カテゴリ: お笑い

    おもろかったー

    R-1ぐらんぷり準決勝、おもしろかったですわー。19:30開場予定だったのが30分押しでどうなることかと思ったのですが、なんとか20:15頃スタート。
    トップバッターは名前を聞き逃してしまったのですが山口了かな。ものすごくマニアックな鉄道ネタで、いきなりツボにはまりました。トップであれだけ笑わせてくれるとは思わなかったなぁ。ただめちゃめちゃ関西ローカルネタだったので、他地域の人にはさっぱり理解できないでしょうね。
    そして期待のムーディ勝山は確か3番手での登場。右から左へ受け流すムーディーソングのフルコーラスバージョンを4分で歌いきってくれました。いやーもう笑った笑った。観客の受けも良かったので、決勝に是非行ってほしいですねえ。
    それから若井おさむは、「とにかくレンタルビデオ屋に行ってガンダムのDVDを借りてみてください。そうすれば僕のネタが3倍おもしろくなります」みたいなことを言ってたのにちょっと笑ってしまいました。チュートリアル徳井はやはりヨギータネタでしたが、観客の注目度も高く、良く受けていました。小藪千豊はシスターに扮して教会寄席みたいな設定で、これは見る人によってはやばいのでは…とかちょっと思ったり。いや、おもしろかったですけどね。
    そしてこちらも注目の土肥ポン太は、オールザッツでやっていた「かっこだつけお」の設定で、ビンゴ大会のネタでした。最後意表をつくオチがついて、なかなか考えてるなーという感じでしたね。あとたぶん三歩一(みほいち)だと思うのですが、特に笑いどころもないネタでつまんないなーと思っていたら、最後実はビートルズの「Hello, Goodbye」の歌詞になっていたというびっくりなオチが印象に残っています。
    個人的にびっくりしたのはロリィタ族。が出ていたことでしょうか。名前を見て気づかなかったのですが、エンタの神様でZOXY DOLLとして出ている人じゃあありませんか。なんでも東京からの出場者は彼女だけだったようで、ずいぶん寂しそうにしていました。首振ったあとに、首が痛いーと素が出ていたのがちょっとおもしろかったかな。しかしてっきりどこかの事務所に所属してるのかと思ったら、フリーだったんですねぇ。
    そして最後の方に登場したのが笑い飯哲夫。一体どんなネタで来るんだろうと思ったら、市販のクイズ本を拡大コピーしてつっこむみたいなネタでした。あまりに予想外でびっくりしましたが、途中で台が倒れたりしてもうてんやわんやでした。哲夫らしいネタで私はおもしろかったですが、受けとしては微妙かもしれませんねえ。

    他にもいろいろ書きたいことはあるのですが、きりがないのでこの辺で。須知軍曹も鈴木つかさも中川春団治もなだぎ武もおもしろかったからなあ~。やっぱり準決勝大阪大会が一番充実していると思います。ある意味、決勝よりも。

    R-1ぐらんぷり準決勝!

    今晩は二年ぶりにR-1ぐらんぷりの準決勝大阪大会を見るために、なんばグランド花月まで行ってきます。一昨年見ておもしろかったので去年も行こうと思っていたのですが、用事ができたために断念…。今年こそは行こうとチケット一般発売開始日のお昼に電話予約したのですが、発売開始から2時間しか経ってないのに、もう2階席しか残っていませんでした。一昨年は同じぐらいのタイミングで予約したら1階席の前の方が取れたんですけどねえ。それだけメジャーになってきたのかもしれませんね。

    さて、今日の見所は、笑い飯哲夫、チュートリアル徳井、土肥ポン太、ムーディ勝山あたりかな。特にムーディ勝山は、昨年末のオールザッツで初めて見て思いっきりはまったので、とても楽しみです。

    第28回ABCお笑い新人グランプリ

    今年も新人の登竜門、ABCお笑い新人グランプリの季節がやってきました。今年は10組の実力が伯仲していて、なかなかおもしろい大会だったと思います。

    まず1組目は「ギャロップ」。ギャロップと言えば谷村新司のものまねというイメージだったのですが、それを覆すようにオーソドックスな漫才をやったので、ちょっとびっくりしました。トップバッターだったのでつらかったかもしれませんが、そこそこおもしろかったと思います。
    つづいて「プラスマイナス」。とにかくハイテンションなネタで、出だしからすべってて大丈夫かなあと心配になりましたが、後半結構おもしろくて笑ってしまいました。最後マイク倒したのにはびっくりしたなあ。
    そして次が「鎌鼬(かまいたち)」。彼らは先月の上方お笑い大賞でネタを見たときからおもしろいなあと思っていたのですが、一筋縄ではいかないネタの運び方で、全く先が予想できないおもしろさがありました。
    4組目は「スマイル」。んー、おもしろいことはおもしろかったのですが、ちょっとよしたかのキャラばかり目立って、ネタが空回りしてたかなぁ。
    それから「藤崎マーケット」。オールザッツのネタもわけわからないおもしろさがあって気になっていたのですが、今回もわけわからないばかばかしい感じがとっても良かったです。
    つづいて「銀シャリ」。オーソドックスな漫才でしたが、ちょっと他の組がうまいので、若干かすんでしまったような気がしますね。
    7組目は「いがわゆり蚊」。去年も出場していましたが、結構おもしろかったです。男ってだまされやすい生き物なんだとつくづく思いましたよ(笑)。
    次が「天竺鼠」。なんというか、設定がうまくできてるなあと思いました。最後にまさかあんなオチがあるとは予想しなかったな…。個人的にはかなりお気に入りです。
    そして「恋愛小説家」。初めて名前を聞くコンビでしたが、ふてぶてしい感じのしゃべるアシカがなかなか良かったです。
    そして最後が「田中上阪」。もう1年半ほど彼らを応援していますが、2年続けて出場ということは、それなりに評価されてるということなんでしょう。私はおもしろいと思いましたが、もうちょっと予想しない展開があっても良かったかなあ。

    そういうわけでこの10組の中から残ったのは、プラスマイナス、鎌鼬、いがわゆり蚊でした。田中上阪が残ってほしかったと思うのはファン心理からですが、天竺鼠が残らなかったのはちょっと納得いかないかなあ。最後のネタは、とにかくいがわゆり蚊がだだすべりしてて、ちょっと痛々しかった…。結局最優秀新人賞は鎌鼬が取ったわけですが、最後のネタを見る限りでは順当な感じです。鎌鼬というコンビはほんとに最近まで知らなかったので、まさに彗星のごとく現れたって感じがしますねえ。これからの活躍が楽しみです。

    M-1の後はこれ

    今晩は待ちに待ったオールザッツ漫才の放送がありますよ~。毎年楽しみにしているのですが、今年も夜を徹して見る予定です。これを見られるだけでも関西に住んでて良かった…と思えるものです。今年も田中上阪は出るのかなぁ。あとチュートリアルの凱旋や、藤原紀香と結婚する司会の陣内も気になります。あー、楽しみっ!

    チュートリアルすげえっ

    いやー、ほんとにやってくれましたねっ!事前予想でチュートリアルいち押しだっただけに、うれしさもひとしおです。しかも私が最近の彼らのネタで特におもしろいと思っていた「冷蔵庫」と「ちりんちりんを盗まれた」を両方とも決勝に持ってきたのにびっくりです。もしこの二つのネタをやったらもしかしたら優勝できるんじゃないかと思ってたので、最終決戦で「ちりんちりんを盗まれた」の冒頭部分を聞いたときは思わずにやりとしてしまいました。チュートリアルはすでに関西では一定の地位を築いているコンビですが、ルックスもありますしこれから東京での仕事もきっと増えることと思います。

    そのほかのコンビに関してですが、POISON GIRL BANDは個人的には好きなのですが、トップバッターと言うこともあったのかちょっと不発気味でしたね。フットボールアワーはおもしろいことはおもしろかったのですが、最終決戦は割と見飽きたネタだったので、ちょっと苦しかったかなあ。ザ・プラン9はいつもの感じのネタでしたが、ちょっと爆発力に欠けているように思いました。麒麟はかなりおもしろかったのですが、今一歩及ばずというところでしょうか。個人的には麒麟は相変わらずやるなあと感じたので、まだまだチャンスはあると思います。
    そしてトータルテンボスは油断してましたが、やっぱり彼らはおもしろいですわ。ちょっと見直しました。そして変ホ長調は、去年の準決勝のネタよりはるかにはらわたをえぐるようなやりとりがたまりません。一年でこれだけ腕をあげればそりゃ決勝に残るのも納得です。個人的にはもっと点数高いと思ったんですけどねぇ。で、笑い飯はいったいどうしちゃったんでしょうか。後半1分はなんとか持ち直したものの、ほとんど良いところを見せられずに終わってしまった気がします。やっぱり彼らに4分というのは短すぎるのかなぁ。そして敗者復活のライセンス、彼らのネタはほとんど見たことがなかったのですが、結構おもしろかったです。もうちょっと上位に食い込んだと思ったんだけどなぁ。

    とにかく今回チュートリアルが優勝なのは納得でしたが、他がちょっと物足りない感じがしました。なんだろうこのもやもやは…。もっと全体的にもりあがるのを期待してたんだけどなぁ。でもまあ、年末年始はチュートリアルの他のネタを見倒すぐらいの勢いで行こうと思います。

    M-1グランプリ2006決勝進出者決定

    M-1の決勝進出者が今日発表されました。笑い飯、麒麟、フットボールアワーはまあ予想通りで、トータルテンボス、POISON GIRL BANDも2度目ですから、今回はちょっと新鮮味には欠けるかな、という感じです。特にフットは一度優勝してるしなぁ。今回の注目はアマチュアから初めて決勝に進出した変ホ長調でしょうか。R-1ぐらんぷりでアマチュアながら常連になりつつあるO・D・Aが組んだコンビで、去年のM-1では準決勝まで行っています(準決勝のネタ)。私はR-1の準決勝でO・D・Aのネタを見てきましたが、アマチュアらしからぬ落ち着きぶりです。落ち着きというかふてぶてしさというか…。まあ好き嫌いありそうですが、個人的にはこういうネタは好きです。

    そして今回、ザ・プラン9が初めて決勝進出しているのも特筆すべき点です。コンビ以外での決勝進出は初めてじゃないでしょうか。彼らは大好きですがコントの印象が強いので、漫才でどこまで行けるかは興味深いところです。

    しかし私が今回一番応援しているのは、なんといってもチュートリアルです。去年のバーベキューのネタはもう最高でしたからね。あれ以来とにかく見るネタ見るネタおもしろくて、今一番脂が乗っていると思います。実はもう結成10年経ってしまったと思いこんでいたのですが、まだ8年なんですね。とにかく、今回は彼らに注目です。

    すんげー!見ると学生時代を思い出すなぁ

    なんじゃそら研究会
    なんじゃそりゃ研究会2
    ♪なんじゃ~そりゃ研究会~が懐かしすぎる!というか出てたのが陣内とケンコバだったことすらすっかり忘れてた。

    漫才(ジャリズム)
    ジャリズムの昔の漫才って久しぶりに見たけど、最後爆笑してしまいました。やっぱり全盛時代の彼らはすごいわ。

    バカ田高校
    同じくジャリズムのコント。こういう怪しい人演じたら渡辺の右に出る人はなかなかいないだろうなあ。

    メガネ部
    1・2・3・メガネ!1・2・3・メガネ!1・2・3・メガネ!
    陣内の体つきが貧相だ…(笑)。

    第27回ABCお笑い新人グランプリ

    成人の日のイベントといえばもう一つ、ABCお笑い新人グランプリを忘れるわけにはいきません。他にも新人対象の漫才コンクールはいくつかありますが、ほんとの意味で登竜門と言えるのがこのABCお笑い新人グランプリだと思うからです。去年の日記では「おとなしい感じ」と書きましたが、今年はほんとに白熱したいい大会だったと思います。

    トップバッターは「ベリー・ベリー」。ゲーセンのネタでしたが、ネタとしては発想がおもしろいと思いましたが、爆笑というまでには至らなかったですね。最初というハンデもあったので、仕方ないのかもしれません。個人的には応援したいと思いました。
    次は「ネゴシックス」。去年に引き続いての出場でしたが、ネタ自体はエンタでもやっていたネタだったので、それほど新鮮味はありませんでした。ネゴは結構好きですが、ちょっと押しが弱かったかなという印象です。
    3組目は「天然もろこし」。2年前に見たときは全然おもしろいと思わなかったのですが、今回は予想していたよりはおもしろく見ることができました。
    それから「スーパーZ」。去年の日記では要注目と書きましたが、あの時よりむしろおもしろさが減っている気がしてショックでした。もうちょっとおもしろくなってると期待していたのですが…。
    つづいて「ビタミンS」。実の兄妹コンビですが、なんかほのぼのとした感じでありながら、ネタとして押さえるところは押さえてあって、なかなか侮れないなあと思いました。ボケもツッコミも的確でおもしろかったですよ。
    次に「いがわゆり蚊」ですが、今回一番衝撃を受けたのは彼女のネタです。リップクリームのネタはほんま笑った笑った。彼女はポスト友近の急先鋒かもしれませんねぇ。
    7組目は「とろサーモン」。ここはなんというか、いつものスカシ漫才を展開していました。個人的にはちょっと見飽きた感があるのですが…。とろサーモンって私は普通のコントの方がおもしろいと思います。スカシ漫才で有名になってしまっただけに、ちょっと芸の幅を狭められているようで心配ですね。
    そして次が個人的に応援していた「田中上阪」。美容室ネタでしたが、期待を裏切らないおもしろさで個人的には大満足です。とにかくめっちゃ笑わせてもらいました。特に髪の中にハサミを落とすくだりが良かったなぁ。でも緊張しすぎて上阪のキンキン声がいつにもまして炸裂していました。
    つづいて「にのうらご」。今回最優秀賞争いに食い込むだろうなと予想していたトリオですが、実際おもしろかったです。去年は「3人目の使い方がもっとうまくなれば、きっとはまるんじゃないかと思います」と書いていましたが、実際今年はその3人目(荒牧)の使い方が抜群で、最高でした。
    最後が「日刊ナンセンス」。彼らのネタは初めて見ましたが、ああいうスタイル良いなぁ。ショートコントを重ねるのはイシバシハザマと共通するものがありますが、合間に客席の反応をうかがうというのが新しいと思いました。ちょっと今後注目したいですね。

    そんな10組でしたが、最終決戦に残ったのは、天然もろこし、とろサーモン、にのうらごでした。個人的には天然もろこしよりいがわゆり蚊とか田中上阪の方がおもしろかったと思ったのですが…。そして最終決戦はなぜだか最初のおもしろさが無くて、ちょっとさびしかったように思います。結局最優秀新人賞はとろサーモンが取りましたが、順当なところとはいえ、あのネタで取ったというのがちょっと腑に落ちません。審査員特別賞がネゴシックスだったのはまだわからなくもないですけどね。でもいろいろと要注目のコンビが見られたので満足です。ここからどんなコンビが出てくるんだろうなぁ。とりあえず田中上阪がんばれ!

    同級生の活躍

    正月にテレビを見ていたら、たまたまお笑いコンビの「パラシュート部隊」が出ていました。それで思い出したのですが、背の低い方(斉藤優)は実は中学校の同級生なのです。同じクラスになったことが無かったのでほとんどしゃべったことはないのですが、それでも顔を見たらすぐ思い出しました。以前に中学時代の友人から彼がお笑いをやっていると聞いてはいたのですが、実際にテレビで見るのは初めてだったので、おーがんばってるんやなぁとちょっと感激。なんか結婚して子供ができたそうで、テレビで同級生の近況を知るなんておもしろいなあと思いながら見ていました。正直言ってお笑いの実力の方はちょっと厳しいかなあと思うのですが、遠くから応援しています。

    それにしても私のいた中学校はココリコの二人の母校ですし、お笑いを目指す人が多いのはなんでだろう…。

    M-1の後の楽しみといえば

    そう、今日はオールザッツ漫才の日ですっ!去年も結局明け方5時まで見てしまいましたが、今年もがんばって見ようと思います。とにかく、これが見られるというだけでも関西に住んでいて良かったと思えるのですよね。今年もなにか新たな発見があるといいなあ。田中上阪も出るのかな。
    ちなみに妹も好きなようで、夜を徹して見るそうです。