2008年4月14日

    PC関連もろもろ新調

    メインマシンには以前から起動時にDetecting IDE drices…の表示が出たまま固まるという不具合があり、電源を入れ直せば直るものの、不便を強いられてきました。メーカーにも一度問い合わせをしたのですが、らちが開かず、いっそのことマザーボードを換えてしまおうかと思うようになってきました。そろそろCPUも新調しようと思っていたので、先にマザーボードだけ換えるのも悪くない選択でしたし、最近のマザーボードはFSB333が普通なので、もしかすると今使っているCPUもFSB266→333にオーバークロックできるかもしれないという淡い期待もありました。

    というわけでマザーボードを新調しようと思ったのですが、この不具合があったのでそろそろMSI以外のメーカーにしたいなあと思い、今回はGIGABYTEにしてみることにしました。思えば私が最初に自作したマシンにはGIGABYTEのGA586SGMというマザーボードを使ったのですが、これがSiSのチップセット搭載のじゃじゃ馬で、かなり苦労させられた覚えがあります。それ以来GIGABYTEからは遠ざかっていたのですが、最近の製品はかなり良さげなものが多いので、今回はGA-EP35-DS3というマザーボードをチョイス。1999年に買ったMSIのMS-6163以来ずっとMSIの製品を使い続けてきた私にとっては久々のMSI以外のメーカーだったのですが、それほど違和感を感じることはありませんでした。

    そしてマザーボードを換えるついでに、CPUのオーバークロックを見越してCPUファンとPCケースも換えてしまおうと思いたち、急遽候補を選定することに。まずCPUファンはPentium4の時に購入して愛用していたScytheの「刀」という製品の後継である「刀2」をチョイス。これは二千円台で買える製品の中では静かでよく冷えるのでおすすめです。

    それからファン以上に悩んだのがPCケースです。私は今までAOpenのHX08というフルタワーケースを9年間愛用していて、今度買い換えるときもフルタワーケースにしようとずっと思っていたのですが、最近フルタワーケースは廉価なものが少なくなり、選択肢がほとんどない状態になっています。それから黒いケースが増えているので、私のようにベゼルが白いドライブばかり搭載している人にはなかなか厳しい状況になりつつあります。そんななかで私が選んだのがCoolerMasterCenturion C5 Whiteという製品です。前面がメッシュで見た目的にどうかなあと結構悩んだのですが、実際使ってみるとそれほど違和感はありませんでした。またフロントに8cm、リアに12cmファンが標準搭載されており、クーリングに関しては文句ありません。ただ刀2を装着すると側面のパッシブダクトが干渉するので、ダクトは取り外さざるを得ませんでした。それでも風通しの悪かった以前のケースに比べると、CPU温度が20度ほど下がったので、効果はてきめんでした。

    というわけで心置きなくオーバークロックができる、ということで、まずはFSBを266→400にしてみて、400×7=2.8GHz駆動を目指してみたのですが、これはあえなく撃沈。結局333×7=2.33GHzが常用できる限界のようです。ちょっと寂しい気もしますが、まあこれでも25%ほどオーバークロックできているので、とりあえず次のCPUに換えるまでのつなぎには使えそうです。それ以上にCPU温度が下がったことの方が大きな収穫でした。

    さて、そういうわけでPCケースが余ってしまったのですよね…。ついでにいうとAthlon XP 1700+のマシン一式ももう使わないと思うので、誰か有効活用してくれる人に譲ろうかなあと考えているところです。