2010年5月19日

    Radioあぽにぃ 第23回

    隔週水曜日にお届けしていますRadioあぽにぃ、本日22時より放送予定です。
    先週は体調不良でお休みさせていただきましたが、今回はボーマス12での出来事などを、ゲストのヒロトモ君と共にお送りできればと思っています。
    お時間のある方はぜひ!

    放送URL↓
    http://std1.ladio.net:8090/apony.m3u

    掲示板↓
    http://jbbs.livedoor.jp/radio/10104/

    イタリア旅行4日目(8/25) その1

    前日はアドエスのアラームを6時にセットして寝たはずなのですが、なぜか5時にアラームが鳴りたたき起こされました。最初気づかずにまどろんでいたのですが、15分ほどしてやっと1時間早いことに気づき、仕方なく二度寝・・・。まったく、アドエスはドジッ娘かー!(笑)。
    結局6時半頃に再度起床し、シャワーを浴びて朝食をとりにいくことに。

    8時半頃ホテルをチェックアウト。まだ列車までは時間があったので、ホテルに荷物を預けてマントヴァ観光に出発です。まずは昨日休館日だったドゥカーレ宮殿へと向かいます。


    ↑マントヴァ駅はそれほど大きな駅ではありませんでした。


    ↑ドゥカーレ宮殿のあるソルデッロ広場からサンタンドレア教会方面を撮影。リストランテのオープンテラスが見えます。


    ↑ドゥカーレ宮殿南側の庭園。レンガが何とも言えない風格です。

    さて、ソルデッロ広場に着いたので、ドゥカーレ宮殿の入り口を探したのですが、なにやら人だかりができていたのできっとここだろうと思って並んでいると、なんだか違和感を感じます。外国人、それもあんまり観光客には見えない人がならんでいて、中ではなにやら事務手続きをしているっぽいので一体なにかと思ったら、どうやらここは移民局だったようです(笑)。俺は移民じゃねえー!!というわけで再び入り口を探すと、思っていたよりももっと北側にひっそりとありました。ほんとびっくりしたなあ・・・。

    宮殿内部はとても広くて、かつ迷路のように入り組んでいるので、ややこしいことこの上なかったです。何度トラップにひっかかりそうになったことやら(笑)。壁画の立派な部屋などもありましたが、やはり建物好きとしては外から見た宮殿が一番美しかったです。


    ↑ドゥカーレ宮殿の中庭。きれいに手入れされていました。


    ↑こちらは湖側の中庭から宮殿を写したところ。個人的に気に入っている一枚で、自作の動画でも使用しました(笑)。


    ↑同じ場所からもう1枚。この向こう側には道路をへだてて湖が広がっています。


    ↑ここは中庭がとにかく多すぎて、中にいても位置関係が全然わかりませんでした。

    そして最後の最後に出口でも迷ってしまい、ほんとさんざんでした(笑)。結構駆け足で見たつもりだったのですが、それでも2時間ほどかかったので、見学には十分時間に余裕を見た方がいいと思います。その後、ドゥカーレ宮殿の向かい側にあるドゥオーモへ。


    ↑マントヴァのドゥオーモ。横から見ると正面から見るより高さがないのがおもしろい。


    ↑とはいえ、天井はそれなりに高かったです。装飾も見事なものでした。


    ↑祭壇付近はこんな感じ。フレスコ画が見事でした。


    ↑祭壇付近から入り口を振り返ったところ。規模は決して大きくないですが、見所の多い建物でした。

    それから再び湖へ出てみることに。天気がとにかく良くて、すばらしい眺めでしたね。




    ↑サン・ジョルジュ城とドゥカーレ宮殿。すぐ横には湖が広がっています。

    そろそろ列車の時間も近づいてきたので、ホテルへと戻ることにしました。


    ↑街の中心部にあるサンタンドレア教会。修復工事中なのは残念でしたが、厳かな雰囲気でした。ドイツでは祭壇に向かって後方にオルガンがあるイメージだったのですが、イタリアの教会は前方にオルガンがあるところが多かったような気がします。


    ↑裏通りは人通りがあまりない割には落書きもなく、落ち着いた印象。

    ホテルに戻り、預けていたスーツケースを受け取ります。預かってもらったのでチップを渡そうとしたのですが、笑顔で断られました。なんていい人だー。いや、ただ単に貧乏旅行の学生に見られたのかもしれませんが(日本人が実年齢より若く見られるというのは本当です)。ほんと、マントヴァの街はきれいだし、いい人が多くて、とても素敵な街でした!

    スーツケースをがらがらさせて、ホテルの向かいにある駅へ。ここからICに乗ってボローニャを目指します。列車はまだ到着していなかったのですが、停車時間が3分しかないので、待つ場所を間違えると大変な目に遭いそうでした。私は一等車に乗るつもりだったのですが、案内板に”1a classe in coda”と書いてあるのを発見。1aとはprima(一番の)の意味なので、一等車はcodaにあるってことだろうな-、そういえば曲の最後の部分をcodaって言ったから、たぶんcodaは最後尾ってことじゃないだろうか、ということで、最後尾付近で待てば良いと判明しました。しかしここで一つ問題が!…一体列車はどっち方向から入線するんだろう(笑)。まあおそらく北方向からだろう、とヤマをはり、待っていたらちゃんとそちらから列車が来たので、ほっと一安心です。


    ↑マントヴァ駅の列車案内板。左が発車時刻、右が到着時刻です。中にはBUS(バス)なんて表示もあって、列車といっしょくたになっているのがおもしろいですね。



    ↑駅に停車中の列車。ダブルデッカーも乗ってみたかったですね。


    ↑ホームにある列車案内板。私の乗るLecce行き列車は左側の2番線から発車です。


    ↑というわけで列車が到着しました。編成が長いので、待つ場所を間違えていたらほんとに大変なことになっていたと思います。

    12:05、列車は定刻通り発車。この旅初めての一等車だったので、セレブ気分でゆったりできるかなと思ったら、6人用のコンパートメントはすでに人でいっぱいで、逆にせせこましかったです。荷物もすでに荷棚は他の人の荷物で埋まっており、仕方なく足下に置くことに。車両もそこまできれいって感じではなかったですが、エアコンが効いていることだけが救いでした。乗ってすぐ隣の人に、どこまで行くんだ?と聞かれたのですが、そんなに不審だったかなぁ?(笑)。まあ他に日本人の姿なんて全然なかったので、目立ったのかもしれません。

    ここからボローニャまでは約1時間の旅です。途中うつらうつらしたりしていると、あっという間に到着しました。さすがにICなので、車内アナウンスもきちんとしていました。ボローニャ中央駅着は13:15予定でしたが、若干遅れて到着。私の他にも降りる人は結構たくさんいました。

    さて、ここからはボローニャ市内を観光して美食の都の食事に舌鼓を打つわけですが、それはまた次回。