道東・道北の旅4日目(8/23) その2

バスを降りた弥栄町1丁目は、市内中心部のほぼど真ん中でした。ここからまずは港の方に向かって歩いてみることにします。


根室の街では標識以外でもロシア語表記を街のいたるところで見かけました。それだけロシア人が多く訪れているんでしょうねー。
港の近くは水産物加工工場が多く、活気がありました。それをねらってカモメもたくさん飛び交っていましたね。

その後根室郵便局でお金おろした後、市内中心部を通って駅前バスターミナルに戻ります。

根室駅前ターミナル10:10 – 花咲港10:21(根室交通花咲線・花咲港西行き)
ここから再びバスに乗り、花咲ガニで有名な花咲港に向かいます。根室からは10分少々で行けるので、思ってたより近いですね。で、そのバスの運転手が・・・またしても昨日と同じ方でした。これで4度目!さすがに目を合わすのが恥ずかしかったです…(笑)。途中「オワッタラウス分岐」というバス停があり、心の中でオワタ\(^o^)/が浮かんで思わず笑いそうになりました。

そしてバスを降り、すぐそばにあるカネイ水産へ。ここはカニを買うとおまけでサンマ定食がついてくるという、とんでもなくサービスの良いお店です。まずは1200円のカニをその場で食べることにしました。

個人的に花咲ガニは安いけどそんなにおいしいイメージがなかったのですが、そんなイメージをあっさり覆すうまさでした。もう夢中で1匹食べてしまいましたね。いやー、花咲ガニ最高っす!そしてサンマ定食もおまけというのがはばかられるほどボリュームがあり、うまかったです。サンマがとにかく新鮮で、焼いたサンマの他に刺身でもいただきましたが、前日居酒屋で食べた刺身がかすむほどのうまさでしたね。ここではしょうゆに七味を入れて食べる食べ方をおしえてもらいましたが、これが良く合っていて今度試してみようと思いました。こっちの写真はすでにカニで手がべとべとだったので撮れなかったのが悔やまれます(笑)。
そして実家に送るカニを選び、宅配便の手配をしてもらって店を後にしました。いやー、機会があればここはまた来たいですね!

まだバスの時間まで少しあったので、花咲港を見学することにします。ここはとても活気のある港で、船や車がひっきりなしに出入りしていました。



花咲港11:30 – 根室駅前ターミナル11:41(根室交通花咲線・有磯営業所行き)
そしてバスで根室駅前に戻ります。根室の街ともこれでお別れです。コインロッカーのキャリーバッグを取り出し、おみやげに根室名物のオランダせんべいを買ったりして列車を待ちます。オランダせんべいはワッフルっぽい見た目のやわらかい生地が特徴で、味はとてもシンプルでした。お茶のお供に良さそうですね。



根室12:24 – 釧路14:49(根室本線(花咲線)・普通釧路行き)
さて、今日は一旦釧路に出た後、知床斜里を目指します。列車は転換クロスシートだったのですが、よく考えたら根室から一旦東向きに発車するのに、西に行くと勘違いしていて進行方向と逆向きに座ってしまっていたので、発車後あわてて座席の向きを変えました。この区間も牧場の横を通ったり海沿いを通ったりと自然あふれる感じで、途中汽笛を鳴らして列車が止まったので何事かと思ったら、前方に鹿がいたりしました。





この区間は車窓からの景色が変化に富んでいておもしろかったです。しかし天気は悪くなる一方でした…。

釧路駅到着後、乗り継ぎの列車まで1時間ほどあったので、駅の外に出てみることにします。まずは勝手丼で有名な和商市場へ。でもおなかが空いていなかったので、特に何も買わずに外へでました。その後駅に戻り、売店で「べつかいのアイスクリーム屋さん」を見つけたので思わず購入。これもめちゃくちゃうまくて感動しました。

釧路15:48 – 知床斜里18:06(釧網本線・普通網走行き)
ここも列車は1両でしたが、結構乗客は多かったです。…が途中の釧路湿原駅で大量下車したので、一気にがらがらに。こんな時間から釧路湿原に向かう人もいるんですね。ほんとはこの区間を走る「くしろ湿原ノロッコ号」に乗ってみたかったのですが、時間が合いませんでした。なので窓開けて写真撮ったりしていたのですが、ちょっと寒かったので窓を閉めてくださいと言われてしまいました。確かにそうですよね…すいません(汗)。



途中標茶と摩周でもかなり乗客が降り、さらに車内の乗客はまばらに。摩周湖も行きたかったんですけどねー。ここは列車で行くとバスの便が全然ないのでほんとに困りました。そして摩周を出てからさらに1時間かけ、ようやく知床斜里に到着。知床斜里駅の駅舎は思っていたよりもずいぶんきれいでびっくりしました。世界遺産に登録された知床半島の玄関口となる駅なので、きれいにしたんでしょうね。

そして今夜の宿であるホテルグランティア知床斜里駅前は、ほんとに駅の目の前にありました。徒歩1分と書いてましたが、30秒でつきそうな勢いでしたね。ここもできたばかりのきれいなホテルで、2泊で15000円ほどしましたがツインの部屋でしたし、とても快適に過ごせました。ただ斜里の街ではウィルコムが圏外だったことだけがつらかったです…。仕方ないのでロビーのパソコンでメール読んだりしてましたが、不便だったなあ。

お腹が空いてきたのでおすすめのお店をフロントで聞き、外へ。もう魚介類は食べ飽きていたので、焼鳥屋さんに入ることにしました。焼き鳥もおいしかったですが、他にいただいたチャンチャン焼きもご飯が進んでおいしかったです。店の人に大阪から来たことを伝えたのですが、翌日時間があれば近くの川に行けばマスの遡上が見られると教えてもらったので、行ってみることにしました。

翌日は知床半島を一日かけて観光するのですが、続きはまた次回。

この日記へのコメントをどうぞ!

コメント:

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)