2009年8月11日

    夏休みの工作

    最近ものを作ったりする機会がほとんどなかったのですが、久しぶりに作りたい物ができたので、作ってみることにしました。

    今回作るのはDAC(D/Aコンバータ)です。DACとは、パソコンやCDプレーヤのデジタル出力を、アンプにつなげるアナログ信号に変換する装置です。通常これ単体で使うことは少ないのですが、パソコン内部はノイズだらけなので、音にこだわる場合はデジタルで出力して外部でDAC通したりします。でもDAC単体で買うと高いですし、そんなに作るのが難しいものでもないので、こちらのサイトで基板と主要ICを購入し、その他の部品を日本橋で買い集めてきました。


    基板があると作るのがかなり楽ですね。今回部品代は合計1万円弱です。


    最初にして最大の難関がこのPCM1794の半田付けです。0.65mm幅ですが、こういうやつは一旦半田を盛っておいて、あとで半田吸い取り器で吸うときれいにできます。


    基板完成-。ここまでで3時間ちょい。


    基板ができたので、ケースに取り付け穴を空けていきます。大きい穴はドリルであけたあと、テーパーリーマという穴を広げる工具を使います。この電動ドリルは安物で速度調整機能を持っていないので、これまた自作の調光器(左側に写っている箱)をつなげています。


    完成!中はこんな感じ。


    後ろはこんな感じ。ケースが結構見栄えのするケースだったのでそれっぽいかな。ちなみに前面はなにもありませんw。せめてテプラでなんか貼ろうかな。

    というわけでさっそく音を聴いてみましたが、やっぱりPC内部のサウンドカードのアナログ出力直結してたときより良くなった気がします。まあそんな耳いいわけじゃないので、参考になるかどうかわかりませんが…。でも実際使う物を作るのはやっぱり楽しいな-。