カテゴリ: お笑い

    第35回NHK上方漫才コンテスト

    昨日は毎年恒例のNHK上方漫才コンテストがありました。去年は日記にも書いたように笑い飯が最優秀賞を取ったのですが、今年は最優秀賞候補と言えるコンビが不在のように思われました。出場8組は登場順に、NON STYLE、南海キャンディーズ、天津、千鳥、つばさ・きよし、なすなかにし、レギュラー、イシバシハザマでしたが、この中で知らなかったのはつばさ・きよしだけでした。
    まず「NON STYLE」は初めて見るネタでしたが、まあいつも通りな展開でした。いつもよりおもしろかったかな。
    「南海キャンディーズ」は一度見たネタだということもありますが、おもしろいのはおもしろいものの、ちょっと不発に終わった感があります。
    「天津」は脳内メイドというとんでもないネタでしたが、かなり笑いました。個人的にはここが最優秀でもいいぐらいだと思ったぐらいです。でもさすがに万人受けはしないでしょうね…。
    「千鳥」は大悟の故郷・北木島のネタで、後半は見たことありましたがおもしろかったなあ。
    「つばさ・きよし」は漫才自体はうまいなぁと感じたものの、NSCではなくぼんちおさむと大木こだまの弟子ということもあるせいか、なんだか漫才が古い印象を持ちました。声のせいもあるのか、斬新さにいまいち欠けた気がします。
    「なすなかにし」は教師ネタで、一度みたことはありましたがおもしろかったです。ただここももう若手って感じではないような気はしますが。
    「レギュラー」はニュースキャスターネタで、これも見たことはあるものの、今回ははじけ具合がかなり良い方向に働いていて、良かったと思います。よく空滑りしている印象があるからなぁ。
    最後に「イシバシハザマ」ですが、ABCお笑い新人グランプリに引き続いて今回もショートコントでした。この2人はすごく好きですが、特に超クール宅配便はかなり笑いました。
    という8組でしたが、なんと最優秀賞を取ったのはレギュラーでした。これは正直言ってびっくりしましたね。確かにおもしろかったですが、NHKが選ぶというのがすごいなぁ。まあ去年も笑い飯を選んでるぐらいですから、このNHK上方漫才コンテストというのは、結構とがった漫才師を発掘してるんじゃないかと思えます。ちなみに優秀賞は千鳥とつばさ・きよしでした。千鳥はともかく、つばさ・きよしはどうかなあと思わないでもないかな。

    まさかヒロシが来るとは

    いやー、R-1ぐらんぷり準決勝、おもろかったっす~!出場者はこんな顔ぶれだったのですが、とにかく豪華でした。プラン9のメンバーがみんな明日の東京大会に行ってしまったのが残念でしたが、その代わりにハローケイスケや末高斗夢、ヒロシが見られたので大満足です。先にあげた友近やネゴシックス、そして中山功太なんかもおもしろかったなぁ。意表を突かれたのは住谷正樹(レイザーラモンの大きいほう)でしょうか、とにかくめっちゃ受けてました。確かにあれはおもろかったけど全国ネットに耐えるかどうかは疑問だ…(汗)。そしてもっとも感動したのが、テントさんの人間パチンコ。なんとっ、7が3つそろったのですっ!これを感動と言わずしてなんと言いましょう。テントさんの芸を見ること自体めったにないことなので、これはものすごく印象に残りました。しかしもう年も60近いと思うのですが、ステージを走り回っていて、めちゃくちゃ元気な人ですねぇ。さて、この中でいったい誰が残るんでしょうか、正直全く予想できません。

    R-1ぐらんぷりっ

    今日はR-1ぐらんぷり準決勝大阪大会を見るために、なんばグランド花月までやってきました。実はNGK自体来るのはじめてだったりします。そしてこれからいよいよ始まるところです。南キャンの山里とか友近、ネゴシックスが出る予定なので、いまからとても楽しみだー。

    南キャンを生で見たい!

    というわけで、baseよしもとに南キャンが出る回のチケットを思わず買ってしまいました。来月15日なのですが、漫才が見られるかどうかはわからないものの、彼らが出るのは確実なので、今からとても楽しみです。でも私、こういうイベントってほとんど行ったことがないのですよね。baseよしもとに行くのも初めてです。なんか熱狂的な女性ファンとか多そうで、ちょっと心配だなぁ(苦笑)。整理番号とか書いてあるので座れるかどうかも微妙ですし。まあでも、何事も経験ですからねー。

    第26回ABCお笑い新人グランプリ

    放送されたのが1/10なのでちょっと遅くなりましたが、今年のABCお笑い新人グランプリの感想を。去年は南キャンにやられ、そして決勝では千鳥の100択クイズネタに腹を抱えて笑ったのですが、今年はそれに比べればややおとなしい感じでした。
    まずは「ネゴシックス」。今回一番期待していたのですが、最終決戦には残念ながら残れませんでした。新ネタだったのですがおもしろかったので、いけると思ったんですけどねぇ。
    次に「はだか電球」。んー、狂言風の鬼ごっこという斬新なネタでしたが、いまいち爆笑というのに欠ける感じだったかなぁ。
    そして「アジアン」。結果的にここが最優秀新人賞だったわけですが、確かに以前に比べてレベルが上がってるなぁと思いました。馬場園のボケに磨きがかかったきた感じがします。
    4組目は「イシバシハザマ」。個人的にはこのコンビを見られたことが今回一番の収穫でした。一応以前から存在は知ってましたが、こんなにおもしろいとは思わなかったなぁ。ショートコントだけで最終決戦まで残れるのはさすがです。
    続いて「スーパーZ」。初めて見るコンビでしたが、九州弁で独特な間合いをもったネタでとてもおもしろかったです(ボケの方は大阪出身だそうですが)。このコンビもこれから要注目だと思います。
    そして「NON STYLE」。彼らはあちこちに出ているのでもうすっかりおなじみですが、どうもネタがマンネリになってきたかなあという気がしないでもありません。おもしろいのはおもしろいですが、もう一皮むけてほしいなあ。ちなみに審査員特別賞でしたが、本人たちは最終決戦に残れなかったことをかなり気にしていたようです。
    7組目は「エージェント」。ここは野球のノックをしながらツッコんでいくという独特のスタイルですが、結構私は好きです。今回のネタもなかなかおもしろかったですしね。
    それから「タカオカナ!」。このコンビが今回一番わけわかりませんでした。ボケが完全に上滑りしていて、おもしろさが全然わからなかった…。
    そして「にのうらご」。今回唯一のトリオですが、おもしろいのはおもしろいものの、もっとおもしろくなるんじゃないかという残念さがありました。3人目の使い方がもっとうまくなれば、きっとはまるんじゃないかと思います。
    そして最後に「なすなかにし」。もうほとんどベテランの域、という感じでさすがです。笑いにもそつがなく、安心して笑えました。最終決戦に残ったのも順当なところでしょう。
    こんな10組でしたが、アジアンが最優秀新人賞とはびっくりしたなぁ。まあ若手女性コンビの中で一番パワーがあるのは事実ですしね。青空もおもしろいとは思いますが、ちょっとネタがマニアックだしなぁ…。

    年末の恒例番組といえばもう一つ

    今日は関西における年末の風物詩(?)、オールザッツ漫才の日ですよ~。いつもはビデオに録って翌日以降に見るのですが、今回はついつい5時まで見てしまいました。南キャンも笑い飯も出てましたし、なかなかおもしろかったなぁ。しかし個人的には土肥ポン太とビッキーズが良い感じでした。もう深夜のテンション、って感じですねぇ。

    興奮冷めやらず

    あー、もう、まだどきどきしてますよ。興奮のあまりあちこちに書き込みしてしまった…。とりあえずちょっと冷静に各組のネタを振り返ってみたいと思います。といってもだいぶ主観が入ってますけどね。
    まずトップバッターの千鳥。正直言って残念な結果に終わってしまったことが悔やまれてなりません。彼らはもっとおもしろいネタを持っているのに、なんであのネタを選んだんだろうなぁ。そしてあのネタには一番爆笑するポイントがあるのですが、それが意図的なのかなんなのか、外されていたのでなおさら残念です。でもそれなりにおもしろかったですし、最下位ってことはないと思いました。
    次にタカアンドトシ。この2人はまあ正統派のしゃべくり漫才だなぁと思いますが、それほど爆笑というほどではありませんでした。あそこまで点数が高いというのはちょっと納得がいかないです。
    そして東京ダイナマイト。このコンビには今回だいぶ注目していたのですが、ちょっと期待を裏切られた感じですね。もっとおもしろいネタいっぱい持ってると思うのに、なんであのネタを選んだんだろう…。ちょっと不完全燃焼な感じです。
    つづいてトータルテンボス。ここは予想外におもしろくて、おおっと思いました。そういや去年のオールザッツでも結構良いとこまで行ってたんですよねえ、この2人。見た目と違って結構頭良いなあと思います。アンチョビというボケに、それカタクチイワシじゃねぇかよ、と返すあたりはなかなかうまいなあという感じがしました。
    そして5組目がいよいよ南海キャンディーズです。私は去年暮れのオールザッツ漫才や、今年のABCお笑い新人グランプリの感想で、南海キャンディーズは要注目だと書きましたが、ほんとにやっちゃってくれました。見たことあるネタだったにもかかわらず、テレビの前で腹抱えて笑ってしまいましたよ。今回のM-1でこれが一番おもしろいネタでした。
    つづいてPOISON GIRL BAND。ここは初めて見るコンビだったので注目していたのですが、なんかツッコミが中途半端なまま、アンニュイな感じで進行する漫才はなかなかおもしろいですね。今まで知らなかったのが悔やまれるなぁ。これから要注目のコンビだと思います。
    そして大本命の笑い飯。…でしたが、あまりに中途半端に終わってしまった感が否めません。最終決戦にネタを温存するために、手を抜きすぎたのでしょうねぇ。それが完全に裏目に出てしまいました。私自身もおもしろくないことはありませんでしたが、すでに見たネタだったこともあり、ほとんど目新しさがなく、これはだめだなぁと思ってしまったぐらいです。
    それからアンタッチャブル。ここはほんと勢いで持って行くという感じの漫才ですね。ツッコミの柴田はうまいなあと思いますが、ボケの山崎は正直言って私にはあんまりおもしろいと思えません。いや、人間的には嫌いじゃないのですが、漫才となるとちょっと勢いだけな気がします。まあでも今回優勝というのは、ほかのコンビとの差を考えれば妥当かなあとは思うのですけども。
    最後に敗者復活で勝ち上がってきた麒麟。このネタも見たことあったのですが、麒麟の中で一番おもしろいと思っていたネタを持ってきましたね。その分決勝のネタがかすんでいた感が否めません。いや、確かに決勝もおもしろかったのですが…。

    そして最終決戦ですが、アンタッチャブルはまあ危なげないネタでした。麒麟と南キャンはちょっと2本目のネタが弱かったですね。南キャンはできればここにABCお笑い新人グランプリの時の美容師ネタとか持ってきて欲しかったんだけどなぁ。まあというわけでアンタッチャブル優勝にそれほど不満はないですが、やっぱり一番笑ったのは南キャンですよ。来年は忙しい一年になるだろうなぁ。

    終わってみれば予想もしない展開に

    いやー、アンタッチャブルは勢いがありましたね。負けてもしょうがないかな、という気がします。でも個人的には南海キャンディーズのほうが3倍ぐらい笑わせてもらいましたよ。最終決戦のネタがちょっと弱かったかなぁ…というのが残念ですけどね。でもフィリピンの工場長はかなりツボでした。麒麟も今年はかなりおもしろかったのですが、いかんせんあの2組が相手ではなぁ。なんか麒麟のファンが多くて南キャンをあまり認めない人が多いみたいですが、あの2人は来年きっともっと出てきますよ。いやー、去年暮れのオールザッツを見たときからずっと南キャンのファンですが、今日ほどそれをうれしくおもったことはありませんよ。優勝は逃したとはいえ、全国区に余すところなくその存在感をアピールできたというだけでも十分です。

    それにしても笑い飯はもったいなさすぎる…。2本目のネタに集中しすぎて、1本目をおろそかにしすぎた感じがしますね。まあきっとこれで終わったりはしないでしょう。まだまだ出場機会はあるでしょうし、来年に期待です。

    あららら

    笑い飯、いったいどうしちゃったんでしょうねぇ…。いつもの良さが緊張からか、ほとんどでてなかったように思います。決勝まで残るか、これは微妙ですね。でも南海キャンディーズはほんとによくやってくれた!という感じです。最終決戦が楽しみだー!

    南キャンおもろすぎっ!

    いやー、南海キャンディーズ、あそこまで受けるとは思ってませんでした。これはもしかするともしかするかもしれませんよ。少なくとも決勝には行ってほしいなー。