2008年8月18日

    やっと書き終わった…

    ドイツ旅行記、今日一日使ってやっと書き上げることができました。いやー、長かった…。いつも書き始めるまでに腰が重いのと、書き始めても資料探したりするので結構時間取られるんですよね。そうこうしてるうちに次の旅行に行ってしまうので、このスパイラルからはしばらく抜けられそうにないなぁ。でもこうやって書き留めておかないと、自分でも忘れてしまうのですよね。

    さて、そろそろ北海道旅行の準備も始めないといけないのですよね。切符の手配やホテルの予約はもう済んでいるので、あとは荷造りと地図のプリントをしないといけません。今回ホテルの予約はJTBを使ったので、ホテルまでの地図は用意してくれているため、だいぶ楽ですね。あとは街の中心部の地図を何枚かプリントするだけです。荷造りの方は、今回初めてキャリーバッグを使ってみようと思っているのですが、いつも使っている鞄に比べて容量が少ないので、荷物が入るかどうかがちょっと心配です。これが使えれば移動時の負担がかなり軽減されるのですよね。ただ音ががらがらうるさいので、目立つのが難点でしょうか。

    他にも今回は初めてデジイチを持って行くので、いろいろと気になることは多いです。なにより18きっぷを使った長期旅行自体3年ぶりなので、カンが戻ってくるかなあ…。

    ドイツ・バッハの旅7日目(7/25)

    バッハの旅もいよいよ最終日です。今日はベルリンまで行き、そこから飛行機に乗るので観光している時間はありません。ライプチヒ中央駅7:58発のICEに乗るため、6時前に起きてあわただしく朝食を済ませ、フロントへ。しかし!フロントにホテルの人がいません!うわ、これはやばい…と思いながらしばらく待っていると、ようやくホテルの人がやってきました。なんとかチェックアウトを済ませ、スーツケースをがらがら言わせながら電停へダッシュ!!なんとかトラムに間に合い、ライプチヒ中央駅には7:45頃到着しました。
    すぐにホームに入り、目的の列車は見つけたのですが、指定席のある車両がなかなか見つかりません。日本なら何号車と言われればだいたい車両の場所の見当が付くのですが、切符には21号車としか書いておらず、といって21両編成というわけでもないので、悩みながらずいぶん歩いた末に、ようやく先頭に目指す21号車を発見。おそらくここまで300mぐらい歩いてきたんじゃないでしょうか。

    目的の車両に乗り込むと座席を探したのですが、私の席にはすでに若い女性が座っていました。一瞬あれっと思いましたが、こういうことはよくあるらしいので、ここは私の席だと思いますが?と伝えると、席をあけてくれました。席に着くとすぐに列車は発車したのですが、ライプチヒ中央駅は行き止まり式の駅なので、当然列車はバックで発車します。途中で方向転換するかと思ったのですが、結局そのままベルリンまで行ってしまったので、途中座席が逆向きでちょっと気持ち悪かった…。

    ちょうど1時間後の8:58にベルリン中央駅着。地下ホームに到着し、ここからはバスに乗り換えてベルリン・テーゲル空港を目指します。空港に向かうTXLというバスの乗り場の場所がよくわからなかったのですが、地下ホームから地上に出ると、バス停は目の前にありました。なんだか拍子抜けしながらバスの到着を待ちます。しかしもう東西ドイツ統一後20年近く経ちますが、まだベルリンはあちこちで工事をしているような状況でした。ベルリン中央駅自体も2006年にできたばかりで、空港も2011年に新空港に統合されるようです。

    テーゲル空港に向かうTXLというバスは10分に1本走っているのですが、乗客は満員だったので立って乗るはめに。乗客の中には日本人とおぼしき人もいました。重い荷物を持ちながら20分ほどバスに揺られ、ようやくベルリン・テーゲル空港に到着。

    テーゲル空港では早速チェックインしようと思ったのですが、チェックイン開始まではまだかなり時間があるようでした。とりあえず適当に時間をつぶし、エールフランスのチェックイン機でチケットを印刷して(私が乗るKLMオランダ航空とエールフランスは提携しているので、こういうことが可能なのです)、荷物を預けます。ここから飛行機の搭乗開始までもかなりの時間があったので、こんなことならちょっとベルリン観光でもしてくるんだった…と後悔しました。まあ考えてみればベルリン-オランダ間はEU圏内のフライトなので、そんなに搭乗手続きに時間がかからないのですよね。とにかく出発予定の12:15まで、本を読んだり実家に今から帰ると電話を入れたりして過ごしました。今から帰るといっても、時差の関係で家に帰り着くのは翌日昼前なのですけどね…。

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    ↑これから乗る予定のKLMオランダ航空のKL1824便。

    搭乗すると、私の座席は最後列の右窓際でした。これは落ち着けるな…と思ったのですが、たまたま隣に乗り合わせたお兄さんがやたら陽気に話しかけてくる人で、こっちは言葉全然わからないのですが、おかまいなしにしゃべってきます。1時間半ほどのフライトなのですが、その間にもワインをぐびぐびやっていて、正直困ってしまいましたよ。悪気はなさそうだったので、なおさらです。とりあえず機内食に出てきたサンドイッチを食べ、ジュースを飲んでいるうちにアムステルダム・スキポール空港に到着。

    ここから乗り継ぎの飛行機までは2時間弱ほどあったので、余ったお金でおみやげを買うことにします。せっかくオランダまできたので、ゴディバのチョコ詰め合わせを買うことにしました。まあ値段と質を考えると、日本で買うのとあんまり変わらないような気はしましたが…。

    そして乗り継ぎのゲートに行くと、そこはプチ日本と化していました。まあこれは前回もそうでしたけどね…。そして15:25、私の乗ったKL867便は関空へ向けて飛び立ちました。

    座席は窓際だったのですが、なぜか私の隣二人は黒人の男性でした。日本観光かなぁ、にしてはなんか雰囲気が違うよなあと思っていたのですが、あとで関空に着くと乗り換えゲートに向かっていたので、どうやら彼らは関空経由でヌーメア(ニューカレドニア)に向かう人たちだったようです。関空がそんなハブ空港として使われていることにちょっとびっくりしました。

    離陸して2時間ほどたち、最初の機内食が出てきました。栗ごはんも魚の照り焼きもぱさぱさで悲しかったですが、寿司はやっぱり懐かしく感じましたねぇ。

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    ↑これがその機内食。パンはあつあつでおいしいのに、ご飯がいけてない…。

    帰りのフライトは夜をまたぐので途中真っ暗になるかなと期待していたのですが、緯度の高いロシア上空を飛ぶせいで、結局夕日は見たものの真っ暗になることはありませんでした。

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    ↑機内から夕暮れの空を撮影。空の色のコントラストがなんともいえません。

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    ↑はるか下に見えるまだらな模様は一体なんなんでしょうねぇ。

    しかしこのあたりでトラブル発生!もともと体調あんまり良くはなかったのですが、なんだか頭が痛くなってきたのです。薬を飲もうにもスーツケースの中ですし、どうしようもありません。薬は手荷物に移しておかないとだめだな…と言う教訓は得ましたが、とにかく今のこの状況は変わりません。少しでも眠ってちょっとでも楽になれば、と思ったのですが、全然良くならないまま2回目の機内食の時間を迎えました。

    もちろんこんな状況なので全部食べられるはずもなく、少し残してしまったのですが、隣の人が余ったのをくれるそぶりを見せたので、気持ちはありがたかったのですが、丁重にお断りしました。結局体調は悪化する一方で、関空に着く直前にちょっと戻してしまいました。関空に着いてもしばらく動けず、みんなが降りてから席を立ちました。

    荷物を受け取ってからはトイレに駆け込み、ちょっと汚してしまった服を着替え、薬を飲みました。もうげっそりです…。税関検査のブースはもうがらがらになっていて、私は男性職員の方に当たったのですが、前回と同じように世間話をしながら検査を受けて、空港を出ました。

    そして空港を出たとたんに全身を襲う湿気…!あぁ、大阪に帰ってきたんだなぁと実感した瞬間でした。前回は帰りに南海の急行に乗ったのですが、今回は乗り換えるのがしんどかったのでJRの関空快速に乗りました。途中ずっとうつらうつらしながら大阪駅に着き、阪急に乗り換えて自宅に着く頃には、さすがに薬も効いてきたのか、楽になってきました。といっても時差の関係でふらふらなのでばたんきゅーでしたけどね…。

    というわけで1年以上かけてお送りしてきたドイツ・バッハの旅ですが、これにて完結です。そして今週水曜日からは北海道へ旅行に行ってきます。なんとか今年の旅行前には間に合った…(汗)。ご愛読くださった皆様、ありがとうございました!