2009年9月27日

    道東・道北の旅5日目(8/24) その2

    カムイワッカ湯の滝を出たバスは、定刻から少々遅れて14時少し前にウトロバスターミナルに到着。ここから斜里バスターミナルに行くバスの時間まではまだ30分ほどあったので、近くを少し散策した後、去年出来たばかりという道の駅「うとろ・シリエトク」へ。おみやげを物色し、こけももタルトを購入して再びバスターミナルに戻ります。


    ↑ウトロにはえぞ鹿角博物館なるお店がありました。店内シカの角だらけ。

    バスターミナルでは、窓口のおばちゃんと旅行で来てるらしい若い男性がしゃべっていたのですが、男性の方はここから羅臼に行って働けるところがないかと聞いていたので、たぶんバイトしながら北海道を回ってるんでしょうね。そういう旅もうらやましいなぁ。おばちゃんも若い頃は北海道中を旅行したけど、やっぱりウトロが一番良いと言っていて、なんだか聞いててほのぼのしました。冬は歩いてフレペの滝まで行くけどその景色がすごいと言っていて、私も見てみたくなりました。めっちゃ寒いでしょうけどねぇ・・・。

    ウトロ温泉ターミナル14:20 – 斜里バスターミナル15:10(斜里バス知床線・斜里バスターミナル行き)

    というわけで再びバスに乗り、斜里バスターミナルに戻ります。このバスは行きと違って普通の路線バスなので途中の観光案内などは全く無く、乗客も地元の人がちらほらいるような感じでした。

    知床斜里15:20 – 網走16:07(釧網本線・普通網走行き)

    斜里からはJRに乗り換え、網走まで行きます。ほんとは今日行くつもりではなかったのですが、前日いろいろ考えた結果、急遽予定を変更することにしたのです。18きっぷを使うのはもったいないので、普通に切符を買って乗りました。この区間は途中オホーツク海沿いに線路が続いており、雪の多い季節には絵になる景色なんだろうなぁ。途中の原生花園駅では観光客がたくさん来ており、写真を撮られまくりました(笑)。次の北浜駅には停車場という鉄道ファンには有名な喫茶店があり、時間があれば立ち寄ってみたかったのですが、ちょっと無理でした・・・。

    網走駅前16:20 – 天都山入口16:25(網走バス美幌線・美幌駅前行き)

    網走駅では駅近くのおみやげ屋でおみやげを買った後、天都山入口というところまでバスに乗り、天都山を10分ほど上ったところにある「博物館 網走監獄」に向かいます。網走に行くなら絶対ここには立ち寄りたいと思っていた場所なのですが、閉館が18時だったので、途中からは駆け足で展示を見ていきました。もっとゆっくり見たかったんですけどねー。


    ↑博物館 網走監獄の正門。なんというか、少し威圧感があります。


    ↑網走監獄といえばニポポ人形ですが・・・でけぇ!


    ↑釧路地方裁判所 網走支部の門と建物が移築復原されています。内部には法廷が再現されていて、なかなか興味深かったです。



    ↑網走監獄のメイン、五翼放射状舎房。入口から放射状に獄舎が続いており、少人数でも監視しやすい配置なのだとか。やはり独特の寒々しい雰囲気がありました。あと看守の人形がリアルで、結構びくっとします(笑)。

    ほかにも監獄食体験みたいなのもあったのですが、時間が合いませんでした。そんなで網走監獄を出たのが17:55だったのですが、帰りのバスまで6分しかなかったので、あわてて天都山を駆け下りました。

    天都山入口18:01 – 網走駅前18:06(網走バス美幌線・網走バスターミナル行き)

    バスにはなんとかぎりぎり間に合い事なきを得ました。バスで5分の距離とはいえ、歩くと30分以上かかりそうでしたからねぇ。しかし帰りの列車は18:50発だったので、駅でしばらく待ちます。

    網走18:50 – 知床斜里19:36(釧網本線・普通釧路行き)

    もう日も傾きかけていたので、車内ではうとうとしていました。通路はさんで隣に座っていた男性が、ざるそば食べながら赤ワインラッパ飲みしてるのがすごいインパクトがあったなぁ(笑)。知床斜里駅では、結構車で迎えにきてる人が多かったです。

    ホテルに一旦荷物を置き、晩ご飯を食べに出ます。どこにしようかと悩んだのですが、近くの料理屋さんへ。しかしここが失敗で、まずくはないのですが、ありきたりな料理な割に高くてすごく損した気分でした・・・。


    ↑晩ご飯ですが、これで飲み物込みで2500円は高かったなぁ。日本酒は釧路の「咲楽(さくら)」という地酒ですが、まあまあの味でした。

    帰りがけにセイコーマートに寄ってお菓子を買ってホテルに戻ったのですが、セイコーマートって野菜が置いてあったりチラシ配って安売りしていたりするので、コンビニというよりスーパーに近いのかな、と思いました。だとすると北海道の地方都市にもセイコーマートが普通に存在する理由がなんとなくわかってきます。そんな事を考えながらホテルに戻り、就寝。

    明日は一気に北海道の西端まで向かうのですが、それはまた次回。