2011年10月16日

    長崎・佐賀旅行2日目(8/20) その2

    姪浜11:48 – 西唐津12:56(筑肥線・普通西唐津行き)
    ここから先はJR筑肥線に入ります。さっき乗ったのは地下鉄の車両だったのでどんな車両が来るかと思ったのですが、カラーリングこそ派手とはいえ、6両編成の103系でした。JR九州でも103系ってまだ走ってるんだなーと思いながら、人の少ないシートに腰掛けました。姪浜を出て一瞬山の中に入っていきますが、すぐに市街地に戻ってきます。九大学研都市駅あたりは南草津駅のような、郊外に移転した大学キャンパス最寄り駅独特の雰囲気がありました。そして糸島市中心部の筑前前原から先は単線になり、徐々に郊外の風景に。このあたりは玄界灘の海岸線沿いを走っていて、時々見える砂浜がとても綺麗でした。そして唐津駅で乗客がどっと降りていき、終点・西唐津駅で降りる人はわずかでした。この頃から雨がひどくなってきていたので、西唐津駅では写真だけ撮ってすぐに唐津駅にとんぼ返りします。


    ↑西唐津駅の駅標。なかなか年季が入っています。

    西唐津13:06 – 唐津13:09(筑肥線・普通福岡空港行き)
    唐津駅に戻る頃には、幸い雨も小降りになっていました。そろそろお腹が空いてきたので、駅から10分ほど歩いたところにあるお寿司屋さんでお昼ご飯を食べること。その後、まだ時間があったので近くを散策してみました。


    ↑せっかくなので上にぎりを注文。特に穴子が1匹まるごとでおいしかったです。


    ↑唐津市役所前の堀。風情があって良いですねぇ。

    唐津といえば唐津焼が有名なので、途中商店街の焼き物屋さんを冷やかしたりしたのですが、旅行開始早々に割れ物を買ってしまうと扱いに困りそうだったのでやめておきました。その後駅近くの物産展示販売所をのぞいてから、駅に戻ります。

    唐津14:26 – 伊万里15:17(筑肥線・普通伊万里行き)
    ここから先はいよいよ1両の気動車になってしまいます。それほど多くない乗客を乗せて、列車は動き出しました。途中までずっと佐賀方面に向かう唐津線と併走しているのですが、唐津線にある本牟田部駅はこちら側にはなかったりと、全く同一というわけではないようです。そしてこのあたりで唐津線と分かれ、山あいへと入っていきます。そして市街地に出たと思うともう終点の伊万里駅はすぐそこでした。伊万里駅には乗りつぶしのためだけに来たようなものなので、来たのと同じ列車で引き返します。


    ↑唐津駅で撮った伊万里行きの列車。この黄色い気動車に乗るのも久しぶりです。



    ↑伊万里駅の駅標とホームの様子。1面1線の小さな駅でした。

    伊万里15:22 – 唐津16:10(筑肥線・普通唐津行き)
    帰りはどのみち同じ路線だし、と油断していたのでほとんど寝ていた記憶しかありません。唐津に戻り、伊万里に向かう途中で唐津名物に松露饅頭というものがあるという情報を入手していたので、さっきも寄った物産展示販売所で購入して、あわてて駅まで戻ってきました。

    唐津16:24 – 久保田17:20(唐津線・普通佐賀行き)
    今日一体何度目なんだという唐津駅を出発し、今度は唐津線で佐賀方面へ。こちらは2両編成の気動車でしたが、キハ125+キハ47という新旧入り交じった編成で、こんなのもありなのかとびっくり。私はと言えばキハ47側のボックスシートに座り、のんびりと景色を眺めで過ごします。途中、中多久駅がシャカタクっぽい名前だなあとあほな事を考えていましたが、多久市ってこのあたりにあるんですね。そして小城駅で学生がどっと乗ってきて、車内が急ににぎやかになります。小城といえばブラックモンブランで有名な竹下製菓のある街ですが、今回初めて小城を「おぎ」と読むことを知りました。列車は佐賀行きですが、私は乗り換えのため次の久保田駅で下車。


    ↑普通佐賀行き。後ろの車両がキハ47系でした。


    ↑久保田駅の駅標。久保田町は佐賀市と合併したので、佐賀郡久保田町から佐賀市久保田町になり、市の部分にシールが貼られていました。


    ↑久保田駅にて。先に来たのが唐津線折り返しの多久行きだったので、間違えて乗りそうになる人が何人かいました。


    ↑そしてやってきた長崎行き。真っ黒な車体がかっこいい。

    久保田17:32 – 諫早19:38(長崎本線・普通長崎行き)
    長崎行きは2両の電車でしたが、こちらも学生がたくさん乗車していて混雑がすごく、これ2両じゃ少ないだろーと思いながら乗車しました。しかし2駅先の肥前山口駅で大半が下車したので、ここで座ることができました。その先の肥前鹿島駅も割と大きな駅で、この先はずっと有明海の海岸沿いに走っていくのですが、単線なのにばんばん特急が行き交っているせいで、とにかく行き違い・通過待ちが多い!15分停車して上下線の特急を待ち合わせたりするので、時間がかかってしょうがなかったです。そしてようやく諫早駅を目前にした東諫早駅でも6分停車し、もう一駅がんばってくれよ!と思わずにはいられませんでした。結局特急なら約1時間の距離を2時間かけて、ようやく諫早駅に到着。もうあたりはすっかり暗くなっていました。

    諫早駅前は結構人も多く、思っていたよりにぎやかな感じ。今夜はこの街に泊まるので、まずはホテルへと向かいます。5分少々歩いてホテルにチェックインし、さっそく晩ご飯を食べるため外へ。今夜はあらかじめ調べておいた近くの中華料理屋でチャンポンを頂くことにします。


    ↑李花というお店で食べた特製生麺チャンポン(650円)。う、うまい・・・!

    初めて本場で食べた長崎チャンポンは、何が違うのかわかりませんがとにかくうまかったです。スープも薄めに見えてすごくコクがあり、海鮮のうまみも良く出ていました。そして特製生麺というだけあって、麺ももちもち。とにかく全体的においしくて、地元の家族連れの客が多いのもうなずける感じです。チャンポンを堪能し、帰りにコンビニに寄ってホテルへと戻ります。

    明日は島原半島へと向かいますが、それはまた次回。