やりきれない…
せつない…けどおもしろい(笑)。
そういえば北海道にヤリキレナイ川というのがあったのを思い出しました。
昨日は友人4人と一緒に灘の酒蔵を巡ってきました。旅先ではよく日本酒や焼酎の工場見学したりするのですが、灘にはまだ行ったことがなかったのですよね。せっかく近くに住んでいるのだから一度は行っておかないと、とずっと思っていたので、やっと念願かないました。
阪神新在家駅に降り立ち、まずは近くのこうべ甲南武庫の郷というところにある平介茶屋でお昼ご飯です。ここは奈良漬けの一種である甲南漬で有名なところです。清酒醸造の過程で出る酒粕を使った甲南漬もまた、ここの名物なのですね。


すごく趣のある洋館だったのですが、バックで流れているBGMがやけにポップで、明らかに場違いで笑えました(笑)。しかし中に入るとさすがに良い雰囲気でしたね。ご飯を食べたのは和室でしたが、何時間でもいたくなるような居心地の良さだったなあ。

ご飯は和食でどれもおいしかったです。特に売りの漬け物と西京焼きは絶品で、ご飯が良く進みました。
おなかも一杯になったところで、いよいよ酒蔵巡りスタート!まずは「福寿」醸造元の神戸酒心館へ向かいましたが、行ったメンバーが日本酒好きばかりだったせいか、めちゃめちゃ気前よく試飲させてくれて、さっそくほろ酔いに(笑)。しかも一通り飲んだ後に利き酒クイズを出されて、3種類の酒がどれかを当てる形式だったのですが、私は外してしまったものの友人が見事正解し、なんと大吟醸を試飲させてもらえました。私も一口いただきましたが、やっぱりうめー!明らかに別格でしたね。

それから「灘泉(なだいずみ)」の泉勇之介商店へ。土日祝日は定休日と思っていたので外から見るだけのつもりだったのですが、なんか入り口が開いていたので中に入ると、気前よく見学させてもらえました。ここは震災以前の昔ながらの蔵が残っていて一番見学したかったところだったので、ほんとにラッキーだったなぁ。




特に仕込み中の日本酒のタンクをのぞかせてもらえたのには感激しました!ほんとに良い香りがして、このまま飲ませてくれーと思いましたね(笑)。
一通り案内してもらってからいよいよ試飲。ここの方はほんとにしゃべりが関西のおっちゃん、という感じでおもしろくて楽しかったです。そしてしぼりたての生酒なんかを飲ませてもらいましたが、これがめちゃくちゃうまい!吟醸酒ではありませんが、それとは違うしぼりたてならではのフレッシュさがあって、思わず帰りがけに一本買ってしまいました。

↑灘泉純米しぼりたて生。この季節限定の一品で1,600円でした。

↑石屋川沿いに工場はありました。
その後「瀧鯉(たきのこい)」の瀧鯉蔵元倶楽部酒匠館へ。ここも販売所は洋館風になっていましたが、蔵は震災で壊滅的な被害を受けたようで、立て直す前は古い蔵がいっぱいあったとのことです。ここのしぼりたてはちょっと辛口な印象を受けました。


↑昔の酒のラベルには今のように銘柄名が書いておらず、こういう絵だけが描かれていたため、「瀧鯉」や「鯉瀧」など人によっていろんな呼び方をされていたそうです。
もうここまでで結構へべれけでしたが、まあ歩いたりしてるので意外と大丈夫なもんですね。次は大手の白鶴酒造資料館に向かいます。ここは道具類の展示が中心でしたが、外国人観光客の多いのが印象的でした。ちゃんと英語での解説ビデオも完備されていましたね。ここでもしぼりたてを飲みましたが、友人曰く「味はよく居酒屋で飲む白雪だけど、全然違う」とのことでした。大手と言っても価格帯によってちゃんと商品の差はあるわけで、良い酒はやはりうまいものです。

次も大手の菊正宗酒造資料館です。ただ16:30閉館まで10分しかなかったので、試飲だけしました。最低な客だ・・・w。ここでは梅酒も飲ませてくれたのですが、これもなかなかうまかったですねー。
庭には昔ながらの精米用の水車小屋があり、横には梅が咲いていて良い雰囲気でした。



最後に「浜福鶴」の浜福鶴吟醸工場も15分ほどで見ましたが、ここは工場ぽい設備を上から眺められるようになっているのがおもしろかったです。ここのしぼりたてもほんとうまかったなー。
というわけで灘の酒をさんざん飲んで回りましたが、震災で大変な目にあったとはいえ、やはり灘の酒は良いものですね!日本酒好きな方はぜひ一度灘にも来てみてくださいー。
エンコード待ち298人にもめげず、なんとか2作目をあげました!今回も前作と同じく全編イタリア語でお送りいたします(笑)。
ジェバンニだった前作よりは調整に時間をかけたつもりですが、良く聴かないと違いはわからないかもしれませんね。そもそもマドリガーレ自体聴いたことある人が少ないと思うので、また埋もれること必至ですが、これ以外にオリジナリティを発揮できる分野がないからなぁー。
でも個人的には巡音さんのマドリガーレ、結構気に入っています。やっぱりポテンシャルはすごいですねー。
週末は前回日記に書いたように、ボーカロイドオンリーイベントに参加するため、東京に行ってきました。金曜夜に大阪を出る夜行バスに乗る予定だったのですが、その前に仕事関係のSNSのオフ会に参加することになったので、午後から休暇を取って旅支度を済ませ、大阪駅のコインロッカーに荷物を預けてオフ会会場の堺へ。このあと夜行バス乗るしお酒は控えめにしようと思っていたのですが、気づいたらずいぶんワイン飲んでしまってました。いやー、ワインに合う料理ばかりだったのでつい・・・。
結局時間ぎりぎりまでいたので、ふらふらになりながらなんとか再び大阪駅へ。荷物を取り出してバス乗り場に向かいます。今回はVIPライナーというツアー会社のバスを初めて利用したので、最初は乗車の手続きとかがよくわからななかったのですが、なんとか乗車できました。このバスは3列シートな上に窓際の席にはカーテンがついているので、ほんとに落ち着きました。あといつも持っていくU字型の枕を忘れたのでどうしようかと思っていたのですが、低反発の棒状の枕が用意されていました。まあ酔っていたのであっさり眠れたのですが(笑)。
翌朝、池袋につくと少々二日酔いの気配が(汗)。とりあえず事前に調べてきていたネットカフェに入り、しばらく休むことにします。個室のあるマンガ喫茶やネットカフェに入るのは実はこれが初めてだったのですが、結構落ち着くもんですねぇ。特にフラットシートだったので真横になって寝られるのはよかったです。おかげでちょっと予定より寝すぎてしまいました・・・。その後シャワーを浴びて11:30頃に外へ。まだ頭が痛くてしんどかったのですが、とりあえず池袋駅で荷物を預け、近くのちゃぶとんでとんこつラーメンを食べました。ちゃぶ屋はもともとしょうゆラーメンが有名らしいですが、とんこつもちょっと変わったあっさり目の味でまあまあおいしかったです。
その後山手線をぐるっと時計回りに秋葉原へ。秋月電子や他のアウトレット店で買い物をしてすごしました。それからヨドバシAKIBAの丸福珈琲店で一服。噂どおりテレビ売り場奥のわかりにくいところにありましたが、お客さんもそれほど多くないので落ち着きますねー。コーヒーも大阪より若干あっさりしてるかなと感じたものの、十分濃いコーヒーでした。あと店員さんの接客がとても良いですねー。
ヨドバシを後にし、まだ乗ったことのなかったつくばエクスプレスに乗ることにします。各駅停車に乗り、目指すのは「柏の葉キャンパス」駅です。途中浅草や北千住といった大きな駅も通るのですが、そこを過ぎると秋葉原から20分圏内とは思えないようなのどかな景色が広がっていました。各駅前もまさに開発真っ最中という感じでしたね。
30分少々かかって柏の葉キャンパス駅に到着。ここにはららぽーとができていましたが、まだやはりちょっと駅を離れるとのどかな感じですね。ここから10分ほど歩いたところにある「ペリカンハウス」という紅茶屋さんが、めざすお店です。外観は庭のあるヨーロッパ風の一軒家、という感じで良い雰囲気でした。中に入って庭の見える席に案内されましたが、ここにはメニューがないようで、好きなケーキを選ぶとそれに合う紅茶を出してくれるという形式でした。私はリンゴのチーズケーキを選び、紅茶は何種類かあげてもらったもののなかからディンブラを注文。ケーキもディンブラもどちらもおいしくて、とてもよかったです。値段が少し高めなことだけが気になりましたが、紅茶の量もその分多かったですし、十分満足できると思います。
マスターとも少しお話をさせていただいたのですが、最近の紅茶の質なんかの話題はとても興味深かったです。こういう深い話はなかなかできませんからねー。最後に私が大阪から来たことを伝えるとずいぶん驚かれていました。
帰りはバスでJR柏駅まで行き、そこから常磐線で都内に戻ります。夜は神楽坂近くにあるシイナケンジで食事。フランス風モツ煮込みなどの変わったメニューもあって、おもしろいお店でした。ワインもなかなかおいしかったなぁ。さすがに2日連続でワインだったので、そんなに飲めませんでしたが・・・。
そして翌日、いよいよボーカロイドマスター当日です。会場の浅草まで大江戸線と浅草線を乗り継いで行き、9時に会場到着。入場までちょっと混乱がありましたが、11:30にイベントがスタートしました。とにかくすごい人の多さで暑くてしょうがなかったのですが、まあ目当てのCDはだいたい購入することができました。というか気づいたら20枚以上のCDを手にしていたので、ちょっと買いすぎたかも・・・。でもそのために来てるんですから自重はしません!(笑)。ゆうゆさんやbakerさん、iroha(sasaki)さん、ささくれP、くちばしPといった有名Pの方々にもあいさつができたので、自分としてはほんとに感動のひとときでした。
その後参加者の方々とのオフ会に参加したのですが、こちらも30数人の参加者がいたのでかなりカオスでした(笑)。でもやっぱり共通の話題があるオフ会は楽しいですねー。その後マクドで2次会となり、なんと台湾からこのイベントにやってこられた方と1時間ほどボカロについて熱く語りました。というかほとんど聞き手に回ってたような気がしますが・・・。ほんとに並みの人よりはるかにボカロに関して詳しいのにはびっくりしましたねー。とてもおもしろい経験ができました。
さすがにその日は疲労がピークだったので、布団に入るとばたんきゅ~でした。翌日も8時過ぎまで起きられませんでしたしね。のんびりと支度をし、10時ごろチェックアウト。荷物を東京駅のコインロッカーに預けて、神田神保町のラーメン二郎に向かいます。ラーメン二郎は最近まで知らなかったのですが、ラーメン好きには有名な店らしいですね。11時開店だったのでちょうどその時間についたのですが、すでにものすごい行列ができていてびびりました。平日の朝11時でこの行列て!結局1時間ほど待たされてやっと着席。ここはオーダーが独特なのでどきどきしながら「小ヤサイニンニク」を注文。小といいながら普通のラーメン2玉分ぐらいの分量があり、おまけに上に乗っている野菜もすごい量があるので、完食するのがほんとにきつかった・・・。まあこれで650円というのは安いと思いますし、にんにくもよく合っておいしいのはおいしかったのですが、さすがに行列と量がつらいですねー。
くるしいお腹のまま、秋葉原へ。以前から知り合いの方がやってらっしゃるお店で自作スピーカーの試聴をさせてもらうのが目的です。ほんと思っていたより小型のスピーカーから良い音がするのでけっこうびっくりでした。まだその場で購入したわけではないのですが、じっくり考えて決めようと思っています。
そして今、16:56東京発のこだまで帰宅中です。ぷらっとこだま、というこだま限定で新大阪まで1万円の切符があるので、それを使うことにしたのです。やっぱり時間はかかりますが、パソコンぽちぽちやってたらあっという間ですね。そろそろ名古屋だし、夕食のシウマイ弁当でも食べるかなー。
この週末はボーカロイドオンリーイベント「ボーカロイドマスター」に参加するため、東京に行ってきますー!今夜行バスに乗ったところなので、目が覚めたら東京です。ただ今回は枕を忘れてしまったのが痛い・・・。
電気街・日本橋の新キャラクターとして、いとうのいぢデザインの「音々(ねおん)」が誕生
先週末のニュースで、「灼眼のシャナ」シリーズや「涼宮ハルヒ」シリーズのイラストで有名ないとうのいぢ氏が、日本橋・でんでんタウンの新キャラクターをデザインしているというのを見かけて気になっていたのですが、ついに発表されたようです。その名も「音々(ねおん)」ということで、でんでんタウンのネオンサインにかけているのでしょうねー。
笑ったのがプロフィールで、家族構成が『父「日本橋で照明店を経営」(45歳)、母「元ミスでんでんタウン準グランプリ」(41歳)』という、なかなかコアな設定になっています(笑)。
とりあえず3/20の日本橋ストリートフェスタで関連グッズの販売もあるようですね。まあもともとサブカルの街なので、このキャラクターでいきなり注目を浴びたりとかはないでしょうが、愛されるキャラになってほしいと思います。
今日は18きっぷの旅は一旦お休みして、移動手段はバスに変わります。6時頃起床し、誰もいない温泉をゆっくりと独り占めしてから食堂へ。朝食はシンプルな和食でしたが、初めて食べたむつのほほ肉の塩焼きがめちゃくちゃうまかったです。あとイクラもやっぱりうまいですね。それからせっかくなので牛乳も飲んだのですが、やっぱり心なしかおいしい気がしました。普段牛乳はコーヒーとか紅茶に入れるぐらいであんまり飲まない人なんですけどねぇ。
↑これが朝食です。見た目はシンプルですが実にうまかった。
宿を早々にチェックアウトし、昨日バスを降りた市街角バス停へ。まだバスが来るまで少し時間があったので、あたりを散策することにします。
↑バス停からちょっと歩くと目の前は海でした。彼方に見える島は北方領土の国後島です。こんなに近いもんなんですねぇ。
市街角7:33 – 尾岱沼7:50(阿寒バス・白鳥台行き)
この路線は一日3往復しかなく、これを逃すと次は16時台になってしまうので、絶対に乗り遅れるわけにはいきません。しかしこのバスに乗る旅行者はほとんどいないようで、私が乗ると運転手さんに行き先を尋ねられたぐらいでした。尾岱沼(おだいとう)まで、と答えると納得した顔をして乗せてくれましたが、たぶん釧路行きなんかと間違えて乗ったんじゃないかと思われたんでしょうね。
バスは途中から林の中を走るような感じになるのですが、あたりに民家が全く無いせいかバス停がほとんどなく、バスはだいぶ飛ばしていました。20分弱で尾岱沼に到着しましたが、ここまで15kmぐらいはあったんじゃないでしょうか。
尾岱沼港8:10 – トドワラ8:40(別海町観光船)
尾岱沼からは観光船に乗ってトドワラを見に行きます。トドワラというのは野付半島にある、立ち枯れたトドマツ林の跡のことです。かつてはトドマツ林だったのですが、海水の浸食により立ち枯れてしまい、まさに奇景と言っても過言ではない景観を見せています。
実は今回の旅には隠された目的が一つあって、それは「オホーツクに消ゆ」というファミコン時代のアドベンチャーゲームの舞台をたどるというものです。そのなかでこのトドワラはゲーム中盤~終盤で登場する重要なスポットになっているのです。当時はトドワラって言葉の響きが斬新で、一体どんなところなんだろうと思っていたのですが、まさか実際に行くことになろうとは夢にも思いませんでした。実際ここはとても行きにくいところなので、旅程を考える上で一番ネックになったのですが、やはり一度は見ておきたいということで、無理矢理旅程に組み込んでみたのです。
まずバスを降りてから観光船乗り場へ。ここで往復乗船券を買い、キャリーバッグを預かってもらいました。しかし望遠レンズをキャリーバッグに入れたままだったので、あとで後悔することに・・・。
↑尾岱沼港の様子。朝から釣り客でにぎわっていました。ちょっと雲が多いなぁ・・・。
↑そしてこれが観光船。思ってたより小さな船でしたが、そこそこきれいで良かったです。
親子連れや熟年夫婦ら約10人の乗客を乗せ、いよいよ観光船は出航。観光船はトドワラに行く前に、よくアザラシがいるという海域に立ち寄ります。ここではしばらく船が止まり、アザラシウォッチングタイムとなりました。波間から時々アザラシが顔を出すのが見えてかわいかったのですが、望遠レンズを置いてきてしまったせいで、写真が全然撮れません!置いてくるんじゃなかった・・・。
↑最大限に引き延ばしてみたアザラシ画像がこちら。中央下部に顔を出しているのが見えると思います。野生のアザラシを見たのは初めてだったので、ちょっと興奮しました。
しばらくして船は再び出発し、トドワラ桟橋に到着。桟橋にはカモメがぎっしりと止まっていて、かなり異様な光景でしたが、船が到着すると、一斉に鳴きながら飛び立っていきました。ここで50分ほど自由行動となったので、トドワラを散策することに。
↑桟橋から一斉にカモメが飛び立っていくところ。大量のフンでえらいことに(汗)。
↑向こうの方にトドワラが見えてきました。
↑トドワラに向かう途中の道。波打ち際にはアマモという北海シマエビのすみかとなる海藻が大量に打ち上げられていて、上を歩くとわらを踏んでいるようなやわらかい感触がありました。
↑物言わずたたずむ枯れたトドマツ。
↑これはトド橋です。これを渡るとトドワラはもうすぐ。
↑やっとトドワラが見えてきました。ここには遊歩道が整備されていて、そこ以外は立ち入り禁止となっています。
↑トドワラはかなり風化が進んでいるようで、想像してたほど死の世界、という感じではありませんでした。トドマツが枯れた後は草花が生え始めていて、自然の力強さを感じます。
↑こんな枯れ木が昔はもっとたくさんあったんでしょうね。
↑なんとタンチョウがいるではありませんか!こんなにあっさりとお目にかかれるとは思ってなかったのでびっくりしました。
↑そしてトドワラをあとにします。この光景も、あと何十年かするとただの湿原に変わってしまうのでしょうね。
そろそろ時間が来たので、観光船に戻ることにします。天気が悪かったのは残念でしたが、ほとんど観光客がいなかったので、じっくりと景色を楽しむことができました。帰りはまっすぐ尾岱沼港に向かうので、20分ほどで到着。
観光船乗り場で再びキャリーバッグを受け取り、まずはお土産を買うことにします。さすがに北海シマエビを買っても持って帰れないので、鮭トバなどを購入。このあたりの川は鮭が遡上するので、鮭製品はいろいろありました。
その後買ったお土産をキャリーバッグにしまうため、再び観光船乗り場へ。ここはベンチがあって休憩するのに良い場所だったのですが、荷物をごそごそやっていると、なにやら地元の人が入れ替わり立ち替わり牛乳を受け取りに来ているのが目に入りました。どうやらここはコミュニティセンターも兼ねた施設のようなのですが、高齢者や乳幼児などを対象に町が牛乳の無料給付をしているみたいですね。でもその牛乳がなんだかおいしそうだったので、買えるかどうか聞いてみたらOKだったので、飲んでみることにしました。
↑これがその牛乳です。別海町(べつかいちょう)は人口より乳牛の方が多いという酪農の町で、雪印の工場があったりします。べつかい乳業興社というところが出している、この「べつかいの~屋さん」シリーズは、この後何度となく見かけることになるのですが、どれを飲んでも食べてもおいしかったです。
さて、この尾岱沼からは再びバスに乗って移動する予定だったのですが、まだ4時間ほど時間があったので、しばらくあたりを散策することに。そういえばここに来るときに乗ったバスは尾岱沼の先の白鳥台というところまで行ってたよなぁと思い出し、なんとなくそこに行ってみようと思いました。バスで5分の距離だし、すぐだろうと思っていたらこれが甘かった!歩けど歩けど目的の白鳥台までたどり着けません。30分ほど歩いたところで途中のバス停があったのですが、まだここまででバスなら2分の距離しか歩いてきてないことに気づき、愕然としました。そうか、そもそも車や信号だらけの大阪と違って、バスも飛ばすんだという当たり前の事を思い出し、ここで引き返すことにしました・・・。キャリーバッグも痛むし、なにしにいったんだか、って感じですね。
さすがに帰りも同じ道を通るのはいやだったので、海沿いの道を歩くことにしました。すると岸壁にカモメが止まっているのが目に入ったので、なんとなく写真を撮ってみることにしました。
↑こうやってみるとカモメって結構りりしい顔つきなんですよねぇ。
途中から砂利道と化した海沿いの道をキャリーを無理矢理転がしつつ戻った時には、もうお昼前になっていました。そろそろお昼ご飯を食べようと思い、ネットで調べていた「白帆」というお店へ。ここでは北海シマエビ天丼が食べられるということで楽しみにしていたのですが、期待に違わぬおいしさで大満足でした。やっぱり濃厚なみその風味が格別だなぁ。
↑北海シマエビ天丼は、エビの殻までぱりぱりと香ばしくておいしかったです。また食べたいと思わせる味でした。ここまで行くのが大変ですが・・・。
のんびりお昼を食べても、まだバスの時間までは1時間以上あります。あんまり暇だったので、ひたすらカモメを撮ったりして時間をつぶすことに。
↑ここも釣り客でいっぱいでした。趣味とかでなく、ほんとに晩ご飯のおかずのために釣ってるような感じです。
↑ちぢこまって止まるカモメがやたらかわいくて思わず撮ってしまいました。
さて、ようやくバスの時間になったので、別海バスターミナルに向かうバスに乗ることにしますが、ここから先はまた次回。
ええ、買ってしまいましたよ、巡音さんを!
ニコニコでの需要は限りなくゼロに近いと思いますが、私の大好きなC.モンテヴェルディのマドリガーレを歌わせてみました。
実は巡音さんが届く前にDominoっていうMIDIシーケンサでこの曲を必死に打ち込んでいたので、今朝巡音さんが届いてインストールした後、まずこのMIDIファイルをインポート。まだこの段階ではウーとしか歌わないのですが、とりあえず歌わせてみたらひどい有様で、ちょっとショックでした。
それにめげずにここから歌詞を乗せていくわけですが、英語は辞書があるから良いのですが、イタリア語には辞書がないので入力が大変でした。発音記号、ってご存じだと思いますが、あれを記号化した暗号のような音素記号で一音一音入力していくのです。最初は説明書とにらめっこしながらでしたが、入れていくうちにだんだん慣れてきました。でも歌詞だけを他のトラックにコピーする機能がついてないので、同じ歌詞を5パート分入力するのはめんどくさかった・・・。結局7時間ぐらいかけてようやく入力終了。
入れ終わって聴いてみると、最初よりは聴けるものになりましたが、どうもビブラートが不自然に聞こえます。マドリガーレって本来あまりビブラートをかけて歌わないので、なおさらですね。ただこのエディタにはなんとビブラートの一括変換機能がついていません!仕方ないので、一個ずつ音符を選んでビブラートを消していくという、これまた時間のかかる作業を30分ほどかけてやりました。なんでこんな基本的な機能がないんだろうなぁ。
あとは声の質を調整したりして、とりあえず完成。これをパートごとにwavに書き出して、今度はACID上での作業に移ります。ここの作業は最近録音とかしてるので、割とスムーズでした。リバーブをかけて、パートごとにパンを振って、音量調整してとりあえず完成。
しかし、ニコニコにあげるためには、当たり前ですが動画にしなければなりません。そこでWindowsムービーメーカーの出番です。Vista Home Premiumを使っていて良かったと初めて思いました(笑)。字幕を表示するプラグインを入れ、元になる画像と音を読み込んで、タイミングに合わせて字幕を入れていきます。、初めてでしたが、思ったよりも簡単で助かりました。
これで出来た動画をいったんAVI形式で書き出し、AzFLVEncってソフトでFLV形式にコンバートし、やっとアップロードするファイルの完成です。これをアップするわけですが、エンコード待ち170人とか出て、一時はどうなることかと思いました(笑)。まあそれでもなんとか1/31中にアップロードでき、巡音さん届いた日のうちにアップするという目標はなんとか達成できました。やれやれ…。
まあ目標100再生!というようなへぼへぼな動画ですが、マドリガーレ好きな人の目にとまってくれるとうれしいなぁ。とにかくニコニコにアップする手順なんかがわかったので、いろいろとおもしろかったです。
いよいよ巡音さんの発売日、1/30を迎えたわけですが、もうすでに曲が投稿され始めているようですね。ざっと見た中で気になった曲をあげていきたいと思います。
↑まずは毎時ランキング&日刊VOCALOIDランキング1位に入ったこの曲。これはめちゃかっこいいですね!巡音さんの声も良く合っていて、今後広がる可能性を見せてくれる曲だと思います。
↑そして同じPによるまさかの2曲目。いくらなんでもがんばりすぎかと・・・。でもこちらも良い曲だと思います。
↑こちらもアップテンポなリズムに声がよく合っていると思います。やっぱりパワーがありますね。
↑こちらはぴこぴことかわいい感じの曲です。ミクほどではないかもしれませんが、こういう曲調も合いそうに思います。というか最初にこの曲見つけたときはまだ再生数100ちょいだったのに、もう1万超えてる・・・。
↑これはもう、巡音さんのSなイメージをそのまま曲にしたような感じですねw
ギターのかっこいいラテン調の曲によく溶け込んでいると思います。これならボサノヴァも期待できそうだなー。
↑発売初日とは思えないほど調声がすごいです。巡音さんはやれば出来る子ですね!
みなさんはEWI(Electronic Wind Instrument・イーウィ)って楽器を知ってますか?一般的にはウインドシンセとも呼ばれる電子楽器で、サックスなどと同じように吹いて演奏するのが特徴です。T-SQUAREがよく演奏に使っているので有名かもしれませんね。
ピアノの全く弾けない私でも唯一演奏できる楽器がリコーダーなのですが、EWIはリコーダーと同じような運指で演奏できるので、おもしろい楽器だなぁとずっと思っていました。ただ値段が結構するので、欲しくても今までとても買えませんでした。
そんな中、EWIを販売しているAKAIから、EWI USBという新製品が発売されました。これは本体に音源を持たず、PCにUSBで接続することで、PC側のソフトウェア音源を鳴らす仕組みになっています。本体だけでは音はでませんが、その分価格が安く設定されていて、とても魅力的に思えました。なので、気づいたときにはぽちっと(笑)。まあそれでも4万近くするので、ぽちったあとほんとに買って良かったのかと悩みましたが・・・。
そんなEWI USB、2月上旬到着予定だったのですが、予定より早く昨日到着しました。早速PCにつなげて吹いてみましたが、これ、慣れるまではのどがつらいですね・・・。リコーダーと違って吹く息をすべて楽器内に通すわけではないので、息を口から逃がしつつ吹くという独特の吹き方がいるようです。あとセンサーが結構敏感なので、思わぬ音が出やすいです。
ただソフトウェア音源の方は思ってたよりリアルな音で、ほんとにサックスとか吹いてるような気分になれます。他にもクラリネットやらフルートやら、果ては木琴の音とかまであります(笑)。吹く楽器なのに木琴の音がするのは変な気分だ・・・。とりあえず、なにか楽譜を手に入れて演奏してみたいですねー。