カムイワッカ湯の滝を出たバスは、定刻から少々遅れて14時少し前にウトロバスターミナルに到着。ここから斜里バスターミナルに行くバスの時間まではまだ30分ほどあったので、近くを少し散策した後、去年出来たばかりという道の駅「うとろ・シリエトク」へ。おみやげを物色し、こけももタルトを購入して再びバスターミナルに戻ります。

↑ウトロにはえぞ鹿角博物館なるお店がありました。店内シカの角だらけ。
バスターミナルでは、窓口のおばちゃんと旅行で来てるらしい若い男性がしゃべっていたのですが、男性の方はここから羅臼に行って働けるところがないかと聞いていたので、たぶんバイトしながら北海道を回ってるんでしょうね。そういう旅もうらやましいなぁ。おばちゃんも若い頃は北海道中を旅行したけど、やっぱりウトロが一番良いと言っていて、なんだか聞いててほのぼのしました。冬は歩いてフレペの滝まで行くけどその景色がすごいと言っていて、私も見てみたくなりました。めっちゃ寒いでしょうけどねぇ・・・。
ウトロ温泉ターミナル14:20 – 斜里バスターミナル15:10(斜里バス知床線・斜里バスターミナル行き)
というわけで再びバスに乗り、斜里バスターミナルに戻ります。このバスは行きと違って普通の路線バスなので途中の観光案内などは全く無く、乗客も地元の人がちらほらいるような感じでした。
知床斜里15:20 – 網走16:07(釧網本線・普通網走行き)
斜里からはJRに乗り換え、網走まで行きます。ほんとは今日行くつもりではなかったのですが、前日いろいろ考えた結果、急遽予定を変更することにしたのです。18きっぷを使うのはもったいないので、普通に切符を買って乗りました。この区間は途中オホーツク海沿いに線路が続いており、雪の多い季節には絵になる景色なんだろうなぁ。途中の原生花園駅では観光客がたくさん来ており、写真を撮られまくりました(笑)。次の北浜駅には停車場という鉄道ファンには有名な喫茶店があり、時間があれば立ち寄ってみたかったのですが、ちょっと無理でした・・・。
網走駅前16:20 – 天都山入口16:25(網走バス美幌線・美幌駅前行き)
網走駅では駅近くのおみやげ屋でおみやげを買った後、天都山入口というところまでバスに乗り、天都山を10分ほど上ったところにある「博物館 網走監獄」に向かいます。網走に行くなら絶対ここには立ち寄りたいと思っていた場所なのですが、閉館が18時だったので、途中からは駆け足で展示を見ていきました。もっとゆっくり見たかったんですけどねー。

↑博物館 網走監獄の正門。なんというか、少し威圧感があります。

↑網走監獄といえばニポポ人形ですが・・・でけぇ!

↑釧路地方裁判所 網走支部の門と建物が移築復原されています。内部には法廷が再現されていて、なかなか興味深かったです。


↑網走監獄のメイン、五翼放射状舎房。入口から放射状に獄舎が続いており、少人数でも監視しやすい配置なのだとか。やはり独特の寒々しい雰囲気がありました。あと看守の人形がリアルで、結構びくっとします(笑)。
ほかにも監獄食体験みたいなのもあったのですが、時間が合いませんでした。そんなで網走監獄を出たのが17:55だったのですが、帰りのバスまで6分しかなかったので、あわてて天都山を駆け下りました。
天都山入口18:01 – 網走駅前18:06(網走バス美幌線・網走バスターミナル行き)
バスにはなんとかぎりぎり間に合い事なきを得ました。バスで5分の距離とはいえ、歩くと30分以上かかりそうでしたからねぇ。しかし帰りの列車は18:50発だったので、駅でしばらく待ちます。
網走18:50 – 知床斜里19:36(釧網本線・普通釧路行き)
もう日も傾きかけていたので、車内ではうとうとしていました。通路はさんで隣に座っていた男性が、ざるそば食べながら赤ワインラッパ飲みしてるのがすごいインパクトがあったなぁ(笑)。知床斜里駅では、結構車で迎えにきてる人が多かったです。
ホテルに一旦荷物を置き、晩ご飯を食べに出ます。どこにしようかと悩んだのですが、近くの料理屋さんへ。しかしここが失敗で、まずくはないのですが、ありきたりな料理な割に高くてすごく損した気分でした・・・。

↑晩ご飯ですが、これで飲み物込みで2500円は高かったなぁ。日本酒は釧路の「咲楽(さくら)」という地酒ですが、まあまあの味でした。
帰りがけにセイコーマートに寄ってお菓子を買ってホテルに戻ったのですが、セイコーマートって野菜が置いてあったりチラシ配って安売りしていたりするので、コンビニというよりスーパーに近いのかな、と思いました。だとすると北海道の地方都市にもセイコーマートが普通に存在する理由がなんとなくわかってきます。そんな事を考えながらホテルに戻り、就寝。
明日は一気に北海道の西端まで向かうのですが、それはまた次回。
2009年9月27日 03:08
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今日は18きっぷの旅は一旦お休みです。6時半頃起床し、まずは大浴場へ。宿泊したホテルグランティアのお湯は天然温泉だったので、一人で早朝に入る露天風呂は最高でしたね-。ついでに洗濯も済ませ、8時頃にホテルを出て昨日教えてもらった斜里川に行ってみることに。

↑斜里川。赤い鉄橋は釧網本線です。
最初川岸から川をながめても何も見えなかったのですが、よーく目を凝らしてみるといるわいるわ!大量のマスが遡上しているではありませんか。ただ川でマスを捕ることは禁止されているそうなので、捕りたい人は河口近くで捕るようです。マスは非常に敏感で、こっちが物音を立てるとさっと姿を消してしまいます。光の加減もあって結構写真を撮るのには苦労しました。

↑斜里川を遡上するマス。うまそう・・・(笑)。
斜里バスターミナル8:50 – ウトロ温泉ターミナル9:50(斜里バス知床線・知床ロマンふれあい号 パート2)
しばらく誰もいない斜里川でマスの遡上を見物し、ホテル横のバスターミナルに戻ります。8:50発の「知床ロマンふれあい号 パート2」に乗り、いざ知床半島へ!途中バスガイドさんが案内してくれるのですが、一人旅だとこういうガイドさんの案内を聞くことがほとんどないので、新鮮でした。なんでもこのあたりに砂浜と石浜の境界線があるそうで、へぇーと思いながら聞いているとオシンコシンの滝に到着。

↑知床ロマンふれあい号 パート2。最初に乗るバスがパート2と言うのも変な感じですが(笑)。

↑オシンコシンの滝。日本の滝100選にも選ばれているそうです。

↑滝はやっぱりシャッター速度遅めで撮った方がきれいですね。これは1/15秒です。
ウトロ温泉バスターミナル10:00 – 知床自然センター11:00(斜里バス知床線・知床ロマンふれあい号 パート1)
そしてバスはウトロバスターミナルに到着。ウトロは観光客でいっぱいで、ようやく知床観光に来た、という雰囲気になってきました。そして乗ってきたバスがそのまま「知床ロマンふれあい号 パート1」となり、10:00に出発。座席はそのままだったので、良い席が取れてラッキーでした。
バスはウトロを出ると峠を登り初めたのですが、途中の道にはあちこちにシカやキツネがいて、テンションがあがります。そしてプユニ岬経由で斜里町と羅臼町との町境、知床峠に到着。ここからの眺めは絶景!…らしいのですが、残念ながらこの日はあいにくの天気で峠は濃霧に覆われており、全く先が見えません!しかも寒いのなんの…一体なにしにここまで来たんだー!って感じでした。まあ話の種にはなったので良いんですけども(笑)。

↑いやー、いい景色ですね!(笑)
知床自然センター11:00 – 知床五湖11:15(斜里バス知床線・知床シャトルバス)
やりきれない気持ちのまま、バスは知床自然センターに戻ります。パンフレットをもらおうと思ったのですが、全部有料だったので断念。無料のパンフも置いといて欲しいなあー。そして再び同じバスに乗り、知床五湖に出発。この道中もシカがたくさんいたので、途中何度か停車して観察させてもらえました。
知床五湖は「オホーツクに消ゆ」でも舞台となったところなので、ちょっとテンションがあがります(笑)。五湖全部回ると90分かかるとのことだったのですが、ここから先のバスの都合もあったので、なんとか半分の時間で回ってやると意気込んで出発!クマ出没注意とバスで脅されていたのですが、音を立てれば大丈夫ということで、鈴はなかったのですがなるべくばたばた音を立てながら歩いていました(笑)。途中で前方を歩く家族連れがふざけて「クマだー!」とか言ってクマよけの笛吹いたりするので、びっくりしました…冗談でもやめてくれー。



↑知床五湖は風がないと水面がほんとに鏡のように綺麗で、美しい景色でした。


↑水面に映る木々が良いですね。
最初の方は観光客も多かったのですが、一湖と二湖だけ見て戻る人が多いので、三湖以降はほんとに静かでした。耳を澄ますと鳥のさえずりが聞こえてきて、いやされましたねー。ただ見所としては三湖以降も同じような景色が続くだけなので、時間がないなら二湖までで戻るのも正解だと思います。私はせっかく来たんだからと意地になって五湖とも50分で回りきりましたが、最後の方はなかなかハードだった…。
戻ってからはレストハウスでここの名物、ハマナスとコケモモのソフトクリームを食べました。ほのかな甘みで見た目も綺麗でおいしかったなー。

知床五湖12:15 – カムイワッカ湯の滝12:43(斜里バス知床線・知床シャトルバス)
知床五湖から再びバスに乗り、さらに知床半島を先に進みます。本来なら知床大橋というところまで行けるはずなのですが、現在落石防止工事のため、カムイワッカ湯の滝までしか行くことができません。道中は未舗装の砂利道が続き、ずいぶん揺れます。おまけにこんなとこ良く通れるなーというような狭い橋があったりして、なかなかスリリングです。でも途中でキツネの姿を発見し、ちょっとテンションがあがりました。

約30分でカムイワッカ湯の滝に到着。ここは川の水が温泉になっていて温かいという、かなり珍しい場所です。バスを降りるとすでに硫黄の香りが漂っていました。とりあえず川の水をなめてみましたがしょっぱかった!バスが10分で折り返しなのであんまり長居はできませんでしたが、しばらく湯の感触を楽しんでいました。ちなみに本格的に川を上るときは、裸足で川の中を進む方がいいそうです。私は靴で横の岩を少し上ろうとしましたが、結構滑りやすくて危険でした。ほんと、不思議な場所だったなあ。


↑温泉の成分で、岩肌が変色しているのがよくわかります。
カムイワッカ湯の滝12:53 – ウトロ温泉ターミナル13:40(斜里バス知床線・ウトロ温泉ターミナル行き)
というわけでちょっと駆け足でしたが、知床半島に別れを告げて、とりあえずウトロバスターミナルまで戻ることにします。帰りの車中ではロシア人とおぼしき家族連れがいて、会話をぼんやり聞いたりしていました。

↑帰りのバスからウトロの町を眺めたところ。結構ホテルがたくさんあります。
これから一旦斜里に戻り、網走まで行くのですが、それはまた次回。
2009年9月24日 01:18
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イタリアから帰ってきてまだ1週間もたってませんが、今度は東京に行ってきますー。目的は、またボーカロイドのイベント(ボーマス9)に参加するためです。これから高速バスに乗る予定です。
さて、明日の日中はフリーなので、どこ行こうかな・・・。
2009年9月4日 22:44
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というわけで無事に日本に帰ってきました-。幸い大きなトラブルもなく、ほっとしました。小さいトラブルはいろいろありましたけどね!
写真を中心にダイジェスト版をお送りします。

ミラノの路面電車。すごい年季が入っています。

座席が木製!一体何年前に作られた車両なんでしょう・・・すごいテンションがあがりましたw

ミラノのドゥオーモ(大聖堂)。まさに圧巻の一言です。白さが美しい。

ガッレリアは高級ブランド店でいっぱいでした。ミラノで一番ミラノらしい場所だと思います。

クレモナのヴァイオリン工房。この街にはほんとにこういう工房がたくさんあって、路地まで音が聞こえてきていました。

世界遺産の街、マントヴァのドゥカーレ宮殿。まだ観光地としては整備され始めたところのようで、静かさが良かったです。

マントヴァのドゥオーモ。派手さはありませんが清潔な感じでした。

ボローニャの風景。こういうアーケードが延々続いていました。ボローニャはほんとにご飯がおいしい街でした。

イタリア国鉄の誇るESという特急列車でフィレンツェへ。落書きされまくってる車両が多い中で、さすがにこの特急には落書きされてませんでした。

フィレンツェのサンタ・クローチェ教会。フィレンツェは博物館とか美術館の入館料がどこも高くていろいろ大変でした…。

フィレンツェの象徴、ドゥオーモ。観光客でにぎわっていました。

そしてヴェネツィアへ!もう見る風景がすべて絵になる素敵な街でした。

せっかくなのでゴンドラツアーにも参加。水面すれすれから見る街の風景も楽しかったなあ。

大運河はゴンドラ以外にヴァポレットというバス代わりの船に乗ることができます。歩き疲れていたので、これにぼーっと乗るのが快適でした。

暮れゆくヴェネツィアの街並み…

帰りに飛行機から見たヴェネツィア。逆S字型の運河がはっきり見えています。
全部で1300枚ほど写真を撮ってるのでほんの一部だけですが、ほんとどの街も楽しかったなー。細かいこというといろいろ料理とか宿は不満なこともありましたが、それ以上に楽しかったです。行き帰りの飛行機はしんどいですが、またヨーロッパ機会があれば行きたいなぁ。
2009年8月31日 01:54
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とりあえず生きております(笑)。予定通りWi-Fiが使える宿が多いので、ネットできるのは便利ですねー。
ミラノではいったい何年前の車両だ、というような木製のイスのあるトラムに感動したり、そのトラムのころころ変わる路線図に振り回されたり、ドゥオーモの美しさにこれまた感動したり、イタリア国鉄の落書きのされっぷりにびびったり(日本だとこんなもん運行中止になったあげくニュースになりますよ!)、まあそれこそいろんなことがありました。
それにしてもイタリアは暑いっす!朝晩は涼しいのですが、今日本も涼しいみたいなのであんまりうれしくないなぁ・・・。とにかくのどが渇くので、持って行ったお茶では物足りず、コーラがたまらなくうまく感じますね。
そして昨日はマントヴァという世界遺産のある街に宿泊しました。月曜で開いてる店がほとんどないので、たまたま見つけたカルフール系のスーパーで安いワイン(なんと1本1.09ユーロ)とチーズ、生ハム、フォカッチャを買って部屋で夕食を食べました(写真はtwitterのほうにあげてます)。
そして今日はボローニャに来ています。観光するには地味な街ですが、食事はめっちゃうまかったです。さすが美食の都だなぁ・・・パルマ産生ハムが5ユーロというのはさすがです。あと観光中にジローラモ(似)に「アリガト」と声をかけられました(笑)。
たださすがに歩き疲れた疲労が出てきて、歩くのがきつくなってきました・・・。でもまだ旅行はこれからが佳境なので、がんばるぞー。
2009年8月26日 04:18
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というわけで今年の夏は2年ぶりの海外、イタリアに行ってきます!
せっかくモンテヴェルディのマドリガーレを歌わせているのに、いつまでも背景がドイツではあんまりなので、モンテヴェルディにゆかりのあるクレモナとかマントヴァ、ヴェネツィアを回ってくる予定です。
予定としてはまずミラノに入り、クレモナとマントヴァを見た後ボローニャへ。そこからフィレンツェに足を伸ばしつつ、最後はヴェネツィアに入ります。やはりヴェネツィアが一番楽しみですねー。
今回一応古い方のW-ZERO3を持って行く予定なので、向こうで無線LANが使えれば途中経過ぐらいはもしかしたら書けるかもしれません。ただ結構過密なスケジュールなので、どうなるかはわかりませんが・・・。
それでは、スリに気を付けて、行ってきます-。日本帰国は来週日曜日の予定です。
2009年8月22日 01:35
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バスを降りた弥栄町1丁目は、市内中心部のほぼど真ん中でした。ここからまずは港の方に向かって歩いてみることにします。


根室の街では標識以外でもロシア語表記を街のいたるところで見かけました。それだけロシア人が多く訪れているんでしょうねー。
港の近くは水産物加工工場が多く、活気がありました。それをねらってカモメもたくさん飛び交っていましたね。

その後根室郵便局でお金おろした後、市内中心部を通って駅前バスターミナルに戻ります。

根室駅前ターミナル10:10 – 花咲港10:21(根室交通花咲線・花咲港西行き)
ここから再びバスに乗り、花咲ガニで有名な花咲港に向かいます。根室からは10分少々で行けるので、思ってたより近いですね。で、そのバスの運転手が・・・またしても昨日と同じ方でした。これで4度目!さすがに目を合わすのが恥ずかしかったです…(笑)。途中「オワッタラウス分岐」というバス停があり、心の中でオワタ\(^o^)/が浮かんで思わず笑いそうになりました。
そしてバスを降り、すぐそばにあるカネイ水産へ。ここはカニを買うとおまけでサンマ定食がついてくるという、とんでもなくサービスの良いお店です。まずは1200円のカニをその場で食べることにしました。

個人的に花咲ガニは安いけどそんなにおいしいイメージがなかったのですが、そんなイメージをあっさり覆すうまさでした。もう夢中で1匹食べてしまいましたね。いやー、花咲ガニ最高っす!そしてサンマ定食もおまけというのがはばかられるほどボリュームがあり、うまかったです。サンマがとにかく新鮮で、焼いたサンマの他に刺身でもいただきましたが、前日居酒屋で食べた刺身がかすむほどのうまさでしたね。ここではしょうゆに七味を入れて食べる食べ方をおしえてもらいましたが、これが良く合っていて今度試してみようと思いました。こっちの写真はすでにカニで手がべとべとだったので撮れなかったのが悔やまれます(笑)。
そして実家に送るカニを選び、宅配便の手配をしてもらって店を後にしました。いやー、機会があればここはまた来たいですね!

まだバスの時間まで少しあったので、花咲港を見学することにします。ここはとても活気のある港で、船や車がひっきりなしに出入りしていました。



花咲港11:30 – 根室駅前ターミナル11:41(根室交通花咲線・有磯営業所行き)
そしてバスで根室駅前に戻ります。根室の街ともこれでお別れです。コインロッカーのキャリーバッグを取り出し、おみやげに根室名物のオランダせんべいを買ったりして列車を待ちます。オランダせんべいはワッフルっぽい見た目のやわらかい生地が特徴で、味はとてもシンプルでした。お茶のお供に良さそうですね。



根室12:24 – 釧路14:49(根室本線(花咲線)・普通釧路行き)
さて、今日は一旦釧路に出た後、知床斜里を目指します。列車は転換クロスシートだったのですが、よく考えたら根室から一旦東向きに発車するのに、西に行くと勘違いしていて進行方向と逆向きに座ってしまっていたので、発車後あわてて座席の向きを変えました。この区間も牧場の横を通ったり海沿いを通ったりと自然あふれる感じで、途中汽笛を鳴らして列車が止まったので何事かと思ったら、前方に鹿がいたりしました。





この区間は車窓からの景色が変化に富んでいておもしろかったです。しかし天気は悪くなる一方でした…。
釧路駅到着後、乗り継ぎの列車まで1時間ほどあったので、駅の外に出てみることにします。まずは勝手丼で有名な和商市場へ。でもおなかが空いていなかったので、特に何も買わずに外へでました。その後駅に戻り、売店で「べつかいのアイスクリーム屋さん」を見つけたので思わず購入。これもめちゃくちゃうまくて感動しました。

釧路15:48 – 知床斜里18:06(釧網本線・普通網走行き)
ここも列車は1両でしたが、結構乗客は多かったです。…が途中の釧路湿原駅で大量下車したので、一気にがらがらに。こんな時間から釧路湿原に向かう人もいるんですね。ほんとはこの区間を走る「くしろ湿原ノロッコ号」に乗ってみたかったのですが、時間が合いませんでした。なので窓開けて写真撮ったりしていたのですが、ちょっと寒かったので窓を閉めてくださいと言われてしまいました。確かにそうですよね…すいません(汗)。



途中標茶と摩周でもかなり乗客が降り、さらに車内の乗客はまばらに。摩周湖も行きたかったんですけどねー。ここは列車で行くとバスの便が全然ないのでほんとに困りました。そして摩周を出てからさらに1時間かけ、ようやく知床斜里に到着。知床斜里駅の駅舎は思っていたよりもずいぶんきれいでびっくりしました。世界遺産に登録された知床半島の玄関口となる駅なので、きれいにしたんでしょうね。
そして今夜の宿であるホテルグランティア知床斜里駅前は、ほんとに駅の目の前にありました。徒歩1分と書いてましたが、30秒でつきそうな勢いでしたね。ここもできたばかりのきれいなホテルで、2泊で15000円ほどしましたがツインの部屋でしたし、とても快適に過ごせました。ただ斜里の街ではウィルコムが圏外だったことだけがつらかったです…。仕方ないのでロビーのパソコンでメール読んだりしてましたが、不便だったなあ。

お腹が空いてきたのでおすすめのお店をフロントで聞き、外へ。もう魚介類は食べ飽きていたので、焼鳥屋さんに入ることにしました。焼き鳥もおいしかったですが、他にいただいたチャンチャン焼きもご飯が進んでおいしかったです。店の人に大阪から来たことを伝えたのですが、翌日時間があれば近くの川に行けばマスの遡上が見られると教えてもらったので、行ってみることにしました。
翌日は知床半島を一日かけて観光するのですが、続きはまた次回。
2009年8月1日 02:12
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眠い目をこすりながら5:15頃起床。6:15頃にチェックアウトし、根室駅のコインロッカーにキャリーバッグを預けてからバスターミナルに向かいます。
根室駅前ターミナル6:30 – 納沙布岬7:05(根室交通納沙布線・温根元小学校前行き)
そして6:30発のバスに乗って納沙布岬へ。こんな時間のバスなので乗客も少ないかと思っていたのですが、意外と地元の人の利用が多かったのが印象的でした。釣り竿を持って漁港のある歯舞で降りる若い子の姿もありましたね。バスは根室半島の太平洋側を走るのですが、時期によってはオホーツク側を走るバスもあるようで、こちらも気になるところです。途中、バスは日本最東端の郵便局である珸瑤瑁(ごようまい)郵便局の前を通り、30分少々で納沙布岬に到着です。
時間が時間なので納沙布岬に観光客の姿は全くなく、まずはここぞとばかりに写真と撮りまくり(笑)。比較的天気も良かったので、心地よかったです。







このあたりはとにかく北方領土にかかわるモニュメントがたくさんありました。そしてここから少し先には納沙布岬灯台があるので、灯台好きとしてはもちろん外せません(笑)。5分ほど歩いて灯台に向かいます。






納沙布岬灯台は北海道初の洋式灯台で、日本の灯台50選にも選ばれているのだとか。ちなみにこのあたりでオホーツク海と太平洋が交わっています。
ここの灯台もご多分に漏れず、灯台より無線方位信号所のタワーの方が高く目立っていました。しかしこの無線方位信号所はGPSの普及により今年4月に廃止になってしまったようです。また霧発生時に音で知らせる霧信号所(霧笛)も来年に廃止されてしまうようで、なんだか寂しいですね。灯台のある景色が好きなだけになおさらです。
灯台を見学し終わって戻る途中、カモメがたくさんいたので、時間つぶしがてらにまた写真を撮りまくってみました。そのうち一番うまく撮れたのがこれです。飛んでるカモメを撮るのはほんとにむずかしい・・・。

戻ると北方館という資料館が開館していたので、中に入ってみることに。web見ると開館時間は9時になってるのですが、この日は8時ぐらいに開いていたような気がします。中には北方領土関係の資料や、北方領土を望む望遠鏡なんかが置いてありました。近くには平和の塔という施設もあったのですが、入館料が900円と高かったのでパス。その後近くのおみやげ屋を見て回り、とろろや昆布茶、昆布塩なんかを買ってみました。昆布ばっかり(笑)。
そして8:50発のバスで根室市内に戻ります。この頃には観光客の姿も増えてきていました。
納沙布岬8:50 – 弥栄町1丁目9:22(根室交通納沙布線・根室駅前ターミナル行き)
帰りのバスでは、途中で自転車に乗って納沙布岬方面に向かう集団とすれ違いました。自転車で日本最東端を目指すってかっこいいなー!
そしてこのバスも運転手をよく見ると、昨日お世話になった運転手さんでした。これで3度目・・・。帰りは駅前ターミナルまで行かず、途中の弥栄町1丁目で下車し、市内観光をすることにします。
というわけで続きはまた次回。
2009年7月29日 23:57
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明日は東京で通称ボーマス8というボカロイベントがあるので、往復夜行バスで強行してきます!今バス車内ですが、今回は酒飲んでないのでだいぶ楽です(笑)。さすがに月曜は振休をもらいましたが、往復バスはしんどいだろうなあ。
でも楽しみにしてたイベントなので、思いきり楽しんできます!
2009年5月16日 23:26
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そろそろ今年も夏の旅行先を考える時期がやってきました。国内旅行だったらまだまだ余裕あるのですが、海外に行くとなるとそろそろ航空券を押さえておかないと、格安なものはすぐ売り切れてしまうのですよね。しかし一番行きたかったドイツには行ってしまったので、あんまりこれという決め手がない状態です。相変わらずアジアにはそれほど興味がわかないので、やっぱり行くとしたらヨーロッパになると思うのですが、イタリアでワイン飲み放題ツアーとか、フランス・ボルドーでワイン飲み放題ツアーとか…ってワインばっかりかい!スコットランドでモルト飲み放題ツアーも気になりますが、ほかに観光するとこなさそうだしなぁ。
もしくは一昨年行ったドイツの、違う都市を回るというのも楽しそうです。北ドイツとかおもしろそうな気がするなぁ。あとは東欧のポーランドとかハンガリーとかもちょっと興味がわきますね。でもやっぱり今一番気になってるのはイタリアかなぁ。せっかくなのでモンテヴェルディの生誕地、クレモナとかに行ってみたいな。
国内だったら、まだ行ってない長崎も含めて、九州にもう一度行きたいなあと思っています。長崎の路面電車に乗って、JR最西端の佐世保に行きたいなー。きっと九州行ったらまた焼酎三昧の旅になるんだろうなぁ。あと今でも鮮烈にうまさが印象に残っている久留米ラーメンがまた食べたい…。
とまあ、旅行はこうやって計画してるときが一番楽しいとも言います(笑)。
2009年4月9日 22:36
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