2006年9月22日

    6年ぶりの飛鳥

    今日は有休を取って6年ぶりに飛鳥へ行ってきました。最近高松塚古墳やキトラ古墳がずいぶんとマスコミをにぎわせていることもあって、久しぶりに行ってみたくなったのです。ちなみに前回行ったときの模様はこちらを見てください。今回はレンタサイクルを使ったので、快適に移動できました。ただ逆に自転車だと途中の景色がゆっくり見られないのは難点かもしれません。ちなみに今回はカメラを忘れたので、W-ZERO3で撮っています。ちょっと色合いが悪いのはご容赦を。

    前回と同じく駅前で飛鳥王国パスポート(地図と施設割引券付きなのでおすすめです)を購入し、まず最初は高松塚古墳へ。今なにかと話題の高松塚古墳ですが、以前木が生えて森のようになっていた風景は一変し、なにやらでかい建物を建てている最中でした。たぶんこれからの作業に必要なものなのでしょうね。当然古墳には入れないので横の壁画館に入ったのですが、壁画の惨状が伝えられているだけに、レプリカを見てもちょっと複雑な心境になりました。

    それから近くの文武天皇陵を見た後、南に少し行ったところにあるキトラ古墳へ。ここは前回徒歩では遠くて行けなかったので、一度行ってみたかったのです。

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    ↑…だそうです(笑)。実際こう書いてないとなにかの工場のようにしか見えません。私も思わず見落としてしまうところでした。

    キトラ古墳も中を見たりすることはできないので、表の説明書きだけ読んで再び高松塚古墳まで戻りました。ここでお昼を食べてから、中尾山古墳を見て石舞台古墳の方へ。途中亀石を見たりしながら向かったのですが、とにかく今の時期は村の至る所に咲いている彼岸花(曼珠沙華)が綺麗で、とても印象的でした。知らずに行っただけに、なんだか得した気分です。

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    ↑彼岸花。昔は死人花や地獄花などと呼ばれて忌み嫌われていたこともあったそうですが、綺麗な花だと思います。毒があるのと、派手な赤色からそう思われていたのでしょうか。

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    ↑こういう感じであちこちの田んぼのあぜ道に彼岸花が咲いていました。写真を撮っている人も多かったです。

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    ↑言わずとしれた石舞台古墳。やはりこのスケールの大きさは、一見の価値があると思います。

    その後飛鳥寺経由でこれまた前回行けなかった飛鳥資料館に行き。キトラ古墳の内部の写真を見たりして帰途につきました。やっぱり飛鳥はいいですねぇ。散策コースが完全に田んぼのあぜ道だったりするのどかさがすばらしいです。