第30回ABCお笑い新人グランプリ

毎年意外な展開を見せるABCお笑い新人グランプリも、今年で30回目を迎えました。今年は優勝候補不在の混戦が予想されましたが、果たして…。

まず1組目は「ガスマスクガール」。いきなり度肝を抜かれるネタで、正直ちょっとネタやばいんじゃないかとはらはらしながら見ていました。ただおもしろかったかと言われると微妙なところです。
続いて「銀シャリ」。彼らも3回目の出場になりますが、ほんと年々うまくなってますね。正統派漫才ですが、とてもおもしろかったです。ボケのとぼけ具合とツッコミの言葉選びがうまいなぁ。
3組目は「恋愛小説家」。設定が秀逸で、なかなかおもしろかったです。よくありそうな状況から、ありえない展開に持って行くのが印象的でした。
その次が「藤崎マーケット」。大好きなコンビですが、モノマネの印象が強いので普通の漫才は久しぶりに見た気がします。細かいモノマネを織り交ぜながらおもしろかったですが、ちょっと藤原の方がかみまくってたのが惜しかったな。
続いて「ビタミンS」。実の兄妹ネタで、実際に妹を持つ身としてはいろいろ思うところがありました(笑)。笑いが安定してきたなあという感じはしますね。
6組目は「天竺鼠」。毎回シュールなネタで好きなコンビなのですが、本戦でこのネタかい!というような変わったネタでした。でも今回一番笑いましたねー。
それから「span!」。ちょっとキングコングを彷彿とさせるネタでしたね。さわやかなネタだなぁ。
続いて「いがわゆり蚊」。なんだか常連になりつつある感じですが、今回は十八番のチェンバル語講座ネタでした。これもたいがい放送ぎりぎりな気がするんだけどなぁ。
9組目は注目の「モンスターエンジン」。なんか安定感が出てきた気がします。西森の独特のキャラクターがおもしろいですねー。
最後が「和牛」。ジャニーズのリアルな感じのネタが結構おもしろかったです。良く研究してるなぁ。

結果的に最終決戦に残ったのは、銀シャリ、天竺鼠、モンスターエンジンでした。藤崎マーケットは残念だったなぁ・・・。銀シャリはやっぱり安定したネタでおもしろかったです。仏の顔も三時までのツッコミ方とか、良かったなあ。天竺鼠はよくわからんハイテンションネタで、やっぱりわけわからんおもしろさがありました。モンスターエンジンもおもしろかったですが、最初のネタよりは弱かったかなぁ。

私的には銀シャリか天竺鼠か、どちらかだろうと思ったのですが、結局天竺鼠が最優秀新人賞でした。あれだけシュールなネタのコンビが選ばれるあたり、ABCお笑い新人グランプリらしいですね。でも銀シャリもほんと惜しかったと思うなぁ。天竺鼠もまだ知名度はそんなにないと思うので、もっといろんなネタ番組に出ていって欲しいなぁ。結構ファンなので、応援しています!

この日記へのコメントをどうぞ!

コメント:

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)