2005年3月12日

    第35回NHK上方漫才コンテスト

    昨日は毎年恒例のNHK上方漫才コンテストがありました。去年は日記にも書いたように笑い飯が最優秀賞を取ったのですが、今年は最優秀賞候補と言えるコンビが不在のように思われました。出場8組は登場順に、NON STYLE、南海キャンディーズ、天津、千鳥、つばさ・きよし、なすなかにし、レギュラー、イシバシハザマでしたが、この中で知らなかったのはつばさ・きよしだけでした。
    まず「NON STYLE」は初めて見るネタでしたが、まあいつも通りな展開でした。いつもよりおもしろかったかな。
    「南海キャンディーズ」は一度見たネタだということもありますが、おもしろいのはおもしろいものの、ちょっと不発に終わった感があります。
    「天津」は脳内メイドというとんでもないネタでしたが、かなり笑いました。個人的にはここが最優秀でもいいぐらいだと思ったぐらいです。でもさすがに万人受けはしないでしょうね…。
    「千鳥」は大悟の故郷・北木島のネタで、後半は見たことありましたがおもしろかったなあ。
    「つばさ・きよし」は漫才自体はうまいなぁと感じたものの、NSCではなくぼんちおさむと大木こだまの弟子ということもあるせいか、なんだか漫才が古い印象を持ちました。声のせいもあるのか、斬新さにいまいち欠けた気がします。
    「なすなかにし」は教師ネタで、一度みたことはありましたがおもしろかったです。ただここももう若手って感じではないような気はしますが。
    「レギュラー」はニュースキャスターネタで、これも見たことはあるものの、今回ははじけ具合がかなり良い方向に働いていて、良かったと思います。よく空滑りしている印象があるからなぁ。
    最後に「イシバシハザマ」ですが、ABCお笑い新人グランプリに引き続いて今回もショートコントでした。この2人はすごく好きですが、特に超クール宅配便はかなり笑いました。
    という8組でしたが、なんと最優秀賞を取ったのはレギュラーでした。これは正直言ってびっくりしましたね。確かにおもしろかったですが、NHKが選ぶというのがすごいなぁ。まあ去年も笑い飯を選んでるぐらいですから、このNHK上方漫才コンテストというのは、結構とがった漫才師を発掘してるんじゃないかと思えます。ちなみに優秀賞は千鳥とつばさ・きよしでした。千鳥はともかく、つばさ・きよしはどうかなあと思わないでもないかな。