2006年10月4日

    メルクのバタール

    豊中でおいしいパン屋さんと言えばまず名前の挙がるのがここ、メルクではないでしょうか。私も小さい頃からここのパンを食べていますが、庶民的な感じのするバターフレークとは違って、フランスパンなどちょっと本格的なパンがメインのお店です。特にメルクトーストが人気で、あの外がぱりぱりっ、中がふわっという食感は他ではなかなかお目にかかれません。

    そんなメルクのパンを、たまにお昼ご飯を食べに行く市役所近くのギオットーネ・SADAが使っているのですが、あんまりおいしいのでいつか同じパンを買いに行こうとずっと思っていました。で、昨日は早番で仕事が早く終わったので、メルクに行ってみることに。

    実はメルクに一人で来るのは今回が初めてだったりします。昔母親に連れられて来たことは何度かありますが、思ってたより小さなお店だったのでちょっとびっくり。で、そのSADAで出されているパンというのがバタールです。バタールというのは「中間」「あいの子」という意味で、バゲットとパリジャンの中間、バゲットの量で パリジャンの太さであることを指しているのだとか。バゲットよりも太いので、中がふわっとしているのが特徴です。行ったのが17時頃だったのでまだパンがあるのか心配だったのですが、バタールはちゃんとありました。ちなみにメルクトーストは売り切れだったので、人気のほどがしのばれます。というわけで無事にバタールを1本ゲット。バゲットより短いとはいえバタールも40cmほどはあるので、リュックにはぎりぎりのサイズでした。

    家に帰り、さっそく食べてみることにしました。ナイフを入れたときのさくさくっという感触がたまりません。軽く焼いてからバターを塗って食べると、もううまいのなんの。シンプルなパンをこれだけおいしく仕上げるというのはすごいなぁと思いますよ。これでも1本260円なので、それほど高いというわけではありません。ちなみにメルクはSADA以外にもあちこちのレストランにパンを出しているようです。

    ここのパンを食べたことがないという方のために、メルクの情報を載せておきます。
    住所:豊中市中桜塚5-16-3
    営業時間:7:30~19:00
    定休日:日曜日