南ドイツ・オーストリアの旅8日目(8/24) その2

ドク・ツェントルムを出て、ドゥッツェンタイヒという池の周りをぐるっと回ります。ここは市民の憩いの場となっていて、本を読んだり、昼寝をしたりする人が多かったです。すぐ横には移動式遊園地があって、たくさんの家族連れで賑わっていました。


↑ドク・ツェントルムのすぐ横にある移動式遊園地。さっきまでの戦争の記憶が嘘のように平和な空間でした。


↑池の対岸から眺めたドク・ツェントルム。ローマの古代建築っぽい雰囲気があります。


↑そしてここが、ヒトラーが演説したというツェッペリンフェルト。上ではバレエダンサーっぽい人たちが練習していました。


↑かつてのツェッペリンフェルト。てっぺんにナチ党のマークがあったようです。


↑ヒトラーが演説台から見た景色もこんな感じだったのでしょうか。いろいろと考えてしまいます。Wikipediaにはかつての写真が残されています。


↑演説台の反対側。ここから階段を上ると先ほどの広大な敷地に入ります。ここでは今でも野外ロックフェスなどが開かれています。

ちなみにツェッペリンフェルトという名前は、あのツェッペリン飛行船がここから離着陸していたことから、名付けられたようです。帰りは再びドゥッツェンタイヒの周りを歩きました。


↑別の角度からドク・ツェントルムをもう一枚。このあたりは鳥がとても多かったです。


↑特にカモは人に慣れているのか、パンをあげるとわらわらと大挙して陸に上がってきていました。

ドク・ツェントルムはトラムT6の終点なのですが、ここからT9が別経路を通って中央駅までつながっているので、帰りはそちらに乗ることにします。中心部に戻り、最後にニュルンベルクソーセージを食べ収めることにしました。同じ店にするのも芸が無いので、ブラートヴルストハウスというお店で食べることに。


↑ニュルンベルクソーセージと黒ビール。ここの店もおいしかったですが、やはり2日前に食べたブラートヴルスト・ホイスレの方が味は上でした。

食べ終わってから、預けていた荷物を受け取るためホテルに戻ります。それから近くのスーパーでさらにチーズを買い、Opernhaus駅から地下鉄に乗りました。


↑ホテル近くにあるオペラハウス。立派な外観です。

ここからは地下鉄U2に乗れば空港まで1本で行くことができます。昼間でも10分に1本走っていますし、空港まで15分ぐらいで行けるのでアクセスは抜群です。この区間はずっと地下を走っていましたが、外光が差し込む駅が多く、とても開放感がありました。


↑地下鉄の先頭車両。無人運転なので眺めは抜群です。


↑空港駅の構内。空港アクセスにしては2両編成と短編成ですし、駅もそれっぽい感じが全くしませんでしたが、エスカレーターを上がるとすぐ目の前が空港でした。

チェックインは済ませていたので、荷物を詰め替えて預けることに。いつものことなのですが、なぜか今回に限って途中乗り継ぎのイスタンブールでは受け取れないと念を押されました。その後保安検査場に向かいましたが。思ったより時間がかかってしまい、搭乗開始時間を過ぎてしまいました。そして何も持ってないのに金属探知機にも引っかかってしまい、いろいろ調べられる羽目に。何も持っていないことがわかるとにこやかに解放してくれましたが、ほんと心臓に悪いわ・・・。

その後搭乗ゲートに向かうと、幸いまだ搭乗は始まっていませんでした。特に問題なく機体に乗り込み、定刻の18:35頃にテイクオフ。ここからは2時間40分ほどのフライトです。しばらくすると機内食が出てきました。


↑夜の便なので、機内食もわりとしっかりした物が出てきました。せっかくなのでトルコビールのEFESをいただきます。

イスタンブール到着は22時過ぎでしたが、着陸前に見えた夜景がとてもきれいでした。そして着陸した後の拍手がいつもよりすごくてびっくり。これ、日本人はまずやらないのでとても不思議に思えます。

イスタンブールでの乗り継ぎは2時間半ほどあるので、とりあえず長時間のフライトに備えて歩き回ることに。機内に持ち込むスポーツドリンクが買いたかったのですが、見当たらなかったので仕方なく缶入りピーチティーを購入。なかなかの甘さでした。

歩くのにも飽きてきたので、しばらくKindleで読書をして過ごします。しばらくすると搭乗ゲートの案内が表示されましたが、前回と違って今回はボーディングブリッジからの搭乗ではなく、バス連絡のようです。しかし搭乗開始時間を過ぎてもなかなか搭乗開始せず、結局そのまま30分近く経過。その後やっとバスに乗り、機体へと向かうことができました。バス連絡だと座席が後ろの方でも後方から乗り込むことができるのは良いですね。

座席に座り、出発を待ちますがなにやらすでに格納した荷物に問題があったようで、中からスーツケースを2個取り出していました。結局このトラブルの影響で、定刻00:50から20分ほど遅れて出発。早寝が続いていたせいもあってもう眠気がMAXで、機内食のメニューや税関申告書が配られたことにも気付かないまま寝てしまっていました。その後2時前ぐらいになって、ようやく1回目の機内食が出てきました。


↑1回目の機内食。トルコ風ハンバーグがおいしかったですが、疲れていたのでお酒はやめてチェリージュースにしました。

食べ終わり、食後に紅茶をもらったらもう2時を過ぎていました。再び眠りにつくとそこからは途中何度か目覚めたりはしたものの、ずっと寝続けていました。気付いたらもう到着2時間前になっており、2回目の機内食が出てきます。


↑2回目の機内食は鶏ムネ肉のグリルでした。今度は赤ワインを一緒にいただきます。しかしきゅうりとトマトどんだけ食わすんだ・・・というメニュー構成ですね。

そして長旅の末に関空に無事到着。どうやら直前まで大雨だったようで、地面はぬれていましたが、もう雨は上がっていました。しかしそのせいで鉄道は遅れまくっていて、関西空港駅からの関空快速がなかなか発車しません。途中駅でも時間調整で停車しまくり、いつもの1.5倍ぐらい時間がかかってしまいました。こんなことなら南海に乗っておくんだった・・・。

というわけで南ドイツ・オーストリアの旅はこれで終わりです。次回はアルザス・リヨンの旅編をお送りいたします。


↑おまけ。最後にスーパーで買ったTI製の電卓です。日本でTIの電卓って滅多に見かけないので、珍しくてつい購入。

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