせず撮ることに。

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    ↑まずこれがブラームスの墓です。えらいしかめっ面で悩んではります…。

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    ↑そしてこれがベートーベン。かなり立派な墓で、供えられている花も多かったです。

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    ↑最後にこれがモーツァルト。こちらもかなり立派なもので、見に来ている人も多かったです。

    ほかにもシューベルトやヨハン・シュトラウスなどの墓がありました。みんなウィーン市民の誇りなんでしょうねぇ。

    一通り見終わると時刻もそろそろ18時だったので、ホテル・ザッハーでおみやげのザッハトルテを買うことにしました。ザッハトルテは一番小さい12cmのPiccoloというサイズを買ったのですが、それでも1個17.5ユーロ(約2,700円)と非常に良いお値段がしました。でも確かにきれいな木の箱に入っているので高級感はあります。一番大きいサイズは22cmもあるのですが、いくらなんでも食べ切れません…。その後いったんホテルに戻ることにしたのですが、まだ雨が降っていたために帰り道で思いっきりすっころんでしまい、ウィーンっ子に笑われてしまいました…とほほ。

    ホテルに荷物を置き、寒かったので長袖のジャケットを羽織って再び外へ。今日は昨日とは別のホイリゲに行こうと思ったのです。今日向かうのはNeustift am Walde(ノイシュティフト・アム・ヴァルデ)というところで、地下鉄U6でNusdorfer Strase駅まで行き、ここからは35Aのバスに乗り換えです。昨日Grinzingからの帰りにバス停の場所と時間は見ていたので、迷わずに乗ることができました。バスといってもプラハで乗ったのと同じように幌で連結された割と大きなもので、こちらではこういうバスがポピュラーなのでしょうね。そしてバスはどんどん郊外へ向かっていき、30分弱でNeustift am Waldeに到着。さすがにここまでくる観光客はほとんどいないようで、静かなところでした。

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    ↑夕暮れ時のNeustift am Walde。といってももう19:30を回っていますが…。

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    ↑そしてここが今日夕食を食べるホイリゲ、Fuhrgassl-Huber。バス停のすぐ目の前なので、非常にわかりやすかったです。このように入り口に松の枝がぶら下がっているのが、営業中の印です。

    ここのホイリゲもテーブルが庭と中とに分かれていたのですが、中はいっぱいのようだったので庭の席に座りました。まず中に入って食べ物を注文したのですが、肝心の飲み物はいっこうに注文を聞きに来てくれません。やはりホイリゲって排他的なところがあるのかなあという気がしました。慣れればなんてことないのでしょうが、システムがわかってないのでとまどってしまいます。まあそれでもなんとか白ワインを注文し、食事をいただくことができました。

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    ↑これが今日の夕食です。しかしいろいろと間違いを犯してしまったせいで、あんな悲劇を呼ぶことになるとは…。

    上の写真ですが、まず左上は肉だと思っていたら、ナスのようなものの酢漬けでした。すっぱかった…。左下は昨日の教訓で豚肉を選んだのですが、これはおいしかった!表面がかりかりで、中は柔らかく、チャーシューのようでした。そして最大の間違いがその右2つで、ポテトサラダだと思って頼んだら両方とも濃い味のチーズで、おいしいのはおいしかったのですが、パン2つだけでは到底食べ切れません…。泣きそうになりながら食べていたのですが、さすがにパンはいるだろうということで、丸いパンを2つ追加注文することにしました。このときばかりはドイツ語でがんばって注文してみようと思い、「Zwei brotchen, bitte!」と言うと、なんとか通じたみたいで、にっこり笑ってくれました。これまでホイリゲには疎外感を感じていたので、さすがにほっとしましたねー。それでなんとかチーズも食べきり、ワインももう1杯飲んで店を出ました。もうおなかいっぱい…。でも味は確かに良かったです。

    昨日と違い、この日は店を出たのが21時前でもう真っ暗だったので、ほろ酔いでちゃんと帰れるのか心配だったのですが、なんとかホテルに帰り着き、ばたんきゅ~しました。

    さて、いよいよ明日は日本に帰る日です。写真はほとんど撮っていませんが、一応次回に続きます。

    W-ZERO3のPDXメールバックアップ

    W-ZERO3の本体メモリは容量が少ないので以前から苦労していたのですが、先日とうとうメールが受信できなくなるところまで来てしまいました。これはやばいと思ってメールのバックアップを取ろうと思ったのですが、そこには大きな問題があったのです。Pocket OutlookなんだからPCとの連携も朝飯前だろうと高をくくっていたのですが、なんとPCにバックアップを取る機能がないではありませんか。W-ZERO3自体にはバックアップ機能がついているのですが、これはメールをPC上で読める状態に保存しておきたいという要求を満たすものではないので、使えません。これなら普通の携帯電話のほうがよっぽど楽にバックアップ取れるやんか…と思ったのですが、今さらメールを1つ1つ転送していくわけにもいかないので、なにか方法を考えることにしました。

    いろいろなサイトを見ていてわかったことは、

    ・メール本体は\Windows\Messagingフォルダにある
    ・受信メールは文字コードがJISでメールヘッダ+本文
    ・送信メールは文字コードがUTF-16LEで本文のみ

    ということです。受信メールの方は比較的簡単に取り込めそうですが、問題は送信メールです。メールヘッダがないので、送信先や送信日時がわからないのです。こういった情報はどうやら\cemail.volファイルに持っているようなのですが、構造がさっぱりわからないのでパス。とりあえず送信先は無理としても、送信日時はファイルの作成日時を使えば復元できるので、わかる範囲のヘッダ情報を補完すれば、なんとかなりそうです。というわけで最初はソフトを探したのですが、そういうソフトが全く見つからないのです。普通こういう時って1つぐらい引っかかってくるもんだけどなぁ…。仕方がないので自分で作ってみるかと思い、せっかくなのでこないだ勉強したperlを使ってみることにしました。

    ところどころ苦労はしたものの、やっぱりperlで書くのは楽ですねぇ。同じ内容をCで書けと言われたらどれだけ時間がかかっていたことやら。とりあえずメールが入ったフォルダに放り込んで実行すると、受信メールと送信メールを判別して受信メールはほぼそのまま、送信メールの方は文字コードをUTF-8に変換してヘッダを補完し、それぞれreceiveフォルダとsendフォルダに書き出す機能をつけて一応の完成を見ました。送信メールは最初ShiftJISで書き出していたのですが、どうも一部の文字が文字化けするので、UTF-8にしてあります。perlなので中身の雑さ加減を見られると恥ずかしいのですが、私以外にこれを使う人がいるかもしれないので一応公開しておきます→pdxconv.zip。これを動かすにはActivePerlが必要なので合わせてインストールしてください。まずW-ZERO3の\Windows\MessagingフォルダをPCに丸ごとコピーして、そこにpdxconv.plを放り込んだ後エディタで開いて各自のPDXメールアドレスに変更してから、
    >perl pdxconv.pl
    で動くはずです。ただしうちの環境でしかテストしてませんので、不具合がないとは言い切れません。その辺は理解した上でお使いください。

    通話機能が瀕死状態

    電話機としてもフル活用しているW-ZERO3ですが、最近受話器から音がでない症状に悩まされています。なぜかキーボードを出した状態では聞こえるのですが、それも必ずというわけではないので、内部の配線が外れかけてるのかもしれませんね。しかしこんなタイミングで不具合がでるなんて、Advanced W-ZERO3[es]を買えという神のお告げとしか思えませんよ(笑)。音声通話ができないと、ほかに電話機を持たない私としては致命的ですからね。いつもイヤホンマイクを使うというわけにもいきませんし…。とにかくちょっと今は困っています。