2006年9月14日

    新iPodシリーズ登場

    アップル、ゲームやギャップレス再生に対応した新iPod
    アップル、5色アルミボディ/24時間駆動の新iPod nano
    アップル、世界最小のプレーヤー「新iPod shuffle」

    昨日のニュースになりますが、新しいiPodシリーズが発表されました。今回特に注目されているのはshuffleのようですね。リンク先の写真を見てもらえるとわかると思いますが、とにかく小さい!ほんとにおもちゃみたいです。これで1GBのメモリとバッテリーを積んでいると考えるとすごいなぁ。amazonでは早速予約が殺到しているようですが、残念ながら出荷開始は10月みたいですね。

    個人的に気になるのはnanoでしょうか。nanoにフラッシュメモリを供給しているのはSamsungですが、新iPodを支えるフラッシュメモリの進化によると、

    このようにSamsung Electronicsは、毎年NANDフラッシュメモリの容量を倍増させており、このことを同社半導体総括社長である黄昌圭(ファン・チャンギュ)氏の名前をとって、「ファンの法則」と呼んでいる。このファンの法則がキープできていることを、Appleの発表に先立つ11日(現地時間)、32Gbit NANDフラッシュの発表という形で明らかにしている。

    と書いてあるとおり、Samsungはこれまでフラッシュメモリの容量を毎年倍増させてきています。これは18ヶ月で2倍というムーアの法則をしのぐ、猛烈なスピードです。このペースが変わらないとすると来年にはnanoでも16GBが実現できるわけで、そうなると私もnanoに乗り換えたくなります。実際このままだとHDD搭載のiPodは、ハイエンドユーザしか使わないようになってしまうのではないでしょうか。

    ちょっと前までフラッシュメモリがHDDの容量を追い抜くなんてまだまだ無理だと思っていたのに、今や1.8インチHDDはその存在を脅かされているように思います。ましてや1インチ以下のHDDはもう特定用途以外では使われなくなってしまうような気がします。