2006年9月7日

    プラハ・ウィーン旅行3日目(8/19) その1

    この日は6時過ぎに起床し、朝食を済ませて9時前にホテルを出ました。朝から快晴でとても気持ちよかったのですが、昨日歩きすぎたせいで足がだるい…。明日にはもうプラハを出発しなければならなかったので、今日は昨日行けなかったところを中心に回ることにしました。ただ昨日天気が悪くてあまり良い写真が撮れなかった所は、もう一度回って写真を撮ることに。

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    ↑旧市街広場に通じる入り口にあるのがこの火薬塔です。塔というよりも門のような感じですが、中に入って上のテラスに登ることもできるようです。

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    ↑その火薬塔の横にあるのが市民会館。この中にはコンサートが行われる「スメタナホール」があるそうです。

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    ↑一日目に見た天文時計のある旧市庁舎です。この左側側面に天文時計があります。

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    ↑ティーン教会。これも大きな建物でした。

    それから、旧市街広場近くのユダヤ人街を少し散策しました。このあたりにはシナゴーグ(ユダヤ人教会)が点在していました。

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    ↑ユダヤ人街のセレモニアル・ホール(ユダヤ人博物館)。ドアの上や窓格子にダビデの星の飾りがあるので、それと一目でわかります。

    このあと旧市街広場に戻るとちょうど10時前だったので、また世界三大がっくりの天文時計とご対面(笑)。それからカレル橋に行き、橋塔に登ることにしました。

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    ↑カレル橋のイメージが一番伝わる写真がこれだと思います。橋の両側に30体の聖像が並び、多くの観光客が行き来しているのが見えるでしょうか。

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    ↑橋を渡る路面電車。

    橋塔を降りた後は、カレル橋のすぐそばにあるスメタナ博物館に行きました。前回も少し触れましたが、モルダウで有名なスメタナはチェコを代表する作曲家です。博物館は思ったよりも規模が小さく、おまけに見に来るのが日本人観光客ばかりだったので若干興ざめではありましたが、それだけモルダウが日本人になじみのある曲だということなのでしょうね。スメタナは「わが祖国」以外にもいろんな曲を作曲していて、聴いたことのない曲に関する展示もいろいろありました。

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    ↑スメタナ博物館。すぐ横がレストランで、博物館の前までテーブルを出しているため、最初どこが博物館なのかわかりませんでした。左下には見えにくいですが、スメタナ像があります。

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    ↑同じ地点からカレル橋、プラハ城方面を写したもの。

    スメタナ博物館を出た後は、露天のお店が軒を連ねるハヴェル市場へ。みやげ物やお菓子、果ては盆栽のお店なんかがあって、見て回るだけでも楽しかったです。ただ、これはと思うみやげ物はなかったので、結局何も買いませんでした。その後、近くのNárodní třída電停すぐのところにあるTESCOというショッピングセンターへ。地元の人が普通に利用しているショッピングセンターを見てみたかったのと、ここならみやげ物も多少安く買えるのではないかと思ったのです。

    店に入り、まずは各フロアを見学。食料品は日本と比べると明らかに安いですが、衣類や家電製品なんかはむしろ日本の方が安いんじゃないかという印象でした。ゲームコーナーも見てみましたが、どちらかというと大人向けのゲームが多かったです。そうそう、Nintendogsなんかもありました。本のコーナーも見ましたが、とにかくマンガが全然ないことに衝撃を受けました。こっちの人はマンガを読まないんでしょうかねぇ。小さい子向けの絵本はあるのですが、あとはほんとに普通の本ばっかりでした。DVDコーナーには、アニメはあるのですがほとんどがディズニーで、日本発の物は皆無でした。ってなにチェックしてるんでしょうね私(笑)。結局そこでは、どうやらチェコで人気があるらしいアニメキャラ「KRTEK(クルテク)」の絵本を購入しました。中はチェコ語で何書いてあるのか全然わかりませんが、絵がかわいかったので思わず買ってしまいました。

    それからボヘミアングラスを買うために日用品売り場へ。さんざん悩みましたが、1000円ぐらいのショットグラスと、コップ、あとビールジョッキと小さい花瓶を買いました。ビールジョッキは帰りの飛行機で割れちゃいましたが…。それから食料品売り場へ行って、チェコビールを購入。とにかく安い!一番高いPilsner Urquell(ピルスナーウルケル)でも330ml缶で22.9Kč(約120円)、もっと安いBranikは500ml缶で11.9Kč(約60円)でした。一緒に買ったペプシツイストの500mlペットボトルが17.9Kč(約90円)だったのと比べると明らかに安い。そして店を出て気づいたのですが、どうやら地下にはもっと大きな食料品売り場があったようで、そちらに行ってみると、もっと安いビールがごろごろしていました。500mlの瓶ビールが4.9Kč(約25円)とかで売られているのを見ると、水代わりに飲むというのもわかるような気がします。ほんとに水より安いですからねえ…。

    そんなわけでいっぱい買い物をして荷物が重かったので一旦ホテルに戻ることにしたのですが、このあと悲劇が待ち受けていようとは、この時の私には知るよしもありませんでした。Národní třídaからは9番の路面電車一本で帰れるので楽です。ホテル最寄りのLipanská電停まで乗り、歩いてホテルの自分の部屋まで戻ったのですが、部屋に入って荷物を整理していると、なんだか部屋がにおうのです。はっきり言ってしまうとう○こくさい。これは部屋にチップを置かなかった嫌がらせか?とかいろんな考えが頭をよぎったのですが、あちこちにおいの原因を探して、やっと気づきました。そう、私は犬のう○こを思いっきり踏んづけてしまっていたのです(泣)。それも生っぽい感じのを…。とにかくにおいがひどかったので、泣きそうになりながらトイレで洗い流しました。ホテルを汚しちゃったんじゃないかとかなり心配になったのですが、それは大丈夫だったようで不幸中の幸いでした。チェコは犬を飼ってる人が多いので犬の落とし物には注意、と何かで読んだのですが、まさか自分がこういう目にあうとはなぁ。まあ今となっては笑い話ではあるのですが、あの時はほんとに大変だったんですから!

    こんな話で終わるのもなんですが(苦笑)、続きはまた後日。