2007年9月26日

    いざ後川へ

    GPS-CS1Kを買ったから、というわけではないのですが、阪急バス80周年記念のバス全線1日乗車券(600円)を入手していたので、これを使って9/20に一日阪急バスを乗り倒してきました。今回たどったルートは、このマップをご覧ください。

    城山町8:38 – 豊中8:47(阪北線160系統・大阪空港行き)
    いきなり乗り遅れそうになってやばかったのですが、なんとか間に合いました。まずは豊中駅へ。

    豊中9:00 – 阪急伊丹9:28(岡町線82系統・阪急伊丹行き)
    この系統は昔からありますが、いつの間にかダイヤモンドシティを経由するようになっていました。ただし土日祝日は本数が激減するので要注意です。

    阪急伊丹9:38 – 川西バスターミナル10:22(桃源台線62系統・川西バスターミナル行き)
    ここからは初めて乗る路線です。途中住宅街に入るのですが、車がすれ違うのも厳しいぐらい細い道だったのでびっくりしました。それからこの日は途中の道で工事をしていて、片側交互通行になっていたため、とても時間がかかってしまいました…。普段なら30分かからないぐらいだと思います。

    川西バスターミナル10:41 – 日生中央11:23(猪名川パークタウン線6系統・日生中央行き)
    実は日生中央に行くのは生まれて初めてです。途中清和台やつつじが丘、パークタウンと言ったニュータウンを通るのですが、所々に昔ながらの民家が残っているあたりがおもしろいですね。ニュータウンといっても一軒家が多くて、落ち着いた町並みでした。

    20070926_1.jpg
    ↑日生中央駅前

    日生中央12:25 – 後川13:09(杉生線41系統・後川行き)
    日生中央で軽くお昼ご飯を食べ、いよいよ今回の旅最大の目的である後川(しつかわ)行きに乗ります。なぜ後川に行きたかったかというと、なんとなく阪急バスの最果てというイメージがあったのと、後川からは神姫バスに乗り換えることができるので、同じバスで引き返してこなくても良かったからです。途中の停留所数も30を越え、普通に乗ると片道運賃が750円なので、ここだけで元が取れた計算になります。バスはほとんどの区間、猪名川町内を走ってるのですが、猪名川町って広いんだなあと実感しました。途中は思っていたよりは民家も多くて、結構乗客もいたのですが、杉生を過ぎた頃には乗客もいなくなり、山道に入って抜けたところが終点の後川でした。ちなみにもうここは篠山市です。ずいぶん遠くまできたもんだ…。降りるときには阪急バスでは見たこともないような運賃表の埋まり方をしていました。

    20070926_2.jpg

    20070926_3.jpg

    後川ではあたりを散策したり、写真を撮ったり、おみやげに丹波黒豆の枝豆を1kg500円で買ったりしました。枝豆は家に帰って食べましたが、やっぱりうまいっすね~。

    20070926_4.jpg
    ↑後川の風景

    20070926_5.jpg
    ↑コスモスの花がとても綺麗でした

    後川上14:09 – 小柿14:24(神姫バス・小柿行き)
    ここからは神姫バスに乗るので、別運賃です。乗客が私一人だけだったせいか、写真を撮っていたのに気づいた運転手さんが話しかけてきました。こんなとこまでわざわざ乗りにくるなんてよほどのバス好きだと思われたみたいですね(笑)。途中いろいろと案内してくれたので、おもしろかったです。バスは山道をずっと下りて行き、山を下りきったところに終点の小柿バス停がありました。

    20070926_6.jpg
    ↑バスに乗り遅れるとやばかったので、ちょっとミスってしまいました

    小柿14:25 – 三田駅15:01(神姫バス・三田駅行き)
    小柿では三田駅行きに連絡しているので、ここでちょっと大きなバスに乗り換えます。ちょっと疲れていたので途中うとうとしていたのですが、気づいたらいつの間にか町中に出ていました。そして三田駅に到着。

    三田からは有馬温泉行きの阪急バスが出ているので本当はそれに乗る予定だったのですが、バスは約5分前に発車したところで、次のバスは1時間半後だったので、乗るのをあきらめることにしました。この先どうしようとちょっと悩んだのですが、せっかくなので神戸電鉄に乗って有馬温泉を目指すことに。

    三田15:23 – 有馬口15:43(神戸電鉄三田線(準急)・新開地行き)
    有馬口15:49 – 有馬温泉15:53(神戸電鉄有馬線(普通)・有馬温泉行き)
    神鉄に乗るのは約5年ぶりです。前回は新開地からウッディタウン中央まで乗ったのですが、有馬線に乗るのは今回が初めてになります。神鉄は阪急のグループ会社ということもあり、最近の車両の内装は阪急にそっくりです。有馬口から有馬線に乗り換えだったのですが、神戸方面からたくさんの人が乗ってきて、改めて有馬温泉の人気を感じました。

    20070926_7.jpg

    そして有馬温泉に着いたのは良いのですが、個人的には有馬サイダーさえ飲めれば満足だったので、駅前の酒屋さんで有馬サイダーを買って、さっさと帰ることにしました(おい)。有馬サイダーはやや炭酸がきつめで(お風呂上がりに飲んだときの爽快感をねらっているとか)、なかなかおいしかったです。

    有馬駅前15:55 – 宝塚16:35(有馬線58系統・宝塚行き)
    バスが若干遅れていたので、なんとか乗ることができました。サイダーはまだ飲みきっていなかったので、車内でぐびぐび(こら)。思っていたよりたくさん乗客がいたので、ちょっとびっくりしました。途中、生瀬に出るまではひたすら山道が続きますが、特に蓬莱峡あたりの荒涼とした景色はまさに奇景と言っていいでしょう。

    20070926_8.jpg

    宝塚到着後はさらにバスで西宮北口を目指す予定だったのですが、途中乗る予定だったバスはもう早々と今日の営業を終了してしまっていることに気づき、仕方ないので阪急今津線で甲東園まで向かうことにしました。

    宝塚16:56 – 甲東園17:06(阪急今津線(普通)・西宮北口行き)
    今津線も滅多に乗らない路線なので、なんだか新鮮でした。ファミリーランドが無くなってから乗るのは初めてだったので、跡地にマンションが建っているのを見て、なんだか複雑な気分に…。

    甲東園17:10 – 西宮北口17:45(西宮市内線22系統・朝凪町行き)
    バス停に着くとなにやらすごい行列ができていました。どうやらバスが少し遅れている様子。それでも始発の停留所だったため、なんとか座ることができました。甲東園を出るとバスはいきなり住宅街の中に入り、どんどん坂を上り始めました。途中山道のようなところを人がたくさん歩いていたので、一体なんなんだここは…と思ったのですが、坂を上り切ったところに関西学院大学があるのを見て、ああ、それでなのか、と納得しました。しかしこのあたりも道が細いので、バスが通るのがとても大変そうでした。

    西宮北口からは一日一便だけ豊中行きのバスがあるので、それに乗って帰ることにします。ただバスの発車が18:30だったので、しばらく駅前をぶらぶらして過ごしました。

    西宮北口18:30 – 豊中19:28(豊中西宮線97系統・豊中行き)
    この路線に乗るのは初めてだと思っていたのですが、乗ってるうちに既視感を覚えたので、もしかすると石橋に行く系統には乗ったことがあるのかもしれません。バスはひたすら国道171号線を東に進み、石橋阪大下の交差点から176号線に入って豊中へと向かいます。約1時間の行程ですが、これだけ乗っても250円なので、電車より20円安いのです。まあかかる時間を考えたら普通は電車を選ぶと思いますけどね。

    豊中19:41 – 城山町19:52(阪北線13系統・日出町行き)
    長かったバス旅もこれで終わりです。さすがにしばらくバスはいいかな(笑)。でもバスで行ってみたい場所は他にもあるので、次回に続く…かも。