カテゴリ: 音楽

    一万人の第九に出ます

    すっかり冬の恒例行事となった「一万人の第九」ですが、今年の一万人の第九に私も出ることになりました。ベートーベンの第九は豊高時代に歌って以来なので、12年ぶりでしょうか。先週から週一回の練習が始まり、今週が2回目でした。平日の夜の練習なのですが500人近い人が集まっていて、この人数だけでも第九の合唱団がつとまりそうな勢いです。
    なにしろこうやって歌うこと自体相当久しぶりなので緊張していたのですが、合唱指導の清原浩斗先生の指導はさすがです。笑い話も交えてリラックスさせながら良い声を引き出していくのがうまいなぁと感心しきりでした。1回目の練習後はそれでも緊張していたからか、翌日足が筋肉痛になってました(苦笑)。2回目はそこまではいきませんでしたが、さすがにテノールなので高い声を出すのが大変で、疲れました…。豊高時代に歌ったときはキーが低かったので歌えたのですが、さすがに原キーで歌うと高いですね。
    こんな練習があと10回ほどあって、そのあと全体練習が何回かあり、12/3が本番だそうです。指揮者の佐渡裕さんに会うのが楽しみだなぁ。

    なんて豪華なメンバーだ

    アップルノッカー
    ティンパンアレーの貴重な映像です。ベース:細野晴臣、ドラム:林立夫、ギター:鈴木茂、そしてコーラスが吉田美奈子と小坂忠という、今から思えば超豪華なメンバーですよ。細野さんも若いし、吉田美奈子と小坂忠は踊ってるし、良いなあこれ。思わず何度も見てしまいました。

    北京ダック
    同じくティンパンアレー。細野さんが歌って、しかもシロフォンまで弾いてます。多才な人だなぁ…。

    The Theme – Oscar Peterson Trio
    Oscar Petersonの超絶技巧ぶりがよくわかります。すごいの一言です。もともとピアノトリオにはまるきっかけになったのがOscar Peterson Trioなので、よけいにそう思うのかもしれません。

    今日のBig Band

    Duke Ellington and his orchestra
    Duke Ellington楽団のメドレーですね。Mood Indigo、Sophisticated Lady、It Don’t Mean a Thing、Don’t Get Around Much Anymoreと演奏されていますが、とにかくかっこいいの一言につきます。よくこんな映像が残っていたものだ…。


    Record Making With Duke Ellington

    これはたぶんレコードの作り方を解説した映像でしょうね。Duke Ellington楽団のレコーディングの模様ももちろんですが、レコードがどうやって作られてたのかというのも非常に興味深いところです。

    Take the A-train
    言わずとしれた「A列車で行こう」。名曲ですね。よけいな説明は不要でしょう。


    Benny Goodman – Medley (1937)

    こちらはBenny Goodman楽団のメドレーです。ちょっと短いですが、魅力は十分伝わってくるかと。

    Benny Goodman and Red Norvo (1960)
    これは1960年と比較的新しい映像です。Benny Goodmanはもちろん、Red Norvoのvibesが最高ですね。

    ——
    おまけ
    ’70年代的な作りに目頭が熱くなります(笑)。

    In The Mood

    In The Mood

    か、かっこいいっ!ほんとにYouTubeっていろいろありますねぇ。昔のビッグバンドの演奏風景は映画とかでしか見ることができないので、結構これは貴重だと思います。楽しそうに演奏してるのが印象的だなぁ。トロンボーンをいろんな方向向いて吹いてるあたりなんか特に。それとグレン・ミラー本人(めがね掛けてトロンボーン吹いている人です)が映っているのも良いですね。

    月光のカクテル

    私は目覚ましとして毎朝CDを聴いているのですが、今朝たまたま聴いたグレン・ミラーの”Moonlight Cocktail”がとても心に響いて、一日中気になって仕方ありませんでした。家に帰って何度も聴きましたが、良い曲だなぁ~。アド街ック天国で流れていることがあるので、曲名は知らなくても聴いたことある人は多いと思います。グレン・ミラーは”In the mood”を筆頭に好きな曲がたくさんあります。”Moonlight serenade”も良いですし、あと”A列車で行こう”も忘れるわけにはいきません。明日はどの曲にひかれるんだろうなぁ。

    ニューイヤーコンサート

    元旦の恒例行事といえばウィーンフィルのニューイヤーコンサートですが、もちろん今年もテレビで見ていました。去年まで地上波では第二部からの放送だったのですが、今年は第一部から放送されていたのでちょっとうれしかったですね。でも第一部が約30分で、第二部が約1時間半ってどんな時間配分やねん、とちょっと思ってしまいました。
    今年はモーツァルト生誕250年だそうで、「フィガロの結婚」序曲が演奏されていたのが印象的でした。他にもモーツァルトにちなんだ曲が演奏されていて、例年とはちょっと趣を異にした感じでしたね。あとポルカ「電話」の最後で指揮者のケータイが鳴るという演出もあって、おもしろかったです。やっぱりニューイヤーコンサートはいいなぁ。美しく青きドナウを聴くと年が明けたなあとしみじみ感じます。

    ミスドのBGM

    仕事が早く終わった日は、帰りに駅高架下のミスドに寄って帰ることが多いのですが、ミスドのBGMって結構昔のJazzがかかるので好きだったりします。だいたい私がミスドにいる18~19時台によくかかるようで、今月もナット・キング・コールなんかがかかっていて、あー、Jazzボーカル良いなぁーといつも実感します。そんなに一般受けするんだろうかとも思うのですが、選曲してる人のセンスには敬意を表したいですね。

    Musical Baton

    意外なところからMusical Batonが回ってきたのでちょっとびっくり。まあでもほかの人が書いてるのを見てちょっと書いてみたかったので、回してくれたRei氏には感謝です。しかし俺友達少ないから回す人いないよー(汗)。

    • Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
      20Gくらいかな。HDDオーディオプレーヤを買ったらもっと増えるかもしれませんが。
    • Song playing right now (今聞いている曲)
      D.Scarlatti / Sonata K.318 / Scott Ross
      全34枚組、555曲に及ぶ壮大なD.スカルラッティのチェンバロ作品全集の中の1曲。買ってだいぶたつのですが、未だに全部聴ききれてません…。これを聴いているとスコット・ロスという人のすごさがよくわかります。
    • The last CD I bought (最後に買ったCD)
      スコット・ロス / エラート録音集
      フローベルガー / ハープシコード作品集
      チェンバロばっかりだなあ。前者はそのスコット・ロスのほかの作品が聴いてみたくなったので購入。彼の演奏するバッハもまたすばらしいです。後者はNAXOSの今月の新譜だったので購入しましたが、まだ聴いてません。
    • Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
      1. C.モンテヴェルディ / マドリガーレ集第1巻
        これに限らず、モンテヴェルディのマドリガーレは全部好きといっても過言ではありません。もっと関西でコンサートが開催されたらいいのになぁ。
      2. J.S.バッハ / 無伴奏チェロ組曲
        定番ですね。気持ちが落ち着かないときにこれを聴くとほっとします。無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータも好きですが、どちらかというとこちらの方が好きです。
      3. Sonny Clark Trio / I DIDN’T KNOW WHAT TIME IT WAS
        Jazzからも1曲。この曲は躍動感にあふれていて、かっこいいの一言につきます。なぜかアメリカより日本での人気が高いソニー・クラークですが、麻薬中毒がたたって31歳で早逝してしまったのが残念でなりません。
      4. フリッパーズ・ギター / さようならパステルズ・バッヂ
        フリッパーズ・ギターを好きになったのはつい最近のことですが、うまく説明できない良さがありますね。不思議な魅力にあふれています。ただ1stアルバムは最高ですが、2枚目以降だんだんと好きな曲が少なくなっていくのが残念。やっぱり最初の初々しい感じが一番良いです
      5. 丹下桜 / これからはじまるLOVEストーリー
        いきなり今までと落差のある選曲ですが、丹下桜の歌は純粋に良いと思います。これはKonamiに移る前に徳間ジャパンから発売された実質的な1stアルバムですが、名曲揃いだと思います。まだ慣れない感じがあって、選曲も無難な感じですが、それが逆に良いですね。

      なんというか、5曲はあまりに少なすぎますね。ほかにあげたい曲が山ほどあるのになぁ。とりあえずジャンル別に1曲ずつあげてみた感じです。私の聴く音楽のばらばらさ加減がよくわかるのではないかと…。

    • Five people to whom I’m passing the baton (バトンを渡す5名)
      や、やっぱり回す人が浮かばない…。というわけで保留っ。回してくれーという奇特な人がいたら是非リクエストをー。

    縁は異なもの…

    今日は仕事が終わってからいったん帰宅し、あわてて着替えてコンサートを聴きに行ってきました。何度か足を運んでいる日本テレマン協会のマンスリーコンサートですが、前回行ったのは去年の11月でしたから、半年ぶりぐらいになります。最近なかなか都合があわなくて行けなかったのですよね。今回はヴィヴァルディの曲ばかりの演奏会で、なかなか楽しかったです。ヴィヴァルディの曲ってほんと、一聴しただけでヴィヴァルディだとわかるのがすごいと思います。それだけ個性的なのですよね。今回はリュートも加わって、とても良かったです。「リュートのための協奏曲 ニ短調」だけはCDで聴いたことがあるので知っていたのですが、やっぱり生で聴くリュートは良いですねぇ。音は小さいのですが、とても落ち着きます。あと4つのヴァイオリンのための協奏曲がとてもいきいきとした演奏で、楽しくなるような感じでした。
    演奏もさることながら、もっとびっくりしたのはネットで以前から知っていた方に出会えたことです。なんとなく雰囲気でそうじゃないかなあと思って、思い切って声をかけてみたのですが、やはりそうでした。というわけでその方たちと一緒に終わってからムジカに行ってお茶を飲んだのですが、いやほんと楽しかったなあ。普段なかなか出会わない人と話ができたのは普段できない経験なだけに、とても新鮮でした。ああいう出会いはほんと、貴重だなぁ。

    アスペレン様っ

    今日は仕事が終わってからコンサートを聴きに行きました。先月日記に書いた3回分のチケットの最後の1枚です。今日行ったのはボブ・ファン・アスペレンのチェンバロ・リサイタルで、会場は谷町四丁目駅近くの教会でした。開場前に余裕で着いたので、席も最前列を確保できましたし、ばっちり。私はアスペレンの演奏するCDを何枚か持っていて以前から彼の演奏を知っていましたし、ソロ奏者として来日するのは初めてらしいということで、この日をとても楽しみにしていたのです。
    そしていよいよアスペレンが登場したのですが、当初抱いていたイメージとは違い、彼の外見から受ける印象はとてもチャーミングだったのでびっくりしました。。髪の毛がすっかり白いので結構な年なのかと思いましたが、まだ50代後半なのですね。レオンハルトはとても威厳のある、ある種近づきがたい印象があるのですが、それとは好対照な感じでした。しかしひとたび演奏が始まるともうびっくりするぐらい正確なタッチで、どんな難曲でもひきこなすという印象です。また、テンポの揺らし方が独特で、のばすところはのばし、走るところは走るという、決して拍子にとらわれないメリハリの効いた演奏を披露していました。前半はスウェーリンク、フレスコバルディ、フローベルガーという大バッハ以前の作曲家の曲が演奏され、そして後半はいよいよバッハの登場です。演奏されたのはフランス組曲第一番とシャコンヌだったのですが、これぞ真骨頂という感じでした。前回、大塚直哉さんの演奏するシャコンヌがすごかったと書きましたが、アスペレンの演奏はもう別格と言っても良いぐらいすばらしいものでした。いや、大塚直哉さんの演奏ももちろん良かったのですが、やはり世界が違うように思います。とにかく鳥肌が立ちっぱなしでした。
    そんなで満足して会場を出ようとすると、なんとアスペレン本人がサイン会をしているではありませんか。その横ではWalty堂島(!)でなじみの店員さんが本人演奏のCDを販売していて、最初は高いので買うつもりなかったのですが、サインしてもらえるなら買うしかない、とミーハーな理由でCDを1枚購入しました。そしてサインの列に並んで、CDとジャケットにサインをしてもらい、シャコンヌに感動しましたとちょっと言葉を交わしたあと、握手まで!もう文字通り感動してふるえてしまいました。いやー、今日はほんとうれしかったなぁ。