第29回ABCお笑い新人グランプリ

1/14放送だったので日記に書くのを忘れてましたが、毎年恒例なので書きとめておきます。今年はジャルジャルが出るということで結果は読めると思っていたのですが、意外な結果になりました。

まずトップバッターが「勝山梶」。昨年ムーディ勝山が大ブレイクしたのは記憶に新しいところですが、勝山梶としてABCお笑い新人グランプリに出てきたと言うことは、漫才の方もうまくなってきたんでしょうね。実際ネタも勝山のイメージを生かしたおもしろいものでした。しかしムーディじゃない勝山はずいぶんかっこ良くみえますねぇ。
続いて大本命の「ジャルジャル」。個人的に初めて見るネタでしたが、ちぐはぐ具合が最高でした。正統派より新しい漫才が好きな大竹まことが絶賛するのもわかるような気がします。もっと大竹さんのコメントが聞きたかったところです。
3組目はこれまた最近注目している「モンスターエンジン」。これも子供なのかおっさんなのかようわからんキャラが良かったなあ。でももうあと一ひねりあったらもっと爆笑だったんじゃないかと思いました。
それから次が「天竺鼠」でしたが、ボケ担当の川原は以前からナスビのかぶり物してシュールなネタをするのが気になっていたのですが、漫才も同じような空気感で良かったです。というかよく考えたら去年も彼らは出てたんですね。個人的にああいうネタは大好きです。
つづいて5組目は「CUB&MUSI」。初めて見るコンビでしたが、片方がTVチャンピオンMCの中村有志に似てるなぁなんて思いながら見ていました。音楽ネタでしたが、おもしろさ的にはまあまあ、ってとこかなぁ。
6組目は「のろし」。ラーメン屋のネタは何回か見ていますが、彼らはテンポが良いですね。ただツッコミの方はあんまり好きではないかな…。
次が「ヒカリゴケ」。初めて見ましたが、なんというか表情が豊かでおもしろかったです。
つづいて「銀シャリ」。去年も出ていましたが、今年の方がおもしろかったと思います。揃いの青いジャケットやマッシュルームカットがなんだか懐かしい感じですが、ツッコミの言葉の選び方はうまいなあと感じました。
9組目は「スマイル」ですが、私はあんまり彼らの漫才が好きじゃないんですよねぇ。なんというかキャラに頼りすぎでネタがいまいち笑えないのです。決して下手ではないと思うんですけども。
そして最後が「ギャロップ」。彼らも昨年に続いての挑戦でしたが、モノマネの影響かツッコミの方が谷村新司にしか見えなくなってしまいました(笑)。でも良い声してますし、ネタもよく練られていたと思います。

というわけでジャルジャルはまあ間違いないとして、あと最終決戦に進むのはどこかなあと思いながら見ていたのですが、結局銀シャリとギャロップでした。うーん、個人的には天竺鼠とモンスターエンジンに残ってもらいたかったところなんですけどねぇ。最終決戦のジャルジャルのネタは英会話教室だったのですが、何度か見ている上にいまいち笑いが少なかったような気がして、ちょっと惜しいことをしたなあという感じです。師匠と弟子とかのネタのほうが良かったんじゃないかなあ。というわけで割と3組とも拮抗した感じだったのですが、結局最優秀新人賞はギャロップでした。うーん、この結果は正直予想しませんでしたねぇ。まあでもジャルジャルはもうすでに売れ始めていますし、ギャロップもこれをきっかけに人気が出たらいいなあと思うので、これからの活躍を楽しみにしています。

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