2007年10月21日

    祖父の思い出

    おととい、母方の祖父が亡くなりました。しばらく前から入院していて、数日前にもうだめかもしれないという話も聞いていたのですが、それでもやはり最初は信じられませんでしたね。もう88歳だったので、ほんとに長生きしたなあという思いの方が強いのですが、お通夜で小さい私を膝の上に乗せて写っている祖父の写真を見たときは、さすがにちょっと涙がでました。

    祖父はずっと男の子が欲しかったそうなのですが、私の母と妹しか子供がいなかったので、私が生まれた時はそれはもうかわいがってくれたようです。大阪城に連れて行ってもらったり、おいしいステーキ屋でごちそうになったり、楽しい思い出しか残っていません。また祖父は多趣味な人で、定年後は趣味が高じて白鷺の写真を撮り続けていました。そんな祖父のお下がりの一眼レフで写真を撮るようになった私は、祖父の血を受け継いでいるのかなぁと思うことがあります。小さい頃私が撮った写真をうまいとほめてくれた祖父でしたが、今の私が撮った写真も見てもらいたかったなぁ。

    そして父方の祖父は15年前に亡くなっているので、もう私の祖父は二人ともいなくなってしまいました。父方の祖父もほんとに私のことをかわいがってくれた人だったので、そう思うとなんだか寂しいです。